2008年9月5日金曜日

ソルトレーク

もう、随分と昔のことになりますが、自分は今までアメリカ本土へ一度だけ行った事があります。

もういつのことだか忘れました。写真を見ると・・・少なくとも10年以上まえのクリスマス直前のことです。

成田から一路ロサンジェルスへ。ただし、そこではすぐに国内線に乗り換えてユタ州へ向かいました。

ユタ州はモルモン教の総本山。アメリカ東海岸から、清教徒の集団が命をかけてたどり着いた場所として有名です。ソルトレークが中心の町で2002年に冬季オリンピックが開催されたことは、記憶に新しい。

さて、飛行機から降りると、すぐに迎えのワンボックスカーに乗って、山の中へどんどん上がって行き、到着したところはStein Eriksen Lodge。ノルウエーのスキーヤーであるStein Eriksenが建てた高級スキーリゾートなのです。

目的は、骨折治療の研究会。勉強ですよ、勉強。実は骨折治療機器をいろいろ販売しているメーカー主催で、日本からは10人くらいが招待されたのですが、運よくその一人になったというわけ。

朝5時半に起床。6時からMorning session開始。日本である普通の学会とは違い缶詰状態ですから、参加しないわけにはいきません。そして昼に研究会は終了。午後は・・・何にもスケジュールはありません。

と、いうことは山の中ですから。しかも、12月真っ只中ですから。スキー以外ないでしょう。道具をそろえてすぐそこのスキー場へ。そして暗くなると戻ってディナー。翌朝はまた5時半に起床・・・の繰り返し。

そんなことを数日やって、さすがに日本人グループは最後の夜くらい山を降りてパークシティに遊びにいこうということになりました。町はクリスマスのイルミネーションがすごい。ソルトレークのクリスマスイルミネーションは、その手の飾りの元祖みたいなものらしいですね。町中がきらきらに光り輝いていました。そして居酒屋でとばーっと飲んで戻りました。

ですから、アメリカらしいところは、行きと帰りのロサンジエルス空港にいた数時間だけだったのです。後はガーラ湯沢に泊まっているのとたいして変わりありませんでした。まぁ、ただでいけただけでもラッキーなことなので、特に文句はありませんが。