2008年11月15日土曜日

マガジン in クリニック

インターネットが普及して、いろいろな情報が手軽に手に入るようになりました。何が変わったって、一番の変化は雑誌を買わなくなったこと。

それまでは、その時々に興味のあることに関係した雑誌を月に数冊以上は購入したいたと思います。高校生のときは、音楽の雑誌、たとえばMUSIC LIFEとかSWING JOURNALなどとトランジスタ技術のような電子工作関係のもの。

大学ではTENNIS CLASSIC。医者になってからは、しばらく雑誌を見ている暇はありませんでした。そうこうしているうちにインターネットです。開業してからは、逆にクリニックに置くために、いくつかの雑誌を買うようになりました。

しかし、比較的混んでいることの少ないうちのクリニックでは、患者さんが待合室で雑誌を眺める余裕は与えません。どれにしようかな、と考えているうちに診察室に呼んでしまいます。

今、レギュラーでそろえているのは「サライ」と「Saita」「Very」の3種類です。準レギュラーが「Number」「TARZAN」「STORY」など。

女性誌はとにかく重い。リウマチ患者さんで、手が不自由な方が持つにはつらい。クリニックですから健康志向。いわゆる週間女性誌のようなゴシップは受けるのでしょうが、やはり品がありません。

去年は「クロワッサン」をそろえていましたが、1年経つと話題が同じなんですよね。Numberもサッカー関連の特集が多すぎるので、時々間引いています。

おいている単行本は、多少自分の趣味の世界。これは、きっと誰も手にはとらないだろうなと思います。でも、このクリニックはこんなところだということを知ってもらう目安の一つにはなっているのではないでしょうか。

マンガはコンビニ本が中心ですが、小さいお子さん向けのものと、大人が懐かしいと思うようなものが並んでいます。患者さんは、絶えず変わっていくので、あまり変える必要はないように思います。

でも、たまたままた受診することになったりした時に、いつも同じでは申し訳ないので、数ヶ月間に数冊程度はあちらしくBook Offで調達してくるわけです。

そろそろ来年の雑誌をどうするかも考え始めるのも、1年が大詰めになってきている実感する出来事の一つです。