2009年7月14日火曜日

本当に解散するの?

まぁ、どうせ可能な限りぎりぎり一杯まで首相の座を守るんだろうな、と思っていたらいよいよバタバタと衆議院解散が決まったようです。

でも、今までのふらふらとあっちに傾きこっちに倒れるみたいな流れからすると?がつく。結局、今の政治家に対する不信感だけが増え続けた1年ですかね。

もっとも、今の総理大臣だけに責任があるわけではありません。コイズミさんの怒濤の進撃があまりに突出し、「自民党をぶっつぶす」と言ったからには自分で潰すところまでやるべきだったんでしょうね。

突然の放り出しはここから始まったわけです。次のアベさんは、若さと人気だけでコイズミさんを引き継ぐことはできずぶっ壊れてしまいました。

続いて旧勢力からフクダさんが出てきましたが、すでに年を取りすぎて軌道修正する力は無く、言ってみれば「名誉職」としての地位でおしまい。

そして現首相です。すぐに議会解散し総選挙かと言われていました。やはり、ここが最も良いタイミングだったんでしょうね。

ここでなら与党は引き続き政権を獲得し、選挙の勝利を理由にもっとゆったりとした政権運営が可能だったはずです。しかし、一度椅子に座ると、とにかく出るは出るはくだらない話のスーパーパレード。

ホテルでカクテル三昧くらいは許せますけど、コイズミ修正路線をじわじわと戻しつつ、不景気の波でおぼれてアップアップの様相です。もう政治不信というレベルではなく、政治家のレベルの低さをいやっと言うほど見せつけてくれました。

先日、ある政治家の医師会からのアンケートに対する返答を読みました。小学生みたいな字もびっくりでしたが、内容も素人でもこんなの考えないだろうというような中身のないものでした。これで医師会からの推薦をほしいと言われても、個人的には拒否するしかありません。

まぁ、上から下までぐちゃぐちゃの状態ですから、党内からの内部批判が落ち着いたらやっぱり衆議院解散は中止ということもあるもや知れず。一般市民は、何を期待すればいいのかお手上げです。