2009年12月9日水曜日

Let's 医師会 12月

このタイトルも、なんだかんだと、毎月一編ずつ続けていますが、前にも書いたように自分が医師会の仕事にかかわるようになって、医師会がしている仕事をアピールするというのが一番の目的です。

とかく、勤務医の疲弊が話題になり、開業医は儲けて楽しているといわれるご時世なので、少しでも話題にならない医師会の仕事について「宣伝」して、理解を得たいという気持ちがあるわけです。

当然、自分も勤務医の経験も十二分にあるわけで、今で言う「過酷な労働環境」なんてものは医者としては当たり前でしょうがないと思ってきましたから、昨今の様々な医療問題の一部には医者の考え方の変化というものも無関係とは言えないと思っています。

もちろん、社会情勢の変化がより厳しいものになっていることは否定できませんから、今の勤務医、特に救急・小児科・産科については根本的な変革が無い限りは、おそらく「絶滅危惧種」であることは間違いありません。

開業医については一部に相当きわどい診療をしているところがあるということは耳にします。今の保険制度のなかでの医療報酬では、まじめにやってもそうそう儲かるものではありません。

経済的に余裕のある開業医になるためには、結局保険外の自費診療部分を増やすか(当然High Risk)、自分の労働時間を最大限まで増やすしか無いでしょう(こっちはHard Work)。

大多数の善良な開業医は医師会に入会し、仕事の環境を少しでも楽にする代わりに、様々な地域医療の手伝いをしています。そのほとんどは行政が関係している保健事業であり、おそらく医師会がこれらの仕事を拒否したら、一般の方々への社会的影響は勤務医問題の比ではないと思います。

しかし、そのような仕事は「あって当たり前」のような扱いを受けていてほとんど日の目を見ることがありません。というわけで、だからこそアピールしたいわけです。医師会自体ももっとそういう宣伝をして、まるで診療報酬についての圧力団体としか見られていないような状況を改善すべきだと思います。

医師会に入っていない先生にも、めんどうな仕事が増えるということではなく、少しでも社会に貢献できる部分を持ってもらいたいと考えるわけです。

なんかこの手の話は、いつも同じような感じだし、ぼやきにしかなっていないなぁ。とは言え、正直言って、年を取ってくると、いろいろな雑用が重荷になってくるのも事実。

毎週1日だけでも自分を精神的・肉体的にメンテナンスする日が欲しいと思うのは贅沢でしょうかね・・・