2008年6月4日水曜日

「を」ってがんばってますよね。誰も見向きもしてくれないのに。でも、「を」がなかったら日本語は随分使いずらくなるでしょうね。

「君を愛している」なんて告白するとき、「を」がなかったら、愛していると言いたい相手がはっきりしなくなっちゃう。

どう発音しています? うぉっと読んでいる人が多いと思いますがも「お」との区別は無いようですよ。「を」とひらがなで書いた場合は、「遠」の草体。カタカナで「ヲ」と書いた場合は「乎」の変形だそうです。

でも、「せざるを得ない」「やむを得ない」と言うときには、絶対に「を」でなければならないわけで、意外と存在感がありますよね。眞鍋かをりも「かおり」じゃありません。

何気なく使っていますが、外国人が日本語を勉強するときに一番難しいのは、こういう助詞の使い方でしょう、。無意識に使い分けることが出来るようになった日本人は、けっこうすごいかも・・・