2009年10月13日火曜日

インフルエンザ騒動はまだまだ続く

今日の日中は、何となく夏の暑さを思い出すような暖かさでした。

でもさすがに10月半ばになってくると、一気に陽が落ちて、あっという間に夕方になります。そうすると風はひんやりしていて、季節を実感するわけです。

Dr.Mが書いていたように、都筑区の休日診療所は昨日は200人を超える発熱患者さんが受診して、もうてんてこ舞いだったようです。

それでも、新型インフルエンザに感染した人は、日本人では全国でまだ数%だそうです。横浜市北部地域では、もうかかっていない人はいないんじゃないかと思ってしまいます。

ところが、あまり医者がかかったという話は聞きません。医者だって人間ですし、まだワクチンが出回っているわけではありません。

自分でも、当直バイトで毎週のように何人ものA型インフルエンザ患者さんに接していますが、今のところは大丈夫。

特に抗ウイルス剤を予防投与しているわけでもありません。患者さんに近づくときはマスクをし続けています。あとではうがいをしています。手はしょっちゅうアルコール性の消毒液をつけています。

当たり前に言われていることをしているだけですが、確実に効果はあるんでしょう。

さすがに流行もピークにさしかかっているようで、簡易検査キットも品薄のようです。症状と経過だけで判断するしかないような状況も考えておかないといけないのでしょうし、場合によっては薬もなくて家でおとなしくしていてと説明するしかないかもしれません。

メディアでは重症化した方の話とか、亡くなった方がいるというような話しかニュースにしません。これでは、相変わらず不安をあおっているだけです。悪い話ばかりだけでなく、良い話もニュースにしてもらいたいものです。

そろそろ季節性のインフルエンザも出始めているようですから、もういろいろごちゃごちゃになっていくんでしょう。季節性のワクチン接種を希望している方は、早めに接種しましょう。例年のようにのんびりしていると、生産量が減少した季節性ワクチンは無くなってしまいますよ。