2008年7月8日火曜日

今度の日曜は公会堂でお勉強

都筑区医師会の整形外科医の集まりを、都筑区整形外科医会といいます。さて、今までに数回都筑区公会堂で一般向けの講演会をやってきました。

今度の日曜日はその第4回。メインの講師は東海大学病院整形外科教授の持田譲治先生です。持田先生は・・・いや、あえてモッチは、と言わせてもらいます。もう20数年前、自分が医者になって東海大学病院の研修医になった年に慶応義塾大学病院から赴任してきました。

そのころから日本の脊椎外科の急先鋒で、椎間板ヘルニアを針を皮膚から刺して小さな傷で手術する経皮的手術のパイオニアの一人でした。大学の中でもそのアカデミニズムが群を抜いていて、椎間板の軟骨の試験管内再生の実験などはまさに世界をリードするものだったと思います。

自分は関節外科を選んだので、直接指導を受けることはあまりありませんでしたが、今や日本の脊椎外科の中では屈指の名医として、モッチと呼べることは誇りに思うわけです。

さて、そのモッチがわざわざ都筑区のために来てくれるというのは、大変すばらしいことです。本当に忙しい先生ですから、なかなか一般向けの講演会などに時間を割いていただけるということは希有のことなのです。時間のある方は、是非ご来場ください。

さてもう一人の講師は昭和大学横浜市北部病院の川崎恵吉先生。川崎先生は、自分と同じ手の外科を専門にしていて、対応は早くて的確。なかなか頼りになる先生です。川崎先生の演題は小児と高齢者の手の周辺の骨折。高齢者の方も、小さなお子さんをお持ちのお母さんも、是非お聞きいただきたい内容です。

一応、前座で自分もリウマチの話をさせていただきますが、無料の会なので是非お集まりいただきたいと思います。