あすなろ整形外科クリニックからのお知らせ

年末年始は12月29日(金)~1月4日(木)を休診します
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします

2009年5月31日日曜日

日本ダービー

なんか今日は日本ダービーというのがあったそうで。まるで他人事のような言い方ですが、実際まったくの他人事、今まで馬券というものは買ったことがないのです。

ゲームなんかでは競走馬の育成ゲームがけっこう人気だったりするということですが、とにかく競馬というものに関連したもので特に興味を持ったことがない。以前、日曜日の午後はテレビで競馬しかやっていないので見るものがありませんでした。

う~ん、いいのか悪いのか。後輩の医者で競馬キチガイがいましたけど、はぁ~、なんでそんなことまで知っているのという感じでした。そんなことより、明日の手術の予習してこいよ、というところ。

昔は完全にオッサンの趣味で、ちびた鉛筆をなめなめしながら、競馬新聞を必死に研究しているみたいな感じでした。

笑い話で、こどもがお父さんに日曜日に動物園に連れて行ってもらったけど、馬しかいない動物園だったなんて話がありました。

最近はテレビでタレントを使って、せっせと宣伝して若者や女性のファンを拡大し、随分雰囲気も変わったんでしょうね。

結局、自分の場合は賭け事が嫌いというか苦手なので、興味がもともと湧かなかったということでしょうか。まぁどの馬が勝っても負けても、自分の人生にはほとんど影響はないわけで、たぶんこれからも関係ないんでしょうね。

Consortium Classicum / Beethoven Chamber Music for Wind

Harmoniemusikというと、いかにもドイツ語。となると、ハルモニエムジークと発音するのが正しいのかな。ハーモニーとミュージックの合成ですから、直訳すれば調性音楽ということになるんでしょうけど、実際は主として木管楽器(wind instruments)を用いた18世紀に流行した室内楽のことを指すわけです。

最近になって、この手の音楽の存在を知って、けっこう嫌いじゃないことに気がついたわけです。

今まであまり注意を払うことが無かったので、かなりマイナーな音楽かと思ったら違いました。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンらの古典派の大作曲家の作品の中には馬鹿にならない量のHarmoniemusikがあるのです。

彼らはオリジナルの作品も作りましたが、自分のオペラ作品などを専用に編曲したりもして、貴族が自分の城の中で手軽に楽しむ一助としていたんでしょうね。

さて、そこでベートーヴェンです。クラリネット、フルート、オーボエ、ファゴット、イングリッシュホルンなどの比較的独奏の機会の少ない木管楽器がいろいろな形で楽しめる曲が揃っています。さすがに金太郎飴のモーツァルトとは違います。一つ一つの作品の語り口がいろいろで、こんな組み合わせもあるんだと拍手をしたくなります。

コンソルティウム・クラシクムはHarmoniemusikを語るには欠かせないアンサンブルの一つ。HMVで検索してみると、大量のディスクが出てきます。クラリネット奏者のディーター・クレッカーがリーダーで十数人のメンバーが、レパートリーに応じて参加する、いわゆる「ユニット」という形を取っているようです。

演奏している方には悪いかもしれませんが、けっこう肩肘張らずにのんびりと聞けるのがいい。休日の午後には、ちょっとおしゃれにティータイムのBGMとしても是非どうぞ。

2009年5月30日土曜日

二度と近づきたくない店リスト

昨夜は、同じ都筑区で開業している先生と食事会。たまプラーザにある過去に数回言ったことがある焼き鳥のお店で、けっこうお気に入りだったりですが、かなりがっかりしました。

と、言うのは、お店の雰囲気が随分と変わってしまったように思えたのです。焼き鳥屋さんとしては、けっこう洒落た店で、一本一本の串もゆっくり丁寧に焼き上げる。比較的大人のお客が多く、みんな静かに楽しんでいました・・・それは過去のこと。

とにかく、入ってびっくりしたのは満員はいいとして、とにかく賑やかなのです。こんなに騒々しい店だったっけ。

予約していた席に座って間もなく、明らかに学生とおぼしき一団がすぐとなりにやってきた。いかにも今時の若者で、とにかくよく騒ぐ。向こうのカウンター席ではアルコール中毒になったのか、客がへたり込んでいる。

隣の一団と店長らしき人、バイト店員は顔なじみのようで、そういうお店の人がしょっちゅうただの料理や酒を持ってきて差し入れては、一緒になって大声で騒いでいくという始末です。なんか違うように思いますよ。

まるで、そこらの居酒屋チェーン店のような喧噪で、ほとんどこっちの話もよく聞こえない。1mと離れていないのにですよ。

お店の質が変わったと言えばそれまでですが、以前のイメージでやってくる客にとっては大変残念なことで、たぶん二度と近づきたくない店リスト入りしてしまいました。場所をチョイスしたのは自分なので、ご一緒していただいた先生には申し訳ないことをしました。

この手の店はいろいろ増えてきているので、一つ消えてもあまり困ることもありません。

2009年5月29日金曜日

厚生労働省分割化

おやおや、麻生さん。「別に、こだわっている訳じゃないから、まぁいいや」とか言って引っ込めてしまいました、厚生労働省の分割化案。

まぁ、分割民営化までいかなくてよかったけど。

それにしても、この一週間くらいの間の騒ぎは何だったんでしょうかね。そもそも20日のことでしたか、急に麻生さんが「読売新聞の渡辺さんが言い出した」として始まったわけです。

例によって、思いつきの発言なんでしょうが、急に分割化案をいろいろ出せとか閣僚に指示したりしてにわかに本格化。

でも、なんだかまとまった話にもなりそうもないくらいのところで、そもそも何で今分割化するのかという議論がまったく見えてこない。

確かに厚生省と労働省が合体して、ただでさえ多岐にわたっていた業務が肥大化したことは間違いありません。しかし、なぜ合併したのかという部分で、無駄を省くとか関係業務の連携の効率化などが期待されたわけで、そのあたりの成果についてはどうだったのでしょうか。

省庁再編成の是非については何も議論がされていないように思います。実際、厚労省の分割化については賛成する意見が多いようですから、その辺の議論を国民に伝えることができれば、必ずしも悪い話ではないのかもしれません。

国民生活にかなり密接な仕事が多いだけに、麻生さんの思いつきで出したり引っ込めたりしないで、きちんと考えて貰いたいものです。

2009年5月28日木曜日

過去の人

今日は、久しぶりに大学で手術。東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター・・・って、長い名前でしょう。電話の応対とか大変だと思います。

それはさておき、センターは外来だけの「クリニック」形式なので、病棟が無い。これがいろいろ面倒なのですが、神宮外苑の近くの青山病院というところを病棟として使用していて、手術もここでやっています。

青山という土地としてのブランドがある場所なので、とりあえず外見はホテル(実際、建物の上半分は会員制ホテル)みたいで、まさかここに病院があるときは誰も思わない。

けっこう久しぶりで、ずいぶんと変わっていてびっくりしました。

リウマチセンターが病棟として使っていたのは5階なんですが、今は全体でいろいろ使っているみたいで、今日の患者さんも別の病棟に入院していました。

それから、売店ができている。大学の病院なんだから売店くらいあって当たり前と思うかもしれませんが、もともと100床くらいのちいさい病院ですから、売店なんてありませんでした。

手術の時には昔からブラシで手を洗うというのがお決まりだったのですが、よほど汚れていなければ消毒液だけという方式になっていました。このあたりは、アメリカ仕込みのEBM(統計学的な根拠に基づく医学)から来ているわけでしょう。

それにしても、最近は外来の先生もだいぶ代わってしまいましたので、自分のところに手術の相談に患者さんをまわしてくることも少なくなってきました。ですから、大学で手術をするというのも、後何回あるかわかりません。

まぁ、当然開業医となって、手術してなんぼの勤務医でなくなったわけですから、当然です。このブログの最初にも、あとどのくらい手術ができるかなぁ、みたいなことを書きましたが、手術は知識よりも技術的な部分が多いので、日常的にやっていないと明らかに下手になる。

これはまちがいありません。少なくとも自分は手術が下手ではなかったと自負していますが、最近は明らかに手順が悪くなっていることを自覚します。まだ、それが表に出るようなエラーにはなっていませんが、術者としては過去の人になりつつあることは否めません。

開業医としての役割を考えれば、それは特に維持しなければならない部分ではないので、その時には潔く引退でかまわないと思っています。

今日は病院の変化に戸惑い、ちょっとそんなことを考えてしまいました。

2009年5月27日水曜日

目指せ! 全曲制覇

音楽の趣味というのは、自分で演奏するわけでなければ聴くだけです。昔はちょっとは楽器をたしなんだことはありますが、もう何年もまともに楽器をさわっていない。

ですから、最近の自分の音楽は聴くことに徹しているわけですが、自分の中にすべてを聴く意義のあるものというのがいくつかはある。ちょっと堅い表現で言うなら、制覇すべき音楽とでもいいましょうか。

聴取可能なすべての音源に耳を傾ける価値のある音楽というのは、そうあるもんじゃないでしょう。

例えば、洋楽系ならEric Claptonでしょうか。ぎりぎりBeatles世代なんですけど、たしかに最初に制覇したのはBeatlesでした。その結果はというと、まぁもういいかなという感じ。

基本的な部分で影響を受けていることは否定しませんが、表だって一生懸命聴く気はしない。たぶん、もう音楽として終わっている、あるいは完結しているからかもしれません。

その点Eric Claptonはいまだに進行形なのです。確かに、今でもLaylaで盛り上がっているかもしれませんが、年齢を重ねるに従って少しずつ音楽の幅は広がっているように思います。

Jazzなら当然、Miles Davisです。すでに故人となって18年、音楽は終結しているかもしれませんが、50年間にわたる音楽ですから、いくら聴いても自分の中では完結できません。

数年ごとに新しい発見があるのです。特にこの10年くらいは。いわゆる海賊版、Bootlegがどんどん出てきて、正規版と正規版の間をどんどん埋めてくれますので、いつになったら完結するものかまったくわかりません。

そしてクラシックです。これもまた奥が深い。とりあえず、すべてを聴くべき価値がある作曲家ということで言えば、ありふれているかもしれませんがベートーヴェンとモーツァルトでしょう。

確かにクラシック音楽の一般的な最初のスターはJ.S.バッハでしょうが、モーツァルトは音楽的に様々な様式を一般向けの音楽として確立したスーパースターです。ことさらクラシックを聴かない人でも、モーツァルトのメロディのいくつかは必ず知っているものです。

ベートーヴェンになると、大衆化した音楽を芸術の域に高めた人物として無視はできません。モーツァルトで音楽が終わっていたら、たぶん音楽はかけ捨てのものとして残らなかったのではないかと思ってしまいます。

ベートーヴェンの偉大さは、大衆に繰り返し聴く価値を認めさせたことにあります。たぶんそれが芸術というものなんでしょうね。創作活動の歴史をたどりながら、すべての曲を聴くべき大作曲家として認めざるをえません。

運命とか合唱とか、いまさらそんなのという気がしないでもありませんが、器楽曲、室内楽曲、声楽曲、宗教曲などすべてのジャンルを制覇して初めて「運命なんてさぁ・・・」と語れるように思います。

というわけで、閑なときにはHMVでいろいろなキーワードを入れて、まだ知らない世界を探索するのでした。

2009年5月26日火曜日

夢と目標

仕事とかでうまくいかなくて、心が落ち込んでしまうという話はよくあります。そういう時に、何とかはげます言葉として、なんとか目標を持って頑張ろうよ、なんてことを言うことがあります。

故人曰く、言うは易く行うは難しで、言われた本人は「そんなに簡単なら落ち込まないよ」と思ってしまうかもしれません。逆に、青春ドラマのように一気にがんばるかもしれません。

ここで、人生の目標と夢とをちゃんと区別しておかないといけません。夢と言うのは、憧れるものだと思うんですよね。必ずしも実現しなくてもいい。

でも、自分が生きていく上での一つの活力になるようなものでしょう。夢のまったくない人生はつまりません。自分の夢は何だろう。

いざ、考えるとたいした夢は持っていません。もっかのところは、医者をやめて飲み屋のおやじになることかなぁ。お品書きの無い、カウンターが10席くらいの小さな店。

ほとんどのお客さんは常連で、席に座ると、その日にできる肴を黙って出す。言葉は少ないけど、自然にいろいろな気持ちが伝わる空間というがいい。

もちろん、損得づくではできません、そんな店。まぁ、どう考えても実現しませんけどね。

じゃあ、目標は? というと、そんなものはあえてありません。ありません、というか家族がいてこどもがいれば、もう家族を守ることしかないでしょう。

こどもたちがしっかり勉強できる環境をなんとか作ることが、当然のように目標なわけです。そのために仕事をがんばるわけで、自分と家内だけだったら話は簡単です。

でも、当たり前のような話ですが、そんな目標があるから毎日一生懸命になれる。まぁ、若い頃の方がもっと楽しそうな目標があったかもしれませんけどね。

2009年5月25日月曜日

おたく

おたくという人種がいると言われ初めて20年くらいはたちましたでしょうか。

おたくと言う時は、たいていややさげすんだ気持ちが入っていることが多く、自分は違うよといつでもいいわけをしているみたいなところがあります。

自分はマニアだとか、通だというような表現は、所詮言葉を変えても、まぁ同じようなことかもしれませんよね。

まぁ、生きていくのに絶対必要でないようなことにやたらとのめりこんでいくのは、多かれ少なかれ誰にでもある本能の一部みたいなものです。

特にそれがアニメなどの、いわゆるサブカルチャーと言われている物にはまっている場合を、特におたくと言っていれば当たらずとも遠からずなんでしょうか。

おたくの人が弱い言葉というのがあるんだそうです。その一つは「オリジナル」というやつ。おたくはオリジナルに弱い。つまり、オリジナルが冠してあるものはたいてい数量限定だったりして、他人は持っていないことかあるので、自分だけという所有欲を満たすんでしょう。

同じような理由で「限定」という言葉もおたくの心臓を打ち抜きます。このあたりは最終的に他人に自慢して初めて意味をなすのですが、おたくの面白いところは、自分だけでこっそりと悦に入っている場合も珍しくない。

そして、もう一つおたくが無視できない言葉が「カスタマイズ」です。まさに自分だけの世界に入り込むための魔法の言葉です。

こんなことを書いていると、結局自分もそんな・・・の一人なのだと、妙に納得してしまうのでした。

2009年5月24日日曜日

Athena Ensemble / Elgar Complete Works for Wind Quintet

これまでにもクラシックと呼ばれるジャンルの音楽の話を書いていて、しばしば好みはピアノ独奏と弦楽合奏を中心とした室内楽としてきました。

オーケストラはどうも好きになれず、ジャズならむしろ大歓迎の管楽器がうるさいくらいで、合唱になるとどうにもついていけない。

そんなかなり偏見に満ちた音楽三昧を楽しんでいるわけですが、いゃぁ、まだまだ初心者だということを痛感しました。まだまだ、知らない世界があったことが最近わかり、ちょっとマイブームになっているのです。

それはハルモニームジークと呼ばれるものです。これは簡単に言うと木管楽器を中心とした小編成のアンサンブル。バイオリンやチェロなどの弦楽器は基本的には使われません。

大編成になると、今で言うブラスバンド、吹奏楽みたいなものですが、通常は五重奏程度のものが多く、室内楽の一つと言えます。フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットの編成が一般的で、ホルンだけは金管楽器です。

弦楽合奏ではバイオリン、ヴィオラ、チェロの組み合わせで基本的な音質は一緒ですが、ハルモニームジークでは、それぞれの音質が異なり、その独特の響きが楽しい。

実は、こういう音楽はかなり昔から好きだったと言うことを思い出しました。1977年のアメリカ映画でウォーレン・ビューティが主演した「天国から来たチャンビオン」というのがありまして、この音楽を担当したのが、当時クロスオーバーと呼ばれた音楽で売り出したデイブ・グルーシンでした。

この映画の音楽がまさに木管楽器を使ったほのぼのとしたもので、この映画の雰囲気にまさにぴったしだったのです。自分の好きな映画のベスト5くらいまでに入れてもいいくらいの評価なんですが、そこまで個人的な高評価の理由の一つがこの音楽でした。

さて、モーツァルトやベートーヴェンのような名だたる大作曲家の作品の中にも、この手のものが含まれています。また同時代のダンツィという、木管五重奏曲だけで名が残っている人もいます。このあたりの紹介はまた別の機会ということにします。

今回おすすめするのはエルガー。エルガー(1857-1934)は比較的新しい時代のイギリスの作曲家で、有名なのは威風堂々行進曲やエニグマ変奏曲、あるいはチェロ協奏曲といつたオーケストラ作品。かなりマニアックな感じがしますが、比較的若い頃に木管楽器編成の音楽をいくつも書いていて、このCDではそれらをほとんど網羅しています。

全体的に明るい曲調で、中にはけっこうユーモアも感じられる楽しい曲もあり、そのまま映画音楽に使っても違和感が無いと思います。グルーシンは映画音楽の仕事で、かなり影響を受けているのでないでしょうか。

いつものHMVで購入しましたが、比較的入荷に時間がかかりそうな表示になっていましたが、すぐに入ってきました。まったく聴いたことがないのに買うのも勇気がいりますが、このアルバムではちょっとずつの試聴が可能になっていています。こういうところは、自分のような通販命の客にとっては大変ありがたいところです。

2009年5月23日土曜日

トップニュース

本日の一番のニュースは、お隣の韓国の話。国民からの人気も大変高かったと言われている盧武鉉・前韓国大統領の自殺。

日本で言えば、コイ◯ミ氏とか◯ベ氏くらいの方が、突然自ら命を絶ったみたいなものでしょうから、韓国の方の驚愕は察するに余りある。

初めての戦後生まれの大統領、高卒で叩き上げの大統領、クリーンな大統領など、いろいろと現役の時には好感度の高い言われ方をしていました。北朝鮮問題についても、積極的な取り組みが評価されていたように思います。

日本に対しても友好的な感じがしていましたが、なんか最後の方ではかなり反発を持っていたようで、確かに当時の小泉首相の靖国問題などで、お互いにかなり意地を張っているような印象があります。

まあ、政治的な問題の詳しいことは自分にはわかりませんが、一国のトップに立った人が自殺するというのは相当のことがあるわけでしょう。

最近ニュースになっていた前大統領がらみの不正問題が、なんとなくうやむやになってしまうのでしょうが、韓国では大統領がやめる度に必ずと言っていいほどこの手の話が出てくるというのはどういうことなんでしょうかね。

日本にしても韓国にしても、政治の世界はよくわかりません。

2009年5月22日金曜日

関節リウマチと感染症

整形外科クリニックのくせに、なんでそんなに新型インフルエンザの話題をとりあげるのか、と思われている方がいるんじゃないかと。

まぁ、理由の一つには、医師会の理事の仕事をしている関係で、いろいろに混乱が直接耳に入ることが多いからというのがあります。

それより、自分にとっても重大関心事である理由は、うちのクリニックには関節リウマチの患者さんが多く通院されているから、ということなんです。

関節リウマチの治療は、整形外科というより内科的な側面が多いし、特に治療に使う薬は免疫力に直接影響するわけですから、感染症に対して無関心ではいられません。

最近リウマチ治療に使われる生物学的製剤と呼ばれる薬では、事前の結核感染のチェックが必須になっています。これは、使用により結核が再発したりして重大な副作用になる患者さんが少なくないことによります。使用前の胸部レントゲン検査とツベルクリン反応検査は必ず行い、必要であれば専門医への受診が必要です。

結核は過去の病気で、蒼い顔をした文学青年がサナトリウムにいたんだみたいに思っていたら大間違い。今でも、結核菌に感染している方は少なくないので、注意が必要。

結核菌自体はけっして強い菌ではないので、発症する方は多くありませんが、薬の影響などで免疫力が下がると病気が表に出る可能性が高まる。

同じようにカビも心配。普通にどこにでもありそうで、弱い菌なのでほとんど注意をはらわないようなものが活躍するかもしれないのてす。

通常のかぜは一過性の上気道の炎症ですが、重症化して肺炎などを起こせばやっかいです。このくらいなら大丈夫と考えないで、一般的な風邪薬なら併用できますから、早めに直すことが肝心。

インフルエンザも特別にかかりやすくなるわけではありませんが、罹患すれば重症化するかもしれません。通常の季節性インフルエンザの場合、予防接種が関節リウマチの病気そのものに悪影響を与えないことはわかっています。予防接種の有効性については多少議論がありますが、できればやっておいたほうがいいと考えられています。

新型インフルエンザについても、実際のところ季節性インフルエンザとほぼ同等と考えられていますので、うがいと手洗い、それと閉鎖的な空間でのマスクの着用(屋外でマスクしてもねぇ・・・)などに注意することが大事。かからないにこしたことはありませんが、どんなに注意してもそれなりに感染するでしょうから、あわてないことが一番です。

マリノス神社


新横浜というと、10年くらい前までは新幹線に乗れる以外、何の取り柄もないような街でした。

駅前には空き地ばかりでしたし、何でこんなところに新幹線が止まるのかなぁ、とか思っていました。

しかし、Jリーグが始まり、日産スタジアムが盛り上がりいつの間にか街としては大きな発展をしましたね。

昨日は、午後からは新横浜。介護職のヘルパーを目指す方に対する講習をしてきました。今回で3回目ですかね。3時間喋るというのは、本当にしんどいもんです。1時間くらいの講演は、まったく苦になりませんが、3時間はつらい。
だんだん酸欠になっていく自分がわかるようです。

ところで、市営地下鉄の駅の構内にはこんなのがありますね。前から気になっていたんですが、何を奉ってあるんだかわかりませんが、というわけで、横浜マリノス様々なんでしょうね。

新横浜としては感謝の気持ちの表れというところなんでしょう。
俊介が戻ってくるかもしれないので、そしたらますます人の出入りが増しそうです。

とりあえず、OKってことで・・・

2009年5月21日木曜日

鶏ささみポン酢おろし和え

だってヘルシ~。でもおいしぃ~。というわけで、簡単で健康的なメニューの紹介。

鶏ささみ肉を少し塩を入れて煮ます。そしたら適当にばらばらにします。

あとはたっぷりの大根おろしとポン酢で和えるだけ。

簡単すぎて、説明が長くできません。

ただし、おろしポン酢は使わないこと。大根おろしはたっぷり入れるところが味噌。そのくらいの手間は惜しんではいけません。

うしろは豆腐サラダ。白髪ネギをのせて中華ドレッシングをたっぷりかけました。

こどもにはちょっと物足りないかもしれませんが、ささみは十分おかずにもなりますから、文句は言わせない。どや!!

2009年5月20日水曜日

新型インフルエンザ 混乱続く

しつこいようですが、インフルエンザの話題。

どうも、毎日いろいろなところから対応についてのファックスやメールが来るわけですが、毎回微妙に違っていて、いったいどうしたらいいのかわからない。その混乱ぶりといったら、すごいもんです。

話を整理すると、厚労省の対応は基本的に強毒性の鳥インフルエンザ由来の新型インフルエンザを想定しているわけですが、これについてはもともと最終的なマニュアルが整理されていなかったということです。

基本的な流れは、発熱した方は各保健所などの開設した発熱相談センターに連絡し、そこから専用に設置され公立病院などの発熱外来で治療をすることになっており、通常の病院や診療所ではかえって感染を拡大するおそれがあるため患者の受け入れをしないことが原則となっています。

ところが、実際に今流行しだしているのは弱毒性の豚インフルエンザ由来で、通常の季節性のインフルエンザと同様の対応でも十分ではないかと考えられ始めています。

実際、すべての発熱患者がインフルエンザと考えているわけはないので、一般診療所や病院に患者さんが受診している可能性はかなりある。

ですから、高い熱と呼吸器症状を呈した方が医療機関に受診したとすると、各医療機関ではインフルエンザの簡易検査を行いA型陽性の場合は、発熱外来へ送るように指示されています。

ところが発熱して24時間以内の簡易検査での検出率は30%程度といわれているので、ここでひっかからずにチェックされない患者さんは大勢いるはずです。

また、簡易検査キットは内科・小児科ではある程度在庫があるでしょうが、手に入れようと思っても、現在まったく手に入らない状態になっていますので、内科でもすぐに底をついてしまうでしょう。当然うちのような整形外科クリニックではまったく用意はありません。

簡易検査キットがない状態では、最初から患者さんを発熱外来に送るしかありません。ところが、発熱外来に送ると言っても、病院の発熱外来は防護服を着用しての診察なので、とても多くの患者さんをさばくことはできません。

さらに、診察したのが新型インフルエンザの患者さんだっとしたら、医療機関の医師やスタッフは濃厚接触者ということになります。じゃあ、予防的にタミフルを服用するかといっても、これも市場にはまったく無い状態で手に入りません。それなら、一定期間休診するしかないのでしょうか。

そんなわけで、発熱外来からあふれた患者さんが、簡易検査キットもタミフルも無い診療所にもどってくるのでしょうか。医者はすでに濃厚接触者になっているんですよ。もう、どうどうめぐりです。

公立病院の発熱外来だけでは、もともとどうにもできないことはわかっていたことなんですから、現状では一般の病院やクリニックでの通常の対応で大丈夫と考えられそうですから、感染の拡大に主眼を置いた方策よりも、実際の患者の診断・治療が確実に行えるように、現実的な選択をすべきでしょう。

そういう意味で、厚労省が体制の見直しを始めたことは、妥当なところです。しかし、そのためには簡易検査キットやタミフルといった最低限のものが手に入らないことにはどうしようもありません。早くに一般のクリニックが安心して診療できるように簡易検査キットやタミフルを市場に戻した方がいいではないでしょうか。

まだまだ、混乱はつづきそうですが、せめてマスクだけでも確保させてくださいよ、というのが切実な声ですよね。

2009年5月19日火曜日

バンド少年時代

今と違って昔は中高生の遊びというのは、けっこう限られていて、あまりバリエーションはないものです。しかも、すぐに流行に乗ってしまうので、みんなが「これだ!!」と思うと、猫も杓子も同じことをやっていたもんです。

例えばバンド。比較的簡単なロックンロールの時代から、アドリブを聴かせるようになって、ハードロックバンドがエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジの三大ギタリストを中心に一気に花開く時代でした。

また、エマーソン・レイク&パーマー、イエス、キング・クリムゾンなどを中心にした高度な音楽性が売りのプログレッシブ・ロックも強烈な個性を発揮したものです。

当然みんな夢中になって、中高生は全員ギター小僧状態。当時の少年漫画雑誌などの裏広告によく小岩のあたりの通信販売が出ていて、ずいぶんと怪しげなものを売っていたんですが、その中にエレキギターもあった。

GibsonとかFenderのような超有名高級ギターもどきのトーマスなんてブランドがあって、これならなんとか手が出せた。日本のオリジナルブランドだったGrecoなら、もう自慢できましたよ。

自分もそんなところで遊んでいましたが、いまいちうまくない。友人がしっかりアドリブをコピーしているのをうらやましく思っていました。

そんなわけで、何となくドラムの担当になってしまいました。とはいえ、ドラムセットを丸々持っているなんて奴は、相当な金持ちのボンボンかそうでなければかなりの不良。と、言うと多少問題があるかもしれませんが、だいたいそんな感じでした。

自分の場合は真ん中において一番使うスネアドラムだけを持っていました。後はスタジオの置いてあるものを利用したり、友人のを借りたり。練習ったって大きな音がしますから、普通に家でなんかできません。家では、樽とか段ボールとかを叩いて親から怒られた。

でも、まぁそんなことが今でも音楽を楽しむ下地として、けっこう役に立っていますから、人生無駄なことなんい何もない・・・って大げさか。

2009年5月18日月曜日

どうしても書くことが思いつかない日

皆さんが不急の外出を避けたせいなのか・・・今日は、めっちゃくちゃ閑でした。それならしょうがないのですが、一方そうなら整形外科は不急の患者さんが多いということになり、それも考えてしまうところです。

単純にけが人や病人が少ないと考えて喜ぶことにしたいところですが、それも素直に喜べません。つくづく因果な商売ですよ、医者なんて。まぁ、患者さんが治って喜んでくれればそれでいいと思っている単純なところもあるんですけどね。

閑なときほどネタが思いつかない。今日は、ずーっと考えていましたが書くことがないんです。朝、どうも車が多いような気がしました。電車などでの通勤を嫌った人が多いのかしら。って、それだけの話。

先輩ブロガーのあざみ野棒屋先生とDr.Mが、ブログ開設3周年だそうです。すごいことです。でも、それで1本書くわけにもいかない。昼はいつもの老健に行きましたが、いつも通りですからネタにはなりません。

午後は閑で閑でどうしようかと思いましたが、あんまりそこばかり書いても情けない。夜ご飯は簡単な名も無きおかずですませてしまい、お見せするほどのこともない。

そんな日もあるということで、ご勘弁いただき、また明日をお楽しみに・・・

2009年5月17日日曜日

新型インフルエンザの対応

狼が来たぁ~、と何度も言っているうちに次第に言葉を信じなくなるという話はよくあるわけです。まぁ、信じないまで、耳に慣れてしまい注意しなくなることは怖い。

世界各国での広がりは、いちいち数えていてもきりがないという状況であり、WHOは警戒レベルをPhase6へ引き上げていないものの、実質的にはパンデミックと言っても過言ではありません。

いよいよ、日本国内でも人から人への感染例が出ました。当然予想されたことで、いまさら驚くことはありませんが、だからといっていわゆる「水際作戦」がまったく無駄ということではありません。

少なくとも、蔓延していく時間稼ぎにはなりますから、ある程度の準備をするためには時間は無いよりもあった方がいい。特に、新型インフルエンザに対する対策は去年からいろいろなところで議論されていましたが、最終的にどうするという具体的な案はいまだ不明な点が多い。

実際、現状では(メキシコを除いて)死亡者はそれほど多くなく、比較的弱毒と考えられていますからいいようなものの、国も本気で感染の拡大を防ぎたいのなら、すべての疑わしい患者を一般の病院や診療所にまわさず、積極的に一カ所に集約すべきでしょう。

もっとも、現実的にはそのあたりの対策のつめがまだできていないというのが現実です。少なくとも、予想される鳥インフルエンザによる死亡率よりは低いわけですが、通常のインフルエンザよりは高いことも間違いない。十分に注意をするに越したことはありません。

今の時期に季節性インフルエンザがいないわけではありませんが、それなりの症状を呈した方はそれなりの確率で新型インフルエンザなのかもしれません。保健所や公立病院が発熱相談を受け付けていますが、心配ないから一般の医療機関に受診しろと指示されても、その中には新型インフルエンザの患者さんが混ざっていることは十分にあります。

5月はじめから品薄になっているマスクは、大変手に入りにくい状況になっています。自分たちのような整形外科のクリニックでは、実際にインフルエンザを心配する患者さんが訪れるわけではありませんが、様々な状態の患者さんが出入りするわけですから、それなりの注意は必要です。

また、タミフルなどの抗ウィルス薬も同じく5月はじめからまったく手に入らない状態です。薬の問屋さんにあった分は、どうも国がすべて備蓄用に押さえてしまったようです。

すでにワクチン開発が始まっていますが、当面誰でも簡単に接種できる状態になるには相当な時間がかかると思われます。この辺はメディアでもまったく触れていませんが、ワクチンが使えるようになった時の優先順位というものがあることはご存知でしょうか。

国の運営にかかわる仕事をしている方(政治家とか役人)、市民生活の維持に必須の仕事に携わっている方(警察官とか消防関係など)、そして実際の治療にあたる医療関係者などが最優先というのは、理解してもらえると思います。

じゃあ、その次は。体力がなく生命の危険にさらされやすいお年寄りでしょうか。たぶん、実は違います。こどもなどの若い人が優先されます。このあたりのことは微妙な話ですから、自分がいろいろ言うべきではないかもしれませんが、国民の間で一定のコンセンサスを得ておかないと大きな問題になるでしょう。

よけいな不安をあおることは慎むべきですが、少なくともいろいろな準備の一つとして、みんなが考えておかないといけないことは山ほどあります。景気が悪い時期だけに、経済の停滞を招きたくないというのも当然ですが、いざとなれば一定期間の経済活動の停止もあり得るわけです。

とにかく、自分だけはならないというような根拠のない自信を持たず、みんなが冷静に一定の行動をとることが大切です。

2009年5月16日土曜日

センター南 べったこ亭

今日は、クリニックの飲み会でした。昼間は、がばーっとビールを飲むことだけを考えてがんばりました。まぁ、頑張る動機が多少不純なことは否定できませんが、何にしても目標があることはいいことです。

でもって、でかけていたのはセンター南の「べったこ亭」です。青葉区・都筑区のどこにでもあるポピュラーなお店ですが、センター南にもありますよ。

駅前のビルにも居酒屋さんが数軒できましたが、とにかく店内がうるさいので、話が聞こえない。それに比べてここは、ちゃんと話ができます。とにかくつまらないことかもしれませんが、飲み会をする場所としてはここのところは大事なところです。

味はもちろん悪くはありません。和食、洋物、韓国ものなど無国籍的ないろいろな味が楽しめます。でも、なによりも日頃から自分をサポートしてくれるみんなと、わいわいがやがやと楽しむことができることが一番の幸せです。

実は4月に新しいスタッフの歓迎会をやったばかりなので、今回はけっこう間があいていませんが、この際目的なんかとどうでもいいでしょう。まぁ、スタッフ間の親睦がいっそうはかれれば、大変意味があるのです。

次回は夏の納涼会でしょうか。

2009年5月15日金曜日

がんばれ研修医

世間ではいろいろと勤務医が大変で、開業医は楽して儲けているみたいなことを言われます。

開業してみると、それはそれで楽なことなんてありませんよ。でも、勤務医と違って自分ががんばればがんばるだけ収入につながるわけですから、そこのところは開業医の一番のいいところかもしれません。

それでも、いきなり開業医をしている医者はいないわけで、開業医もみんなさんざん大学病院をはじめとする勤務医を経験しているわけです。

自分の場合も研修医の頃は1日おきに当直なんてことはざらにありましたし、徹夜で緊急手術をしても翌日は普通に勤務は当たり前。それでも、勉強のためですから当直料なんてものはつきません。開業しても、当直バイトをやめることはできず、経営者としての悩みも増える一方。

今の研修医には、今の時代の悩みはあるんでしょうが、医者という職業を選んだからには避けることはできないようなことだろうと思います。でも、確実に昔の研修医でよかった、今の研修医が大変と思うこともありますよ。

まず書類。とにかく今の時代、医療を行うために用意しなければならない書類の多さはきちがい沙汰です。これは医療に対する不信感が、その根底にあることですから、医者自身にも大きな責任があります。

とはいえ、医療の結果に100%は絶対にあり得ないわけで、かえって文章を残すことが医者の首をしめていくという部分もある。そのためにまた文章を用意するという悪循環。

アメリカなどでは、そういう事務的な仕事を専属でこなす「秘書」みたいな仕事が普通にあるのですが、日本ではすべて医者の仕事としてはねかえってきます。このあたりは、今の勤務医にとっては大変気の毒なところ。

また、その延長上の話ですが、医療行為の結果に警察が介入するというのも大変なことです。もちろん、医療の結果患者さんが亡くなることは「殺人」と同じと考える方もいるかもしれませんが、悪意を持って医療を行う医者はいませんし、医療を行わなければ患者さんにはそれなりの不利益が生じるでしょう。

まして、原則として医者は医療を求められれば拒否はできないわけですから、通常の刑事事件と同列に扱われれば何もできなくなってしまいます。

このあたりも、そういう事態に直面しやすいのは開業医よりも勤務医ですから、本当に大変なことだろうと思います。でも、これも元はと言えば医者が自ら蒔いた種なんですよね。

まあ、そんなに大きな話ではないにしても、一般の診療自体が今の研修医は大変でしょう。例えばレントゲン検査。自分が研修医で初めて外来をしたころは、患者さんの訴えを聞いて、身体の異常を診察したら、たいていはレントゲン検査。でもって、結果は・・・来週でよかったんです。

まだレントゲンフィルムの自動現像機が出回り始めた頃で、写真はすぐに見れなくて当たり前。わからない病気でも患者さんに説明するまでに1週間の猶予がありましたから、その間に勉強することができました。

今は・・・うちでも撮影したら電子処理で、診察室で見れるまでに長くても数分間です。そりゃ、今の自分にとってはすぐに説明できて便利でしょうがないのですが、研修医からすればすぐに答えをいわないといけないというのは、ものすごく大変なことでしょう。

ですから、知らないことやできないことを、知らない・できないとはっきり伝えることが本当に大事だということです。知っている振りやできる振りをすることは、一般の方からすれば「犯罪」に近いものだということなんですよね。

大きな病院の中で、そのブランド性がバックにあるからといって、いつの間にか何でもできるような錯覚に陥ることなく、自分の医者としての技量を客観的に見つめることが、患者さんからの信頼につながるということだと思います。

がんばれ、研修医。

2009年5月14日木曜日

Let's 医師会 5月

医師会というのは、医者の集まりで基本は会員である医者の便宜をはかる団体です。医者の収入に大きく影響する診療報酬は国が決めますから、当然国に対して何らかの影響力を持ちたいと思うわけです。

そこで医師連盟という政治団体があって、基本的には医師会員は連盟にも加入しているわけです。そして、医療事情に詳しくて、医者の状況を理解してくれる政治家を応援してきたわけですが、これは今までは当然政権与党の中にいる方ということになります。

特に影響力を持っていたのが、昭和の日本医師会長として有名な故武見太郎さん。ところが、その後はそんなに強い会長はいないとみえ、この何年かでどんどん医者は追い詰められました。

そんなわけで、例えば茨城県医師会はついに与党の応援はしないことを公表したりしています。都筑区の医師会でも、どこを応援すればいいだろうという議論がされたりします。

実際、今の与党側の候補予定者の方はあまり熱心ではないような印象で、野党側の方の方が精力的に動いているように思えます。

あまりに与党のいい加減さ、総理大臣のていたらくに、少しでも野党に期待するしかないと思っていたら、野党のトップにもスキャンダル。

しばらく、だめ与党に馴らされた国民は、「まぁいいか」という気分になってしまいます。どうせ、今の日本の政治の仕組みでは何も変わらないと思うように戦後作られてきました。

そしたら、今度は国会の中でいちゃいちゃしている先生がいらっしゃる。どうせ今の内閣は長くないので、数ヶ月なら我慢するか、ってんで役を引き受けたらしい。

ところが、総理大臣がしがみついていてなかなか解散総選挙にならないので、いよいよ我慢ができなくなってついつい悪い癖が出ちゃったんでしょうね。ある意味正直な方ですよね。

警察の人がパトカーのサイレン鳴らして信号を気にせずに飛ばしていったら、実は家族旅行だったなんてことはありえませんもんね。

急に入院して、健康上の理由で辞任というのも、しらじらしいの極みですけどね。ちょっと前まで温泉旅行して楽しんでこれるほど健康だったんでしょう。前に総理大臣していた人は、また「漢字が読めなくても偉くなれるからがんばれ」とか学生に言っているらしいですし、もうしっちゃかめっちゃかですよ。

まぁ、正直に言って自分は医師連盟としての政治的な部分には興味がありませんし、どうせ医師側の利益だけを守るというわけにはいかない。

患者側の安全・安心を心配してくれれば、必然的に医者もいろいろと仕事をしやすくなるんでしょうから、とにかく議員さんには医療という国民には必須のサービスにもっと興味を持ってもらいたいものだと思います。

2009年5月13日水曜日

センター南医療ヴィレッジ運営会議

ちょっと、去年の夏以来だと思うので、ひさしぶりですが今夜はセンター南医療ヴィレッジの運営会議、というかつまり飲み会でした。

村長はセンター南こどもクリニック、そして村民はうちの他に、あざみ野棒屋先生ルミエール眼科のアキコ先生内科のただ先生。そして、村はずれのCMポートクリニックのDr.A

今回は村長の要望によりスペシャルゲストとして、隣村のDr.Flickerも参加するというなかなか豪華メンバーなのです。

議題は、あいかわらずの共同の駐車場の利用方法についてや、近くに今度できるクリニックに関する情報交換、さらにみんなで区民祭りでバンドをやろうかというような提案もでたりと、もうアルコールが入って支離滅裂。

挙げ句の果てには、バスロータリーの清掃作業までやったらなどという話まで飛び出す始末です。近々ヴィレッジの村民が増えそうな話もあり、盛り上がりまくったわけです。

ちなみに、場所はあざみ野の「尾高」という和食の料理屋さん。インターネットの情報は少ないのですが、隠れ家的なお店としてけっこう有名なお店。

ちょっと話がはずんで、写真などをとる余裕がありませんでしたが、なかなか品のある食事が、ちょっと年を取ってきた者には大変合います。機会があれば、また利用したいと思うようなお店の一つでした。

2009年5月12日火曜日

あすなろ菜園2009 part2

去年はきゅうりの苗をいただき、りっばなキュウリが山ほどできました。
新鮮なキュウリがとげとげして握ると痛いというのを初めて知った次第です。

さてさて、今年もうみてんぐさんに野菜の苗をいただきまして、今回はピーマンです。

どのくらいの大きさまで育つんですかね。都筑区の陽を浴びて無農薬で育ったピーマンを食べれるのはいつのことになるのでしょうか。

ベランダ菜園というのも、なかなか楽しいもので、4階という高さがあるので、よけいな虫が来ることもほとんどありません。立派に育てよ!!

2009年5月11日月曜日

クリニックの経営による収入

前回のクリニックの支出に続く第2弾。とは言え、収入は実に簡単。

日本ではほとんどすべての医療機関が保健医療を行っていますから、その収入については厚労省が2年ごとに決めてくる医療の「定価」、つまり診療報酬点数というものに依存しているわけです。

ある患者さんが初めて医療機関を受診すると「初診料」がかかり、1ヶ月以内に同じ医療機関を受診すれば「再診料」がかかります。

別の病気でかかっても、1ヶ月以内であれば再診ですが、同じ病気であっても患者さんの意思で1ヶ月以上あけて受診した場合は初診の扱いとなります。

内科は一番多い症状は「腹痛」と「かぜ」で、たいてい何度も再診をするような病気は少ない。整形外科は老化現象による膝や腰の痛みの患者さんが多く、正直に言って根本的には治らない。

従って、症状が軽くなるまで再診することが多くなります。骨折などの場合は、だいたい治るまでの2ヶ月間くらいの間は1週間~2週間に1度くらいの再診してもらうわけです。

収入の大きい物はレントゲン検査。最初に機器を購入するのに、安い物で300万円くらい。うちのように透視ができるタイプだと600万円くらいかかりますが、メンテナンス費用は除いて基本的には検査をする度に追加の支出がありません。

自分の場合には、初診で必要と思えばもちろんレントゲン撮影はしますが、同じ症状で1年以内の再診・再初診ではたいてい撮りません。明らかに以前より悪化している場合には別です。例えば腰痛では、明らかに筋肉が原因と思える場合にはレントゲン検査をしない場合があります。

異常が無いと思うのに検査をすることは原則としておかしいのですが、開業してから気が付いたのは、患者さんは異常が無いという安心も欲しがっているということでした。ですから、自分が不要と思っても患者さんの希望があればレントゲン検査で、大きな異常がないということを確認することは悪いことではありません。

血液検査は検査会社へ検査の代金を払います。ギプスなどの処置では、ギプスを購入して用意しておかなければいけません。注射も薬剤や注射器、点滴の器具などを購入しておかなければならない。つまり必ず支出を伴う物であるということを忘れてはいけません。

手術はあくまでも局所麻酔で正味10分間程度で終わるようなものに限って行います。本来、手術室と呼べるような設備で行うことが望ましいわけですが、このような簡単なものはいちいち大きな病院に依頼しても、なかなからちがあかないことが多い。

本来は外科系の医者にとっては、最も持てる技術を出せるところなので、一律の値段が決まっているというのは納得できないところもあります。うまい医者がやっても、へたな医者がやっても値段は同じ。もっとも、クリニックレベルでは、そんなことを言ってもしょうがありませんが。

いずれにしても、手術というのはリスクも伴うことですから、がんばれば収益としては悪くはありませんが、小さなクリニックではあまり拡大することはできません。

保険診療とは別に、いわゆる自費診療というのがあります。保険なら患者さんはかかった医療費の1割~3割を負担すればいいわけですが、自費診療ではすべてが患者さんの負担になります。自信のある医者なら、すべての医療行為を自費診療にして、値段は言い値にしてもかまわない。

これは、まさにブラックジャックの世界になってしまうわけですが、腱鞘炎を治すから100万円と言っても誰も受診しないでしょうから現実的ではありません。

ただし、保険医療はいま出ている病気に対して行う物というきまりですから、予防的な治療には保険を使うことができません。予防接種のようなものは自費になります。インフルエンザの予防接種をうちでは毎年秋に行ってきましたが、毎年2000円という最低ランクの値段でやってますので、ほとんど儲けはありません。

ガンのような病気では、よく自費診療で保険の認められていない治療を行う医療機関がありますが、保険で認められていないということは、最新の知見に基づくものだとしても効果・安全性の上でスタンダードとは言えないものが大多数だということは忘れてはいけません。

まぁ、整形外科診療所では自費診療でできるようなことはほとんどありませんので、あまりこのあたりに期待してもしょうがない。けっきょく、地道に一人一人の患者さんを治療していくしかありません。小さな信頼の積み重ねでリピータを作っていけるように努力していくしかないんです。

2009年5月10日日曜日

父が働く日

日本には、年に一度「父の働く日」というのがあります。

もちろん父はいつも働いているわけですが、ここで働くというのは自分の家の中のことについてということです。

なかなか、いい習慣ですが、最近はけっこう奥様も働いている過程が多く、うちもその例にもれません。ですから、父だけが家のことで働くということには、若干の疑問を持つ部分はあるのですが、まぁ細かいことは言いますまい。

仕事は休みですが、いつもと同じく6時に起床。食卓を片付けて、サッカーの部活にいく次男にそ即席朝ご飯を用意し、しばし好きな音楽を聴きながら朝のコーヒーをすする。

それから、洗濯機を回し干した後は、庭のゴミなどを片付け。ブランチの用意。昼からは、夕食用に用意しておいたローストビーフ作り。

いろいろな作り方がありますが、大事なことはゆっくり中央まで火が通っていること。今回はけっこううまくできています。今回は肉を数日前からコショウと少なめの塩をふってワインにつけておきました。フライパンで表面が軽く焦げる程度にやきます。数分かけてだいたい全面に焦げ目がついたら、オーブンにいれて100度で40分。この低めの温度がポイント。

ローストチキンの時は、オーブンでしっかり火を通して表面がぱりっとなるのが大事なので200度以上の高温にします。ビーフはしわーっと、ゆっくり熱が中まで届くことが大事なんですよね。

そんなわけで夕食はメインのローストビーフとワインで、「お母さんいつもご苦労様でした」ということになるわけです。

2009年5月9日土曜日

母の日イブ

明日は・・・母の日らしい。

自分の母は、まだ元気です。いつもいつも、心配ばかりをかけていましたが、息子はもう50歳になりました。さすがに、母とこどもという関係よりも、ばーちゃんとおっちやんという感じです。

今や、母の日の言えば、当然その対象はうちのこどもたちと家内との関係がメインテーマ。

高校生になった次男は、いつも母親にべたべたされて「うざい」と言っているわけで、子離れよりも親離れの方が一歩進んでいるみたい。

でも、ちゃんと母の日を考えていて、帰りに少ない小遣いからカーネーションと母親の好きなロッテのガーナチョコを買ってきました。

でも・・・

かぁちゃんは今夜は飲み会なんだよぉ~!!

2009年5月8日金曜日

クリニックの経営にかかる費用

今日は朝から雷鳴が轟き、どばーっと雨が降ったかと思うと、昼からは晴れたり降ったり、めまぐるしい天気の一日でした。湿気も相当な物で、気温の割にはむしむしとした一日たったと思います。

こんな日には、整形外科のクリニックの患者さんは、ぐっと減ります(うちだけ?)。まぁ、それもしょうがない。あわてても精神衛生上いいことはありませんから、こんな時には診断書を書いたり、いろいろな郵便物の整理。

さすがに、多少はそのくらいの気持ちの余裕は持てるようになりました。とは言え、うちみたいなコンパクトなクリニックでも維持していくためにはそれなりのお金がかかりますから、経営的には楽ではありません。

まず大きいのが家賃です。いわゆるビル診療ですから、うちの場合月に100万円程度の家賃がかかっています。整形外科クリニックはリハビリ室が必要なため、かなりの面積を使用しているのです。内科だったら30坪くらいでも大丈夫ですが、整形外科は倍くらいの広さが必要。

次に大きいのが人件費。医療では人件費の割合が高いと言われていますが、うちでは全員パートなのでかなり少ない方でしょうが、それでも受付3人、看護師2人、リハビリ助手2人、理学療法士3人が働いてくれています。

少数精鋭と言えば聞こえがいいのですが、かなりぎりぎりの人数だと思います。この中に看護師で家内がいるので助かっていますが、それでも月の人件費は60~70万円くらいになります。

さらに使わないとどうにもならないのが薬品や衛生材料の購入費。リウマチ治療薬の高価な薬が含まれるので、これはおそらく普通の整形外科より多くて、毎月100万円程度になっています。

開業したときに用意した治療器具のリース代金、電子カルテの使用料金、レントゲン機器のメンテナンス代金などに毎月かかるのは20万円くらい。血液検査は外注ですので、これにも毎月10万円近くかかります。これはリウマチ専門ですからしかたがない。そしてその他の雑貨などで毎月数万円は使ってしまいます。

最後に大きいのは、借金の返済で、毎月100万円を返しているのです。当然元手をしっかり準備してから開業すれば、このあたりはいらないわけですが、いかんせん自己資金ゼロで開業したようなものなので、こればっかりはしょうがない。

逆に言うと、これ以上返すようなら開業の計画としてはあまりに無謀と言うことなんでしょうかね。まぁ、うちの場合も十分に無謀だったわけですが。そんなわけで、これを全部足すと、毎月400万円近くかかっているということになります。

これ以外に、駅の看板代が50万円、雑誌などの広告費が50万円、固定資産税が40万円というのがだいたいの年間の固定した出費でしょうか。

ついこの前のようにレントゲンが壊れて修理代が30万円とか、パソコンが駄目になって新規購入で20万円などの、臨時出費が急に出てくることも考えておかないといけません。

さぁ、新規に開業しようという先生、だいたいわかりましたか。こういうことはなかなかマニュアルはありませんし、開業コンサルタントは収入の予想はしてくれても、支出の具体的な数字はなかなかあげてくれないものです。

収入と支出の帳尻が合うためには、整形外科の患者単価2500円として計算すると400万円÷2500円=1600人/月の患者さんが来ないといけません。月の平均診療実日数を23日とすると、毎日おおよそ70人の患者さんが来るというのが、最低目標ということになります。

うちの場合はまだ1日の平均患者数は60人くらいですが、比較的患者単価の高いリウマチ患者さんのおかげて何とかもっているようなものなのです。ですから、当直のバイトをやめるわけにはいかない。平均月に6回くらいの当直をしているので、ここから生活費が出ているというわけなのでした。

開業するかしないかは、それぞれの自由ですが、このあたりをじっくり考えてみることが本当に大切ですよ。

2009年5月7日木曜日

きったぁぁぁ~ !!

横浜市もついに定額給付金の案内が来ましたよ。

オレンジ色の封筒で、一瞬年金なんちゃら便かと思ってしまいました。それとも、また何かの税金の催促でも来たかと、ちょっとびっくりしましたが。

あ~、なんだかんだ言っても鼻先に人参をふらさげられた馬みたいなもので、もらえる物なら拒むつもりはありません。

でも、遅い・少ないでしらけてしまうと、今更どうしようというアイディアも思いつきません。

高速道路1000円というのも、結局道路関係者だけが喜んでいるだけで、どうも国民は(特定の団体に)うまくお金を吸い取られているだけのような気がします。

おい、素直に喜べよ !!
へい、すいやせん。

2009年5月6日水曜日

オーブンでハンバーグ

とにかく、朝一でスーパーへ行く。おーっ、合い挽きが100グラム98円で1kg単位で売っている。しかも、しかも、半額となっているではないか。これを買わずして何を買うというのか。

と、いうことはメニューはこれしかない。これというのは、ハンバーグ。

2kgの合い挽きを買って帰り、さっそく仕込み。タマネギは別に炒めておいてから混ぜる。ナツメグは少なめにして、オールスパイスを多めに使うのが我が家流。

今回は安売りの肉なので、ちょっと質に不安があったので、ここで秘密兵器登場。

スーパーの肉売り場にはたいてい置いてあるやつで、しかもただ。牛脂ですよ、奥様。本当かどうか知りませんが、一応和牛牛脂とかいてあります。これを2kgの合い挽きに対して10個くらいを入れて、一緒に混ぜ込んでいきます。

本当は、炭火で焼きたかったところですが、今日は雨ですから、外に出るわけにもいきません。炭火で焼くと、表面が早めに焦げて、中に肉汁がたっぷり残るので、ものすごい旨さなのです。

そこで、今日はオーブンで焼きました。最初にキャンプ道具のバーナーで表面をざっと焼いておいて、220度で20分。ロードレストランのハンバーグの倍くらいの厚さがありますが、しっかり中まで火が通っています。

バカっと割ってみると・・・う~ん、「まぁまぁ」ジュ~シ~(写真ピンボケでスミマセン)。

フライパンで焼くと、半分の厚さでもしつかり焼いている内に肉汁は全部出ちゃいますもんね。

休日の患者さんの動き

人間の、それも日本人の行動をあれやこれやと観察し推察してみる、いわゆるマンウォッチング。

最近のお笑いの中でも、一つのジャンルを形成していますが、どうしても揚げ足取りになりやすい。他人の失敗などの笑って馬鹿にするみたいな感じがするので、一つならともかも連続で、それだけで時間を潰されるとどうかなぁ、と思うこともしばしば。

まぁ、それはそれとして、医者をやっていると患者さんの行動心理というものも考えられないといけないことが多々あります。

普段の診療でも、短い時間の中でこの患者さんにはこういう接し方をしようと無意識のうちに判断しているわけです。特に整形外科の患者さんは赤ちゃん、こども、若者、中年、お年寄りと世代は様々。自分のスタイルを柔軟にできないと勤まりません。

年末・年始のような休みがつづく期間には患者さんがどう動くかを考えます。たいていは年末ぎりぎりまでは受診する人が多く、なんとか年内に安心しておきたいという気持ちがはたらくことが想像できます。

ですから、先輩開業医からは年末はぎりぎりまで診療するな、と言われました。というのは、とんでもない重症の患者さんが着たりしても転送する病院が無いからというのが理由。

実際、うちのクリニックは、先輩の助言に反して、けっこうぎりぎりまでやっているのですが、重症で困ったことはありませんが、他が休みなのでえらく遠くから来る方が多く、紹介状などを書いていると時間がけっこうかかるということはあります。

ところが、年が明けると患者さんはぱったり。元旦や二日くらいはほとんど受診する方はいない。そして、そろそろがまんの限界か、三日くらいになると急に増え出すのです。

今年のゴールデンウィークはどうだったでしょうか。最大で16連休なんていう方もいたようですが、ほとんどの医療機関はたいていカレンダー通りの休診。

当直バイトをしてみると、5月4日までは暇でした。まずは遊ぼうという意識が働くのか、実際出かけていて人がいないのか。ところが5月5日ともなるとUターンの始まりとともに、けっこう外来受診が増えます。

とはいえ、新型インフルエンザの心配もあってか比較的おとなしい。そういえば、東京で発熱患者の診療拒否というニュースがありましたが、正直に言うと医者としては責められないと思いました。

国内で確認患者がいないからといって、大丈夫という保証はありません。簡易検査も発症して最初の24時間でのほとんど検出できません。実際、東京都は感染疑いの届け出でを意図的にしていないということが報道されていますから、なおさら病院としても対応しにくいだろうと思います。

まぁ、正月やGWは最初から決まっている休みですから、あまり考えてもしょうがないのですが、お盆の頃というのが問題。つまり、自分の判断でクリニックの夏休みをいつにするか決めないといけません。休まなければ話は簡単なんですが、なかなかそうもいきません。

首都圏はお盆の時に人口が減って患者さんも減りますので、開けていてもしょうがないと考えるか、あるいは、他が休んでいるときこそ患者さんをあつめられると考えるか。今年は8月15日は土曜日。まぁ、どう考えても8月16日の日曜日までにみんな帰ってくるんでしょうから、8月17日からは開いていないといけません。

江田 とり鉄

田園都市線の江田駅のところに「とり鉄」というチェーン店の焼き鳥屋さん、と言うか串焼き屋さんがあります。

先月ブロ友オフ会で言ったのは、あざみ野駅前の「権八」で、そこと比べるとだいぶ大衆的というか、向こうがスカイラークなら、こっちはガスト。

いや、例えがあまりよくありません。ガストなら値段が安いけど、ここはあまり安い感じがしません。

名物はこれ。赤鶏と黒鶏。でも手羽のところで食べるところがほとんどない。なんかだまされた感じがします。まぁ、ちょっとランチ程度で行くにはいいかもしれませんが、飲みに行くとなるとどうもなぁ。

お店はよく目的を考えて選択しましょう。安く飲むなら「大吉」が一番、という話でした。

2009年5月5日火曜日

Petrushansky / Shostakovich Piano Works

ゴールデンウィーク・スペシャルで、やたらとマニアックなクラシック・ピアノ全集紹介特集をしている「あすなろの木の下で」です。と言うか、ずっと某所にこもっている関係で、まったく新ネタがないもんでスミマセン。

さて、ちょっとピアノの歴史の復習、自分用のメモみたいなものですがお付き合いください。

バロック期にはヴィバルディ、ヘンデルは華やかな管弦楽曲や宗教曲がほとんどでしたが、J.S.バッハは多くの鍵盤曲を遺しました。当時は鍵盤楽器といえば当然弦をひっかくチェンバロか、空気を送って鳴らすオルガンということになります。

18世紀後半、古典派の時代には弦を叩く仕組みが出てきて、音の強弱をつけることができるようになりフォルテ・ピアノ(強弱)という名前で呼ばれるようになりました。

ハイドンはチェンバロ用とフォルテピアノ用のソナタを多数のこしました。モーツァルトになると、最初はチェンバロ主流だったようですが、しだいにフォルテピアノにはまっていきます。

ベートーヴェンは最初は61鍵のものを使用していましが、しだいに68鍵、73鍵と増えていき、それに伴って作曲の音域が広がり音の分離も良くなっていき曲の壮大さが増していきます。シューベルトもこれらの機能拡大により、すぐれた曲を遺しました。

そして19世紀になりロマン派の時代になると、現在のピアノの形がほぼ完成します。そして登場してくるのがショパン、シューマン、リストです。ショパンはピアノの持てる表現力を完成させ、シューマンは芸術性、そしてリストは技巧力を突き詰めることになりました。

その後の作曲家はピアノの利用を抜きでは考えられないような状況になりました。また、19世紀なかばからは音楽そのものがヨーロッパの各地域で独自の発展をとげるようになっていくわけです。

と、無理矢理話を一度おさめておいて、話はいきなりショスタコーヴィチに移ります。

ショスタコーヴィチは20世紀のロシアの作曲家であり、戦争や生死などの重いテーマの交響曲と弦楽四重奏曲において多大な功績をのこしたと言われています。しかし、もともとピアニストであり第1回のショパン国際コンクールにも出場しているのです。

実際彼のデヴューは自身の1926年のピアノソナタ第1番であり、ここでは現代音楽らしいなんとも難解な音があふれているのです。しかし1933年にショパンにインスパイアされた「24の前奏曲」を発表。ここでは現代風の味もあるものの、調性音楽の枠組みにあり評価も高い。

しかし1943年のピアノソナタ第2番の不評で、ピアノ曲の分野についての自信を失ったようです。そして1950年に第1回国際バッハコンクールの審査員になり、優勝したタチアナ・ニコラーエワの演奏にふれたことで、ふたたびピアノ曲の作曲に意欲を持ちます。

バッハの「平均律クラーヴィア曲集」にならって、全ての調性を含む壮大な曲集として完成した「24の前奏曲とフーガ」は1952年にニコラーエワによって全曲初演されました。

ショスタコーヴィチがいなければ、交響曲と弦楽四重奏曲の歴史は途絶えていたと言われますが、無調性の現代曲は作曲者・演奏者の自己満足でありまったく楽しめない自分にとっては、ピアノ曲についてもショスタコーヴィチによって20世紀に生き延びたと思えるわけです。

ニコラーエワの演奏が決定版であることは間違いなく、これを聴かずしてどうするという感じではありますが、残念ながらニコラーエワはショスタコーヴィチのピアノ曲全体を網羅していません。アシュケナージもアルバムを出していますが、取り上げているのはごくわずか。

全てのピアノ独奏曲を聴くことができるのは現在ほとんど唯一と言えるのが、ペトルシャンスキーの独奏曲全集です。ペトルシャンスキーは20世紀のロシアピアノ曲のスペシャリストとして有名で、ここでも実に堅実に、情緒に流されすぎない演奏を聴かせてくれています。ただ、音のカタログとしてはいいのですが、内容的にはなんか物足りない感じがします。

う~ん、やはりニコラーエワで全集を聴きたかったですね。

Nina Kavtaradze / Wagner Piano Works

どうせ、マニアックな話ですから、もう一つ、ついでに「げげっ、こんなんあんですか!?」という奴を紹介しちゃうましょう。

何って、これワグナーのピアノ曲集。けっこう珍しいでしょう。まぁ、普通のクラシックファンの方にはあまり縁がないものです。

ワグナーといえば19世紀の真っ只中にオペラの達人として活躍した作曲家。他にも交響曲や一般の管弦楽曲とかも作ったようですが、そのほとんどが断片、書きかけ、消失とされていて、本当に作ったんだかどうだかよくわからない。

とりあえず反ユダヤの思想の持ち主だったり、社会主義に傾倒して追放されたりと、まぁ芸術家としては変わり種の経歴が面白い。

その一方でピアノの鉄人、リストの娘コジマと不倫関係にあったりと、けっこう私生活はいい加減。性格は利己的で、めちゃくちゃな話は後を絶ちません。まぁ、人間らしいと言えばそれまでですけどね。亡くなった後は、ヒットラーに利用されたことも有名です。

そこで、映画です。イタリアのネオリアリズムの巨匠の一人、ルキノ・ヴィスコンティ監督の作品にゲルマン三部作と呼ばれるものがあります。トーマス・マンの「ベニスに死す」ではマーラーに模した主人公を登場させ、交響曲5番第4楽章をものの見事に使い込んでいます。「地獄に堕ちた勇者ども」ではナチスの退廃を描きました。

そして、最も長大な「ルードヴィヒ」はワグナーのパトロンとして、芸術の中に狂気を増していき自滅していったバイエルンの若き国王ルードヴィヒ2世がテーマとなりました。この中でも、ワグナーの無茶ぶりは、けっこう描かれていました。

そして映画の中で、始まってすぐの衝撃的な真っ赤なタイトルバックに重なって流れるのが、ワグナーのピアノ曲だったのです。不倫の末結婚したコジマに捧げられたエレジーで、最後の作曲とされています。ヴィスコンティの映画には不可欠な音楽監督であったフランコ・マンニーノが自ら弾いていました。

ゆったりと悲しみの和音がつづられる大変印象的な曲でした。そんなわけで、たまたま他にもピアノ曲があることを知って、是非聴いてみたくなり探していて見つけたのがこのCDというわけです。

それにしても、この演奏者のおばさま・・・いゃ、失礼・・・迫力ありますね。名前は何て発音するんですか、よくわかりません。ニーナはいいとして、カフタラーゼですかね。

音楽は全体にロマン派の流れを汲んでいるものの、まぁそれほどバカテクが必要そうなものはありません。ムード一発という感じ。あまり重苦しくなく、むしろ映画に使われたエレジーだけが異色の存在かもしれません。

まぁ、少なくとも後世に残る作曲家の作品ですから、こんなのもあっていいんじゃないの、ということでした。

2009年5月4日月曜日

Pierre Barbizet / Chabrier Piano Works

クラシックというジャンルの中では、圧倒的にドイツ・オーストリア勢力が強いわけで、華やかなる文化を誇るフランスですら、後進国的な扱いとなってしまいます。

実際、フランス人の作曲家で一般に名が知れているのは、19世紀なかばに活躍した「幻想交響曲」のベルリオーズあたりからではないでしょうか。

もともと音楽が、宗教的な発展から貴族の楽しみに広がったことを考えると、イタリアやドイツが宗教的な先進国だったということなんでしょうか。

音楽が一般に浸透することに貢献した歌劇というジャンルは、もともとはイタリアが本場。モーツァルトもドイツ語の歌劇を作りたくてしょうがなかったということからも、当時のヨーロッパの流行の伝わり方が想像できて楽しい。

さて、話を戻すとベルリオーズと同世代にはラロ、グノー、オッフェンバックなどがいますが、いずれもよく知られた有名な曲はわずかです。また、音楽的にもドイツ系音楽、つまり古典派・ロマン派の続きという部分が多く、フランスとしてのオリジナリティはそれほど多くはありません。つまりフランス音楽の萌芽期と言えるかもしれません。

19世紀後半に主に活躍した次の世代になるといよいよ熟成期となり、サンサーンス、ビゼー、シャブリエ、フォーレといった、いかにもフランスらしい作曲家が登場してくるのです。しかし、後年のフランス音楽の特徴を少しずつ内包しているものの、まだまだロマン派の発展型という色彩が強い。

そして19世紀末になってきてドビッシーの登場によりフランス音楽が完全に開花することになります。いわゆる絵画の印象派という考え方を音楽に取り入れたことが最大の特徴とされ、いわゆる「不協和音」も含むようなありとあらゆる音の組み合わせを取り入れた近代音楽の始まりというわけです。

20世紀になってサティ、デュカス、ラベルがこのフランス流の音楽をいろいろな形で発展させ、現代のプーランク、メシアンなどへ続いてくることになります。と、いうのが勝手に自分が解釈したフランス音楽史。多少の間違いはあるでしょうけど、まぁ当たらずとも遠からずというところだと思います。

そんなわけで、何となくフランス音楽を整理してみたところで、ピアノ独奏曲の役割を考えてみましょう。19世紀なかばの萌芽期にはオーケストラが中心で、ほとんどピアノ独奏曲は登場しません。しかし、成熟期の作曲家はピアノ独奏曲を発表するようになります。

このあたりには、ショパンが晩年をパリで過ごすことが多く、しだいにピアノ独奏という形態がフランスの作曲家に浸透していったことも大きな要因と考えられます。

そして作曲をする道具としてピアノが主として使われることを考えると、まずピアノ曲があって、フランス人作曲家はその中でいろいろな実験を始めたのではないでしょうか。オーケストラ編成にまでもっていけない曲が増え、ピアノ曲のまま発表するケースが増えたのかもしれません。

ドビッシーの曲は、ピアノ独奏のものとオーケストラ編曲されたものがけっこうあるのです。このあたりは興味深く、同じ曲でも渋みのあるソロと大変華やかなオーケストラの両方が楽しめます。この当たりはまさにフランス音楽の多面性を表しているように思います。

特にピアノ独奏のジャンルを発展させたのがサティであり、さらに次の世代のプーランクです。比較的親しみやすいメロディを持っているのですが、つかみどころのないような浮遊感があります。このあたりが、はまった人にはたまらないのでしょうね。

個人的には、もちろん嫌いではないのですが、大好きかと言うとそうではありません。古くさい聴き方かもしれませんが、まずはっきりとした主旋律があって、そこから入っていっていろいろな発展を楽しみたいと思うのです。ですから、浮遊感が強すぎるとBGMとしていいのですが、なかなか気持ちが入らずまじめに聴くのが疲れてしまいます。

フランス音楽が好きな方には申し訳ないのですが、自分の場合はこんなスタンスで聴いているのです。と、まぁいつになく長い前置きでしたが、本日紹介するCDはシャブリエのピアノ独奏曲全集なのです。

整理したようにフランス音楽史の中では、比較的早い段階に登場し、「スペイン狂詩曲」がほとんど唯一のヒット曲みたいなもの。しかし、スペインを題材にしたこの華やかな曲が後進に与えた影響は大変大きいと考えられています。

シャブリエは、昼間は役人として職務をまっとうし、それ以外の時間を音楽に捧げるという生活を両立していた異色の作曲家と言われています。このあたりにも、フランスの多面的にいろいろなものを吸収する包容力を持ちつつ、そこから独自の文化を形成していく自活力の強さを感じます。

曲はとにかく明るい。いつでもリビエラあたりでバケーション気分とでも言いましょうか。シャンゼリゼでカフェに座って、通りゆく若い女性を眺めて楽しんでいる感じかもしれません。まぁ、少なくとも恋人同士の語らいのBGMではありません。堅苦しくなく、音楽を楽しむための音楽を求めている方は一聴の価値ありです。

2009年5月3日日曜日

Beenhouwer / Clara Schumann Piano Works

ピアノ曲をいろいろ聴いていると、クラシックという枠組みの中では当然曲数には限界があるわけです。って、当然クラシックの作曲家は大多数過去の人ですから当たり前。

そりゃ、いきなりベートーヴェンの未発表の楽譜が見つかったりしないとは言えません。現代の傑出した作曲家の曲が加わっていくことも、忘れてはいけません。

まぁ、そういうのは研究家や評論家の仕事でしょうから、自分のような一般の傍観者にとっては、有限の世界であることに変わりありません。

そこで、他に聴いたことがない作曲家はいないかと探し始めるわけです。だんだんマニアックな方向に走り出しているようですが、いくら有限とはいっても知らなかった曲は山ほどあるわけで、あんなのもこんなのもと探しているとけっこう楽しいものです。

クララ・シューマンはクラシックの世界では珍しい女性の作曲家。1819年に生まれ、子供の頃から卓越したピアニストとして名をはせたそうです。作曲も行いましたが、当時は女性の仕事として認められていなかったため30代でやめてしまいました。

ですから、遺された曲は多くはありません。クララ・シューマンの名を今に残す最大の理由は、やはりロベルト・シューマンの妻ということでしょう。若くしてシューマンが亡くなった後は、シューマンの作曲を後世にに伝えることに努力しました。またブラームスとの親交も有名な話のようです。

さて、録音されているものはそうは多くありませんが、それらを収集してインターネットで公開している熱心なファンも日本にいます。そこでも「ジャンル問わず、イチオシCD」として推薦しているのがこれ、Jozef de Beenhouwerの演奏するComplete Piano Worksです。

前出のホームページに詳しい解説がありますが、とにかくBeenhouwer氏は執念で全ピアノ曲を探し出したようです。

さて内容ですが、いろいろなスタイルが出てくる感じがして、やや統一感がないようなところがあると思います。バッハ風、モーツァルト風、ショパン風、そしてロベルト・シューマン風など、いろいろな顔を見いだせます。

しかし、全体にやはり女性的なロマンが通っていて、大変聞きやすい。ロマン派が好きな方なら必ず満足できると思いますし、また録音も大変素晴らしい。

ちょっと知っていると自慢したくなるCDなのでした。

情報の整理整豚 part 3

4月30日の早朝、WHOから新型インフルエンザの警戒レベルをフェーズ5へ引き上げると発表されました。もともと強毒の鳥インフルエンザを想定して作られたフェーズでしたが、比較的弱毒と考えられている現段階では、経済的なサービス低下となる人や物の移動の制限は勧告されませんでした。

またペルーとスイスでも感染者が確認され、感染が確認された国は12カ国。感染疑いのある国は22カ国にのぼっています。

実際のところ感染者、または感染を心配している人が医療機関に大挙して押し寄せるような状況があると医療機関側の混乱は想像に難くなく、自分も感染する恐怖もあり、メキシコでの医師の状況は推察するに忍びないところがあります。

メキシコの患者数は2498名、死者176名となっていますが、「正式に確認された」のは感染者99名、死者8名となっています。このあまりに食い違うギャップが、まさに混乱の状況を表していると言えます。

日本では、比較的しっかりとした検疫体制を俊敏に機能させたこともあってか、ここまでは患者の発生はありませんでした。しかし、この日成田空港でアメリカから帰国した乗客と、横浜でカナダから帰国していた高校生に疑いがあることがわかりました。いずれも新型ではないとの結論が出て、対応が混乱している状況も露呈しています。

特に厚労相の横浜市批判とそれに対する横浜市長の「喧嘩」は、どっちもどっち。厚労相の勇み足気味もありますが、結果として危機管理がうまく行かなかったことには違いない。ウイルスそのものよりも、そっちの方が心配かもしれません。

5月になって1日、2日はあらたに韓国、香港、フランスなどで患者が確認されました。着実に感染地域は広がりを見せているものの、死者はメキシコに集中している状況です。

5月3日までにメキシコで確認された感染者は397人で死者は16人。死亡率は4%。疑い例を含めると感染者は2500人で死者は101人で、死亡率はやはり4%です。メキシコ以外の地域での感染者は264人となっていますので、メキシコ通りに死者がでるなら10人は死亡していなければなりません。ところが、実際にはアメリカで亡くなったメキシコ人1名のみという状況です。これはやはりメキシコに特化した事態と考えざるを得ません。

日本は、GWで出国した人が帰ってくるところからが正念場になりそうです。マスク・うがい・手洗いという一般的な注意をして、多少の食料や水の備蓄はしておきましょう。特に毎日薬が必要な方は、少なくとも1週間分くらいは余分に手元に揃えておくようにしたいものです。

もしも、急にかぜ症状と熱が出た時には、すぐに最寄りの診療所や病院に行かず、まずは必ず保健所(行政の保健センター)へ連絡をしてください。これは周囲の方のためですが、自分のためでもあるのです。

2009年5月2日土曜日

ジャスミン

本日も晴天に恵まれ、世間の心配事をのぞけば、大変にすがすがしい気候でした。こういう時には、できればゆっくりと近くの公園まで散歩をして、ついでにベンチに座ってうとうとしたいものです。

うちの庭でも急に臭いがするようになったなぁ、と思っていたらハゴロモジャスミンが満開になっていました。

だいたい日本ではジャスミンと称して売っているものはたいていこれで、中華料理に欠かせないジャスミン茶に使用されるマツカリとは違います。

しかし、強い芳香は特徴的ですし、少なくともこのあたりでは簡単に越冬できるので、ちょっと植えておくとけっこう楽しめるものです。

ただ、逆にかなり成長のスピードが速く、うかうかしているとジャングルになってしまいますので、美しく見栄えをよくしたければ、それなりに手入れが大変かもしれませんね。

2009年5月1日金曜日

Low tension

普通なら、大変好天に恵まれ行楽日和ともいえる5月の幕開け。暖かな日だまりで、うとうとしたくなるような平穏な日常。

ところが、今年は新型インフルエンザ騒動で、なかなか気分が落ち着きません。クリニックでは不特定多数の方と接する機会が多いので、よけいいろいろな情勢に注意を傾けることになります。

アスクルでマスクを注文しようと思いましたが、ほとんど売り切れになっている。う~ん、昔のトイレットペーパー争奪を思い出すのも昭和の人間らしいところか。

とりあえず、最近の天気がよすぎて、以外と空気が乾燥しているので、数週間前にせっかく片付けた加湿器をもう一度取り出して使用することにしました。

今日は連休前で、いつもは閑なうちのようなクリニックでさえ、ちょっと繁盛しました。うちはカレンダー通りの診療です。赤い日は休み、黒い日は診療。

世間の最大16連休などという話とは、遠く無縁の世界でず~っと暮らしています。休みが増えれば、自分の首を絞めるだけというのは、勤務医でも開業医でも同じこと。GOLDEN 1/2WEEKでちょうどいい。

昔は飛び石連休と言ってましたよね。いつのまにか5/4が休みになって、やたらと休みが続くようになってしまいました。

休みは羨ましいけれど、仕事がちゃんとあるということも大事なことで、最近のように失業する方が多いことを考えれば不満はありません。

不満と言えば、実はうちのガス給湯器が壊れてしまいました。これは一大事です。蛇口をひねると当たり前にお湯が出るという生活に慣れきっていると、水しか使えないということはものすごい不便なことです。今更のようにきがつきました。

今朝はクリニックでシャワー。GW中になおるのかしら。毎日水シャワーというのはあまりに寂しい。家族は3リットルの電気ポットを風呂場に持ち込んで、せこせこと体を洗っていました。

と、いうわけで、何となく天気とは裏腹にちょっとテンションのあがらない5月の初日なのです。