2010年3月9日火曜日

ワインの賞味期限

ワインには賞味期限の表示ありません。ほんまかいな?と思って確かめてみると、確かに表示はどこにもない。いつまででも飲めるんだと思ってしまいますが、必ずしもそうではないらしい。

確かに瓶詰めされてから、熟成が進んで「××年物」みたいな価値が出てくる物のようですが、飲み頃を過ぎると徐々に過熟、老化という経過をたどり、劣化していくんだそうです。

ワインを劣化させないためには・・・まず、光に当てないこと。15度以上で保存しないこと。湿度は65~80%を保つこと。振動をあたえないこと、横に寝かせること・・・などなど。

いろいろ決まりがあるようですが、自分の生まれた年のワインを、何かスペシャルな時に飲んでみるなんていうのは、なんとなくわくわくしますよね。

5年前のクリニックの開院の時に、オリジナルボトル入りのワインを作ってお祝いのお返しにしました。あと数本残っているんですが、最近開けてみました。げっ、げっ、げげげ。こりゃ、なんじゃらほいの味でした。

どうも酸化してしまったのか、酢がはいったようです。色もずいぶんと濃くなっています。こりゃ、どうもまずくて飲めた物ではありません。まぁ、記念ですから、ボトルだけ取っておければいいとしましょう。

そういえば、開院祝いで高給ワインを数本頂いたのですが、とっときにしようとしまい込んでいました。これはどうでしょうか。今夜おそるおそる開けてみました。

どれもこれも、やはりすごい味になっていて、飲めません。わざわざプレゼントしてくれた方々には申し訳ありませんが、処分しました。

何十年もしまい込まれていて、それでも味を保てるようなワインは、相当しっかりと保存されていたものなんでしょうね。