2010年2月15日月曜日

コードブルー 超ヘヴィー級月9

重い、重すぎる。何って、月9ですよ、月9。コードブルー・・・って、もはや、ドクターヘリの話でも、救命救急センターの話でもない。一人一人の登場人物に、次から次へと人としての様々な重荷を与えてどうしようというのでしょうか。

こんなに生きるのに十字架を背負った人々が、よくも集まった物だと。見ていて息苦しくなりますよ、本当に。最初は、医療の現場のあらが気になるだけでしたが、ここまで来ると人間ドラマとして詰め込みすぎで、もう消化不良です。本来、息抜き用のキャラさえ笑いがなくなりました。

こんな病院で治療を受ける気持ちになるでしょうか。さらにこれからは医療訴訟が入ってくる展開ですし、医療人ならずとも見ていて辛いのではないでしょうか。社会派ドラマとしても、膨らみすぎで話の中心(主人公の母親の自殺の真相?)すら、どこかへいってしまいそうです。

医者は、人の生死の対して特別の権限を有する資格であることは間違いありません。しかし、その前に医者も人であるということも確かなことです。自分も人であることを忘れた医者は、ある意味怖い存在であると思います。

まぁ、あまり難しいことを言わずに、しょせんテレビドラマだと思えばいいのでしょうが・・・この重苦しさは、医療人としてはそろそろ我慢の限界です。皆さんはどう思ってるのでしょうか。