2009年11月1日日曜日

たまプラーザ 一龍

ラーメン屋さんを選ぶときは、昔はどこでも何を食べたいというのは関係ありませんでした。しかし、ラーメン文化もここまでくると、食べる方も「こういうラーメンが食べたい」から、あの店に行くというようになりました。

それだけ個性的な店が増えたと言うことですよね。醤油、味噌、塩の基本に加えて、鶏ガラ、豚骨、魚介などのベースの組み合わせが、いろいろなラーメンが楽しめる。

自分のテリトリーでは、味噌ラーメンだけでもいろいろ。赤味噌系なら、たまプラーザ駅前の一点張り。白味噌系は初代というのが、自分のスタンダードでした。

ここに北海道の味噌ラーメンの店が加わりました。場所は駅からは徒歩5分くらい、焼き鳥で有名な鳥びよりのならびにあるお店。

北海道といえば当然味噌ですから、特製味噌ラーメンを注文しました。濃厚なしっかりとした白味噌ベースのスープはまさに北海道、札幌の町並みがすーっと脳裏をかすめていきます(大袈裟?)。

トッピングは半熟の煮卵、チャーシュー(美味しいが、ちょっと薄め)、メンマ、ワカメ、もやし、コーン、長ネギというスタンダードでかためてあります。

麺はちょっとちぢれた太麺で、濃いスープがちょうどよくからみついてバッチリです。予想通りというとつまらないかもしれませんが、食べる人の期待を裏切らない安心して食べることができることは、けっこう大事なところでしょう。

食べ終わって店を出るときに、「ありがとうございました」は当たり前。ところが、ここでポイントをあげたのが「またお願いします」の追加の言葉。食べさせてやるみたいな客商売をしているラーメン屋がテレビで話題になることがありますが、やはりこの謙虚さが味の確かさと信用につながるように思います。