2010年5月17日月曜日

問題点

うれしいことですが、5月はここまで大変調子が良い。何がって、クリニックのことです。自分で言うのも変ですが、それはそれでいろいろ問題が噴出してきます。

まず、待合室のこと。どうしてもお待たせする時間が増えてしまう。整形外科は強い痛みや出血するような怪我をしている方がいると、順番を多少変えざるを得ないことがあります。それで受付でクレームを言われるようなことがおきてしまいます。

もちろん、待っている人が増えると、自分もつい間違えて順番と違った人を呼び入れてしまうことがある。また、リハビリ室を利用する方が、診察の順番で待っている方より早くに呼ばれることがあったりします。あ~、もう患者さんの「まだぁ?」という視線が痛い。

そこで、お願い。どうも皆さん受診する行動パターンが同じになりやすく、こないときはぱったりと来ないのに、いったん来だすと一斉に集まって混んでしまうのです。いつが空いているとはっきりと言える訳ではないのですが、少なくとも午前については10時半ごろから混みだすことが多いので、朝早くかそうでなければ午後に来ていただいたほうがよいようです。特に土曜日はその傾向が強いと思ってください。

混んでくると、診察する側としてはよりていねいにするしかないので、はっきり言って待てない方に便宜をはかるわけにはいきません。待っているのは他の方もおなじですからね。まぁ、そんなこともめったにあるわけではないんですけどね。

それと携帯電話の問題。うちのクリニックでは、携帯電話は皆さんのマナーにまかせているのですが、最近は待合室でも平気で通話をする方が少なくない。今までは診察室でいきなり通話をする方には、はっきりとマナー違反と言っていましたが、さすがに待合室もパブリックスペースということを考えると「常識的」にはやめてもらいたいです。

たまたま先日、待合室で通話を始めた方のすぐ横にペースメーカーを入れている患者さんがいました。実際に携帯電話でペースメーカーが誤動作したという話は聞いたことがないのですが、その患者さんは大変不安になったということです。

携帯電話がこれだけ広まって、便利に使われていることを考えると何でも禁止ということを言っても無理があるわけです。しかし、やはりマナーというものがもっと徹底されるべきなのかもしれないと思いました。まぁ、できるだけ個人の常識を尊重したいとは思いますが・・・