2009年6月1日月曜日

雨ふりキャンプ

なんとなく湿った天気が続いて、このまま梅雨に突入してしまうのかなぁ。日本は四季があって、それぞれの季節の違いが日本人の感性を磨いてきたのですから、梅雨は必要なものではありますが、やはりあまり楽しい気持ちにはなれません。

6月というのは、珍しく祝日のない月です。無駄な休みがないことは、悪いことではありません。特に開業医にとっては、診療実日数が直接生活に響きますから、5月のように、やたらと連休があっても、少なくとも自分にとっては嬉しくはない。結局その分当直が増えるだけなのです。

まぁ、それはともかく、やはり雨というのはやはりあまり嬉しくはありません。最近はまったく行けないので、道具も錆びついてしまっているキャンプ。けっこう雨にたたられた経験があります。

わざわざ琵琶湖に行ったときは、大雨でテントサイトも水びだし。テントのまわりにしっかりと溝を掘って、水を誘導しました。

那須に行ったときは、洪水警報で管理人の人がわざわざ避難勧告をしに来ました。しょうがないので、こどもたちは車の中で寝かせて、大人だけテントにいたことがあります。

極めつけは、10月の箱根。大粒の雹がどかどか落ちてきて、どしゃぶりの中で、テントが浸水。中まで水が入ってきて、こっちはびしょ濡れです。寒いなんてモンじゃない。氷水に浸かっているようなもんです。ちょっとでも動いたら寒くてしょうがない、というか動けないというのが本音。よく凍死しなかったなぁ。

しかし、これだけ雨に降られれば、たいていの雨は怖くない。雨の撤収なんてお茶の子さいさいです。タープを残して、その下にブルーシートを敷いておく。そこでどんどん荷物を整理して、車に詰め込みます。最後にタープの濡れた表面を裏にしてたたむ。

あとは一目散に帰ってくるだけ。タープは帰ってから広げて乾かします。まぁ、そんな知恵はオートキャンプの入門書などには、さんざん書いてありますから、誰でもやっていることでしょうけど。