クリニックの2017年夏季休診のお知らせ

① 8月14日(月) ~ 8月16日(水)

② 9月21日(木) ~ 9月25日(月)

2回に分けて休診いたします。ご注意ください。

2009年12月31日木曜日

2009年大晦日

いやぁ~、とんでもない大晦日でした。

今日はクリニックは午前中だけ、11時半までの受付でした。ところが、受付の電話は問い合わせで鳴りっぱなし、11時半の時点で45人の来院で、そのうち初診が26人。

こりゃ、もうどうにもならない。初診は急いだって一人10分はかかりますから、この初診の患者さんを診るだけでも、軽く4時間以上はかかるわけです。

中には骨折ありでギプスを巻いたり、ぎっくり腰で歩けない人が混ざっていると時間はいくらでもかかってしまいます。結局、2時過ぎまでかかってやっと終了。とにかく疲れました。

家族総出でクリニックを開けるといっても、今年は多少の不安があったので、受付スタッフの一人に無理を言って出てもらったのですが、これは正解でした。これだけの初診の受付はなかなかさばける物ではありません。

やはり、近所の都筑区の患者さんは少なくて、緑区・港北区・青葉区・高津区(川崎市)などの周辺地域からが多いようでしたが、中にはかなり離れた神奈川区・西区などからわざわざ来院した方もいました。

さすがに、最大の待ち時間が2時間を超えてしまいましたが、患者さんは誰も帰らず、クレームをつける方も一人もいません。診察に呼ぶと何人かからは「こんな時に来てすみません」と逆に謝られてしまうのでした。

いつもよりは多少は説明などははしょって短めにはしましたが、一人一人の方に安心して新年を迎えてもらえるようにがんばったつもりですが、大丈夫だったでしょうか。あちこち痛いところがあって「寝正月」になるのは楽しいものではありませんが、ちょっと我慢しておとなしくしていてください。

その後は、そば屋さんに行って早めの年越し蕎麦を食べて、我が家は2009年を終了としました。元旦からまた当直に出るので、今夜の夕飯は多少豪華に「正月」気分としたいと思います。

まぁ、総じて2009年は悪い年ではありませんでした。もちろん、がっかりすることもありましたが、それだけ2010年はもっといいことがあると信じていきましょう。

それでは、皆様よいお年をお迎えください。

2009年12月30日水曜日

あと1日~大晦日診療

日本ではだいたい12月28日に御用納め、29日から正月三が日まで年末・年始の休みというのが一般的でしょう。

年によって日曜日の入り具合によって、多少ずれたりするわけですが、今年の場合は1月4日が月曜日ですから、やはり4日から仕事始めというのが素直な感じがします。

今年は12月28日が月曜日で、週が明けて1日だけが残ってしまいました。これは中途半端で、事実上前の週で気持ち的には1年が終了というところではないでしょうか。

実際、患者さんの来院の具合はどうかというと、28日月曜日はまぁ普通の感じでした。29日火曜日は午前中はまったくの閑。休みに入って天気も良かったので、皆さん掃除で忙しいという感じでした。

ところが午後からは一気に患者さんが来院し、かなりあたふたして疲れたのですが、暗くなった午後6時以降はぱったり。どうしたことでしょう。7時にクリニックを閉めて表に出てみると、普段平日に混むことがない近くのスーパーの駐車場が渋滞です。

今日の30日は普段の2/3暗いの患者さんの数で、特にピークは無く比較的まったりとした1日でした。でも、昨日と同じで暗くなると患者さんはぱったりで、スーパーの駐車場は渋滞。

開業する前に先に開業した友人たちと飲み会をした時、年末は長くやるもんじゃないと言われました。年末は患者さんは来ないし、難しい患者さんが遠くから来たりしてかえって大変だと言うのです。

なるほどもっともだろうと思いましたが、結局自分が開業すると毎年大晦日までやっている自分がいるわけです。

自宅ではなくビル診療をしていると、休みでも毎日数万円の賃貸料が発生してるわけで、人件費も含めて考えれば30人くらいの患者さんが来院してくれれば開けていた方がいいということになります。

去年は大晦日午前中で約30人の患者さんが来院しました。初診の方が多いので、診察は大変ですがそのかわり患者単価も上がるので、コストパフォーマンスは悪くありませんでした。

それに、毎年大晦日はうちの家族総出で手伝ってくれるので、一家の恒例行事としても意味があるように思います。

そんなわけで、明日は1年の締めくくりでがんばりたいと思います。そして、当分の間はこんな大晦日を続けることになるんでしょうね。

2009年12月29日火曜日

2009年決算 Part2

今年は医療関係ではいろいろなことがありましたが、それをここで繰り返してもしょうがない。とにかく大変でした。勤務医も開業医も、いろいろな状況で厳しい年を過ごしたわけで、来年からは何かが変わって欲しいという気持ちがあります。

それはさておき、クリニックでは少しでも患者さんに楽しんでもらおうといろいろな工夫を凝らしているのですが、昨年までは受付の季節の飾り物、めだか、ベランダ菜園などが主な物でした。

ベランダ菜園については、今年は初夏に日照がふるわずいまいち。ピーマン、ミニトマト、水菜などを栽培しましたが、あまり収穫できませんでした。

一番力を入れたのが熱帯魚飼育と海水魚飼育だったかもしれません。めだかがしだいに減ってしまい最後の一匹になったので、思い切って熱帯魚にバージョンアップしようと思い立ったのがきっかけでした。

最初は不思議な病気でバタバタしましたが、1ヶ月程度で淡水魚水槽は落ち着いて、これはほとんど手間がかかりません。強いて言うなら水草についてやってきた貝の「無限増殖」にはうんざりで、取り除いてもきりがありません。

一方の海水魚水槽は、たびたび書いてきたように、トラブルの連続ですのでもう管理が大変です。そもそも熱帯魚に手を出すなら、色的にも楽しい海水魚をと思ってしまったのが始まり。しっかりと準備期間をとったつもりでしたが、やはり生半可な知識ではなかなかたちうちできない。

それでも、この1ヶ月くらいでやっと安定した感じが出てきました。やはり最初の3ヶ月は水が安定しないということのようです。やはり、いろいろ入れすぎてはいけないということなんでしょう。

いろいろやり過ぎてはいけないのは医療も同じ。せっかく落ち着き始めてきた水槽なので、何とかゆっくり育てていきたいと思います。

クリニックでかける音楽のセレクトも、クラシック一辺倒から少し変えてみました。時にはJPOPとか、FUSIONとか、思い切りJAZZだったり、お年寄りにはちょっとつまらない音楽がかかる時間が増えたかも知れません。

もちろんあまりうるさい感じの音楽、たとえばHARD ROCKとかは使いませんが、ますます院長の趣味が高じてきたみたいです。このあたりはご愛敬で、まぁ多少のところは我慢していただくしかありません。

さぁ、来年は・・・今年の続き。とにかく診療も趣味も少しずつがんばって、今年よりも来年、来年よりも再来年の方が良くなるように努力を続けるしかありませんね。

2009年12月28日月曜日

年末体制

あざみ野棒屋先生は、今日で年内の診療を終了しました。隣のクリニックが休みだと、ちょっと寂しい感じがしますが、うちは年内一杯頑張ります。

もっとも、今日はたいていの業種で仕事納めだったと思いますが、週が開けて1日だけでは気分はもう正月なのか、比較的のんびりムードの外来でした。

何となく今年は終わりというと、今年のことは今年のうちにという気持ちが働くことが多い。ですから年末は患者さんが増えるというのが一般的なんですす。

ですから、肩すかしを食ったみたいなところもあります。当直あけの自分としては、大変助かりました。

そのまま来年につづくわけですから焦る必要も無いのですが、スーパーで蛍の光を聞くと、思わず買わなくてもいい物まで急いでかごに入れてしまうのにも似ているのかもしれません。

もっとも、長いところで1週間休みますから、その間に何かあっては困るということで、早めに問題を解決しておくことは悪いことではありません。

実際、今年も休日などの救急外来の受診の仕方や、救急車の利用の仕方について、いろいろ問題が提起されたわけですが、病院も休日体制ではフル稼働できないというのが現実です。医療関係者も人間ですから、休みなしに働くことはできません。

休日体制ではできることは限られています。先着順で一人の重症者がいれば、もうそれ以降の急患の対応が無理になってしまうことは珍しくはありません。そのあたりを考えて、じょうずに病院を利用してください。

都筑区内の医療機関の年末年始の診療は、医師会のHP(PDFファイル)で見ることができます。12/30から1/3の間は休診というところが一番多いようです。自分のかかりつけのクリニックがどうなっているかは、是非確認しておいてください。

2009年12月27日日曜日

Karl Bohm / Beethoven 9th Symphony

年末の音楽と言えば、年越しのジャニーズ・・・ではなくて、ベートーヴェンの交響曲第九番、いわゆる「合唱」ということになります。

なぜか猫も杓子も・・・いや失礼、いろんな人がいろんな所で演奏するわけで、日本の年末の恒例行事としてしっかりと定着しているわけです。

なんでですかね。どうもNHKが1940年に行った演奏会が最初らしいのですが、本場ドイツの真似のつもりだったようです。

戦後は、楽団員や合唱団員などの大勢が出演できて、年末に少しでも多くの人に経済的な援助ができるため恒例化されたと言うことらしい。

現在では、つけで買って年末に借金返済で大わらわというのはあまり無くなってしまいましたので、経済的な理由は希薄になっているんでしょうね。

でも、特に理由もなく第九を年末に聴きたくなるのは、完全に洗脳されてしまっているのかもしれません。

これまで有名な指揮者、有名なオーケストラで録音を残していないところはないというくらい、たぶん最も多く録音されたクラシックの一つではないでしょうか。ですから、絶対的な名盤を探すというのは大変困難なことだと思います。

巨匠カラヤンとベルリンフィルは10年ごとに3回の録音があり、どれも定評があります。バーンスタインとウィーンフィルも負けてはいません。

最近の古楽器オーケストラによるものも数多くあります。もう、こうなると、聞き比べようと思っても職業的な評論家でもなければとても無理なことです。

比較的最近自分が購入したのは、小澤征爾指揮サイトウキネン・オーケストラの演奏。それはそれでよかったのですが、本当は自分の第九の原点はカール・ベームの指揮によるものなのです。

たぶん購入したのは中学生の頃。クラシックの名門グラモフォン・レコードの二枚組でした。ネットで調べるとベームの第九は10種類ぐらいあるようで、時期からして自分が持っていたのは70年録音のウィーンフィルとの演奏だと思います。

ベームは同時期のカラヤンなどと比べて大変地味な「おじさん」風だったし、生前最後の録音となった80年盤がテンポ設定などで大変注目を集めたので、当然この盤は現在あまり話題にならないようです。

オーケストラの調音のような出だしから一気に大音量の合奏が始まり、超重量級オーケストラの迫力に圧倒された物です。最終楽章の歓喜の歌にも心打たれ、当時まったくわからないドイツ語の歌詞をカタカナで真似していたのを思い出します。

ありきたりのようではありますが、除夜の鐘が始まるまでに、是非とも聴いておきたい一枚なのでした。

Glenn Gould / Mozart Complete Sonatas

ベートーヴェンのピアノ・ソナタにはまって、いろいろ聴いてみる。同じ譜面通りに演奏するはずのクラシック音楽なのに、演奏者の解釈や感性の違いがこんなにあっていいのだろうかと思うほどバラエティに富んでいるのです。

これまでにも何度か取り上げている話題ですが、こういうところにクラシックの楽しみ方があるわけで、なかなか尽きせぬ魅力がふつふつと沸いてくるところなのです。

「のだめ」でクラシックをかじった方も、是非せっかく首を突っ込んだのだから、もう少し深入りしてみてもらいたいものだと思います。今公開中の映画では、のだめのピアノ演奏の吹き替えをラン・ランが行っているそうです。

いえ、パンダじゃありません。

世界的に有名になってきた中国人のピアニストで、自分もCDを探しているときに何度かアルバムを見かけましたが、実はまだまともに聴いたことはありません。

自分が購入するものが、一作曲家の全集物、それも廉価版中心だからでしょうか。ただ、この前モーツァルトのトルコ行進曲をテレビで紹介していてちら聴きしたところ、めっほう早いのに驚きました。

テレビでは驚異の早さと言って持ち上げていましたが、ちょっと待ってください。これは仮にも「行進曲」という副題がつくくらいなのですから、早ければいいって物ではない。たいていの名だたる演奏も比較的早くて、これじゃ行進できないでしょう。

それで思い出すのは、グレン・グールドの演奏です。

グールドは全体的に早弾きのピアニストで、代表作のバッハのゴールドベルク変奏曲は、たいていの演奏家の半分くらいの時間で弾ききります。ただし、冗漫な繰り返しを省いたりして大胆にエッセンスを描き出すのが特徴なのです。

モーツァルトのソナタ全集も全体的には速いテンポ設定ではありますが、トルコ行進曲では逆に気が遠くなるような遅いテンポで演奏しているのです。最初に聴くと何かの間違いではと思ってしまいますが、何回か聴いているとこのテンポに妙になじんでしまうのです。

グールド嫌いの大御所宇野功芳ですら、これだけは認めているのも面白いところです。グールドは快楽的なモーツァルトを否定しているのですが、そこがクラシックを生き生きとさせているところなのかもしれません。

2009年12月26日土曜日

一芸に秀でる

この見事な創作和菓子は患者さんが、自分で作ったもの。西欧のクリスマスを和のテイストで表現したもので、山芋をベースにしているそうです。

あまりの素晴らしさに、口に入れるのはためらいます。職業として作っているわけではないので、時間をかけてじっくりと作られたお菓子は芸術作品のようです。

まさに趣味の枠を超えて、一芸に秀でたものと言えましょう。芸は身を助けると言いますが、これだけのお菓子を作れればいろいろな御利益もあろうかという感じです。

素人は一つのことをとことん突き詰めることができますから、しばしばプロを凌駕するなんてことは珍しくはありません。

自分も関節リウマチの専門家ですみたいなことを言っていますが、実は10年あるいは20年とリウマチと付き合っている患者さん自身の方が、よっぽど詳しくわかっていたりするものです。むしろ、そういう方々からいろいろと教えてもらっていたりすることが多いわけです。

誰でも、一つくらいは誰にも負けないくらいの何かを持っているものです。それがわかっている人と、自分では気がついていない人がいるわけです。

自分も広く浅く、時々どっぷり深くというタイプなので、本当のところ何が秀でているのか自分でもよくわかりません。そこがわかれば、さらに自分に対する自信にもつながっていくのでしょうから、まだまだ修行中ということでしょう。

2009年12月25日金曜日

クリスマスの過ごし方

クリスマス・イブに続いて、今日はクリスマス。ある意味正月よりも、こっちの方が盛り上がります。

というわけで、クリニックの海水魚水槽もちょっとだけクリスマス・デコレーション。これがすぐに浮かんでしまい、なかなか固定するのが大変。魚にはさぞかし邪魔かもしれません。

クリスマスというと、イエス・キリストの誕生日。キリスト教徒にとっては、1年の中で最も聖なる一日でしょうが、自分のようななんちゃって仏教徒の場合は、どのように過ごすのが正しいお作法なんでしょうかね。

仏教はお釈迦様を中心に考えるのか、各宗派の開祖を中心に考えるのか・・・う~ん、よくわかりません。一応、うちは日蓮宗なんです。

南無妙法蓮華経というのがお題目で、けっこう元気いっぱい。法華経の南無阿弥陀仏の方が、なんとなくしっとりした感じがしますよね。

いやいや、そんな話ではありませんでした。とにかく、いろいろ便乗して楽しく過ごすきっかけになるなら、異教徒の記念日も利用しましょうというのが本音でしょうか。

こどもの頃はサンタさんがいると信じて、靴下を枕元に用意して朝起きるのが楽しみでした。いつからでしょうか。サンタは親だったと気が付いたのは・・・

あまり記憶はありませんが、いつの間にか12月の誕生日とクリスマスと正月のお年玉がいつしょくたになっていたように思います。

自分が親になると、こどもが今ほしいと思っている物をさりげなく尋ねたりして、できるだけ希望に添うように用意をしたものです。やっぱりサンタがいると信じている頃が幸せですかね。

2009年12月24日木曜日

丸焼きローストチキン

クリスマスと言えば、特にキリスト教徒ではなくてもなんとなくうきうきするのが日本人。毎年毎年、何か特別な日になっていて、うちでもクリスマスのディナーを楽しみました。

今年は鶏の丸焼きです。足だけでローストチキンというのもいいのですが、やはり丸々オーブンで焼いた方が絶対に美味しいのです。

日曜日に買ってきて下味をつけて寝かせていました。どこの家でもお腹に何をつめるかが問題になるようですが、うちの場合は今年はピラフにしました。

くず野菜をつめて余分な油などを吸うのが本来の形だと思いますが、炒めないで味付けだけしたご飯を詰めておくと、蒸し焼きの美味しいピラフになるわけです。

それにしても、丸焼きはやはり旨い。カロリーも気になりますが、今夜は美味しさを優先させていただきました。あとは生ハムとベビーリーフ中心のイタリアンサラダ、テリーヌ、そしてスパゲティいろいろでした。

ちょっと作りすぎてあまりが出てしまいましたが、これというのも高校生の次男が最近は小食になってきたのも関係あります。

2009年12月23日水曜日

2009年決算 Part1

昨日は大変ぐちゃぐちゃのブログで失礼しました。久しぶりにけっこう酔っていたものですから・・・

さて、2009年もあと1週間。そろそろ、今年を振り返ってみる時期になってきました。そこで、最初に思いつくのが、当直バイトの話。

昨年は週に9日分働いているなんてことを書いていましたが、なんと驚いたことに今年は昨年を上回ってしまいました。当直バイト病院にいた時間の総計が1424時間で、9時5時換算すると週に3.4日働いていることになります。

我ながらよく働くなぁと思いますが、毎度同じことを書いていますけど、この当直バイトで自分の専門の整形外科・リウマチ科以外の部分の知識をそれなりにキープしているわけです。

実際、ほとんど内科的な問題の診療をしているわけで、いわゆるホームドクター的な医療を行っているわけです。これは内科的な問題が多いリウマチ診療には大変大きな助けとなっていて、あなどることはできません。

でも、そうは言っても、さすがに開業して4年が経過してまだバイトを続けなければならない懐事情というのがあることも間違いない。

なんでかというと、小泉政権以来の医療費削減政策が大きな影響を及ぼしていることがあります。患者数がなんとか伸びてきても、患者単価が下がる一方なので、忙しくなるだけで収入に結びつきにくい。

もちろん一番大きな要因は自分の家の事情であるわけで、こどもが大きくなるにつれ教育費はどんどん膨れあがっていきます。まぁ、これは親としての最低限の、かつ最大の義務であるわけですからしょうがない。

開業当初はこどもの学費滞納も随分しましたし、奨学金とかも申し込みまくったりしたわけですから、こどもにもずいぶんと肩身の狭い思いをさせたわけです。その分、できるだけやりたいことをやらせてあげないと親としても自分が落第です。

先日、税理士さんと今年の総括をしたのですが、その時に来年の当直バイトについてアドバイスを求めました。さすがに減らしてもいいかと思ったのですが、答えはNOでした。実際、税金の関係で働いた分税金が増えるだけみたいなところがあるのですが、現在の公私の事情からは働けるだけ働いていろというお達しでした。

と、いうのも今までは開業時の借金分を税金の控除に使えていたため、かなり還付があって助かっていたのですが、そんな甘い話はついに終了なのです。このあたりが個人事業として続けていくのか、法人化して続けていくのか分岐点になるわけです。

どうもこの手の経営学的な話は苦手なのですが、事業主であるからには避けては通れません。クリニックの支店をどんどん増やしていく後輩がいるのですが、自分にはそんな才覚はありませんが、何となくわかる気がします。

クリニックの患者数は、昨年の決算では一日に60人くらいと書きましたが、今は70人台でしょうか。もちろん、平均的な整形外科診療所からすればまだまだ少ない。だから、少ないスタッフの人数でもこなしていけているわけですが、それを喜んでばかりはいられません。

さすがに地域でのクリニックの認知度はできあがったと思うので、広告についてはだいぶ整理をしました。看板は相変わらずセンター南の駅構内のみですが、雑誌などの広告もいくつかに絞って新規に出すことはやめました。

患者数を増やせばいいだけなら、やはり増やすためのテクニックというのがあります。ただそのためには、自分の医者としての信念みたいものを変えなければならない部分が少なからずあります。今まで、自分のやり方を通してきたのですから、今更そんなことはできません。

24時間の在宅診療所という形態も一つの手としてあるのですが、そのためには通常の診療時間を相当犠牲にしなければならないでしょうから、医者一人の仕事量としては限界を超えてしまいます。

これは最初からそのつもりでないと、医者を増やさない限り難しそうです。ですから、やはり在宅医療の中の整形外科的なニーズを往診という形で埋めていくのが、現状での現実的な選択肢です。

結局、いろいろ考えても自分の頭の中では、現在やっていることを着実にこなしていくしかないという面白味のない結論にもどってくるわけです。こつこつとやっていくしか能がないという、冒険心がないような話ですが、それだけでも大変なことであることには変わりありません。

2009年12月22日火曜日

じぶんちの忘年会

いやぁ~、酔っぱらいのブログほど辛いものはないですよね。

今夜はクリスマス・イブ・・・えっ? 明日? 違いますね。明後日ですね。とりあえず今夜が我が家の忘年会というところでしょうか。

明日は休日。とは言え、当直に行くんですけど、思わず今夜は飲み過ぎ。

長女からいろいろ質問されて、結婚当時の話をしたりしていろいろ喋ってしまいました。母さんも一緒に飲みまくっています。

おかけで、随分と昔のことを思い出しました。たとえば・・・って、それは内緒です。

とにかく、自分が親になって、こどももそれなりの年になってくると、やっと当時の親の気持ちがわかってくるもんです、という話でした。

2009年12月21日月曜日

観覧車つながり

昨日のミナトミライの写真・・・観覧車といえば・・・

そう、センター北にもありましたね。自分のクリニックはセンター南なので、ちょっとうらやましい。

それにしても誰が考えたんか、こんな街の中に、よくもまぁ観覧車なんか作りよった。こんなことをやるのはドンキー?

ある意味港北ニュータウンのシンボルのひとつであることは間違いない。

そんなわけで、今夜はセンター北にある医師会で在宅医療の勉強会に出てきました。

うちは在宅診療所ではないので、ちょっと場違いな感じがすると思うでしょうが、実は開業して1年くらいで廃業かどうかの瀬戸際に先輩開業医に在宅連絡会をやっているから出てみればとアドバイスされたのが最初。

ここで少し顔を覚えてもらい、往診を始めたのです。在宅をやっているのは主として内科系の先生が多いので、いろいろ整形外科的な問題で相談に乗れることが少なくはない。そんなわけで、隙間産業的に自分の裾野を広げることができたので、けっこう自分にとっては恩義のある大事な会なのです。

2009年12月20日日曜日

あすなろつながり

今日は朝から真冬の寒さで、石油ファンヒーターを出してしまいました。が、しかし・・・灯油が無いじゃん!!

と、いうわけで、朝からガソリンスタンドに出かけてきました。それにしても、灯油は数年前に比べて倍くらい値段がしますよね。

そして、時は一気に過ぎて、夜は横浜ミナトミライに行ってきました。

理由はというと、あすなろ老健のクリスマス・バーティだったのです。

会場はパンパシフィック東急ホテルの宴会場で、「田舎者」の自分はミナトミライ駅からどうやって行けばいいのかわからずうろうろ。

けっきょく外に出てホテルを見つけて入って2階にあがって、地下ですと教えられすごすごとエレベータで地下2階へ。帰りにわかったのですが、駅からほとんど直結していたんですね。

どうも「横浜」は苦手なんです。何度行っても、どうも自分がどこのあたりにいるかがピンと来ない。

自分の横浜へ行く用事が、例えて言うなら昔の「パソコン通信」なんですね。家からどこかへ行っては帰るの繰り返し。インターネットのように横のつながりができれば、それぞれの目的地の位置関係が頭に入るのでしょう。

それはともかく、立食形式の洋風と中華が中心の食事と飲み物はたいへん美味しかったです。それにもまして、老健の幹事さんたちの努力がすごくて、会の間中、ほとんど無駄な時間が無い。

よく練られた企画で、飽きることなく過ごすことができました。本当にご苦労なことだと思います。

ちなみに、以前にも書きましたがうちのクリニックとあすなろ老健は医療関係の施設としては直接の関係はありません。

まったく偶然に近い場所で同じ「あすなろ」という名前を使ったのですが、偶然とは恐ろしいことで、実は老健のやっているのは日吉にある胃腸外科。この胃腸外科の院長は元横浜市医師会の会長を長くやられた先生で、その息子が自分と大学の同級生の仲良しだったのです。

そんな不思議な縁で、毎週可能な限りお邪魔して入居している方々の整形外科的な相談をお聞きしています。そのかわり、何か問題があったりするとうちのクリニックを利用してもらっているので、まさにもちつもたれつの関係(といってもうちが圧倒的にもたれているのですが)というわけです。

開業医は一人きりのようですが、こんなところでいろいろと助けてもらって何とかなっているわけです。

2009年12月19日土曜日

凜として ~ センター南

センター南というかセンター北というか、「大塚の交差点」近くの微妙な位置にあるラーメン屋さん。

できたのは2年前くらいだったでしょうか。帰り道だったりするので、今までにも数回寄ったことがあります。

ラーメンの基本は魚介系の和風スープですが、正直言ってそれほどたいしたものではない。でも、チェーン店で安定した味が安心な店。

実はカニチャーハンが旨いので、久しぶりに食べたくなり行ってみました。ところが、無いのです。メニューはなんかすっきりと整理されていて、カニチャーハンは無くなっていました。これは痛い。

しかたがないので、野菜タンメンを注文してみました。う~ん、これ味がしない。いくら減塩が健康にいいとは言っても、ちょっと味が薄すぎでしょう。

それと、やたらの量がある。間違って大盛りをもってきたのかと思いました。野菜炒めの量が多いだけでなく、麺も確実にすごい量でした。自分としては、珍しく食べきれませんでした。

会計の時、カニチャーハンのことを尋ねたら、メニューから引っ込めたが裏メニューとして残っているとのこと。でも、このタンメン食べた後では、また来ることがあるか微妙なところ。

最後に年末キャンペーンでくじをひいたら、餃子無料券をもらいました。それ見て、びっくりしたのは、大好きな醤油豚骨系の「横濱家」と共通券になっている。

なるほど、横濱家が別の系統のラーメンを出すためにチェーン展開している店だったんですね。だったら、やはり採点は厳しくしましょう。

2009年12月18日金曜日

すみません、書く気力がありません

いやぁ、医師会の理事会。終わったのが10時40分くらいでしょうか。

もうへとへと、ねむねむです。なんか、もうちょっと、すっきりまとめられないものでしょうか。

う~ん、インフルエンザ騒動以来、なんかやたらと時間がかかるようになったように思います。

というわけで、こんやは終了です。

また、明日がんばって書きますので、今日はご勘弁を。

2009年12月17日木曜日

Backhaus / Beethoven Piano Sonatas

ベートーヴェンのピアノ・ソナタは32曲。もう、何度も取り上げている話題ですが、いろいろクラシックを聴いてみると、いつかここに戻ってくるみたいなところがあります。おっと、読むのを止めないでくださいよ。

初めて全集を録音したのがシュナーベル。戦前のことです。これは音質などで物を言ってはいけません。記録としての価値が高いわけですが、それでも今では2000円以下のセットが売られているので、一応先日購入しました。まだ開いていませんが、そのうち必ず聞くつもりです。

長時間の録音が可能になり、1950年代から全集録音を行うピアニストがだんだん増えてくるわけですが、最初に定番として高い評価を得たのがバックハウスというのは異論がないところ。

以前にも書きましたが、基本的にはステレオ録音である程度の音質のものを基本と考えている自分としては、なかなかそのころのモノラル録音のものには興味がわきません。

そこで、ベートーヴェンの規範となる演奏家として評価の高いパックハウスのものとしては、1959年から1969年にかけてステレオ録音された2回目の全集を選びました。

日本のクラシック評論の神様からは絶対の評価を得ているわけですが、素人の怖さ知らずで正直に書きますと、どうもつまらない。よく言われていることですが、自分が聴いても勤勉実直な演奏で、まじめ一方の演奏でつまらない。おそらく楽譜を見ながら聴くと、一音一符そのままの演奏なのかと思います。

男性的なごつごつした演奏というような評判もよく聞かれますが、自分には感情を抑えた均整の取れた演奏で、むしろ女性的とも言えるような印象を持ちました。それが悪いと言うつもりはありませんが、ただ自分としてはあまり面白みを感じないわけです。

もっとも、アシュケナージやバレンボイムのやたらとけれん味たっぷりの演奏も好きではないのです。古い物から新しい物、男性も女性も、いろいろと10数種類の演奏を聴いてきましたが、まだまだ追いかけ続けていたらきりがありません。

最近の物では現在進行中のメジューエワの録音は大注目。また、内田光子の録音も是非続行して全集として完成してもらいたいと思います。まぁ、こういう楽しみはクラシック音楽ならではのマニアックな突っ込みどころなんですよね。

あ、やっぱり読まなくて良かったと思ってません?

2009年12月16日水曜日

X'mas Week スタート

うちのクリニックでは、今日からクリスマス週間ということで、受付のミニツリーにはサンタクロースの折り紙がぶらさがりました。

このサンタの折り紙は、患者さんに作り方を教えていただいたもので、去年からクリニックに登場しています。先週から、ちょっと手の空いたスタッフはなかば強制的に折り紙作りをしていたわけで、院長である自分も随分折りました。

その数、およそ300個です。普通の折り紙もあれば、ちょっときれいな包装紙を使ったものもあります。さらに、あすなろ整形外科オリジナルロゴ仕様の特別なものもいくつか混ざっているんです。

折っていると、各人の個性がいろいろ見えてきて面白い。角をぴったし合わせないと気が済まない人、大量生産に気合いを入れている人、折ることそのものを楽しんでいる人などなど。

でもって、その300個のサンタで何をするかというと・・・このサンタ折り紙の特徴はサンタの顔の後ろがポケットになっているんです。そこで、ここにちょっとしたお菓子なんかを入れると、とりあえずミニ・クリスマス・ブレゼントになるわけです。

来院された患者さんに先着順でお配りしますので、これだけあればちょうどクリスマスまでもつだろうということなんです。まぁ、景品で患者さんを釣るわけではありませんが、スタッフ一同の気持ちということでお許しください。

さぁ、クリスマスはもうすぐそこまで来ていますよ!!

2009年12月15日火曜日

年末年始の風景

ん~ん、んんん、ん。いや、もう、今日は閑で閑で閑で・・・呟きまくりです(棒屋先生風)。

でもって、スタッフ一同、せっせと内職にはげみました。院長も、一緒になってせっせと作ったもの・・・それはサンタクロースの折り紙。これについては、また別の機会にご紹介します。

閑だったのはうちだけではなかったことを祈るばかりですが、昨日まるで混んでます風のことを書いたばかりなので、ちょっと面目がない。

なにしろ今日は寒かった。冬らしいといえば冬らしいのですが、気温が上がらないと整形外科の出足は遅れます。それに、歳末まであと2週間ちょっと、みなさん普通ならいろいろ忙しくなってきますよね。

テレビもレギュラー番組はだいたい終わったみたいで、これからはひたすら特番バラエティの期間に入ってきたようです。でも、昔の比べて年末の雰囲気は年々薄れていませんか。

何故でしょう。年賀状を作って、大掃除をして、おせち料理を用意して、「行く年来る年」で静かに除夜の鐘を待つ。年が明けると初詣をして、あとはひたすらこたつに入ってミカンを食べながら正月特番のテレビを見てすごす・・・というのは昭和の話。

もう10数年前からでしょうか、大手スーパーが元旦から営業するようになり、年中無休のコンビニがあちこちにできるようになると、もう正月のためにいろいろ準備をする必要が激減しました。

昔はせっかくお年玉をもらっても、使うための店が開いていない。必然的に使うことができず、お店が開くときには学校も始まってしまうというわけです。

今は大晦日はカウントダウンで大騒ぎ。元旦は福袋を求めて街にくり出す。学校が始まる頃には、お年玉はすっからかん・・・ということにならないようにしましょうね。

2009年12月14日月曜日

外来

開業すると外来診療一本。外科系の医者としては、外来・病棟・手術という3つの翁柱があるのですが、そのうちの病棟と手術という大きな柱がないわけで、これはけっこう大変なことなのです。

外来は大変疲れるのであまり好きではないという医者が多いと思うわけで、自分も勤務医の時にはそういう一人でした。外来があるから患者さんが来るわけで、外来なしでは病棟も手術もあり得ないにもかかわらずです。

病棟は大変ですが、それほどストレスは感じませんでした。外来と病棟の違いは、患者さんのペースに合わせて仕事をするのか、自分のペースでやるのかの違いなんだと思います。

手術は完全にマイ・ワールド。執刀すれば自分が主役で、まさに患者さんをよくするのも自分なら、悪くするのも自分。

「お願いします」と言って手術が始まると、周りの人は終わって「ありがとうございました」と言うまで自分のために動いてくれているのです。これはすごいことです。そうそう簡単に他人を支配するなんてことはできることではありません。

しかし、外来だけの開業医になってみて、外来の楽しさというものがやっとわかってきました。ただ、やはりひたすら喋り続けるのは体力的にもしんどいものがあります。

患者さんがいっぺんに来て、待たせていることを気にしながら焦る気持ちを抑えているのは大変。一方、ポツンポツンとしか来なくて、一人終わる頃にはまた一人という状態が続くのも疲れるんですよね。これで一息と思っていたのになかなかきりがつかず、トイレに行きたいのにいけないみたいな感じです。

まぁ、贅沢を言ってはいけないですよね。クリニックなんて、笛太鼓で患者さんを呼び込むわけにもいきませんし、景品で釣るわけにも行きません。

救急車は患者さんの病院の選択権は希薄ですが、クリニックの患者さんはほとんどの場合、うちを選んできてくれているわけですから。

2009年12月13日日曜日

仲町台 のみくいあきない 市 ~ 忘年会

昨夜はクリニックの忘年会を、仲町台の「のみくいあきない 市」で行いました。

うちは12月に開院した関係で忘年会をせず、今まで新年会みたいな感じでやっていました。年に数回飲み会をやっていますが、忘年会と銘打ってやるからにはちょっと趣向が必要かと思いまして、院長考えましたよ。

そんなに高いものではありませんが、一応AMAZON.COMで探しまくってみんなが気に入りそうな景品を人数分揃えました。

人数が多くないのでBINGOというのも大袈裟ですから、トランプでばば抜き大会をして勝った順に選んでもらいました。

大きさで選ぶか、重さで選ぶか、かなりの盛り上がりで大変楽しんでもらえたと思います。ただ残念なのは、時節柄風邪などで出席できなかったスタッフが数人いたこと。

お店は仲町台の線路沿いで駅を出てすぐのところですが、意外に飲み屋が多いんですね。なんか行ってみたい店が随分とあります。

この店は大きくはありませんが、各テーブルがしっかりと区切られていたのでほとんど個室のような感じがしてなかなか居心地はよい。料理も悪くありませんでした。実はセンター南にも店はあるのですが、予約がとれませんでした。

居酒屋なので甘味がなかったので、帰りにみんなでそのまま駅前のマックになだれ込み、そこでも大騒ぎしながらマックフルーリーでお腹の仕上げをして終了。

さぁ、これからもがんばって働いてくださいよ!!

2009年12月12日土曜日

鶏牛蒡

というわけで、久しぶりの弁当ネタ。

リクエストにより、鶏牛蒡飯。炊き込むのはめんどうなので、鶏肉と牛蒡を煮て白飯にまぜるだけ。

味付けはつゆの素に鶏ガラスープの素を加え、小さじ一杯くらいの砂糖を追加しました。汁が適当な量になるまで煮込んだらできあがり。

付け合わせは、豆腐を白だしで煮たものに春菊を彩りに加えました。要するに鍋料理の残り物の活用です。後は冷凍のロールキャベツと冷凍の肉団子。

ご飯のボリュームがあって、きっとうけることでしょう。 どうも「食欲の秋」はまだ終わっていないようです。

秋の残り香

今年は夏が短かった感じでした。

9月になつて急に涼風が立ちはじめ、朝は冷えるようになりましたね。そのせいか、比較的早くから葉が赤や黄色に色づいた。

でも、そこから寒暖の差が激しいものの、なかなか寒さが本格化してこないので、紅葉も比較的長く楽しめたのではないでしょうか。

しかし、さすがにここに来て街路樹はほぼ落葉し、一気に冬らしい景観になってきました。そんななか、まだちょっとだけ、色とりどりのモミジを見つけました。

ちょうど季節の変わり目というものを、目で見ることができたような気がします。

2009年12月11日金曜日

冬来たりなば

神宮外苑・・・絵画館前の銀杏並木というのは、まじ、絵になるところですよね。

この時期、ちょうどほとんどの黄色い銀杏のは下に落ちて、街路はまさに落ち葉でうめつくされていました。誰が見ても、なんとなく心が落ち着く光景です。

東京というコンクリートの固まりの中に、数少ない四季の自然をはぐくむ場所として「世界遺産」並の扱いをしたくなるものです。

自分のテリトリーの横浜市都筑区・青葉区は、緑の量なら東京以上ですが、今もどんどん家が建ち続け、どんどん「自然」に近い環境は減り続けていて、何とも寂しいかぎりです。

2009年12月10日木曜日

今月のリウマチ勉強会

昨夜はセンター南の石花海(SENOMI)で、いつものメンバーでリウマチの勉強会

さすがに時期が時期だけに忘年会をかねて、いつもの各自のクリニックではなく食事をしながらということにしました。

今回の一番の目的は、某製薬会社の抗リウマチ薬のプレゼンテーションを評価してプロモーションの方法をアドバイスするというもの。

製薬会社のプレゼンはいいとこだけを一生懸命盛り込んでいるのは理解できますが、すでにある程度専門にしている者からすると、そんなことはもうわかっている。

知りたいことは、むしろ薬の悪いところ。ところが、彼らはそういうデータは意外と持っていない。

最近は、エビデンスというものが絶対不可欠のものと言われていて、自分たちに都合の良い結果が出るようにデザインされた研究が山ほど行われています。統計学的な有意性を打ち出すことで、正当性を主張してくるのです。

それはそれで、基礎データとして重要であることは否定しませんが、ベッドサイドでは一人一人の患者さんは、それぞれいろいろな問題を持っていて、現場の医者としては総論より各論の情報が欲しい。それもトラブルケースの情報ほど役に立つのです。

まぁ、難しいことはともかく、例によってそこからいろいろな話題で盛り上がり、いろいろな考え方を聞くことで楽しく過ごすことができました。

また、これまで三人だけでやっている勉強会ですが、なんとか発展させていくことも考えたいと言うことで意見が一致しました。あせらず、少しずつ育てていきたい会なのです。

強引な塾勧誘に激怒

昨日のこと、家には高校生の息子だけ。そこへやってきたのが、某有名学習塾の勧誘員。

息子は親がいないから帰ってくれといったそうですが、強引に入り込んで、息子が何を言っても帰らない。とにかく調査票を書けの一点張り。

息子もわけがわからず、正直に「教育相談・面談カルテ」なる紙に名前や住所、学校などいろいろ書いてしまいました。

その紙の一番下には「入会申込書ではありません」と記されていますが、ほとんど押し売りのように個人情報を収集するやり方には、猛烈に憤慨しています。

土曜日に塾まで来るように言って帰ったそうですが、断固息子を生かせるわけにはいきません。

担当の君、君だよ。名前を出すのだけはやめておくけど、二度とうちの近くをうろうろしたら住居侵入で警察を呼ぶぞ。電話も許さん。ダイレクトメールも送らないように。

こんなやり方で何とかなると思ったら大間違いだ。

お父さんは怒っているのだ。そこんとこヨロシク!!

2009年12月9日水曜日

Let's 医師会 12月

このタイトルも、なんだかんだと、毎月一編ずつ続けていますが、前にも書いたように自分が医師会の仕事にかかわるようになって、医師会がしている仕事をアピールするというのが一番の目的です。

とかく、勤務医の疲弊が話題になり、開業医は儲けて楽しているといわれるご時世なので、少しでも話題にならない医師会の仕事について「宣伝」して、理解を得たいという気持ちがあるわけです。

当然、自分も勤務医の経験も十二分にあるわけで、今で言う「過酷な労働環境」なんてものは医者としては当たり前でしょうがないと思ってきましたから、昨今の様々な医療問題の一部には医者の考え方の変化というものも無関係とは言えないと思っています。

もちろん、社会情勢の変化がより厳しいものになっていることは否定できませんから、今の勤務医、特に救急・小児科・産科については根本的な変革が無い限りは、おそらく「絶滅危惧種」であることは間違いありません。

開業医については一部に相当きわどい診療をしているところがあるということは耳にします。今の保険制度のなかでの医療報酬では、まじめにやってもそうそう儲かるものではありません。

経済的に余裕のある開業医になるためには、結局保険外の自費診療部分を増やすか(当然High Risk)、自分の労働時間を最大限まで増やすしか無いでしょう(こっちはHard Work)。

大多数の善良な開業医は医師会に入会し、仕事の環境を少しでも楽にする代わりに、様々な地域医療の手伝いをしています。そのほとんどは行政が関係している保健事業であり、おそらく医師会がこれらの仕事を拒否したら、一般の方々への社会的影響は勤務医問題の比ではないと思います。

しかし、そのような仕事は「あって当たり前」のような扱いを受けていてほとんど日の目を見ることがありません。というわけで、だからこそアピールしたいわけです。医師会自体ももっとそういう宣伝をして、まるで診療報酬についての圧力団体としか見られていないような状況を改善すべきだと思います。

医師会に入っていない先生にも、めんどうな仕事が増えるということではなく、少しでも社会に貢献できる部分を持ってもらいたいと考えるわけです。

なんかこの手の話は、いつも同じような感じだし、ぼやきにしかなっていないなぁ。とは言え、正直言って、年を取ってくると、いろいろな雑用が重荷になってくるのも事実。

毎週1日だけでも自分を精神的・肉体的にメンテナンスする日が欲しいと思うのは贅沢でしょうかね・・・

殺人 or 安楽死

10年前に川崎協同病院(川崎市)で入院中の男性患者(当時58歳)から気管内チューブを抜き、筋弛緩剤を投与して死亡させたとして、担当医が殺人罪に問われた事件で、最高裁被告の上告を棄却し、医師の殺人罪が初めて確定しました。

詳しい経緯は知りませんので、みだりにコメントをすることはできませんが、担当医が「家族の強い要望により」と言っているのなら、誰が告訴したんでしょうか。

本人の確認をとれない状況が圧倒的に多いと考えられる現場では、ある程度医師と家族との間の合意のもとに「尊厳死」に近い行為が行われることはやむを得ないと思っています。

ですから、その場合は家族により告訴されることはないのではないでしょうか。現場に居合わせたであろう人以外から告訴されるとしたら、それは逆に告訴する根拠が不透明であろうと思います。

しかし、呼吸を確保していた挿間チューブを抜き筋弛緩剤を投与したということは、明らかに積極的に死亡に至らしめる行為であることは間違いなく、いわゆる「安楽死」と言われるものです。

積極的な治療をしないで患者さんの自然の生命力にゆだねるということと、積極的に死亡させるということは同じではありません。少なくとも、人の命を救うことが医者の仕事であるなら、後者はあるまじき行為と断ずるものです。

「命」をとって、人を救うのが医者の仕事と考えるなら、尊厳死のための安楽死というのもあるのかもしれません。しかし、それはあくまで本人の意志が確認できてはじめて成り立つものです。家族の意志とは別物と考えなければなりません。

医療行為は病院以外で行われれば傷害罪・殺人罪に問われるものであるということを、医者はあらためて認識しましょう。病院の中だとしても、きっちりとしたルールを踏まえた上でないと、何も言い訳できないものであるということです。

この手の問題は、一定の解決はなかなか無いのでしょうね。すべての人が共通の価値観を持たない限り、正解というものはでてこないでしょう。

2009年12月8日火曜日

あすなろ海水魚館 海の藻屑

12月もはや1週間が過ぎ、いやがおうにも年末に向け巷の雰囲気も盛り上がっています。

年の瀬の前にクリスマスという一大イベントがあるわけで、今日のクリニックのBGMは午後からクリスマス特集。

ところで、あすなろ水族館も、もうじき3ヶ月。一部は落ち着いたように思いますが、結局主役のカクレクマノミとイソギンチャクだけが、いつまで経ってもハラハラドキドキ。

最後に入ったシライトイソギンチャクは、飼育は難しいものと言われているようなんですが、実際のところ今まででもの、つまりサンゴイソギンチャクとハタゴイソギンチャクよりも飼育記録を更新中です。

さらに状態は「絶好調」のように見えます。これはいったいどういうことなんでしょう。イソギンチャクは水質的にはシビアな管理を要求されるものですが、それからすると何とか水の状態はわるくないのでしょうか。

カクレクマノミは、前回白点病で一匹が☆になったわけで、その時のペアの一匹も発病したのですが、隔離して早めに対処できたのか、なんとか回復したようでした。そこで、なんとか仲間をいれてあげようと、こりずに新しいカクレクマノミを入れてみたのです。

ところが、先輩が後輩に負けて、イソギンチャクから追い出されてしまい、ストレスからか拒食症になってしまいました。どんどんガリガリに痩せて体力を消耗し、目の前に生き餌を落としてもまったく反応しなかったのが先週の土曜日のこと。

こりゃあかんと思いましたが、やはり月曜日にクリニックに行ったら、まさに「海の藻屑」と化していました。すでに半分くらいになっていて、おそらくオトヒメエビなどに食べられていたのではないかと思います。

水質が悪くなるので、なんとか取り出したかったのですが、なにしろイソギンチャクが着床している岩の一番後ろの方なのでどうにもできません。せっかく状態のおちついているイソギンチャクを無理矢理どかすことはけっこうギャンブルなのです。

そこで、昨日と今日、目一杯の連続換水を行いました。海の藻屑はみるみる小さくなっていて、今日の夕方にはほとんど痕跡程度になっていました。

よく海水魚飼育のブログを呼んでいると、一夜にして魚が消えたというような話がよく出てくるのです。最初はそんな馬鹿な話があるかと思っていましたが、今回のことであり得る話だと理解できました。

それにしても、ベニゴンベとルリスズメダイはまったく元気で、初心者アクアリストにとっては、大変ありがたい存在です。

2009年12月7日月曜日

地域医療連携協議会

今夜は、医師会の開業医と地域の中核病院とが、いかにうまく病診連携をしていくかを相談する会。基本的には、大きな病院は紹介患者を増やしたいし、開業医は逆紹介患者を増やしてほしいわけです。

この手の問題は、自分が医者になった頃にもあったわけで、ある意味永遠の課題かもしれません。基本的な診療報酬の制度が病院でも開業医でも、大きな違いがないことが根本的な問題のベースにあると思うんですよね。

病院だって経営がかかってますから、大学病院は赤字で当たり前とは言っても、年間何億円も捨てるわけにはいかない。一定の収益を上げるためには、医療機関は簡単に言うと患者数の増加が一番早道。同じ診療報酬という土俵の上では、本来開業医と大病院はライバルでもありうるわけです。

かぜ程度で大学病院を受診する方がいることは事実で、そういう患者さんが勤務医を疲弊させている原因の一つであるとも言えます。ですが、その一方、開業医が信頼されていないのかもしれないという問題もきっと潜在しているのかもしれない。

診療報酬制度で、やれることをはっきりとした差として出せば、それぞれの役割分担がはっきりするかもしれません。

しかし、そこで単純にはいかないのは、開業医はPrimary Careだけではなく、ある程度の専門性も求められているということです。

うちのようなクリニックでも、単純な整形外科だけでは特徴が無く現代では生き残っていけない。リウマチという専門性があるから、何とか続けていられるというのも事実なのです。リウマチについては、近くの中核病院には「専門医」がいないので、こればかりは譲れません。

となると、Primaryだけやっていろと言われても困ってしまうわけです。結局、堂々巡りで、元に戻ってしまいます。いやいや、困った物です。

開業医でできることは限られています。でも、大病院ではできないこともたくさんある。あとはFace to Faceで、お互いを知ることからはじめるしか無いのかも知れません。そういう意味で、大切な会議の一つなのでした。

2009年12月6日日曜日

A.S.Schic / Villa-Lobos Complete Piano Works

クラシック音楽を楽しむときの悩みは、過去の作品ですから作曲者の数や曲目の数には限界があるということです。

基本的には新しいものはないわけで、このあたりは落語の場合と似ていますね。古典落語と言われているものは無限ではなく、落語家の数にも限界があれますから、次から次へと新しい噺を楽しむわけにはいかない。

そういう場合は、幅が広がらずにどんどん深みにはまっていくしかないわけで、これがいわゆる「マニア」とか「おたく」と言えるファンを増やす原因になっているんでしょう。

でもって、クラシックの話に戻りますが、どうあがいてもベートーヴェンが作曲したソナタは32曲。世紀の発見があれば別ですが、どうがんばっても33曲目はないわけです。そうすると、いろいろな演奏者の演奏を聴いて、演奏解釈の違い、使用するピアノの音色の違いなどで楽しみ続けるしかないわけです。

もっとも、世間ではあまり評判になっていない作曲家は山ほどいるわけで、誰でも知っている作曲家以外の曲を掘り起こし始めたら、そうとう長い間楽しめるはずです。

ただ知られていない作曲家というのは、正直言って大多数は箸にも棒にもかからないような人が多いわけで、わざわざ一生懸命探してみてもがっかりすることが多い。

特に20世紀の作曲家については、挑戦してもたいていめげることが多いので、基本的にはあまり手を出さないようにしています。

自分にとってはクラシックは主にヨーロッパのバロック~古典~ロマンの期間の中でだいたい収まっているわけで、現代のやや抽象的な部分はどうしてもなじめないわけです。

それで、ヴィラロボスですが、20世紀の、さらにブラジルの作曲家という、自分にとってはかなり異色の存在。前に代表曲の「ブラジル風バッハ」を取り上げましたが、弦楽四重奏も楽しんでいます。

そして、今回紹介するのはピアノ独奏曲全集。演奏しているのはヴィラロボスと直接親交があった女性ピアニストで、数種類存在する全集の中でも一番評価が高そうです。

さすがに、いかにも現代作曲家らしいやや抽象的な曲想もありますが、多くはロマンティックな作品で聴きやすい。とろこどころにいかにも南米っぽい雰囲気もちりばめられ、けっこう楽しめました。

ヴィラロボスの作曲した曲数は膨大で、ここにはまりだしたら相当長い間楽しめる。時に、ヨーロッパの伝統の鎧を脱ぎ捨てて、肩の力を抜いて「こんな音楽もあるんだ。世界は広い」というのも悪くありません。

2009年12月5日土曜日

あすなろ菜園 赤いピーマン

ピーマンは緑色と決まって・・・いないんですね。

若いうちに収穫すれば、当然緑色ですが、そまののほっておくと赤くなるんです。

そんなこと、知ってた? 自分は知りませんでした。赤いのはパプリカで、似て非なるものだけと思ってました。さらにほったらかしにすれば、しなびてしまうんでしょうけど。

赤くなった方が、栄養が豊富で糖度も高くなるらしいです。

今年のあすなろ菜園は京水菜とミニトマト、そしてピーマンだったんですが、初夏に日照が悪かったせいかいまいちのでき。そのままにしていたら、いつの間にかピーマンが真っ赤っか。

ふぅ~ん、なるほど、これはこれで楽しいなったら楽しいな。

2009年12月4日金曜日

年賀状2010

う~ん、年賀状のことを考える季節です。

毎年、毎年、これがなかったら個人的に手紙を出すことはありませんね。物心ついてから、ずぅーっと年賀状を出してきましたが、正直言ってけっこう大変。

出来合いの葉書を出すのはつまらない。できるだけオリジナルとか考えていると、なかなかうけそうなアイディアを思いつかず、気が付くと除夜の鐘がもうすぐそこ。

元旦とか書いても、元旦に届くように出したことは数えるくらいしかありません。

こどもの頃は芋はんをよく使いました。プリントゴッコの全盛時代を迎えましたが、自分はまったく使ったことがない。あの頃は、多くても数十枚でしたから、一枚一枚手書きで書いていました。

医者になった頃からパソコンが使えるようになって、80年代の終わりごろにぎざぎさのビットフォントから拡大してもスムースなアウトラインフォントが使えるようになった。

個人向けの白黒レーザーも発売されて、やっと業者に出さなくてもきれいな文面が印刷できるようになったわけで、このころからパソコンで年賀状を作るようになりました。

でも当然白黒ですし、写真はディザという新聞写真みたいなものしか使えませんでしたね。初めて買ったデジタルカメラは白黒10万画素でしたが、直接パソコンで画像を扱えるというのは画期的。おおいに出来上がった年賀状に満足した物でした。

わずか20年ほど前のことですが隔世の感があります。もう今なら、思いつくたいていのことはパソコンでできてしまうわけですが、ところが最近はむしろ凝らなくなってしまいました。

実際、年賀状の価値もいろいろ言われるようになったわけで、新年を飾る行事の一つとして是非残ってほしい文化ではありますが、確かに今の時代にはピンと来ない部分があることは否めない。

まぁ、とりあえず・・・今年も、何とか年内に投函したいと思ってはいるわけです。

・・・って、去年も同じようなこと書いているなぁ・・・

2009年12月3日木曜日

荏田 一兆堂

またもや、ラーメンの話。国民的メニューですから、嫌いな人はいないでしょう。まぁ、勘弁してください。

今回は荏田の一兆堂です。基本は醤油豚骨スープの店。ただし、かなりレパートリーが広く、マー油をのせた黒豚骨、塩、味噌もあり、さらに鶏ガラの中華麺もある。

でも、やはりお店の一番の売りのメニューを食べないとバチが当たります。と、いうわけで、今日は豚骨醤油に長ネギのトッピングで攻めてみました。

とにかく、すごいのは、まるでオホーツク海から宗谷岬に向かって流れ込んでくる流氷が如くのせわた油。ものすごいカロリーであるということは覚悟の上ですが、このせわた油の甘みがスープを引き立てます。

そして、油の層によつてスープが冷めないので、熱々のまま最後まで食べれるのが嬉しい。

スープは醤油豚骨ですが、魚のダシは使っていないか、使っていたとしても少なめで表には出てこない。比較的癖のない、誰にでも受け入れられやすい味です。

麺はやや太めのストレート。こってりしたスープがほどほどにからんで、どんぶりの中はオーケストラのハーモニー状態です。

2009年12月2日水曜日

センター南 梵 ~ センター南医療ヴィレッジ

今夜は、自分が入居しているセンター南医療ヴィレッジ(と、勝手に呼んでいる)の会。

場所はセンター南の梵(ぼん)。さすがに開業して4年、何度が利用する機会があり、もうおなじみの店です。おちついた和食系のお店で、この界隈では無くてはならないお店の一つです。

今夜も、ゆっくり美味しい食事を楽しむことができました。1階のカウンター席の奥の水槽には巨大なぬえがいました。海水魚水槽を始めると、こんな水槽もどうやって管理しているのか気になります。

一応、運営会議と称している飲み会なのですが、時節柄忘年会もかねて行いました。それにもまして、大事な名目がいなば耳鼻咽喉科の歓迎会でした。

イナバ先生が、最後の空き部屋に入居され開業したのが8月のことなので、4ヶ月遅れです。なかなか、全員のスケジュールが合わないため、どんどん遅れてこんな時期になってしまいました。

今回は運営会議としても、重要な議題があったりして、お堅い雰囲気もありましたが、そんなことはさっさと終わらせて、後は楽しく過ごしたんです。

医師会関係の話が多くなってしまいましたが、小児科の北條先生と眼科の山口先生と自分が理事、山口先生は最近毎週の会議に出るようになっているのでしょうがない。

内科のただ先生、いなば先生、そしていつも近所なので参加してもらう産科のあべ先生には、ちょっと話題がかたよって申し訳ありませんでした。泌尿器科のきむら先生は、この前まで監事をしていたので、この手の話題には問題なく付いてきます。

センター南医療ヴィレッジで平成17年4月に最初に開業したのが小児科と泌尿器科、同じ年の11月に眼科、そして12月に自分のところの整形外科。近くの産科は翌年。内科はちょっと遅れて平成19年の3月、そして最後の耳鼻科が今年の8月。

これだけの科がしっかりそろったんですから、お互いに協力していくことが大事。とかく、クリニックモール内ではクリニックの不仲がよく言われるようですが、うちは違います。あたらしく開業したいなば先生も大変gentlemanで、本当に良い先生が仲間に加わっていただけたと思います。

と、いうわけで、これからもセンター南医療ヴィレッジをヨロシクお願いいたします。

2009年12月1日火曜日

師走スタート

12月。 師走。1年の最後の月。いよいよ2009年最後のラストスパート。

うちのクリニックは2005年12月5日に開院して、もうじき丸4年になります。12月は自分の誕生日もある月で、いろいろな意味で特別な月なのです。

どこのクリニックでも・・・12月らしい雰囲気を大切にしているようです。

うちでも、今日からクリスマス・ツリーを出しましたよ。毎年同じですけど、これを見るといよいよ12月だなぁ、と実感します。

違うのは、隣に海水水槽が並んでいること。

今日は、開業以来毎年患者さんからいただいているアマリリスの鉢も届きました。本当にありがとうございます。今年も、しっかり咲かせたいと思います。

昔ほど12月での区切りをつけなければならないわけではありませんが、気持ち的には大きな区切りが迫っていると思いますよね。

ずーっとだらだら続くのはあまりいい話ではないので、1年というのはちょうどいいキリだろうと思います。

短期的な目標に向かって気持ちをリセットして行くには、ちょうどいい頃合いです。新型インフルエンザに振り回されっぱなしの年でしたが、最後までがんばりましょう。

2009年11月30日月曜日

強毒性インフルエンザ訓練

昨日の日曜日、都筑区役所で強毒性インフルエンザが流行したときの対策訓練が行われました。

これは、夏から区役所、医師会、昭和大学横浜市北部病院、薬剤師会、警察、消防などが合同で行ってきた都筑区危機管理協議会で計画を練ってきたもので、実は自分もその委員として参加してきました。

最初はつづきケーブルテレビくらいかと思っていたら、なんとNHKが取材に来て全国ネットのニュースとして流れました。

ちなみに自分は映っていませんが(残念!!)、都筑区医師会長がコメントをしているところが放映されました。放送された時間によっては、昭和大学の病院長も喋っていたようです。

最初は、ふだん直接インフルエンザ診療に携わっていない整形外科の自分が参加してもどんなもんよ、と思っていましたが、現実にこのような状況が起こった場合には、専門がどうのと言っていられないかもしれないわけで、それはそれで意味があるんだろうと思います。

もともと、これは去年からやっていた昭和大学横浜市北部病院との協議会の中から始まったことなんです。大地震などの災害時、あるいは新型インフルエンザの流行時に地域中核病院と開業医を中心とした医師会がどうやって協力していくかを話し合っていたわけで、その中からでてきた提言を都筑区に提出したのです。

その結果、行政も提言を無駄にしないように危機管理協議会を立ち上げたわけで、今回の訓練は最初の成果と言ってもいいわけです。

それにしても、感染を防ぐための防護服というのは、実際着てみて・・・いゃぁ~、大変ですわ。手術で使う無菌服の方が楽ちん。

密閉されて暑いのはともかく、マスクとゴーグルが辛い。ゴーグルはくもりまくりです。大掃除でしか使わないような、でかいゴム手袋も大変です。これを経験しただけでも意義があります。

せっかくなので、記念に一式いただいてきたので、着てみたい方はクリニックにおいでください。

2009年11月29日日曜日

Yellow Ginkgo Road

「オズの魔法使い」は、たぶん世界で最も古い世界中に知られたファンタジー映画。不思議な世界に飛ばされたドロシーは、黄色い煉瓦道(Yellow Brick Road)をたどってエメラルド・シティに向かっていくのです。

エルトン・ジョンのヒット曲にGoodbye Yellow Brick Roadというのがありますが、これは都会の冷たい舗装された道にさようならということで、田舎の方がいいなという曲です。

オズの魔法使いでは、希望をかなえてくれる象徴として描かれていたものとは逆の物でした。でも、そんな難しいことは考えないで、ごく身近にもYellow Roadが出現する時期になったんですね。

ここで黄色い色をだしているのは、Ginkgo、つまり銀杏です。もちろん、神宮外苑の銀杏並木に比べればたいしたことはありませんが、この数日で急に葉が落ち始めて、あっというまに見事なYellow Roadができました。

秋吉敏子の世界中に成功したビッグバンドのアルバムにはLong Yellow Roadというのがあり、またSalted Ginkgo Nutsというのもあるんですね。もちろん関係は無いと思いますけど、何となく秋吉敏子さんの心の中にある、日本の思い出みたいなものが見え隠れするんですね。

2009年11月28日土曜日

講演会いろいろ

ちょっと、遅れた話ですが、先週の木曜日はヘルパー2級講習会の講師として3時間の独演会をやってきました。これは、今回で4回目でしたか、まぁ、自分で言うのも何ですが、よくやっていると思います。

直接整形外科の話題が中心ではないのですが、将来介護の仕事を目指している方々に、何とか少しでも興味を持ってもらうためにしゃべりまくるわけです。途中で、少し休憩を入れますが、それにしても3時間は長い。

そして、今週の木曜日は医師会が協力しているケアネットつづきの勉強会で、90分の講演会でした。こちらは、すでに介護の仕事をしている方々に対しての講演で、すでに現実的な問題に直面している方々が対象です。

まだ、「業界事情」をしらない方々とちがって、より具体的な話をしなければならないので、ある意味難しいものです。別にヘルパー勉強中のかたがたに対して手を抜いているわけではありませんが、やはりより知識が多い方が相手の場合の方が大変なのは当たり前。

たまたま、今週は水曜日に医者が対象の勉強会でも5分間程度喋ってきましたが、これはある意味一番短いにもかかわらず、最も難しかったわけです。と、言うのも、話すテーマが決まっていなかったので、自分できめないといけない。

これについて喋れと言われれば、それなりに何とかなるもんですが、何でもいいといわれると困る。相手が興味をもってくれないといけないわけで、しかも、知識は自分以上にある方々が対象ですから、下手なことは話せません。

でも、対象がどんな方々でも、人に向かって話すということは、自分にとっては大変に勉強になることなのです。知識を確認して整理する絶好の機会なのです。特に開業医になってからは、いつも知識をアップデートするのに四苦八苦しているわけで、人に話すためにはあらためて勉強が必要です。

そんなわけで、こういう機械はWELCOMEなのです。なかなか、きっかけがないと勉強できないのは、学生の頃から変わっていません。

2009年11月27日金曜日

あすなろ海水魚館 あがいています

やっぱり、というか、何というか・・・ハタゴイソギンチャクはどんどん体調を落とし、たったの2週間ももたずに11/17に☆です。同時に入れた2代目カクレクマノミについては・・・

最初通販でイソギンチャクと一緒に来た2匹のうちやや大きい方は、到着した日に☆。3日後に近くのコーナンで小ぶりのものを買ってきて、すぐにペアにしました。ところが、またしても白点病です。

通販の方がひどいので、今週隔離して対処しましたが、今朝ついに☆になりました。コーナンの方は、比較的軽いので、1日隔離して白点が消えたところで一応戻してみました。

いや、本当に難しい。結局同じ過ちを繰り返しているのは、根本的に自分が悪いのか、大変悩むわけです。ただ、今回の通販については、ここにお店の名前を書きたいくらいです。ハタゴイソギンチャクはどうも薬物採取ものだと思います。

なんでかという根拠はむずかしいのですが、イソギンチャクの収縮がわるかったんです。縮んだり膨らんだりするものですが、このメリハリがありませんでした。

カクレクマノミも一匹はあきらかに病気持ちでしたし、やはり安かろう悪かろうの世界なんでしょうか。白点病は、もちろん管理の面が関係しますし、魚にとってストレスが高い環境である証明みたいなものです。

やはりクマノミはイソギンチャクがないと泳ぎすぎて体力を消耗してしまうようですので、すぐにかわりのイソギンチャクを導入。今回は予算の関係もあり、1000円台前半で手に入るシライトイソギンチャクをコーナンでGET。

通常は、カクレクマノミはハタゴが好きで、実際うちでも短い期間でしたが、スリスリしている様子はとっても可愛い。シライトは運がよければはいりますという程度で心配しましたが、意外に大丈夫。ただ、ハタゴのようにべったりはしてくれません。

やはり、水槽は大きいにこしたことがないというのは確かなことなんでしょうね。とにかく45cm水槽では、いろいろと困難が多いのか、それとも相変わらず傍若無人を働いているオトヒメエビのストレスなのか。

ルリスズメダイとベニゴンベはまったく元気で、これが唯一の救いなのでした。

2009年11月26日木曜日

関節リウマチの勉強 in 新百合ヶ丘

昨夜は新百合ヶ丘で、関節リウマチの勉強会でした。聖マリアンナ医科大学の山田先生が、話題の話を取り上げて解説をしてくださるので、是非にと出席をさせていただいたわけです。

以前にも一度参加したことがある会なのですが、リウマチの薬を販売している製薬メーカーが主催の会合なんです。横浜北部~川崎界隈の開業医や病院の先生が集まるので、互いの病診連携・診診連携などにも役に立つ意義のある会です。

昨日のメインのテーマは「感染症」です。抗リウマチ薬、特に生物学的製剤という薬を使用している場合は、合併症あるいは薬の副作用としての感染症に対して、最も注意を払っていないといけないわけで、この手のテーマの話は何度聞いても足りることはありません。

また、先月新しい診断のための分類基準がアメリカの学会で発表されたのをうけて、これについも考え方を解説していただきました。

今までは臨床家の経験的なところから、リウマチだろうと思ってもなかなか基準を満たさず治療の決断に悩むケースが多々あったわけです。新しい基準は、このようなケースも的確に拾い上げることができそうという点でも山田先生も評価されているようです。

ますます、早期の発見と早期の治療が求められ、あわよくば早期の寛解(治癒に近い状態)を目標とすることの現れであり、実際に診療をしている自分たちは一層注意深く診療を行わなければならなくなりました。

今回は、自分にも何か話せということでしたので、せっかくですからリウマチの手の変形の手術について少しだけ紹介をさせていただきました。

リウマチ手の手術をしている施設はけっこう少なく、多くのリウマチ専門医は内科系でも外科系でも、手術してもあまりよくならないと思われている傾向があります。

もちろん患者さんの要望のハードルが高いため、なかなか満足できる結果がでないことも少なくありませんが、適応をしっかりと考えれば、多くの機能的・外見的なアドバンテージがあるのです。

また、次の機会にも是非参加できるように、引き続き時代に遅れないように努力を続けなければなりません。

2009年11月25日水曜日

チゲ鍋


寒くなってきましたねぇ~。寒いと食べたくなるのは鍋料理、しかも辛くて汗が出そうなチゲ鍋は最高です。

いやいや、本当に一言で鍋と言ってもバラエティに富んだ物が食べることができる時代になりました。自分のこども頃は、鍋というと水炊きしかなく、味はポン酢と相場が決まっていました。

もしかしたら、そういうところが飽食の時代の一端なのかもしれませんが、まぁ堅いことは言いますまい。

チゲと言えば、主役は豆腐。肉は豚肉、長ネギ、ニラ、春菊、もやしなどの野菜もたっぷり入れますが、今夜は味の中心は海鮮にしました。海鮮チゲは味の奥行きが何倍にもなって、旨さ百万倍。

スルメイカとホタテとエビを入れて、しっかり味が出ました。エビは最近スーパーでよく売られている特売のバナメイエビ。ただ、これ安いだけあって食感はいまいちですよね。あまりぷりぷりした感じがありません。まぁ、味はでるからよしとしましょう。

2009年11月24日火曜日

集団接種

東京都の中央区医師会が昨日、こどもを対象とした新型インフルエンザ・ワクチンの集団接種を行いました。集団接種は全国でも初めてで、しかも医師会員のクリニックからワクチンを持ち寄ったということです。

予防接種という考え方から、最も流行っている集団に対して最初にワクチンを投与して病気の拡大を防ぐというのは当然のことです。今の優先接種順位については否定はしませんが、感染の拡大という目的とはかけ離れているのではないかという疑問を感じます。

実際、優先接種者とされた方に対して、ワクチンの配布はまったく不足しており、意味をなしていません。また、各優先順位の前倒しにより、順位そまものが意味をなさなくなっています。

このあたりは、実施方法を考えた「専門家」の方々と厚労省に担当者は、しっかりとした検証を行わなければならないはずです。

自分の関係する医師会の話ではありませんでしたが、行政が率先してやるべきことを医師会が地域医療を考えて行ったことは、メディアはもっと大きな評価をしてもらいたいと思います。

2009年11月23日月曜日

Rafal Blechacz / Chopin Preludes

先日、自分のクラシック音楽の教科書と仰ぐ文春新書の「クラシックCDの名盤」の新刊が発売されました。今回は演奏家編で9年振りの改訂新版で、主に名だたる指揮者、ピアノ奏者、弦楽器奏者を中心に興味深い内容となっています。

特にピアノ奏者については、一番興味深いところですが、どんな新しい人材が加わっているかが新版として気になるところ。ピアノの部の最後に掲載されたのが、2005年のショパン・コンクール優勝者であるラファウ・ブレハッチという青年。

ショパンと同じポーランドの出身で1985年生まれ、まだ20代半ばの新進気鋭のピアニスト。

この本では、クラシック音楽批評では有名な3人が好きに意見を書いているのが楽しいのですが、時には巨匠と呼ばれるような奏者も一刀両断にされていることも珍しくない。

ところがブレハッチについては3人がべた褒めで、否が応にも気になる存在です。そんなわけで、今回はまだ聴いたことがない音楽ですが、高まる期待によってエントリーしてみました。

それにしても、ちょっと気になったのはショパン・コンクールが権威を失ってきたという話。東西冷戦が終結して、莫大なお金がかかるこの手のコンクールにかなり商業主義がはびこり始めたのはうなづける。

スポーツの世界も同じで、オリンピックはまさにそのいい例でしょう。確かに80年代を境に優秀な若手ピアニストの台頭が少ない。というか、ほとんどないと言っていい。

何かが足りなくなっているんでしょうけど、自分のような素人にはよくわかりません。ショパン・コンクールで優勝しても、結局後に残れる逸材がきわめて少ないという状況なのでしょうか。

昨夜NHKで今年のクライバーン・コンクールで優勝し話題になった全盲の辻井くんのドキュメントを放送していました。

その中で関係者が繰り返し言っていたのが、「今完璧でなくても、これから伸びていく素材を探し出し援助することが目的」のコンクールであるということ。

確かに辻井くんをはじめ出場者の演奏は、断片的ではありますが若くていきがいいのですが、勢いにまかすような演奏ばかりでした。

コンクール会場の雰囲気の中で聴けば、興奮するような演奏だとは思いますが、家でCDでゆっくり聴きたいかというとちょっと遠慮したい。辻井くんも、ベートヴェンの「ハンマークラヴィア」のような超大作を披露したりしています。

ブレハッチがすごいと思うのは、優勝後から継続的に注目され続けているピアニストであるということです。最近の情勢では珍しいわけで、逆に人気が先行して過去に消えていったピアニストの例もあるので、ちょっと心配もあります。

辻井くんの場合は、まだまだこれからということが前提にある優勝だということは、本人も十分に承知しているでしょうから、ゆっくりと成長してもらいたいと思うわけです。

2009年11月22日日曜日

シナガワ

今日は品川で勉強
と、言うとかっこいい
実は専門医の資格を維持するための
単位かせぎなのです
これが大変
お金も時間もかかる
でも、知識を新しくするためには
さぼれません

それにしても品川も
ずいぶん変わりました
巨大なビルに囲まれ
なんか息苦しかったです

2009年11月21日土曜日

正月休み

連休前のせいか、今日は久しぶりに"激混み"で、"激疲れ"ました。

午前中が終了したのは1時間オーバーの午後一時、それから昼の弁当を急いで食べてから往診に行きました。帰るとすぐに午後の診療を開始しましたが、午後は途中で電池切れ状態でした。

幸い午後は時間通りに終えることができましたが、スタッフ一同へとへと。みんなお疲れ様でした。スタッフのがんばりがあるので、クリニックはなんとか成立しているわけで、本当にありがたいことです。

さて、年末年始のことを考える時期になってきました。うちのクリニックでは、関節リウマチの患者さんはだいたい一ヶ月に一回、痛風の患者さんは二ヶ月に一回などのような定期的な通院の方が多いので、12月になってから年末年始の休みを決めていたのでは間に合いません。

患者さんの行動を考えると、年末は何かもう後がないような気分になるのか、それとも今年のことは年内にと思うのか、年末はけっこう患者さんが多い。

年始は正月明けでまだまだ休み気分で、すぐにたくさんの患者さんがおしかけるということは無いように思います。もちろん、正月休みの間に具合が悪くなって、休み明け早々に受診したいという方もいないわけではありません。

いずれにしても、例によって丸々一週間休むというわけにはいかないので、開業してからずっと12月30日まで通常通り、大晦日は半日。4日間休ませていただいて、年明けは1月5日からという形でやってきました。

今年はカレンダーの巡り合わせで、1月4日が月曜日できりがいい。大晦日は休みにして、4日から診療をするかどうかで悩みました。

しかし、大晦日に診療をしているクリニックは少ないので、患者さんの行動パターンからしても、なかなか休みにしにくい。結局、例年通りの休み方にすることにしました。

12月30日までは通常通りの診療をします。
12月31日は午前中のみ(受付は11時30分まで)診療します。

1月1日から1月4日までは休ませていただきます。
年明けは1月5日(火)から通常通りの診療を開始します。

ちょっと気が早いのですが、来年はさらに良い年になるようにいろいろ思いをはせつつ、年の瀬の準備を開始したわけです。

2009年11月20日金曜日

Let's 医師会 11月

今日は医師会の理事会。例によって議論百出。

特に新型インフルエンザ関係は、誰も答えを持っていないので、何を聞いても結論はでないという状態がつづいています。

やはり、はっきりと言いますが、誰もワクチンの正式な発注などしていないんです。どのくらい使いたいかという調査のアンケートが来ただけ。

ところが、その数を元に・・・ほとんどの医療機関はだいたいの雰囲気で書いた数・・・いつのまにか配分が決められているわけです。しかも、キャンセルはきかないというふざけた話。

大病院はそんな手間のかかること・・・実際、正直言って大変めんどくさい・・・はやらないというところが多い。証明書をだしてどこかでやってもらってくださいという。

優先接種証明書を持っていても、自分の病院にかかっている患者さんの分さえ十分に配布されていないので、よそから来た患者さんまでまわせるはずがない。

優先接種証明書なんて空手形みたいなもんです。ワクチン希望者難民が作り出されているというのが現実。うちの場合も優先接種対象者の100人の希望に対して18人分ですから、どうしようもありません。

どうも、小児科は希望の4割、それ以外は2割という比率で配分がきまったらしい。うちはまだ、1mlのビンですから、1人に0.5mlを使うので最低2人ずつの組を作れば無駄が出ません。

ところが、10mlのビンがきたところでは、最低20人ずつのペアをつくらないといけない。例えば、うちだったら通常の診療の中ではかなり難しいと思います。どこかの日曜日とかにすべての希望者を集めるようなかたちしかないかもしれません。

もう、とにかくむちゃくちゃです。ワクチンは輸入物も含めてかなりの数が準備できているはずです。小出しにしなければならない理由が理解できません。次はいつくるのか、どのくらいくるのか、まったく情報がありません。

あ~、なんか、もうインフルエンザの話になると相変わらずぼやきしかありません。医師会の話に戻すと、新型インフルエンザワクチンについては「無力」といわざるをえません。

行政ではとても対応できないから、どこの医療機関も率先して協力していきたいと思っているはずですが、ほとんど行政からの一方通行の情報に翻弄されているだけですし、それを医師会はどうにもできない。

いつも「Let's 医師会」のエントリーでは医師会の応援をしてきたつもりですが、少なくともいつもそうばかりはいっていられない。そんな疑問を持つことも大事なことだと思うわけです。

2009年11月19日木曜日

シブヤ

渋谷は自分が育った街。この前の日曜日は、本当に久しぶりに少しだけシブヤをブラブラしました。

この場所に「丸井」ができたのはいつだったか、まったく記憶にありません。丸井ができた頃は、確か道玄坂に緑屋というのがあって、この二つが月賦販売をする二大百貨店でしのぎを削っていたと思います。

しかし、緑屋が敗退して、丸井は「丸井はみんな駅のそば」というキャッチフレーズと「○I○I」というロゴで勝ち残りました。今では○ICITYとなっているんですね。

ここから左は有名な公園通りとなりPARCOにへて、渋谷公会堂に続きます。そして突き当たりが代々木体育館とNHK放送センター。

渋谷駅とここまでの間には、東急東横店から始まって、109、西武デパートA館・B館、西武系のPARCOとロフト、東急ハンズなどがひしめき、東急VS西武のデパート戦争の舞台になったのは、もう古きよき時代の話。

西武に入ってみたら、ブランドショップばかりで、そこらのファツションビルとなんら変わりありません。今や、消費者の好みは多様化してもう百貨店というものの存在価値というのは薄れてしまったんですね。

そこに行けば何でもそろうというのが便利だったわけですが、何でもそろうということは、何もそろわないということの裏返しでもあるわけです。

ほとんど見たことがないビルや店ばかりでしたが、その中にものすごく懐かしい店が残っていました。明治通りに「いんでいら」というカレーハウスがあって、1955年創業でこどものころよく食べたものです。

象のマークを見つけて、思わずお店に入ってみました。カレールーのテイクアウトを買って帰りました。昭和の味がしました。

2009年11月18日水曜日

B'z / MAGIC

来ったぁ~!! 2年ぶりのオリジナル・アルバム。

昨年は結成20周年で。ベスト盤とライブでがんばってました。最近ではヤマピ~の月9ドラマ「ブザービート」で主題歌の「イチブトゼンブ」であいかわらずの人気を誇ったわけです。

良しにつけ悪しきにつけ、日本でほぼ唯一のロックバンドと言えるのはB'zだけです。バンドはいろいろあっても、バンドとしての演奏ではロックを感じられるのはこの人達だけです。

とは言っても、結局ギターの松本のサウンドメイクと稲葉のシャウトがすべて。例えばポルノは言ってみれば、B'zのコピーみたいなものだと言ったら、ファンには怒られるかも知れません。ポルノはポルノでいいところがあるんですが、少なくともロックではない。

じゃあ、おまえはB'zのファンなのかと聞かれると、実はそうでもない。

松本のギターは確かに典型的なハードロックギターで、チョーキングを多用して、ディストーションをかけ、高音域での早弾きなどは昔ながらのサウンドです。稲葉のボーカルも、イアン・ギラン以来の伝統的なヘヴィなシャウト。ライブでの観衆の引っ張り方も、まぁ普通でしょう。

嫌いじゃありませんし、ある意味オールド・ロック・ファンも安心して聞ける・・・んですが、なにしろタイトルをはじめとして、うけることを前提としたサウンド作りが目立つのが気になるところ。

ときメモのテーマソングなんぞを担当したり、アイドルに曲を提供したりと、どうもいまいちピンとこないのであります。

さて、そんなわけでニュー・アルバムですが、けっこう短い曲が多いですねぇ。出だしは松本のギターによるイントロダクション。その後から、のりのりの曲が、次から次へとノンストップメドレーのように飛び出してきます。ステージでのライブでは、客を一気にのりのりにするにはもってこいでしょう。

とにかく、内容的にはさすがにベテランですから、はずれはない音作りで、あまり文句のつけようがありません。あまり文句を言わずに黙って楽しめばいいんじゃないでしょうか。

2009年11月17日火曜日

たまプラーザ 蕎麦匠源

自分のブログでは2回目の登場です。

蕎麦懐石というのは、年取ってぎどぎとした料理が不得意になってくると魅力的なんですよね。

ところが、意外にそういう店は少ないわけで、あってもお店が終わるのはけっこう早いので、なかなか行くことができません。

その点、蕎麦匠源は唯一と言ってもいいこの界隈では遅くまでゆっくりできる店なのです。写真はオートブルで、蕎麦や蕎麦の実をふんだんに使っています。

今夜はプロ友の会で、あざみ野棒屋先生Dr.M、そしてDr.Flickerの一緒に楽しんできました。インフルエンザ・ワクチンに翻弄される愚痴から始まり、それぞれのブログの批評、日頃の診療の問題など話題は多岐にわたり、いつもながらあっという間の2時間半でした。

2009年11月16日月曜日

新型インフルエンザ・ワクチンについて

ニュースなどで報道されているとおり、本日から最優先接種者を対象とした新型インフルエンザ・ワクチン接種が開始されました。

当院では、関節リウマチの患者さんの大半が最優先接種者となります。10月にどのくらいのワクチンを必要とするかの調査がありましたが、この時点では約100名と回答していますが、先週末に入荷したワクチンはわずかに18人分です。

そこで、大変心苦しいのですが、最優先接種者の患者さんの中でもさらに優先順位をつけざるをえません。そこで、生物学的製剤を使用している患者さんから順番に本日電話をして希望をお聞きしました。

本来ならば、全員の希望を聞いた上で配分すべきだとは思いますが、現実に次にワクチンが入荷するのはいつ、そしてどのくらいかがまったく不明という状態ですから、とにかく連絡の付いたから方から順番に予約をいれさせていただくしかありません。

公平とは言い難いのですが、とにかく1人分さえ無駄にできない現状をご理解いただくしかありません。とりあえず、初回入荷分についてはほぼ予定が決まりました。ましてや、誠に申し訳ありませんが、当院に通院していない患者さんの予約を受ける余裕はまったくありません。

新型のワクチンについては、国が買い上げた上での配分となっていますが、各医療機関にばらまくために数などの調整に手間取り、正確な入荷情報がまったくと言ってもいいほど入ってきません。国が牛耳っているなら、保健所などでの集団接種の形を取ってもらえは混乱は少ないのではないかと思います。

季節性ワクチンも、そのあおりを食らって同様の状況になっており、もうほとほと疲れてきました。まぁ、そんなことをぼやいてもしょうがありません。

本日連絡の付かなかった方には、次の入荷が確定してからご連絡いたします。また、11月中に接種ができない状況の場合には、最優先接種者証明書をお渡しする形も考えています。

いろいろご迷惑をおかけしておりますが、重ねて諸事情をご理解いただき容赦いただけますようお願い申し上げます。

2009年11月15日日曜日

Windows7で復活

去年、Windows VistaでこけたSONY VAIO VGN-TZ50Bというノートパソコン。無理矢理Windows XPにdowngradeして使っていました。

ところで、Windows7はメインのノートでVistaからupgradeしてみたところ、大変使用感がよろしい。ネットワーク設定などで、窮屈感がありますが、Vistaで感じた不満の多くが解消され、動きもかろやか。

最近のネットブックでの低速のATOMプロセッサPCでも、Windows7が使われているくらいで、巷でも評判が良い。そこで、TZ50Bに再度復活してもらうことにしました。

このノートは一番新しいVAIO TypeXの前身になるわけで、薄さは最新に負けてはいますが、携帯性は抜群です。CPUはCeleron 1.2GHzのダブルコア、RAMは2GB、HDDは60GB。

Vistaでは、もうとろくてどうしようもない非生産性マシンでした。XPだとちょうどよくて、ソフトを最新のバージョンで使わなければなんの不満もありませんでした。

ただしVAIO独自の拡張機能部分の大半が使うことができませんが、困る物はありませんでした。Windows7にすると、これもSONYのサポート外機種なのですが、基本的にはVistaのドライバーがそのまま使えるので大丈夫だろうと思い、せっかく苦労してXPにdowngradeして安定した環境を捨てることにしたわけです。

一度リカバリーでVista環境に戻し、やはり超鈍足を確認して、ドライバーなどを保存してから、Windows7を新規でインストールしました。いくつかのハードが認識されませんでしたが、Vista用のドライバーを手動でインストールして、デバイス・マネージャーでは不明はまったくなく、ほとんど問題なく作業は終了。

さて、使い勝手はというと、XPよりは若干もたつくのはしょうがないとして、ほぼ普通の使用感なのです。これなら使える、という感じ。フリーのOpenOfficeと古いPhotoshopさえあれば、たいていの作業ができるので、これであと数年は実用に耐えると確信しました。

2009年11月14日土曜日

夕焼け

天気が悪く、急にこのところ寒くなったので、整形外科は閑古鳥。うちのクリニックにはインフル景気はありません。

今日は夕方に見事な夕焼けで、うちのクリニックから見る光景も大変見事な物でした。というわけで、その美しい景色をご覧ください。

でも、こういう光景が見られるのは、わずかに10分間程度のことなんですよね。刹那的な美しさを、確認できたのも患者さんがいないからというのも皮肉なことです。

2009年11月13日金曜日

ネットワーク

う~ん、困った。自宅のワイヤレスルーター。

だいぶ前から電源の接触が悪くなっていたのと、最近ケーブルテレビの接続速度を速くしたのですが機種が古くてあまり改善を体感できないということで、新しいものに買い換えました。

ところが、取り替えたらうんともすんともつながらない。もともと、ほとんど何の設定もせずにつながっていたものですから、どうにも困っているわけです。

VistaもXPも、はたまたWindows7でもだめ。PS3もだめで、オンラインで友だちと対戦している息子は怒りそう。

特にVistaやWindoows7は、誰もが簡単につなげるようにとかなりネットワークがブラックボックス化してあるので、なかなかどこから設定をするのかがよくわからない。

せっかく直したと思っても、勝手に設定を変更してくれたりするものですから、どうにもならないわけです。

しかも、これまだ有線のレベルの話ですから、無線の設定なんて手も足もでない感じなのです。今日も帰ってからは、ひたすらこれですね、きっと。

あ~あ、何とかならないかなぁ。

2009年11月12日木曜日

首都高の工事

いま新政府は無駄遣いの洗い出し中
渋谷の大がかりな工事も長い
何年前からやってたのかな

今日はルーターがいかれてしまい
携帯から

2009年11月11日水曜日

あすなろ海水魚館 新世代

最近はインフルエンザ騒動のせいか、整形外科では患者数も少なくまったりとした日が多いように思います。

今日は朝から嵐という天気予報でしたから、さぞかし閑だと思ったら、意外と初診の方が多く、けっこう充実した一日でした。

でもって、またかと思われるかも知れませんが、先週の土曜日に新入りしたカクレクマノミ。月曜日にともだちをあらためて追加しました。まだ3cmくらいの若者です。

彼らの憩いの場として、もっともカクレクマノミが好むといわれているハタゴイソギンチャクも用意したわけですが、なかなか入ってくれません。

ときどきつんつんとしている程度でしたが、今日になってついにイソギンチャクと戯れるカクレクマノミという光景を目の当たりにすることができました。これが見たかったから始めたというところがあるわけで、海水水槽を始める多くの人の目標でもあるわけです。

イソギンチャクに入って、もふもふやっているカクレクマノミというのは、本当に見ていて楽しい。とっても気持ちよさそうなんです。暗くなって、さらに深くもぐりこんだところは、もう、むふっ、という感じです。

さぁ、これからこの環境をどこまで継続できるかが問題です。魚だけなら多少の水質の悪化は許されますが、イソギンチャクはそうはいかない。ちなみにこのハタゴイソギンチャコクはけっこう高価なんです。

まぁ、そんな野暮なことは言わずに、なんとかこの子たちをさらなる☆にならないように頑張りましょう。そして、あいかわらずベニゴンベちゃんもいい味を出してます。

2009年11月10日火曜日

話題のアンテナ

森繁久弥さんが亡くなりました。96歳、大往生です。

自分が生まれたときから、すでに俳優として活躍していた方で、昭和を代表する俳優さんでした。昭和・・・というのは、まさに自分が成長してきた時代であり、どうあがいても、自分にとって消すことのできない時代です。

美空ひばりさんにしても、石原裕次郎さんにしても、戦後の日本を駆け抜けた大きな星だったことに間違いはありません。どんどん消えていく昭和の記憶ですが、これからも頭の隅っこのどこかに少しはとどめていきたいと思うばかりです。

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それにしても、巷を賑わしていたイギリス人英会話講師殺人事件の容疑者がいきなり捕まったニュース。

2年7ヶ月ぶりに美容整形手術のために姿を現してから、まだ1週間と経っていません。なんか、容疑者に同情するつもりは毛頭ありませんが、彼は捕まりたかったのではないかと思うんですよね。

長い逃亡生活に疲れていたんでしょう。今回、写真が公開されたのも、自分を捕まえてほしいという一つの願望の現れなのではないかと思います。

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覚醒剤で捕まった元アイドルタレントの判決。執行猶予3年というのは、初犯であれば普通の量刑判断なのかもしれません。しかし、たまたま今回初めて使ったというわけではないので、正真正銘初犯というのは何となくしっくりきません。

まぁ、本人よりもこどもが心配。両親が二人とも覚醒剤で逮捕されたと言うことを理解できない年齢ではないでしょうから、今後の成長に大きな歪みを作ることが危惧されます。

元タレント本人は介護の仕事に転身したいということのようですが、他人のことよりもまずは自分のこどもに対してどう対応していくのかが他人事ながら気になります。

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ライアーゲームの続編が放送開始。今時の若者が、いかにも好みそうな内容のドラマです。おじさんにはついて行けそうもありませんが、とにかく話題としてそこそこに知っていれば何かの役に立つかもしれません。

今日も、バスケットでけがをしたこどもに、ブザービートでまずけがを治すことを優先した山ピーを引き合いに出して説明したりしました。

何しろ整形外科は患者層の幅の広い科ですから、どんな話にもついて行けるように日頃アンテナを広げておく必要があります。と、いうわけでいろいろな話題について書いてみました。

2009年11月9日月曜日

クリニックビルの利点

新型インフルエンザ・ワクチンの配布について、医師会から知らせが来ました。ところが、あいかわらずいつどのくらいくるかは謎のまま。

今夜は横浜市医師会の代議員会があって、桜木町に行ってきました。ある代議員からは、ワクチンについての質問が出ましたが、横浜市医師会でも「わからない」という返事でした。

新型のワクチンについては国が買い上げて、県に配布。県が横浜市に託して、横浜市は横浜市医師会にとりまとめを依頼するという順番です。

ところが、厚労省がメディアへの発表を先行させているのに対して、実際にワクチンを配布する県が情報を出さないため、結局現場では混乱が続いているという事態が続いているわけです。

まぁ、もう現物を見るまではじたばたしてもしょうがないと腹をくくったところなので、そのあたりはどうでもいいような気がしていますが・・・

それにしても、困ったのは季節性インフルエンザ・ワクチン。ただでさえ生産量が減少して手に入りにくいところに、新型騒動で皆さん接種を希望したのか、どこの医療機関でも早くも終了という状況です。

うちのクリニックは、完全予約制にしましたが、なにしろワクチン入荷がちょろちょろなので、予約した方が一気に来院したら足りなくなってしまうのではないかとハラハラしどおしです。

まぁ、こんなことばかり書いていてもしょうがないのですけど、とにかく今年はインフルエンザに振り回されっぱなしだということですね。

ところで、話は変わって、ここからが今日の本題なんです。

クリニックビルのいいところを一つ紹介します。今日患者さんのMRI検査のフィルムをとなりの木村泌尿器皮膚科に持って行きました。ちょっと気になるところがあったので、意見を聞きに行ったのですが、こういうところは開業医ではありそうでないところです。

普通に、病院の医局で他科の先生に相談をするのと、同じような感じです。できるだけ患者さんのいなさそうな時間を選んで伺ったつもりですが、嫌な顔一つせずフィルムを見ていただきました。ありがとうございます。こういうところで、いろいろと協力できるのが強みだと思います。

この前も、肩から腕の痛みで来院された患者さんで、どう見ても帯状疱疹という皮膚科の病気のようなので連絡したら、わざわざうちに見に来てくれました。いつも、お世話になってばかりで申し訳ありません。と、いうわけて゛、うちのクリニックビルなら安心という話でした。

2009年11月8日日曜日

日本人の忘れ物

落語のすごいところ、人を魅了する最大の理由は、一つの噺の中にそれぞれの人生をつめこんで、それを一人の演者が会話だけで描き分けていくところにある。

・・・と思っているんですけど、そう思いませんか。さらに演者はほとんど扇子と手拭い以外には小道具らしい小道具も使わず、仕草を演じ分けていくわけです。そんじょそこらの俳優さんには、とてもできる芸当ではありません。

今日はひさしぶりに、いくつかの落語をじっくりと聞き直して、そんなことをあらためて考えていました。

今でこそ「古典落語」と呼ばれる演題も、最初は新作だったわけで、特に人情噺というと江戸時代の噺のように思われがちですが、実際は明治時代の三遊亭圓朝によって作られたものが多い。

ところが、少なくとも戦後に作られた新作で残っているものはほとんどない。ほとんど掛け捨てになってしまったようです。実際、中身がなくその場の笑いを取るだけの噺では、二度三度聴く気にならない。

落語が「古典」になってしまったのは、そういう後世に残って演じ続けられるような噺がなくなったのも大きな要因にありそうです。

そうなると、研ぎ澄まされた芸よりも、時代にあったギャグに磨きをかけるだけで、今のテレビに出てくるような落語家と呼ばれる人は、普通のお笑い芸人との差は見いだしにくい。

しかし、古典落語をやろうにも場所がないし、さらに時代のずれによって内容が説明抜きでは伝わらなくなって、今のメディアからすれば扱いにくい文化になってしまったようです。

まさに江戸落語の正統的な継承をしていた古今亭志ん朝が平成13年に亡くなって、もはや真の落語は途絶したといっても過言ではありません。

先日の圓樂の死去によって、最後の砦、三遊亭も風前の灯火といえます。春風亭小朝は古典落語の継承者として期待されていましたが、どこかで何か勘違いしたのか、もはや落語家としての魅力は消えてしまいました。

時代の流れの中で、人々の生活様式や考え方は変化していくことは必然ですから、しょうがないと言えばそれまでですが、熊さん、八つぁん、与太郎、ご隠居、若旦那、棟梁といったおなじみのキャラクターが生き生きとしていた時代というのも悪くはなかったと思います。

失ってもいいものと、失っては困るものがあるわけで、日本人がどこかに忘れてきてしまった何かの一つなのかもしれません。

2009年11月7日土曜日

あすなろ海水魚館 最初の50日間

まずは今夜は、ジャイアンツ日本一おめでとうの報告をしておきましょう。

さてと、今夜の本題ですが、それまでほとんどアクアリウムなんて興味もなかった自分が、今年の6月からいきなりはまりだし、まだわずかに4ヶ月ちょっとです。

淡水魚水槽は最初に投入した8匹の魚のうち2匹と3匹のエビのうち2匹が早々に☆になりました。しかしその後はたいへん落ち着いた状態で、安定した平和な日々をすごしています。

それに比べると、海水魚は、まじ大変。とにかく、どうしたら魚がゆっくりできるのか、試行錯誤の繰り返しです。根本的にやり方がまずいのかもしれませんが、クリニックのスタッフは言うに及ばず、患者さんがたがけっこう楽しみにしてくれているので、いまさら引き下がるわけにはいきません。

それに、スキューバダイビングのような行動的な趣味がない自分にとっても、初めて知った「海」の楽しみ方の一つなので、めんどうなことは多いのですが、とことこやってみたいと思っているわけです。

そこで、ここまでの経過を整理しておきます。

6月なかばから道具選定。いろいろネットで調べては、通販を利用して購入。7月17日にいよいよ海水をいれて水槽を立ち上げ。夏の暑い時期は、水温管理が大変だろうということもあり、水つくりに2ヶ月近くを費やしました。

そして9月17日についにカクレクマノミ♀6cmと♂5cmのペア、7cmのサンゴイソギンチャク、そしてオトヒメエビを投入。

9月29日、水槽を変更して水量を2倍にしました。これは、さすがに最初の水槽が小さくて、すでに凶暴性を発揮するオトヒメエビ対策の一つでした。と、同時に1.5cmくらいの貝を背負ったヤドカリ3匹も追加。

さらに調子に乗って、10月3日には4cmのキンギョハナダイと3cmのルリスズメダイを新規投入。

10月7日、体調が悪くなってきたサンゴイソギンチャクでしたがついに力尽きたようで、翌朝に溶けていて水槽全滅なんてことになっては大変なので取り出しました。最初の☆です。

さらに追い討ちをかけるようにキンギョハナダイがぼろぼろになって☆になりました。どう見ても、ほかの魚から排除されたとして思えません。

10月10日、ベニゴンベ追加。なかなか手に入りにくい魚ですが、愛嬌のよさはカクレクマノミをしのぐかもしれません。

しかし、このあたりからカクレクマノミの様子がおかしくなって来ました。数日後にあきらかに白い点々が体表に確認でき、白点病ということを確信しました。

それからいろいろできそうな対策をとってみたのですが、10月19日、2匹のカクレクマノミは☆になったのです。それから水槽の全換水をおこない、しばらくはじっとがまんをしながら様子をみてきましたが、なんとかその後は特に変化はありません。

11月5日、ちょっとショッキングな出来事がありました。凶暴なオトヒメエビの口のところに赤いものがあって、どうみてもヤドカリの足。ちかくに貝殻がおちていて中はからっぽ。

弱肉強食とはいえ、さすがにびっくり。最初から唯一いるオトヒメエビですが、すべてはこいつのためにうまくいっていないような気分になります。

そして、満を持してというほどの期間ではありませんが、11月7日、本日あらたなカクレクマノミのペアが到着。今回はちょっと小さめで、4cmの♀と3cmの♂。

ところが、♀の方が到着直後から様子がおかしい。体を傾けて泳いでいる。これはまずいと思って、しばらく別にしてみましたが、数時間後には縦になりくるくる回るようになって、しだいに動きを止めてしまいました。

ついたばかりで、こればかりは自分の管理のせいではありませんが、気持ちは暗くなる。

とりあえず♂を水槽に入れましたが、今回はカクレクマノミが好むハタゴイソギンチャクも一緒に購入したので、カクレクマノミにとっては安息の地となってくれることを祈るばかりです。あらたなお嫁さんをちかいうちに探してくるので、ちょっとの間一人でがんばっていてもらいたいと思います。

2009年11月6日金曜日

されどジャイアンツ

いまさらながら告白しますが・・・と言うか、もうすでにどこかで喋ったり書いたりしていることなんですけど、実は自分は「ジャイアンツファン」なのです。

ジャイアンツとは、プロ野球の読売巨人軍のことでして、昔言われた「巨人・大鵬・卵焼き」世代まっただ中であるわけです。

ですから、ヤンキースの松井がワールドシリーズのMVPを取れば、素直に喜ぶわけですし、日本シリーズ9回の裏に亀井・阿部の連続ホームランで巨人がサヨナラ勝ちをすると狂喜しているオヤジなのです。

レギュラーシーズンなんて興味は無いよ、と言いつつも翌日のニュースで巨人が負ければテンションが下がることもしばしば。

もうこれはこどもの時から植え付けられた本能的な反射に近い物で、もう50歳になった今となってはどうしようもないことなのかもしれません。

しかし、今のこどもたちは、サッカーにばかり興味を持っているようで、野球少年というのはあまり見かけることがありません。

野球の人気が下火になったのか、いや、そうじゃなくて今の時代は物事に対する価値観が多様化したと言うことなんでしょう。こどもたちが夢中になれる対照はいろいろあって、野球はその選択肢の一つに過ぎないわけです。

自分のこどもの頃はというと、小学生の将来の夢はという質問の答えは、プロ野球選手と飛行機のパイロットというのが圧倒的でした。しかも、自分のように東京で育つと、必然的に野球=巨人であるわけです。

ラジオでもテレビでも巨人戦しか放送されていません。実際に観戦しようとすると、後楽園球場での巨人戦か、神宮球場でのサンケイアトムズ対巨人しかないわけです。

当時のサンケイ、つまり今のヤクルトは、もう情けないくらい弱いチームでしたから、ファンになれるわけがない。それに比べ、巨人は強かった。川上哲治監督のもとV9を驀進したときです。

1番センター柴田、2番セカンド土井、3番サード長嶋、4番ファースト王、5番ライト国松、6番ショート黒江、7番レフト高田、8番キャッチャー森、9番ピッチャー堀内。

当然のように巨人ファンになるか、アンチ巨人ファンになるしかなく、それ以外は存在しなかったのです。多少自虐的に言うならば、自らの意思で巨人ファンになったわけではないかもしれません。

まぁ、サッカーにしか興味がないと思っていたうちのこどもが最近PS3でプロ野球ゲームにはまっているのを見て、つらつらとこんなことを考えていました。

2009年11月5日木曜日

新型インフルエンザ・ワクチン

新型インフルエンザ・ワクチンについては横浜市のホームページに案内が出ています。

驚いたことに、ここにワクチン接種を受けられる医療機関の案内が出ていて、都筑区のところではうちのクリニックも掲載されています。センター南医療ヴィレッジでは、木村泌尿器皮膚科とアキコ・ルミエール眼科を除くただ内科、センター南こどもクリニック、いなば耳鼻科とうちではワクチン接種が行えます。

ところが何が驚いたかというと、まだワクチンは無いわけで、いつ来るとも、どれだけ来るとも、何の案内も無いということなんです。

これじゃ、問い合わせがあっても答えようがありません。なんか順番が違うんじゃないでしょうか。行政は、市民へのリップサービスばかりが先行していると言われてもしょうがない。そこんところを理解してもらいたい物です。

まぁ、でもここに掲載されているからには、うちにもワクチンが配布されてくるものと考えてよいのでしょう。神奈川県の発表では、11月16日から最優先患者さんへの接種開始となっていますから、来週中に入荷するのかもしれません。

うちのクリニックの場合は、最優先患者のみへの接種としていますが、そういう患者さんなら誰でもというわけではありません。原則として、関節リウマチで通院している患者さんの数しか申し込んでいません。

うちのクリニックでの最優先は、生物学的製剤(レミケード、エンブレル、ヒュミラ、アクテムラ)を使用している方となります。

次のランクは免疫抑制を起こす薬剤(リウマトレックス、プログラフなど)を使用している方です。そして、それ以外の薬剤をしようしているリウマチ患者さんがそのつぎに来るということになります。

ワクチンが患者さんの数だけ入荷することは無いと思いますので、そのあたりを基準に予約を受け付けていくことになるでしょう。いずれにしても、現在のところは実際にワクチンが入らない限りは何もアナウンスできない状況であることに変わりありません。

2009年11月4日水曜日

あすなろ海水魚館 驚異の復活

あ~、すみません。今回は、JUSTな写真を撮っていないのです。ですから、どうも説得力に欠けるレポートですが、あまりに驚異の世界だったので書かずにはいられない。

読んでいる方は、以前のエントリーを参考にして想像してください。

というわけで、今回の主役はオトヒメエビ。

先々週の初めにカクレクマノミが☆になってほぼ全換水をしたんですが、その際に生き残った方々を一時移動したわけです。その際に、実はうちのかみさんがオトヒメエビの片腕を引き抜いてしまったんです。

それ以来、片腕のオトヒメエビは、魚を威嚇するにもだいぶ迫力が無くなってしまいました。まぁ、だいぶ魚さんにはストレス一杯でしたから、このくらいでちょうどいいかという感じだったんです。

少なくとも一昨日までは・・・

祭日あけで今朝クリニックに行って、水槽を見てびっくり。まさに、驚異の復活と言わずして・・・海水魚飼育をしている人にとっては、何の驚きも無いことなのかもしれませんが、こちとら素人ですから。

オトヒメは、まるで何事もなかったかのように2本の腕を振り回しているではありませんか。そして、水槽の隅っこには片腕しかない脱皮した空が漂っていたのです。

だいたい想像はしていましたが、オトヒメエビは現在の殻の下に、まるまる腕やひげなどを作っているわけです。そして、脱皮する際には、それまで使っていた腕やひげは、そのまま脱ぎ捨ててしまうわけです。

腕が無くなっても、ちゃんと体の下で、次の腕を準備していたわけです。それも、たったの2週間のことですよ。すごいでしょう。まるでミラクル。素晴らしい生命力。母なる海の神秘。

あらためて生命の力強さを見せつけられた感じです。オトヒメはうちに来てから、脱皮の回数はすでに4回目。さらに水槽の主になっていくような気がします。

2009年11月3日火曜日

5秒CM

最近SHARPのコマーシャルが元気。いわゆる5秒間CMというやつで、テレビを見ていると一日中何回もでくわす。

さすがに、「プラズマクラスターはシャープだけ」というフレーズはしっかり頭に焼き付いたようです。この繰り返しの学習効果は、かなりインパクトが強い。

これが15秒CMで、連続3回聞かされるとうんざりしますが、ときどきだと、逆にしつこくない印象になるから不思議ですね。

昔はこういうCMがよくありました。だいたい7時ちょうどとかの直前にありましたよね。伴淳三郎の「一杯やっか?」、「何であるアイデアル」、「有馬兵衛の向陽閣へ」、などが思い出されます。

まぁ、短いCMだと商品の中身を説明することはできないわけで、とにかく言葉を印象づけることが目的になるわけです。

SHARPの場合は、このCMを流し出す前に「プラズマクラスター」をずいぶんと使っていたので、何となく一般にも聞き覚えがあるよあになっていたわけです。また、昔と違ってネットがありますから、気になった人はさらに簡単に調べられるでしょう。

時代が進んで、また昔のフォーマットが生き返ったのかもしれません。

2009年11月2日月曜日

Windows7とメール

先週発売されたWindows7ですが、さっそく入れてみたという話はすでに書いてみました。その後、PCメーカーのアップグレード用ディスクが届いて、もう一度最初からやり直し。

無事インストールが終了・・・と思いきや、グラフィックのドライバーが入っていない。結局、これだけはダウンロードしてと、何とも有料でディスクを申し込んだ身としては複雑な心境です。

まぁ、それでも大多数の問題はクリアされ、ほぼフルにハードを使える状態になりました。ただ、どうも一抹の不安がぬぐえないのがネットワークの接続の設定。

なんか不安定で、インターネットにつながったりつながらなかったり。なんか理由がはっきりしないので、すっきりはしません。

あとは、わざわざProfessional Editionを選んだのは、XPモードが使えるというのが大きな理由。ただし、これもインストールディスクには入っていない。Microsoftのサイトからダウンロードしないといけないというのも、なんか不満を感じるところです。

まぁ、それでも我慢して入れてみました。Windows7のデスクトップにWindowsXPがVirtual PCとしてスタートするのは、なかなか面白い。しかし、ネットがつながらなくなって、結局削除しました。

XPから使っているフリーソフトは、ほとんど問題なく動作しているようです。ファイルなどの配置はVistaとほとんど同じで、XPと比べるとかなり複雑。なかなか目的とするフォルダーを見つけられません。できるだけ整理して、HDDをきれいにしておきたいと思うわけですが、けっこう大変でした。

さて、Windows7になって大きく違う点の一つに、なんとメールクライアントがデフォルトで無いことです。なんでも独占禁止法の関係らしい。

過去に長らくOutlook Expressを使っていた立場としては、実はVistaのWindows Mailには、不満がありました。そこでWindows Live mailという無料のダウンロードを利用してみましたが、やはりしっくりこない。

ですからWindows7でメールソフトがないことはそれなりに歓迎で、この際ですからMozillaのThunderbird2を使ってみることにしました。過去のメールのインポートはネット情報のおかげで、比較的簡単でした。

ところが、起動時の自動受信が動かない。また設定した定期的な時間ごとの自動受信もしない。これが、けっこう不便。いちいち受信ボタンをクリックしないといけない。まあ、正式にWindows7に対応するThunderbird3が11月中にリリースされるので、そこで解決することを期待します。

2009年11月1日日曜日

たまプラーザ 一龍

ラーメン屋さんを選ぶときは、昔はどこでも何を食べたいというのは関係ありませんでした。しかし、ラーメン文化もここまでくると、食べる方も「こういうラーメンが食べたい」から、あの店に行くというようになりました。

それだけ個性的な店が増えたと言うことですよね。醤油、味噌、塩の基本に加えて、鶏ガラ、豚骨、魚介などのベースの組み合わせが、いろいろなラーメンが楽しめる。

自分のテリトリーでは、味噌ラーメンだけでもいろいろ。赤味噌系なら、たまプラーザ駅前の一点張り。白味噌系は初代というのが、自分のスタンダードでした。

ここに北海道の味噌ラーメンの店が加わりました。場所は駅からは徒歩5分くらい、焼き鳥で有名な鳥びよりのならびにあるお店。

北海道といえば当然味噌ですから、特製味噌ラーメンを注文しました。濃厚なしっかりとした白味噌ベースのスープはまさに北海道、札幌の町並みがすーっと脳裏をかすめていきます(大袈裟?)。

トッピングは半熟の煮卵、チャーシュー(美味しいが、ちょっと薄め)、メンマ、ワカメ、もやし、コーン、長ネギというスタンダードでかためてあります。

麺はちょっとちぢれた太麺で、濃いスープがちょうどよくからみついてバッチリです。予想通りというとつまらないかもしれませんが、食べる人の期待を裏切らない安心して食べることができることは、けっこう大事なところでしょう。

食べ終わって店を出るときに、「ありがとうございました」は当たり前。ところが、ここでポイントをあげたのが「またお願いします」の追加の言葉。食べさせてやるみたいな客商売をしているラーメン屋がテレビで話題になることがありますが、やはりこの謙虚さが味の確かさと信用につながるように思います。

2009年10月31日土曜日

インフルエンザワクチン状況

10月も今日でおしまい。あっという間に季節が移り変わって、明日からは11月。すでに年末年始の当直バイトの予定も決まってしまいました。なんか、一年中時がたつのは早いと言っているような感じです。

今年は4月の末から、新型インフルエンザに振り回されっぱなしで、いまだに確定的なことがわからない。おかげで季節性インフルエンザのワクチンについても、もう不確定はなはだしいこと。

とにかく、新型の突貫生産の関係で、季節性のワクチンの生産量が減少して各医療機関へは前年の実績の7割程度となっています。それも、ちょっとずつしか入荷してこないので、もうはらはらしっぱなしです。

うちのクリニックでは、予想される入荷量より少な目の通院患者さんに限定の予約制としましたが、9月中に予約は一杯で、新規の予約は受け付けていません。いまだに問い合わせの電話はじゃんじゃん来ますが、すべてお断りしているという状態です。

予約したが家族に回したいというような申し出もありますが、かかりつけなのにお断りした方へ申し訳ないので、一切お受けしていません。また実際にキャンセルが出ても、本当にワクチンが足りるのか不透明なため追加の予約も受け付けることができません。

こんな状況ですから、いろいろお叱りを受けていすが、何卒ご理解いただきたいと考えています。

予約をしている方には、当日ワクチンの在庫があるか是非お問い合わせの上来院していただきたいと思います。

2回接種で予約された方で、まだ1回目を行っていない方がいますが、できるだけ早く1回目を済ませて下さい。2回目は3~4週間あけて行いますが、そのころ風邪などをひいていると延期することになります。場合によっては、2回目が出来なくなることがありますので、ご注意下さい。

新型インフルエンザのワクチンについては、当院では最優先グループである関節リウマチ患者さんに対してのみ行う希望を出してあります。しかし、実際のところ、希望通りの供給があるという見込みはなく、入荷がゼロということも十分にあると考えられます。

ワクチンは来るのか来ないのか、来るならいつなのか、どのくらいの量が来るのか、まったくわかりません。従って、実際に手にしない限りは、何もアナウンスできないという状況は、1ヶ月ほど前と変わっていないのです。

最優先グループの患者さんには、「最優先接種者証明書」というのを発行できることになっていますので、もしも11月半ばまでに入荷してこないようであれば、当院に通院加療中の関節リウマチの方には、証明書をお出しするような対応が必要になってくると考えています。

いずれにしても、ワクチンを待っている方には大変ご迷惑をおかけしていますが、このような状況であることをご承知おきください。

とりあえず、10代の感染者が圧倒的に多い割には、それ以外の年代の発生が異常なほど少ないというのは事実であり、また死亡率も季節性インフルエンザと比べて多いわけではないということは間違いありせん。通常の予防対策・・・うがいと手洗い、そして人ごみでのマスク着用・・・をしっかりとってください。

2009年10月30日金曜日

圓樂死去

五代目圓樂が亡くなった。76歳だそうです。

師匠は六代目三遊亭圓生。弟弟子に三遊亭圓窓。弟子には三遊亭楽太郎。

無骨な落語で、圓生の弟子としては艶がなく、地味な落語家だと思う。性急に喋ろうとすると、時にどもることもあった。

明治の圓朝、師匠の圓生から伝わる三遊亭の人情噺をなんとか守らなくてはいけないという立場にあって、おそらく本人は相当努力を強いられたことだと思う。

落語協会騒動の時も、圓生について三遊協会旗揚げに尽力しかけまわっていた。

あまり熱心に高座を直に見ない、中途半端な落語ファンの自分だが、圓樂の落語は生で見たことがある。さげがわかっている当たり前の落とし噺ではあったが、これがおもしろい。

落語はしゃべりだけでなく、仕草や、そのタイミング、いろいろな要素が関係している。圓樂は器用な噺家ではないが、確実に聴衆を楽しませるつぼをおさえていたのだと思う。

明治を受け継いだ圓生、志ん生、文樂、正蔵、金馬、小さん。そして次の世代として名をはせたのが、志ん朝、圓樂であり、あと残っているのは談志と小三治くらい。

今は落語はちょっとしたブームと言われているが、もう明治から昭和の落語を語れるものは皆無である。残念であるが、時代の流れであるから受け入れるしかない。圓樂の死によって、落語はさらに一歩、廃れゆく文化としての古典芸能となった。

合掌。

2009年10月29日木曜日

新生たまプラーザ

そういえば、先週のローカルニュースとしては忘れてはいけないのが、たまプラーザ。駅ビルが完成し、TAMA PLAZA TERACEとしてオープンしたことです。

部分的には完成していたのですが、全面オープンは10月22日。10月19日にプレオープンで東急お得意様だけが入場できるということで、早速・・・

いえ、うちの長女が偵察に行ってきました。でもって、写真をいただいてブログのネタにするという、楽している父親です。

とにかく、どこかの空港かい、と聞きたくなるような感じですね。東急も力を入れています。次男も、すでに見て回ったようで、期待の一風堂のラーメンも早くも食べてきたようです。

駅舎となっている中央と、南側のサウステラス、そして今までの東急SCがノーステラスということで、巨大なショッピングスペースとなるわけです。

・・・わけですが、やはり地下鉄が隣のあざみ野に行ってしまったのが痛い。あざみ野は、どう考えても発展性が乏しい。たまプラーザを今更大きくしても、田園都市線1本では寂しさはついて回ります。

いろいろな横浜市と東急の戦いがあったようですが、たまプラーザをとおって新百合ヶ丘まで地下鉄が通っていたらと悔やまれることしきりです。

2009年10月28日水曜日

喋り

今日は久しぶり、本当に久しぶりに一日中喋り続けでした。

医者の仕事は、実際にやっていることと言えば、ほとんどが喋りです。朝から晩まで、独演会みたいなもんです。

この喋りというのは、本当に疲れるんです。一般の方で、いくら話し好きの方でも、医者ほど喋り続けることはないと思いますよ。

喋るというのは、呼吸のうちの息を吐く方の連続ということです。人は酸素を吸い込んで、二酸化炭素を吐くことで呼吸をしているわけです。喋り続けていると、体の中の二酸化炭素が欠乏してしまい、ぼーっとなってくる。

時々、ゆっくりと深呼吸をして、二酸化炭素を少し体の中に貯めていかないと、意識を失ってしまいそうです。

パソコンの来院者リストを見て、ここで一区切りつきそうだと思っていて、区切りの患者さんの診察をしていることがあります。

今日はその患者さんが終わると、また1人来院されているという状態でした。なかなか休憩するタイミングがなく、けっこう消耗した感じでした。

患者さんがまとまって来院された場合は、どうやっても待ち時間はでてしまうわけで開き直ってやるしかありません。ところが、ポツンポツンと患者さんが来る場合には、1人に使う時間ものんびりペースになるので、気が付くと結局待ち時間が多くなってしまうことがしばしば。

とにかく、専門用語をできるだけ使わず端的に説明していくことを心がけていると、やはり喋りの量ほ減らすわけにはいきません。二酸化炭素が減っていくのも、医者としては歓迎すべきことなのかもしれません。

2009年10月27日火曜日

たまプラーザ べこ亭

たまプラーザから犬蔵に行く道、というとかなりローカルな話題ですが、この道が昨年だったかきれいになって、くねくねしたていたのも整理されました。そして、途中にできたのが「高級」焼き肉の店、べこ亭です。

去年の夏にもお邪魔しましたが、今回も都筑区の整形外科開業医と昭和大学北部病院整形外科との親睦会ということで利用させていただきました。

より専門性で話題も共通のことが多く、お互いに顔が見える関係を作ると言うことでより連携をとりやすくするということで意味のある会でした。

病院は患者さんの多さで大変な思いをしており、開業医はそのあたりをできるだけカバーして、病院の先生には入院が必要な患者さんの治療に専念してもらうことが大事です。

ところで、べこ亭は・・・というと、はっきり言って自分は苦手。

なんでかというと、あまりに肉が霜降りなんです。霜降りが高級という感覚がわからない。ほとんど油ですから、肉が軟らかいのではなくて、油でやわらかいだけ。

年を取ると胃にこたえます。油のないミノを追加してしまいました。まぁたまにはいいかもしれませんが、オージービーフの方が妙に安心というのは本音です。

2009年10月26日月曜日

リウマチ新診断基準

今日は朝から冷たい雨が降り、風も強くて日中も気温が上がらず、超ぅ~うぉ~う、閑でした。スタッフは、日頃できないいろいろなところの整理や掃除に精を出してくれましたので、たまにはこんな日もあってもいいかと思います。

さて、日頃からリウマチ診療を行っていて、いつも感じていたのは、1987年に作られたアメリカリウマチ学会の分類基準が、20年以上だってもいまだに診断の要になっているのは如何な物かということでした。

この間に、メソトレキセートという画期的な内服薬の登場、さらにその上をいく生物学的製剤が普及。検査ではMMP3や抗シトルリン化ペプチド抗体の測定、画像診断でもMRI検査や超音波検査が用いられるようになり、いかに早期に病気を発見し確定するか、そしていかに早期に寛解状態(治癒に近い状態)にもっていくかが専門家の間では焦点となっている昨今です。

しかし、根拠のある医学(EBM)の元では、すでにかびを生え始めた20数年前の基準を満たしていることが求められてきたのです。どう考えても時代のニーズにマッチしていないのは歴然としていて、これではハードルの高い現在の治療目標を達成することは困難でした。

実際、自分も日本リウマチ学会が作成した早期基準をもとに診断を考えるようにしているわけで、過去の基準はほとんど使うことはありませんでした。その早期基準も完璧とはいえず、必ずしも高い精度があるとは言えませんので、日本でもより早期に高い確率で診断を確定するツールの模索が始まっています。

そこへ、ある意味衝撃的なニュースが飛び込んできました。今、アメリカではアメリカリウマチ学会(ACR)が行われているのですが、ついにその場でヨーロッパリウマチ学会(EULAR)と共同で新診断基準が発表されたというのです。

やっとリウマチ学の総本山が動いたと言うことも驚きですが、ヨーロッパと共同というのも凄い話です。最近は、ヨーロッパの学会の方がいろいろな新しい波を敏感に感じ取った動きが目立っていて、リウマチ学の中心がアメリカからシフトしている印象を持っていました。

ですから、アメリカの学会もヨーロッパを無視することはできなくなったのでしょうか。日本人には欧米人とは違ったリウマチの特徴が無いわけではないので、日本の学会もここに混ざっていたならさぞかしよかったと思います。まぁ、これから日本人に向けたローカルルールなどが見当されていくことになるのでしょう。

さてこの新しいACR/EULAR基準の最大の特徴は、これまで画一的に項目の数だけで判定したのに対して、項目の中に点数制を導入し、疑わしい項目に対して比重の重さ軽さの考え方を取り入れたことにあります。

従来、リウマチ結節という項目がありましたが、病初期から認めることは希で、何で基準に入っているのか疑問を感じていました。また、朝のこわばりというのも有名な言葉になってしまいましたが、ある程度疾患とは関係なく感じる症状なので特異性は低いのです。

今回はこのような不確実な項目が排除され、自分としても比較的納得できる形に整理されたと思います。新基準では関節病変(0~5点)、リウマチ因子及び抗シトルリン化ペプチド抗体(0~3点)、滑膜炎持続期間(0~1点)、炎症マーカー(0~1点)の4つの項目に集約され合計10点のうち6点以上を確定とするなりました。

しかし、症状である関節病変を一番点を多くしたことは理解できますが、その中身を「腫脹または疼痛」としたことはちょっと残念。疼痛だけと腫脹もあるのでは、疑い方には相当な差があることはリウマチ診療に携わっていれば、誰でも感じていることだと思います。

その点を病変関節の数で補っているようなのですが、このあたりは早期の患者さんの取りこぼしがないようにという意図が入っているのでしょう。ただし、その分誤診を生じる余地になってしまうのではないかと危惧します。

逆に、これまでどんなに疑わしい腫れ方をした関節を見ても、それが一カ所しか無い場合は診断を確定することはできなかったのですが、例え一カ所でも診断を下すことができるようになったことは意義深いことだと思います。

これから、実際にいろいろな臨床の場で、この新基準の妥当性が討論されていくことになると思いますが、より現状にそくした使える基準が発表されたということは間違いなく、臨床の現場としては歓迎したいと考えます。


中・大関節:肩関節、肘関節、股関節、膝関節、足関節
小関節:MCP関節、PIP関節、第2~第5MTP関節、第1IP関節、手関節
血清学的因子:陰性=正常上限値以下、陽性・低力価=正常上限値の1~3倍まで、陽性・高力価=正常上限値の3倍より大
滑膜炎持続期間:評価実施時に存在する滑膜炎に関して、患者自身の報告に基づく滑膜炎症状(疼痛、腫脹、圧痛)の持続期間
炎症マーカー:正常/異常の基準値は各施設で採用しているものに準ずる

2009年10月25日日曜日

Windows 7

先週は、インフルエンザでばたばたしていましたが、実は個人的には大変興味を持っていることがあったんです。

Windows 7の発売です。まぁ、マイクロソフトの商売はなんだかんだといわれますが、実際遊びだけでなく業務でもWindowsを使い続けているわけですから、OSのバージョンアップには敏感になります。

今のWindowsの実質的な歴史はVer.3.1から始まったと言えるわけです。Ver.1は見たこともありません。Ver.2はMS-DOSという古典的なOSの上で動くアプリケーションで、やたらの重くなるだけのプログラム・ランチャーでしかありませんでした。

そしてVer.3でやっと、Windowsらしい動きがでるようになって、Ver.3.1で使えるものになったと思います。インターネットが一般に使われだしたのもこのころ。

真のWindowsはその次のWindows95からと言われるのは、Win95が初めてOSとして存在し、互換性維持ためにMS-DOSは形だけ内包されるようになったからです。

次のWindows98では、インターネットが強化され、まさに誰もが使う形が整ったといえます。と、同時にWindowsNTという、業務用のセキュリティを強化したMS-DOSを完全に 排除したOSが登場し、Ver.3から4になって、こちらも使えるものになっていました。

このNT系の進化、つまりWindows2000に力を注いでいたマイクロソフトは、一般向けのWindows98はWindowsMeというマイナーチェンジでお茶をにごしてしまったのです。このようなソフトをとりあえずのつなぎという意味で、ブリッジングソフトと呼ぶわけです。

そして、NT系と98系を統合した形で完成されたのがWindowsXP。はじめはWindows2000に比べて、安定性が悪いとか動きが重たいとか言われていましたが、少なくとも現時点では大変成熟したOSとして高い評価を与えることができると思われます。

そしてマイクロソフトは2007年に大いなる自信をもってWindows Vistaを世に送り出したわけですが、これがまったく受けない。見た目の華やかさはあるものの、そのためにOS自体が肥大化しすぎて、とにかく動きが悪すぎる。

ハードの性能に依存しすぎて、一般が使うクラスのパソコンではとても実用的ではありませんでした。自分も一台購入して、あまりのひどさにあきれてしまいました。そのパソコンは、無理やりサポート外のXPへのダウングレードをしてなんとか使っています。

マイクロソフトとしては残念ながら、一般からはブリッジングソフトの扱いを受けることになってしまいました。OSの不評は、ハードの売れ行きにも大きな影響を及ぼしました。

長々と書いてきましたが、その反省の元に完成したのがWindows 7というわけです。前評判では外見的にも機能的にもVistaの多くを踏襲しているものの、動きが軽くなって、使いやすくするための機能強化が随所にあり期待度は高まります。

というわけで、今回は早速購入してみました。クリーンインストールで、とりあえず使えるようにして、今日は一日いろいろいじってみました。全体の印象としては、確かに悪くない。

もちろんハードがよくなっているわけですから、当然といえば当然ですが、一見地味な感じがするものの、ちょっとした使い勝手が向上しているというところでしょうか。ただ、これでXPのサポートも近々終了ということも発表されているので、なかなか思いは複雑です。

ただ、このインストールで実はだいぶてこずった。すでにVistaが入っているパソコンに対して、アップグレードという形で導入するパッケージなのですが、途中でミスをしたらしく、ブルースクリーンの連発となってしまいました。

何回も出したり入れたりで、こりゃもうハードを修理に出すしかないかと思いました。結局、認識できないデバイスの関係だったようで、これを強制的にオフにして何とか事なきを得ました。

いゃ~、パソコンメーカーのサポートディスクが、届いてからにすればよかったと思いましたが、おかげでWindows 7のいろいろなところが勉強になったところもあって、まぁよしとしましょう。

2009年10月24日土曜日

ひとつ、ふたつ、みっつ、腰痛

最近、やたらと若い腰痛の患者さんが多いような気がするのです。

自分がクリニックを開いている横浜市都筑区というところは、住民の平均年齢が若いことが特徴。クリニックの患者さんの年齢も40歳代~50歳代が中心という、整形外科開業としては経営的に大変苦しいわけです。

まぁ、そんなわけで、高齢者の腰痛は背骨の変形が進んでおり、治るか治らないかと聞かれれば、根本的に治ることはないと言わざるを得ません。それに対して、若い方の腰痛は背骨を支える筋肉に原因があることがしばしばあります。

こういう場合は、負担をかけすぎて背筋が悲鳴をあげているか、運動不足で背筋が弱くなってきているような場合が想像できるわけです。

よく「ぎっくり腰」と言いますけど、中には神経症状を出して、ほっとけないものがありますが、ほとんどは筋肉性の痛みです。数日間は痛みが強いのですが、1週間くらいでたいていはおさまります。

ですから、治療は1に安静、2に安静、34も安静、5に安静。痛み止めの内服薬や外用薬を適宜使用して、落ち着くのを待てばいい。痛みが強い人や、どうしても動きたい方には簡易コルセットの着用を追加します。

1週間して痛みが残っていたら、再診してくださいとお願いするのですが、まぁほとんど再診することはありません。あそこに通っても治らないと思われてしまったのかもしれませんが、やはりほとんどの場合はおさまってしまうんでしょう。

それはそれでいいわけです。もっとも、だから経営的に辛いところではあるわけですが、お話しした予想の通りに痛みが遠のいてくれればクリニックの信用にもつながるわけです。

ただ、そういう患者さんには、腹筋とか背筋の筋力アップのお話をすることが多いのですが、痛みが取れてから運動をしてくれているのか気になるところ。実際には、なかなかトレーニングをする方は多くないのではないかと心配しています。

自分が患者だったら、痛みが取れればそれでいいやと思ってしまいそうです。医者がそんなことを言ってはいけないのですが、実際のところ現役の社会生活をバリバリにしている世代では、いろいろなことで忙しくてなかなか自分の健康管理には手が回らない。たいていの腰痛では、死ぬことはありませんからね。

でも、何度も腰痛を出しているようじゃ、10年後、20年後が心配ですから、何とか自分の体力に過信せず、健康を持続できるように努力してもらいたいと思うわけです。

2009年10月23日金曜日

実在した幻のワクチン

横浜市では、本日やっと新型インフルエンザワクチンが届きました。

あるあると言われて、ずいぶん時がたち、もはやこの世には存在しないのではないかとさえ思えていました。その幻のワクチンがやっと手に入ったのです。

が・・・なんか、どれだけくるのか、いつくるのかもわからないうちに届いたというのも気になります。余っても、キャンセルの仕方が公表されていません。

あまりのめんどくささに、接種をとりやめたいと考えている医療機関も多いようです。

だいいち、医者で感染したという話をほとんど聞きません。発症したこどもの親が感染したという話も、きわめて少ないように思います。どういうことなんでしょうかね。

左の通常の季節性インフルエンザワクチンと違うところは、パッケージカラーがピンク。そして、まるで危機感をあおるようなパンデミックワクチンという文字。

まずは医療従事者用ということで、クリニックはどこでも一律8人分が配布されました。8人以上の接種対象者がいるクリニックでは、どうするんでしょうか。接種するスタッフと、しないスタッフを区別するのは難しいですよね。

この後の患者さん用のワクチンについては、あいかわらずいつ入荷するかはまったく不明。いつまでたってもアナウンスができない状況にはかわりあのません。

ふぅ~。

2009年10月22日木曜日

オリオン座流星群

オリオン座というと、どこか場末の名画座でありそうですね。

昔、渋谷の駅前、今のビックカメラがあるところに全線座という名画座があって、ロードショー公開の新作が700円くらいだった時に入館料は100円だったと思います。

おっと、話がそれてしまいました。

流星群です。この数年、なんちゃら流星群というのが、しばしば話題になるようになって、ちょっとした天文マニアが急増したようです。

オリオン座流星群も、随分と有名になりましたが、今年は10月20日ごろから特によく観測できるという話です。

オリオン座は、首都圏のように夜空の星がほとんど見えない地域でも、ほぼ唯一観測できる星座。自分もこどもの時に、カシオペアと北斗七星、そしてオリオン座の観測を何かの宿題でやった覚えがあります。

そうか、40年くらい前は、それだけ東京でも見えたんですね。当時はスモッグがひどかったにもかかわらずです。

なのに、今の方が多少は空気がきれいになったように思いますが、かえって星が見えない。これは地上が明るすぎるからでしょうか。とりあえず、オリオン座だけは今でも大変わかりやすい。

昨夜は午前3時頃に目が覚めたので、ベランダに出てしばらく東の空を眺めてみました。雲一つない快晴の夜空で、くっくりとオリオン座が見えていましたが・・・

う~ん、流れ星はわからない。近視で乱視で老眼じゃ、じっと見つめているのも疲れるってものです。かぜをひいては大変なので、トイレに行って寝ちゃいました。

今夜も目が覚めるようなら、もう一度挑戦してみます。

2009年10月21日水曜日

知らないことなんて山ほどある

そうでしょう。世界中の知識を得ることはできません。本当に、山ほど知らないことはありますよね。

自分が専門と思っていることでも、どうでしょう。たぶん、知っていることは知られた事実のうちのほんの一握りなんでしょうね。

テレビというのは、いらない情報を無理矢理押しつけてくるところもあります。しかし、時には、びっくりするような知らなかったことを教えてくれるのです。

昨日は「のどちんこ」の働きをテレビで見ることができました。おにぎりをたべる時ののどちんこの動きを、リアルタイムに画像で見せてくれたのです。のどちんこは身近な存在で、具体的な動きとか働きを気にしたことがありませんでした。

今日は脳を半分切除した少女の話をやっていました。脳を半分切除するということが現実に可能であるという事実も驚愕物でした。

自分が医学部に入った頃に、先生から言われたことを覚えています。「君たちは大変だね。私の頃から比べたら数百倍の知識を勉強しないといけないんだよ」と言われました。

でも、今の方が、もっと大変。指数関数的に知識は増大し、そのほとんどは「知らなければならない」知識となっているのです。自分が医学生だった四半世紀前から比べれば、今ではさらに何倍、いや何十倍にもなっていることでしょう。

自分はある程度専門分野だけに注意を払っていればいいわけですが、まだ専門が確立していない若い先生はさぞかし大変でしょう。

そうは言っても、自分が専門に選んだ関節リウマチは、広い医学の中でもとりわけ進歩が激しい分野。もう、正直言ってしんどいものがあります。なんで、こんなに進歩するのか。患者さんにとっては福音が増えていますが、医者にとっては・・・まぁ、そんなことを言ってもしょうがない。

医学以外でも、同じようなことはいっぱいあるでしょう。デジタル社会の急速進展を考えると、いわゆるITと言われているジャンルも大変でしょうね。自分が知っているころ・・・つまりBASICとかPASCAL・・・からすれば、すごい量の知識が必要なんでしょう。

ですから、いつも思うことは、知らないことを知らないと言えることが本当に大事だということです。

とにかく、テレビも使いようによっては、自分の不足を補う効果的な道具だということは間違いないようです。

2009年10月20日火曜日

昭和の名曲

今夜の「とくばん」のスペシャルは、昭和の名曲・平成の名曲と題して、とにかく楽しみました。昭和の名曲として出てくる曲のほとんどが、歌えてしまうのでした。

自分は昭和30年代は小学校前でしたから、ふつうならあまり歌謡曲などしらないはず。ところが、亡くなった父が歌謡曲が好きで、当時8トラックといわれていた4曲入りのテープが家にいろいろありました。

黛ジュン・小川知子・伊東ゆかりという当時のアイドルが、よく家ではかかっていたんです。おかげで、随分音楽好きの基礎が身についたのかもしれません。

昭和40年代半ばからは中学生。この頃からは自分の意思で好きなものを聴くようになって、クラシックとかロックとかを聴くようになりました。

でも、天知真理とか浅田美代子のアルバムも買った覚えがあります。さらに小林幸子の「思い出酒」のアルバムとか、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」のアルバムなんかも買って、行きつけのレコード屋さんの店員さんにびっくりされたこともあります。

高校生になるとロックからジャズにはまりだして、しばらく日本語の唄からは遠のきました。

大学に入って、医師国家試験が近づいた昭和50年代後半から、医者になって世間を見渡す余裕のない平成はじめまでは、どんなヒット曲があったのかすっぽり抜けてしまいました。尾崎豊が死んだって、「誰それ」という状態でした。

平成の歌は、聴いたことがあっても自然と歌える歌はほとんどありません。大人になったからということだけではなく、興味の対象が他にもいろいろあったからなのかもしれません。

でも、人の心に染みいっていく歌が減ったということもあるんではないでしょうか。使い捨ての歌が増えて、本当に未来に残っていける曲は本当に少なくなったのかなぁと思います。

2009年10月19日月曜日

あすなろ海水魚館 めげてます

今日は悲しいお知らせ。カクレクマノミのペアが☆になりました。

うちにやってきてちょうど一ヶ月。沖縄からやってきた天然物で、最初からペアになっていて、ころころしてかわいかったんですけどね。

原因ははっきりしていて、白点病です。先週はじめから、体にちいさな白い点が見え始めていて、半ばには夕方体中にひろがっていました。

次の日の朝には消えていて、錯覚かしらと思っていたら、また夕方から白い点々が目立つので、これは間違いないと思っていたのです。

でも、そう言われてみるとその前の週にはサンゴ砂に体をこすりつけるようなところを何度か目撃していたんですよね。このあたりから発病していたんですよね。

そこで、先週後半に、一生懸命水替えをしたり、水温を上げたり、塩分比重をさげたり、高栄養の生き餌を与えたりといろいろやっていたんですが、今朝2匹とも並んで死んでいました。

これは、さすがにめげまくりです。海水魚飼育の難しさが本当に身にしみます。海水魚飼育と白点病との戦いはほとんど同義語という人もいるくらいなんですね。

白点病が発症した原因は特定することは難しいのですが、いろいろ調べてみると、良くないと言われていることが山ほど思い当たります。

環境の変化は当然ある。あとから魚を追加し続けていることも、ストレスになっている。後から入れたものの何かが、白点虫を持っていたかもしれません。

掃除をするときにサンゴ砂をかき回して、中に潜んでいた白点虫を活性化させてしまったかもしれません。餌を食べるのが不器用なベニゴンベのために、餌が多めになっていましたので、水質が急速に悪化していたかもしれません。

さすがに、すぐに次にチャレンジするわけにはいきません。2週間程度様子を見てから考えます。次は養殖物にしたいと思います。天然に比べて、水槽環境への適応力があって丈夫と言われているのです。

患者さんも、すぐにカクレクマノミがいないことに気がついて、心配してくれました。それにしても、一ヶ月間で、カクレクマノミ2匹、イソギンチャク、キンギョハナダイと立て続けに死なせていては、さすがにまずいですよね。なんのために飼っているのかわからない。まだまだ勉強が足りないようです。

2009年10月18日日曜日

MiChi / UP TO YOU

最近、めざましテレビ(我が家ではず~っと、朝はこれ)で随分と応援しているので、MiChiなるアーティストを知ることになったわけです。

テレビで見ていると、イギリス人と日本人のハーフで、それなりに美しい女性でいらっしゃる。でも、この手の歌手にしては比較的地味な印象を受けました。

たまたま今ヒットしているシングル曲がバラードで、しっとりとした味わいがあるためかもしれませんが、外見的にもおとなしいお嬢さんというイメージ。

ところが、アルバムを聴いて印象が、ガラっと変わりました。

かなりモダン。かなりハード。かなりきわどい。

けっこう盛れてる。音だけ聴いている、かなりパンクなセクシー系の歌手を想像してしまう。

というわけで、もちろん若者にはうけることは間違いない。

・・・が、しかし。やっぱり、おじさんにはちょっとしんどい。これで、のりのりでドライブというのはちょっと辛い。

2009年10月17日土曜日

Let's 医師会 10月

昨夜は医師会の理事会。クリニックの診療が終わって、夜の7時半から始まって、終わったのは10時過ぎ。

正直言って疲れます。もうちょっと、てきぱきやれば9時半には終われるのに・・・

とは言え、てきぱきできない最大の理由は言わずと知れた新型インフルエンザのワクチンの問題です。おぽろげに見えてきましたが、まだまだ不透明なことが多くて、確実な情報が少ないのですから、この話題に関連した話になると遅々として進まなくなってしまいます。

また、ここに来て2回接種としてきたものが、1回にするというような変更もあり、相変わらず現場は混乱し続けているわけです。

まぁ、それはともかく、自分としては与えられた仕事を粛々とこなしていくしかないわけです。

最近やっていることは、来年の2月に行う市民向け危機管理講演会の企画。区役所との共同開催ですので、区役所の関係の方と話し合いをしながら進めていますが、なかなか講演者が決まらない。

今回は新型インフルエンザ関連の話を考えています。ずばり、タイトルは「かかった方も、かかっていない方も・・・新型インフルエンザの真実と嘘(仮題)」というのを考えています。いろいろな情報が錯綜しているので、しっかりと整理して本当に大事なことを伝えたいと考えています。

そして、もう一つも新型インフルエンザ関連。これも区役所とのからみですが、今度インフルエンザでパニック担ったときの医療体制に冠する訓練を行うことになりました。8月から何回か区役所と会議を重ねてきて11月末に、ついに訓練を行う運びとなりました。

明日は区内の医療救護拠点での防災訓練がありますが、これは近くの先生にお任せして、久しぶりの「日曜日」とさせていただきます。

でも医師会でやっている休日診療所は、とにかく発熱患者さんで大混雑で、休みの日にもかかわらず当番で出ている医師会員の内科・小児科の先生は本当に大変です。

何とか増員をしたいので、理事会では他の科の先生にも協力を要請しようという話が出てきました。できることでは助け合っていきたいと思うのですが、どうなることかまだわかりません。

そんなわけで、整形外科医でも新型インフルエンザについては多くの関わりを持たざるをえない状況なのです。日本ではまだ数%の人しか感染していません。ワクチンをいかに速やかに効率的に接種していけるかが、本当に大事と考えられます。

神奈川県で死者はこれまでに2名ですが、いずれも都筑区。こどもが多いことが要因として考えられますが、とにかく関わりを持った医者としてはなんとかしたいと思う気持ちは誰でも同じ。

医師会に入っていない開業医の先生も少なからずいますが、こういう時にお互いに協力していくことが医者として大事だと思ってもらいたいと願っています。

2009年10月16日金曜日

あすなろ海水魚館 本日のベニゴンベ

いやぁ~、またまた、こんな話で申し訳ありません。

てせもね、ベニゴンベ君(ちゃん?)が、なかなか魅力的なんですよ。

こんな風に岩のところにちょこんと乗っているんですけど、目をきょろきょろさせて、周りを気にしています。そうかと思うと、なんか数秒間は一生懸命泳いで、またべつの場所で休憩。

ときにはパイプの間で胸びれを精一杯突っ張らして止まっているところなんか、もう応援したくなりますよ。

ところが、餌の時間になると目をぎらぎらさせて、これと決めたら一目散に上昇して海面に浮いている餌に食らいつきます。でも、力がもつのはそこまでで、またふぁ~と落ちていく。

しばらく、休憩して、また一直線です。なかなか頑張り屋さんです。

ずーっと眺めていても、けっこう厭きない魚です。カクレクマノミが主役の水槽ではありますが、かなり存在感があって目が離せません。

2009年10月15日木曜日

ハイネケン

今年の夏はあまり暑くなかったそうで、ビール類の出荷量は伸び悩み。

業界の方はさぞかし大変だろうと思いますが、大丈夫ですよ。少なくともうちでは、しっかり毎日消費していますよ。ただし、ビールは滅多にないので、たいていは発泡酒かリキュール類ですけど。

とは言っても、きょうはレギュラーののどごし生とカロリー気にするZERO(どっちもキリンですね)以外に、ハイネケンを用意しましたよ。

ハイネケンは、19世紀なかばにオランダ人のハイネケンさんが始めたもので、ドイツ系ビールなんですよね。

昔、学会でパリに行ったときに、レストランで注文するわけです。「ウィ、ムッシュ~、アン・ビア・シルブプレ」というとビールが出てきます。「メルシー・ボクー」と言って受け取ると、たいていハイネケンなんですよ。

パリではビールと言えばハイネケンなんでしょうか、誰か知ってますか?

香りがけっこうあって、喉越しがすっきりしているところがお気に入りなんです。しつこくないところが、フランスの料理に合っているのかもしれませんね。

ところでね、前菜のうちはガンガンビールが出てくるんですけど、メインが出るといくら注文しても、給仕の方はニコっと笑って帰って行くんですが、いくら待ってもビールが出てこないんですよ。

これって、なんだろうと思っていたら、どうもメインディナーになったらワインか水しか飲んじゃいけないらしいです。何も知らない外国人と思われたのかもしれません。まぁ旅は恥のかきすてということでいいんですけど。

とにかく、それ以来ハイネケンのファンになってしまいました。時々は飲みたくなるのでした。

2009年10月14日水曜日

あすなろ海水魚館 できてます

またまたで申し訳ありませんが、だんだんできあがってきましたよ。

魚がそれぞれ、自分の住み家を作り始めています。今日ご紹介するのは、ルリスズメダイのおうち。

カクレクマノミに邪魔にされながら、いつの間にか底砂にしているサンゴ砂を掘り進め、ミニ・アワビの貝を屋根として地下一階のマイホームを造りました。

これって。冗談じゃありませんよ。

だって、このトンネルを通る度にルリスズメダイは尾で砂をまき散らしたり、時には砂を口にくわえて出たりしていたんですよ。間違いなくお家の建設です。

ところが、ベニゴンベがときどき後ろからつつっいておどかしたりします。おかげで、底面においてあるフィルターがむき出しになってしまいました。

小さな小さなあすなろの海ですが、確実に命をはぐくむ世界になりつつあるのです。

ちなみに淡水魚館も、また掃除しましたよ。忘れてませんからね。

2009年10月13日火曜日

インフルエンザ騒動はまだまだ続く

今日の日中は、何となく夏の暑さを思い出すような暖かさでした。

でもさすがに10月半ばになってくると、一気に陽が落ちて、あっという間に夕方になります。そうすると風はひんやりしていて、季節を実感するわけです。

Dr.Mが書いていたように、都筑区の休日診療所は昨日は200人を超える発熱患者さんが受診して、もうてんてこ舞いだったようです。

それでも、新型インフルエンザに感染した人は、日本人では全国でまだ数%だそうです。横浜市北部地域では、もうかかっていない人はいないんじゃないかと思ってしまいます。

ところが、あまり医者がかかったという話は聞きません。医者だって人間ですし、まだワクチンが出回っているわけではありません。

自分でも、当直バイトで毎週のように何人ものA型インフルエンザ患者さんに接していますが、今のところは大丈夫。

特に抗ウイルス剤を予防投与しているわけでもありません。患者さんに近づくときはマスクをし続けています。あとではうがいをしています。手はしょっちゅうアルコール性の消毒液をつけています。

当たり前に言われていることをしているだけですが、確実に効果はあるんでしょう。

さすがに流行もピークにさしかかっているようで、簡易検査キットも品薄のようです。症状と経過だけで判断するしかないような状況も考えておかないといけないのでしょうし、場合によっては薬もなくて家でおとなしくしていてと説明するしかないかもしれません。

メディアでは重症化した方の話とか、亡くなった方がいるというような話しかニュースにしません。これでは、相変わらず不安をあおっているだけです。悪い話ばかりだけでなく、良い話もニュースにしてもらいたいものです。

そろそろ季節性のインフルエンザも出始めているようですから、もういろいろごちゃごちゃになっていくんでしょう。季節性のワクチン接種を希望している方は、早めに接種しましょう。例年のようにのんびりしていると、生産量が減少した季節性ワクチンは無くなってしまいますよ。

2009年10月12日月曜日

金目鯛の煮付け

魚を飼育しようっていうのとは裏腹に、魚を食べる話というわけです。

そう思うと鑑賞される魚と食べられる魚がいるというのも、なんか世の中の悲哀こもごもですね。

金目鯛というと、いわゆるスズキの仲間の鯛とは違う種類になるわけで深海魚ですよね。ですから水揚げ量が一定しないということで、かなり高価な魚のひとつ。

脂が乗っていて、一般には煮付けにすることが多いわけですが、たまに開きになっているのも見かけます。

煮付けにするときは赤い皮がぼろぼろになってしまうと、見かけが悪いですよね。

今回はテフロン加工のフライパンに皮を上にして、アルミ箔の落としぶたで15分ほど弱火で煮てみました。とりあえず、外見は上出来でしょうか。

あすなろ海水魚館 性懲りもなく

めげてばかりはいられない、というわけで、性懲りもなくさらにもう一匹。新人の登場です。縄張りを考えて、底層を主として住み家とする魚を選びました。

この赤いのがそれ、ベニゴンベという何ともあか抜けない名前です。目のふちが黒くて、なかなか愛嬌のある顔をしています。

浮き袋を持っていないため、泳ぎはうまくない。たいてい底や岩の上にちょこんと乗っかって休んでいるようです。

時々必死に泳ぎますが、せいぜい数秒間。パイプの隙間なんかに、胸びれを精一杯突っ張って止まっているところなんかは愉快です。

ただし、縄張り意識はそれなりに強いらしく、底層は俺のものだという感じなんでしょうか。小さい甲殻類は食べられてしまうかもしれない。

入れたときはルリスズメが突いて、邪魔者扱いをしようとしましたが、逆にどつかれて退散。カクレクマノミはまったく興味がないようで、意に介していません。とりあえずおさまりそうな雰囲気です。

問題は餌。カクレクマノミが水面の餌の大多数を食べ、水中に落ちていったものをルリスズメがかすめていき、底までいく餌があまりありません。

餌を撒きすぎると水質の劣化が進みますので、大量にぶちまけるというわけにはいきません。体力が消耗してしまえば、キンギョハナダイの二の舞になるやもしれず。

とにかく☆にしないように、注意していきたいと思います。

2009年10月11日日曜日

あすなろ海水魚館 めげません

そんなわけで、海水魚飼育という何とも得体の知れない深みにはまっていくような気がしている今日この頃ではありますが、めげてばかりもいられません。

もともとかなり小さめの20リットルくらいの水槽で準備して、2匹のカクレクマノミと1匹のオトヒメエビと1匹のイソギンチャクで開始しましたが、やはりこれではさすがに狭い。

急遽倍の水量の水槽を用意したわけですが、だとすると、もう少し魚を入れてみたいと思うのは人情。

とにかく、いきなり難しいものを入れても無理ですから、海水魚の紹介の本の各種類のトップにあるものを目標にしてみました。

そこでキンギョハナダイともう1匹、ルリスズメダイを購入。どちらも、それほど値段も高くなく入門者向けという感じです。ところが、キンギョハナダイは早くもアウト。

一方、ルリスズメダイは元気いっぱいです。抜けるような青さが美しいので、何匹がいると水槽が華やぐとは思いますが、これがまた縄張り意識の固まりのような魚なんですね。2匹いれるとどちらかが死ぬまで戦うそうです。

カクレクマノミには、時々追いかけられていますが、すばしっこいので大丈夫のようです。ちなみに、こいつは♀。尾びれの先まで青いのが♂だそうです。

2009年10月10日土曜日

あすなろ海水魚館 不安が一杯

淡水に比べると、海水はほんと大変です。

淡水は落ち着いていて、最初5匹いたラスボラが3匹に減りましたが、その後はほとんど問題はない状態です。

1週間に一度くらい水を1/3くらいずつ変えているくらいで魚は元気。他にやったことと言えば、水草も伸びてきたので最近切りそろえたことと、いつの間にか出てくる貝が増えすぎると除いています。

海水は、魚が入ってまだ1ヶ月とたっていませんが、ついにイソギンチャクが☆になりました。写真は在りし日の姿(って、数日前ですが)。結局、カクケクマノミがはいることはありませんでした・・・

1週間ほど前から瀕死の状態でしたが、水流を増やして少し持ち直したように見えたのですが、今日ついにだめだと判断しました。水槽全体に影響してからでは遅いので、溶けてぐちゃぐちゃになる前に取り出しました。

そして魚ですが、淡水と違って海水は縄張りが意識が大変強いということがいやっと言うほどわかりました。

1週間前に入れたばかりのキンギョハナダイは、カクレクマノミにプレッシャーをかけられていつも岩陰でひっそりと身を隠していましたが、餌もほとんど食べれず体力を消耗していたようです。木曜日の朝、ぼろぼろになって☆になっていました。

キンギョハナダイはもともとそんなに弱い魚ではないはずですが、時には餌付けが難しいようです。また。海水魚にしては群れを作りやすいようなので、1匹だけというのがこの環境ではつらかったんでしょう。

ヤドカリは無事に過ごしていますが、ほとんど岩の陰にひっそりとしていて、元気な姿はみることができません。夜行性なのでしかたがないというところでしょうか。

オトヒメエビはまったく元気で、早くも今朝2回目の脱皮をしていました。もちろん、主役のカクレクマノミはあいかわらず水槽の主として君臨しているようです。

そんなわけで、朝クリニックに行くと何かが起こっているような不安が一杯で、けっこうどきどきしてしまうわけです。

2009年10月9日金曜日

ジェットコースター

駄目なんです。はっきりいって苦手。

ディズニーランドのスペースマウンテンとか、もう目を開けていられません。ひたすら下を向いて目を閉じて、早く終わることを願っているだけ。

好きな人には、あんなのはたいしたことはないと思うでしょうけど。ビッグサンダーマウンテンが限界。

ましてや、今時の絶叫マシーンなんて・・・おぞましい。きっと、乗ったらちびっちゃうでしょうね。

ああいうのが好きという人の気が知れません。あり得ない。

こどもの時からですから、今更変えようもないし、また変える気もありません。

遊園地では他にいくらでも楽しいアトラクションがあるじゃないですか。ティーカップだって、相当なスピードがありますよ。目も回るし・・・

今やこどもも大きくなって、遊園地に連れて行くことも無くなりました。それはそれで寂しいところもありますけど、ほっとした部分もあるわけです。

まぁ、唐突でしたが、急に思い出したので、何の関連もなく書いてしまいました。

2009年10月8日木曜日

インフルエンザ・ワクチン

台風一過。今日の午後は、まさにそんな快晴の天気が広がりました。

こどもの学校は朝早々と休校になりました。クリニックは閑散。午後の大学の外来も、天気は回復したものの早々と予約はキャンセルで、これ以上ないくらいの~んびりしてしまいました。

こんな日もあるさ、少し休みなさいよということだと思って、ゆっくりさせてもらいました。

それはさておき、インフルエンザの話をしておかないといけません。

季節性のインフルエンザのワクチン予防接種については、うちのクリニックでは昨年まではご希望の方にやってきました。しかし、大変申し訳ないと思ってはいますが、今年はこれまでまったくアナウンスをしませんでした。

もともと内科クリニックではありませんので、通院している方、特に感染のリスクのある関節リウマチの患者さんへのサービスということと、クリニックの宣伝という目的でやっていましたのです。

ところが、今年は生産量が減っていて、各クリニックへの割り当てが昨年の実績の7割~8割と決められ、自由に追加の注文ができないことになったのです。

そこで、クリニック内のみで9月中だけ確実に確保できる分だけの予約を取らせていただいたのです。必ずしも公平なやり方ではないかもしれませんが、何卒ご理解いただきたいと思います。

なお、追加の予約は一切受け付けておりません。予約ができなかった方で、接種をご希望の方は、最寄りの医療機関にご相談ください。

さて、予約をしていただいた方はワクチンが入荷していますので、日程を考えて予約表と問診票を忘れずに来院してください。

ただし、ワクチンは少しずつしか入荷してこないので、日によっては在庫が切れていることがあるかもしれません。いろいろとご不便をおかけしますが、今年の特殊な事情によりお許しいただきたいと思います。

さて肝心の新型インフルエンザのワクチン接種については、やっと昨日接種実施を希望するかどうかの調査がきました。

自分のクリニックでは、治療上免疫力に影響を与える薬を使用している関節リウマチの患者さんに対してのみ接種を行うことを前提とした希望を出しました。

まだできるかどうかはわかりませんが、可能になった場合には対照となる患者さんには直接ご案内いたします。いましばらくお待ちください。

とにかく、厚労省がさんざんメディアに発表してきたことが、やっと現場でも見える形になってきたというところでしょうか。

2009年10月7日水曜日

大雨・洪水注意報

平成最大の台風が近づいています。

沖縄をかすめて九州か四国に上陸するかと思いきや、少しずつ東よりの進路を取り、関西に向かっているわけです。しかし、もうちょっと東よりに変わってくれば、神奈川・東京を直撃する可能性がでてきます。

今夜、神奈川県に大雨・洪水注意報が発令されました。

昔は、雨戸を釘で固定したり、いろいろな物をひもでしっかり結んだりと、台風に備えていろいろな準備をしましたが、住宅地ではさすがに今時ほとんど前もってすることはありません。

それでも、今の家を選んだ理由の一つには下水の比較的上流ということがありましたね。雨水が流れていく下流では不安ですから、きにしたので、一応大丈夫と思います。

横浜市青葉区の近辺には遊水池というのが一杯あって、大雨を一時的に貯水するための土地が用意されています。こういうアイデアも土地の価値を高めるひとつの指標ですよね。

まぁ、台風だからといって仕事を休めるなんて経験は今までに一度もありません。当然明日もクリニックは通常診療です。

台風が最接近すると言われている午後は大学での外来。患者さんは激減とわかっていても、やらないわけにはいきません。

それに比べてこどもはいいですよね。警報が出ると休校になるんです。不謹慎ですが、こどもは天気が荒れることを喜んでいたりすることがあるんです。

ところが、まだまだ休みにはなりません。

風です。風が足りない。

つまり、暴風雨警報が出たら、初めて休校になるんですね。もちろん風が強まってくるのは時間の問題ですから、暴風雨警報がいずれ出ることは間違いない。

問題はそれがいつかということです。朝の時点で警報がなければ、当然学校はあるわけです。
さぁ、彼らの運命はいかに!!

2009年10月6日火曜日

あすなろ海水魚館 キンギョハナダイ

海水魚水槽としては王道を行く、というと大げさですが、だいたい初心者が最初に飼い出す魚として、カクレクマノミの次のチョイスはキンギョハナダイ。

ところがこいつが、めっぽう気弱な奴でして、ほとんど岩の中の隠れ家に入ったきりで出てきません。まぁ、出てくるとカクレクマノミに追い回されるのだから、しょうがないと言えばそれまでですが。

ピンクの体色で、金魚のような尾ひれをゆらゆらさせているところは素敵なんですけどね。

まぁ、狭いのでしょうがないということでしょうか。

2009年10月5日月曜日

整形外科と整骨院

整形外科と整骨院はどう違うのですか? という質問をしばしば受けるんですよね。さらに整体やカイロプラスティックはどうなんですか? というのもあります。

確かに整形外科そのものが何を扱うのかわからないという方がいますので、その他のものにいたっては何をか言わんやの状態です。

整形外科というのは、一言で言えば内臓以外の運動器を扱う医学で、主として外科的な方法によって治療を進めるものです。

実際には頭の部分と胸と腹の中身を除いた部分が対象ということで、主として四肢と背骨を扱うわけです。そこには骨、筋肉、神経といった組織が大多数をしめています。

中身としては病気と外傷があります。病気では、関節リウマチや痛風のような炎症性疾患、奇形のような先天性疾患、そして骨粗鬆症や骨の変形のような加齢性疾患、骨肉腫などの悪性疾患などがあります。

外傷は骨折、脱臼、捻挫、打撲、切り傷などなど。症状は痛みが最も多く、しびれ、脱力、変形などが含まれてきます。

従って、対象となる方は老若男女を問わず全ての方々となり、他の科の病気とリンクすることもしばしばあるので決して楽な科とは言えません。

整骨院というのは柔道整復師という国家試験資格を持った方が経営している治療院のことです。

もともと「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師、柔道整復師等に関する法律」によって規定されていた、西洋医学を基本とする医療とは別の主として体の痛みを和らげる療法の中から、柔道整復師だけが昭和45年に独立した国家試験資格となりました。

その名が示すとおり、柔道で骨折・脱臼などのけがをしたときに応急処置をすることができる資格というのが基本的な法律上の定義となります。このあたりは、いかにも日本独自のものということができます。

柔道整復師は、基本的には保険診療を行えるのは骨折・脱臼・捻挫などの外傷だけであって、肩こりや慢性的な腰痛や膝痛は保険を使った診療を行うことはできません。また湿布以外の薬の使用、レントゲンなどの画像診断などもすることはできません。

整体やカイロと呼ばれるものは、民間の資格であって医療あるいは医業とは厳格に区別されます。それらを教える学校によって、考え方や方法論が必ずしも一定ではないので、どこでも同じことをしているとは言えません。

大事なことは、うまく使い分けることだと思います。医者だからと言ってマルチなわけではありません。医者では良くならなかったが、整骨院で良くなったという方がいることは間違いありません。また、その逆も当然あります。痛みを和らげることができて、自分に合った方法に巡り会えることが大切なんですよね。

2009年10月4日日曜日

Mitsuko Uchida / Beethoven Late Piano Sonatas

内田光子は、世界で活躍する現役ピアニストであり、日本人としては唯一「巨匠」と言っても過言ではないかもしれません。小川典子、田部京子といった方々も後を追っていますが、とてもかなうものではありません。

1980年代前半にモーツァルトのソナタ全集を名門PHILIPSで録音し、一気に注目されると、80年代後半にはモーツァルトの協奏曲全集を完成し世界中から絶賛されました。

しかし、一方であまりに理詰めな内田のスタイルに息苦しさを感じる人も多く、好き嫌いがはっきりする演奏であるかもしれません。特にモーツァルトの場合は、全体的な明るさがあるだけに、よけいにそういう印象を与えているのかもしれません。

90年代に完成したシューベルトの主要ピアノ独奏曲選集は、まさに作曲家というキャンパスに内田の絵の具が完璧に塗られ、大変完成度の高い演奏といえます。

シューベルトはちょっと聴いただけでは、つかみ所のないようなところがあり、取っつきにくさがあります。シューベルトのソナタを一般に知らしめたのはケンプの力が大きかったと言われていますが、シューベルトの理念を演奏の中に結実させたのは内田が初めてではないでしょうか。

そして、シューベルトと同時進行でベートーヴェンの協奏曲全集を録音していました。そして、21世紀を迎えてついに内田はベートーヴェンのソナタの録音に着手したのです。

全集の企画では「悲愴」「月光」「熱情」などの有名曲から、あるいは最初から順番に録音されることが多く、最後の30番・31番・32番については、最後になることが多い。

それは、この3曲が精神世界を含めたベートーヴェンのピアノソナタの最高峰という位置づけにあり、もっともピアニストの技量が試されるからだと言われています。

ところが、内田はその最後の3曲から始めたのです。これには驚きを隠せません。

2005年に録音されたこのアルバムは、これまでの一貫した内田のスタイルがきっちりと続いていることを示しています。一音一音を吟味して、一回の打鍵でさえおろそかにしない。音符への執念というか、音楽への限りなくのめり込んだ姿勢はゆるぎもしないのです。

2007年には28番と29番を録音。ここでも、超弩級の大作「ハンマークラーヴィア」は早くも登場しているのです。内田はすでに自分の中で、ベートーヴェン・ソナタ全集を完成させているのだと思います。

ですから、このような離れ業的な順番が可能なのでしょう。それまでの全集に比べて録音は大変ゆっくりで、もしかしたら今年中に3作目が作られるのかもしれません。

内田は、丸2年かけて自分のなかでのベートーヴェン・ソナタ32曲を一周させているのではないでしょうか。おそらく、32曲全てがそろって、巨大なピアノ曲の一大叙事詩であると考えているのだと思います。

それにしても、このジャケット・・・どう見てもムンクの「叫び」ですよね。