2009年9月2日水曜日

レセプト

今日は診療終了後に、クリニックに居残ってレセプト点検中です。

レセプトというのは、毎度説明するのもなんですが、診療報酬の請求書。つまり、医療費が3割負担の方であれば窓口でいただくのが3割分。残りの7割は保険組合に請求するわけで、言ってみればこれがわれわれの収入を決める大きなポイントです。

ですから、毎月毎月のことですが、おろそかにするわけにはいきません。一般の保険の場合は、内容は変更するようなところはないのですが、たまたまかぜをひいたからということでかぜ薬をだした場合などに、忘れていて病名がついていないことがあったりします。

こういう病名漏れで診療報酬を支払ってもらえないのが、一番ばかばかしいわけで、このあたりをしっかり点検していくわけです。

交通事故などでは自賠責保険に請求をするのですが、月が終わらないと入れられない項目があったりするので、このあたりを忘れたら大変。労災もあとから保険が決まることが多いので、いろいろ修正することがあります。中には保険がかわったりすることもあって、けっこう面倒なことがあるんですよね。

病院の場合には、事務の人がだいたい作って医者が点検ということが多いと思います。開業医は、一人でする先生もいるでしょうが、うちの場合はまず自分が電子カルテからレセプトを出して点検します。それを受付のスタッフがもう一度点検。そして、もう一度自分に戻ってきて、再度間違いを直してから、いよいよ正式な物を作るという手順でやっています。

ですから、なるべく早くスタッフがみれるような形にしておかないといけないわけですが、今月はけっこう時間があるようで無い。そんなわけで、ブログ書きもそこそこにしておかないとね。