2010年6月30日水曜日

FIFA ワールドカップ 日本の戦いは終了

お疲れ様ぁ~。

本当に、楽しませてもらいました。「にわか」サッカーファンの自分ですが、この2週間わくわくしながら過ごしましたよ。

前回のドイツ大会は、盛り上がる前に終わってしまいました。今回は、大会前の期待度がやや少なかった分だけ(いゃ、どうもスミマセンでした)、よけいに良かったですよね。

昨夜の決勝トーナメント、初めからなんとも重~い雰囲気があったと思います。なにしろボールキープ率が悪く、途中で相手にボールを取られるシーンが多かったですよね。

前半・後半が終わったときは、正直言って「あ~、あと30分寝れない」という感じでした。そしてPK戦です。これは戦った選手にも、観ている自分たちにも精神的に苦痛がありますね。

これまでのサッカーの歴史があるわけですから文句の言える立場ではありませんが、他の決着方法はないものでしょうか。ストレスが高いですよね。もう観ていられません。

終了と同時に布団にもぐりこみましたが、気持ちが高ぶっているのかしばらくは眠れませんでした。

とにかく結果はでました。日本はベスト8に進出することはできませんでした。これは運ではなく、実力です。本当に実力があれば、PK戦になる前に決着していたでしょう。これは、次の大会までの大きな宿題。

でも、選手のみんなが本当にがんばっていたことは十分に伝わりました。次の飛躍に向けて、さらに・・・

がんばれ、NIPPON !! !! !!

2010年6月29日火曜日

ネタのカテゴリー

いゃぁ~、暑い・・・というか、蒸しますねぇ。日本は熱帯地帯なのかと思ってしまうます。この時期に、エアコンをフル稼働というのは近年なかなか無かったように思います。

これだけ湿度が高いと、どうしても何をしても疲れます。こういうときは、何でも丁寧にしていないと間違いが起こりやすいので要注意です。

ところで、このブログですが、いくつかの話題のカテゴリーが設定してあるんです。例えば、食の歳時記とか、今日の音楽とか。

まぁ、そんなに厳密に分かれているわけではないんですけどね。食の歳時記は最初は自分で作る料理ネタが中心でしたが、さすがにそんなにレパートリーが無いため、1年で完全に行き詰まってしまいました。

クリニックというカテゴリーは、一応医学関連の話題とかクリニックのお知らせや宣伝的な話題が中心になります。カルチャーは何でもいろいろというか、特に分類できない話のゴミ箱みたいなものでしょうか。

今日の音楽は、自分のお気に入りから最初は有名どころを紹介するつもりでしたが、自分で言うのもなんですが、最近はかなりマニアックな路線に走りすぎているかもしれません。

とくにクラシック音楽関連では、普通の人ならまず聞かないようなものばかりを取り上げているといっても過言ではありません。うん、間違いない。

モーツァルトならアイネ・クライネ・ナハトムジークとトルコ行進曲、ベートーヴェンなら運命と合唱、シューベルトは未完成、チャイコフスキーは悲愴とくるみ割り人形、ドボルザークは新世界。

最低、教養として知っておきたいクラシックは数あれど、最近自分が紹介しているものは知らなくてもまったく問題ないものばかり。これじゃ、ただでさえスルーされてしまう音楽ネタですが、ますます無視されてしまうのはしょうがない。

正直に告白しておきますが、実は音楽ネタが登場するのはたいてい当直バイトをしている時なんです。手元に何もネタが無いとき、いつでも書けるのがこの手の話題なんですね。

でも、音楽ネタなんて興味がなくてつまらんと思っている、そこのあなた、そうあなたです。一度、まとめて読んでみてくださいよ。多少間違いも有るかもとれませんが、クラシック音楽の歴史とかについてちょっとは知識が増えること請け合いです。

何の得にもならないかもしれませんが、ちょっと知識を持って音楽を聴いてみると、いままで気にも留めなかった世界にいろいろな色がついて新鮮な楽しい気持ちになれることでしょう。

2010年6月28日月曜日

印傳 ~ 青山

上原勇七が鹿皮に漆付けをするという画期的な技術を開発したのが、およそ500年前。これが印傳屋の始まりだそうで、和のかばんのブランドとして大変有名・・・だそうです。

どうも、こういうことにうといもんで、まったくしりませんでした。6月には母の日、7月には誕生日ということで、かみさんの提案で印傳のカバンをばあちゃんにプレゼントすることになりました。

青山に直営店があるのです。青山1丁目の交差点の近く、伊藤忠ビルの向かい。ここって、女子医科大学青山病院のすぐ近くです。何年も通っていたのに、まったく知りませんでした。

それはともかく、ばあちゃんをつれてお店に行きました。もちろん、なかなかの値段だと思いますが、伝統工芸のような風合で、さりげなくこういういい物を持っていることがおしゃれなんだろうなと思いました。

ばあちゃんも、値段を見てさすがに引いていましたが、とにかく強引に勧めてバックをひとつ選んでもらいました。こんなところで親孝行というのも恥ずかしい話ですが、まぁそうそうめったにあることじゃないので許してもらいましょう。

2010年6月27日日曜日

アルコール0% ~ 原宿・南国酒家

南国酒家は原宿の駅前、表参道にある老舗の中華料理店。以前にも書いたように、我が家はとにかくこの店のかにの玉子入りふかひれのスープに目が無い。

まぁ、その話はもう書いてしまったので、直接お店とは関係が無いのですが、今回はノンアルコールビールの話。

今夜は、母の日、父の日に続くおかあさんの誕生日、おばあちゃんの誕生日というアニバーサリー月間ということで、家族全員で美味しいものをたべようということで、やっぱりこの店にでかけていきました。

個室を予約して、静かにゆったりと時間をすごすことができました。味はもう言うことはありません。申し訳ありませんけど、横浜中華街の店は間違いなくかなわない。この店を知らずに中華を語るな!! くらいのことを言っていいと思います。

さて、そこでアルコール0%です。今日は、ちょっと他の買い物の用事もあったりして、車で行ったのでお酒が飲めません。そこで、KIRINのフリーを注文。

ビールテイスト飲料という扱いで、アルコールが入っていないのでもちろんお酒ではありません。ビールっぽい味がする、ビールのようにシュワーっと泡が立つということなんですが、でもやはりビールとはかなり違うと思います。

正直言って、美味しいとは思いません。まぁ、そこまでして、飲まなくてもいいような飲み物と言えなくもありません。ようするに、雰囲気ですかね。全員がジャスミン茶しか飲まないような状況なら、別に注文しようとは思わないでしょうね。

とにかく、料理を楽しむために出かけていったわけですから、まぁ細かいことなんですけどね・・・

2010年6月26日土曜日

Festa Piazza ~ 川崎・潮見台

東名高速道路の川崎インターを降りると、そこは尻手黒川道路。しばらく行くと清水台の交差点。ここにはマルエツがあって、いろいろお世話になることがあります。交差点を右に曲がると、聖マリアンナ医科大学とかがあります。

しかし、ここではまっすぐに進みましょう。あ~、UNIQLOがあるけど、反対車線で入れない。まぁ、帰りに寄ることにしましょう。とにかく真っ直ぐ行きます。すると、都筑区のように清掃局の高い煙突が見えてきますよ。

ここは潮見台の交差点。三叉路です。右手の反対車線にFesta Piazzaというイタリアンの店が見えています。でも大丈夫、交差点を左折すれば、すぐ駐車場があるので問題ありません。

この店は開店してから、今年で15周年。うちが近くに引っ越してくるよりも前にあったんですね。地元ではけっこう評判の店なんです。

実は石坂浩二さんが近くにお住まいなんですけど、何かのテレビで紹介してからけっこう有名になったんです。そのときに石坂さんが美味しいといって推薦したのがこれ。子羊のグリルなんです。

もちろん・・・旨い!! 確かに羊の味ですけど、ほどほどの塩味とスパイスが、絶妙に効いていて大変臭みの無い食べやすい味に仕上がっています。

もちろんイタリアンですから、パスタもOK。このときは、鶏胸肉のパスタもなかなかいい感じでした。店員さんの説明に嫌味が無く、お店の雰囲気は☆☆☆です。

2010年6月25日金曜日

330起床

日本国民的行動です。午前3時30分起床です。いまさら言うまでも無く、サッカー・ワールドカップです。

デンマークVS日本の試合ですから、もう見ないわけにはいきません。それにしてもここまで、日本のサッカーは期待するほどのものとは思えない戦いが続き、岡田監督へのバッシングが吹き荒れて本番を迎えました。

しかし、ワールドカップがいざ開幕して、カメルーン戦とオランダ戦での戦いぶりはなかなかのものだったということは誰もが認めるところ。

FIFAランキングから考えれば、まず日本がすべきことは守備。試合は地味になりますが、とにかく点をとられないことがまず必要です。その上で、たぶん少ないチャンスにいかに攻撃できるかが問題。そういう意味で、攻撃力不足という課題が最後まで言われ続けていたと思います。

本大会に入って、守備の良さは大変評価されたわけで、カメルーン戦ではその少ないチャンスを物にできました。オランダ戦は、さすがに実力差があったかもしれませんが、少なくとも最小のキズで乗り切ったわけです。

そこで、今日の試合です。ランキングでは格上の相手ですが、絶対勝たないといけないデンマークのあせりからでしょうか、前半に2本のフリーキックをいずれも点につなげることができました。

まだまだ眠かった頭が一気にヒートアップしましたね。しかし、なんたらの悲劇みたいなことが多い日本ですから、気持ちとしてはなかなか安心できない。後半が始まって、こう着状態が続くとよけいにデンマークばかりがボールを持っているような気分になってしまいます。

実際デンマークにPKを決められ1点差になったときは、はらはらものでした。しかし本田の絶妙なパスからの冷静な岡崎のシュートは決定的。さすがに長めのロスタイムも安心でしたよね。

さぁ、日本は勝って決勝トーナメントに進出という快挙を達成しました。今度の相手はパラグアイ。こりゃ、まだまだ眠たい日々が続きますねぇ。ガンバレ、NIPPON !!

それにしても、FKを決めて喜んだ遠藤選手の顔が「欽ちゃん」に見えたのは自分だけ?

2010年6月24日木曜日

って、ジャニーズの嵐ですが、確かに今一番乗りに乗っているタレントさんであることは間違いない。

ジャニーズというのはグループサウンド以来ですから、もう50年くらいの歴史があるわけでしょう。フォーリーブスからはじまるアイドル事務所としても40年。浮き沈みの激しい芸能界でも稀有の存在かもしれません。

平成になってからは、SMAP、V6、TOKIOを中心に地盤を固め不動の地位を築いているわけです。でも、さすがにこのあたりのメンバーはそろそろ40歳。さすがにアイドルとしては無理がある年齢になってきました。代表的なキムタクも、ちょっと陰りが見えてきたような感じがないわけでもない。

それに続くのが嵐、KINKI KIDS、タッキー、NEWSとかとなるのでしょうか。さらにKAT-TUN、関ジャニ、平成ジャンプとかが続くわけです。

ヤマピーも単独ではがんばっていますが、期待の大きかったKAT-TUNがメンバーのごたごたでなんかぱっとしない。そんな中で完全に抜きん出たのが嵐といえそうです。

この数年で、メンバーのキャラクターがはっきりしてきたことが一番大きいのではと思います。それによって、ジャニーズ系のコアなファン以外に名前が知られるようになりました。

東方神起のように歌唱力のしっかりした人気グループの存在もありますから、さすがに踊れるだけでは厳しいかんじです。嵐の歌はジャニーズの中では悪くありません。2010年上半期のオリコンランキングでも嵐はダントツでトップを独走。

しかし、何といってもグループのメンバーが仲が良くて、見ていて嫌味が無いことが自分のような一般人には大きな魅力です。なかなか楽しいことが少ない世の中ですから、ちょっとだけでも気持ちよくしてもらえると嬉しいかぎりです。

2010年6月23日水曜日

あすなろ海水魚館 最大のピンチ

クリニックで観賞魚を飼いたいというプロジェクトが始まって1年。最初に始めた淡水魚館は、最初のトラブル以降はまったく問題がなく、平和な日々が続いています。

それに引き換え・・・

海水魚館のトラブルは、もう涙ちょちょぎれもの。もう、やめようかとめげそうになる日々の連続です。

4月以降も紆余曲折がいろいろありましたが、先週までについにカクレクマノミのペアだけになってしまいました。ところが週が明けて月曜日に、そのカクレクマノミが朝からぱくぱく苦しそうにしているのです。

もう、縄張りとかという問題ではありません。イソギンチャクが状態を保っていて、水質の問題も考えにくい。

いろいろ考えて水温が問題なのではないかと思いつきました。去年は一番水温管理が難しい真夏はさけて、9月から魚を投入。一応簡易式の冷却器を接続していたものの、さすがに窓際においている水槽ですから、これだけでは不安がいっぱいでした。

本来、窓際の太陽が当たるような場所に水槽を設置すること自体無茶であるわけです。アルミホイルを張って少しでも直射日光を防いでいたつもりですが、藻の発生はすさまじく尋常ではありません。

いよいよ気温も上がってきて、こりゃこのままでは無理だということで、ファン式の冷却器を取り付けてみました。しかし、どうもあまりカクレクマノミに変化がなく、ペアの大きいほうのメスがかなり消耗してきているのが手に取るようにわかりました。

しかし、今朝ついに☆になっていました。残された小さいオスは、寂しくてしょうがないという感じです。しかも水槽の中がかなりにごっており、イソギンチャクも弱弱しい。

これはもう、ほとんど水槽崩壊に近い状態と言えそうで、とにかく朝から半分の水を交換し外部フィルターも取り外して掃除をしてみました。まわりに大量の海水をぶちまけてしまいましたが、そんなことを気にしていられません。

とりあえず、午後には生き残ったものたちはなんとか平静を取り戻したように見えましたが、まったく油断はできません。

どっちにしても、いまさら止めるわけにはいかないのです。先週、人工海水を新しく購入したばかり。およそ半年分くらいの量が入った大きなバケツです。さらにファンだけでは心配なので、水槽用の本格的なクーラーも注文して明日到着予定なのです。

とにかく、明日は午後から大々的に水槽の掃除をして海水は全換水しようと思います。もう、いったいいつになったら優雅な癒しの水槽が完成するのでしょうか。

2010年6月22日火曜日

クリニックの夏休み

いゃぁ~、暑いですねぇ・・・と、言うか蒸し蒸しして、体が重いです。えっ? また太ったんだろうって・・・そうかもしれません・・・

それはさておき、夏休みを発表する時期になりました。開院してから5回目の夏がやってきました。だんだんクリニックのスタイルができてきて、休みの取り方も固まってきた感があります。

整形外科はけが人を扱う関係で、なかなか丸々1週間休むというのは難しい。それにいまだに長期に休むと、患者さんが来なくなってしまうのではないかという被害妄想のような恐怖がよぎります。

まだそんなことを言っているのかと笑われそうですが、まだまだ当直バイトを止めても良いという許可を税理士さんからもらっていないのです。だいいち、休めば休むほど収入は当然減少する「個人商店」ですから、実際のところ気楽に休みたいとも言っていられないわけです。

休診にした分だけテナント料が引かれるわけもありませんから、仕事はすれはするほど良いという現実を無視するわけにはいきません。しかし、そうは言っても休息をとらないと肉体的にも精神的にも辛い年齢になってきていることは間違いない。

というわけで、今年は例年通り7月の海の日の祝日にくっつけてもう1日休むことにしました。つまり7月18日(日)、7月19日(月、海の日)に続けて7月20日(火)まで3連休というわけです。でも遊んでいるわけではありません。当直したり学会に行ったりする予定になっています。

というのが前半の休み。後半があります。これも例年通りお盆の時期に合わせて休診にします。クリニックのある都筑区というのは、どちらかというとお盆の時期には住人が田舎に戻ったり、旅行に行ったりする土地ですから、基本的に患者さんがいないわけですから休みやすい時期といえます。

もちろん、他がほとんど休むこの時期に、少ない患者さんを総取りするつもりで診療をするというやり方もあるわけです。でも、スタッフもこの時期に休みたいと思うのが当然で、なかなかそのあたりの調整が大変でしょう。

そこで、8月11日(水)から8月14日(土)を休診として、8月15日(日)まで続けて5連休にさせいただくことにします。どうせ休んでも、一番レジャーが混み合う時期ですからあまり遠出はしたくありません。とにかく、ゆっくりと骨休めをしたいと思います。

今年は虫歯の治療も終了していますから、よほどのことが無い限りはしっかりと夏休みにしたいと願ってやまない今日この頃でした。

2010年6月21日月曜日

7-0

にわかサッカーファンを自認する自分ですから、ワールドカップだけは一応興味を持って見ています。こういうところで、世間一般の話題についていくのも医者の仕事・・・だと思います。

実際、患者さんはサッカーやフットサルを実際にやっている人が多いので、少しでもそういう人たちとの会話を進ませるためには無駄なことではありません。

日本の試合を知っていることは最低条件で、その他の優勝候補のチームの動向も押さえておかないといけません。今回の大会は、強豪チームがけっこう苦戦を強いられているので、なかなか面白い展開になっていますよね。

特にどうなっているの一番はフランス。チーム崩壊と危機とか言われていて、かなりやばい感じです。ブラジルもカカがレッドカード。そんな中で次にブラジルとの対戦を控えているロナウドを擁するポルトガルの今夜の相手は北朝鮮。

北朝鮮は最初のブラジル戦で1-2と敗れはしたものの善戦し、何かと話題になりました。しかし、今夜はポルトガルとの戦いで壊滅しました。7-0というスコアは、普通サッカーの試合結果とは信じがたい数字です。

ポルトガルにとって大きいのは、これで得失点差を大きく稼いだので、仮に最後のブラジル戦を負けて、コートジボワールが北朝鮮に買ってもとうてい得失点差では追いつけないということです。事実上、ブラジルに続いてグループリーグの突破が確定したといってもいいでしょう。

それにしても、北朝鮮・・・う~ん、この選手たち帰国した後無事でいられるのか心配。いろいろな噂話では、そうとう帰国してから怖い目にあいそうな感じです。帰国しないで亡命したりなんてこともあるかもしれません・・・

ところで、実際の問題は次の日本の戦いです。引き分け以上でいいという有利な条件ですが、いかんせん試合開始が午前3時半というのが悩みどころ。終わった頃には、普通に起きる時間ですから、こりゃもうとにかく早寝するしかありません。う~む、今から心配です・・・

2010年6月20日日曜日

徒然に和蘭

まぁ、関係ないと言えば関係ないことですが・・・昨夜のサッカー・ワールドカップ、オランダvs日本戦。残念でした。ランクから言ってもとうてい勝てそうな相手ではありませんでしたが、前半0-0で終えたときは、ひょっとして引き分けで勝ち点1をゲットできるかと思ったんですけどね。

でも、次のデンマーク戦に期待をつなげられる戦い振りで、負けてもいい戦いだったと思います。ただ残念なのは、せっかく中村俊介を投入していながら、まったく彼をいかしたプレイがなかったこと。次回に期待です。

でもって、もっと関係ないのが、オランダと言えば・・・チューリップと風車、日本にもオランダがありましたね、長崎の方に。一度行ったことがあります。とてもきれいなんですが、じゃあ何があるの? と聞かれても、街があったとしか言いようがありませんでした。

その時に、オランダの有名な画家であるエッシャーの作品集を自分の土産として買いました。これは、今ではクリニックのとっておき本棚においてありますので、待合室で眺めていただくことができます。

それからゴッホとエジソン・・・おいおいゴッホはわかるけど、エジソンはアメリカ人だろう、という声が聞こえてきますよ。

エジソンのお父さんは実はオランダ人だったので、関係がないわけではありません。オランダにはEdison Music Awardsというエジソンの名前を冠した有名な音楽賞があるのです。これはレコードを発明して、音楽が誰の家でも気軽に楽しめるようになったというエジソンの功績を讃えることから始まったわけです。

もっとも、瘻管、SP盤、LP盤と続く物理的な信号によるレコードの歴史は20世紀末でほぼ終了しているわけです。今では一部の好事家やDJの間でのみ使用されていますが、実質的にはCDという電気的信号による記録がメイン。

最近はUSBメモリーなどにデータとして入っているものも出始めていますが、当然の方向性でしょうね。ただ、こういう技術革新によって道具の大きさがどんどん小さくなっているということはどうなんでしょうか。

中に入っている記録の価値はまったく変わる物ではありませんが、形が小さくなるにつれて人々が感じる価値はどんどん少なくなっているように思います。所有欲というのがあって、レコード盤を持っていると言うことは、ある種のステータスであったと思います。

まぁ、クラシックCDの超廉価盤をうはうはと喜んでいる自分が言うのも何ですが、そのうち中に入っている音楽そのものも粗製濫造されだすのではないかと心配です。もっとも100均でも、まったく無名の音楽家のCDを売っていたりするようになっていますけどね・・・

2010年6月19日土曜日

すずめ

最近、すずめが減っているそうです。

こどもの頃には、東京でもいくらでも飛んでいました。ちゅんちゅん、ちゅんちゅん、うるさいくらいに鳴いていました。

雑食性で何でも食べるようなので、人のいるところならどこにでもいても当たり前のような存在。だから、どうも軽く扱われていた鳥だと思います。

すずめのお宿という名前の旅館や食べ物屋さんがいろいろありますが、いずれも高級店ではありますまい。すずめの涙と言えば、ごくわずかという意味で使われます。すずめの学校というと、小さなこどもがピーチクパーチクはしゃいでいるようなイメージ。

50年前からは1/10、20年前からは1/2位になっているという話だそうです。猟をしてもいい鳥なので、みんなで捕獲して食べてしまった? ということはありませんよね。実際に食用になっているのは中国からの輸入物が大半らしい。

その「貴重?」な雀が昨日クリニックのベランダに1羽墜ちていました。すでにこと切れていたのですが、なんでまたこんなところにと不思議でしょうがありません。別に米を蒔いているわけでもないし、まだ菜園もまともに実がなっているわけではありません。

さすがにあまり気持ちの良い物ではありませんから、すぐに片付けました。別に1羽ですが、やはりこんなところにすずめ減少の何かのヒントがあったのかもしれません。

2010年6月18日金曜日

明日はオランダ戦

ワールドカップサッカーが始まり、いやがおうにも盛り上がっています。
何がびっくりするって、はじまるまであれだけ岡ちゃん批判をしていたメディアが一勝して手のひらを返したように浮かれていることです。

まぁ、あまり厳しいことを言ってもね。素直に日本の活躍を喜びたいものです。ただし、渋谷で試合後に暴れたサポータのニュースには悲しくなりました。

始まる前に、うちの息子と「今回のポイントのキーマンは誰か」という話をしたんですけど、自分がホンダ選手だろうと言うと反対されました。息子の贔屓はマツイだそうです。自分よりサッカーをわかっている息子の言うことですから、それなりに重みがあるわけです。

実際のカメルーン戦では、ホンダのゴールが勝利につながったわけですが、息子に言わせるとその前のマツイの動きがあったからこそのものなのだそうです。

さて、明日はグループリーグ2戦目のオランダ戦です。またしても、メディアはどうでもいいようなくだらないオランダの弱点をみつけては、まるで勝ったような報道ばかりをしていて情けないばかりです。

冷静に考えて、日本が勝てる要素はものすごく少ない。しかし、次のデンマーク戦までを含めた戦いを見せてくれれば、結果はどうであれ監督が岡ちゃんで本当に良かったと思えるかもしれません。

とにかく・・・ガンバレ!! NIPPON!!

2010年6月17日木曜日

クリニックの舞台裏

クリニックの受付というのは、なかなかいろいろな仕事をこなしているところで、診察室が心臓なら受付は脳かもしれません。ここからあらゆる指令が出て、そしてその結果をまとめあげているのです。

患者さんが見える受付の表側というのは、それなりにきれいにして飾っているのですが、内側から見るとけっこう雑然としている・・・かもしれません。

うちの受付はいかがでしょうか。スタッフが仕事をしやすいようにいろいろと工夫をして、普通ならぐちゃぐちゃになりそうなところを、うまく整理してくれていると思います。

最初は、電子カルテと会計を連動して行えるパソコンといろいろな紙媒体をスキャンするためのパソコンの2台を用意しました。次第に患者さんが増えてくると、患者さんの登録や会計をするのが1台では足りなくなってきました。

そこで、もともとレントゲン室で使っていた電子カルテが入っているパソコンを受付に移動して、受付の2台のパソコンはどちらでも受付・会計ができるようにしました。

ところが、もともと中古でそろえたノートPCですから、やはり5年ものになってきてだいぶしんどいことになってきました。基本的にはパソコンは消耗品ですから、いつ突然ぶっ壊れても不思議はありません。

そこで、思い切ってパソコン本体を取り替えることにしました。この写真が「最後の雄姿」みたいなものです。今日は昼で外来が終わってから、この受付のカウンターを全部撤去して、新たなセットを並べて電子カルテ会社の方にセットアップをしてもらいました。

すでに大体のプログラムを入れてあったのですが、それでもたっぷり3時間くらいかかりましたでしょうか。メインプリンター、処方専用プリンター、診察券プリンターなどをばらばらに設定するだけでもけっこう大変のようです。

その間、水槽の掃除をしたりしていましたが、電子カルテ会社の人は黙々と作業をしていました。こっちは簡単に入れ替えてとお願いしますが、実際やるほうは大変です。でも、そのうちまた次のパソコンが駄目になり・・・まあ、その繰り返しなんですよね。

2010年6月16日水曜日

European Jazz Trio / BEST OF CLASSICS

ジャズの世界では、クラシック音楽を題材にしていることが時々あったりします。高校生のときにFM東京でやっていた故油井正一のASPECT IN JAZZがお気に入りでしたが、そのテーマ曲となっていたのがGerry Mulliganのバリトンサックスが奏でるPreludeでした。

これは数ある前奏曲の中で、ショパンの第4番でNight Lightsというアルバムに入っていて、ボサノバ調のアレンジが夜中の番組のイメージにぴったりでした。実際、原曲がショパンということはけっこう後になって知ったことで、純粋にジャズとして楽しんでいたのです。

さてEuropean Jazz Trioというのは、もう10年以上前からあるオランダのグループで基本構成はピアノ・トリオです。そして、アメリカの黒人ジャズと違って、さすがにファンキーな感じがまったくありません。

ホテルのラウンジみたいなところで、ゆっくりとカクテルを楽しんでいる後ろでさりげなく流れている音楽という感じ。まぁ、ムードたっぷりですが、邪魔にならない音楽とでもいいましょうか。

でも、それは悪口ではありません。音楽を真剣に聴くのもいいのですが、時には聞き流したいという時もあるわけで、大人のBGMとして完成された世界を持っているということかもしれません。

彼らの真骨頂が発揮されるのが、実はクラシック音楽の編曲物。すでに6枚のクラシックだけのアルバムがありますし、他の単独アルバムに含まれるものだけでもすでにアルバム1枚分くらいは悠にあると思います。

そんな中からCD2枚に集められたのがこのBEST OF CLASSICSというベスト盤で、すでにBEST OF CLASSICS IIも発売されているので、あわせて聴けばほとんどの曲がそろうことになります。

原曲を知っていれば、楽しみは何倍にも増えますが、知らなくても「あっ、どこかで聞いたことがある」と思うような有名な曲ばかりですから、十分に楽しめます。仮にまったく知らない曲でも、最初からしゃれたジャズピアノトリオだと思って聴いて損はありません。

2010年6月15日火曜日

NIPPON勝ち点3

始まりました!! ワールドカップ・サッカー。
冬のアフリカ。しかも高地で、軽いボール。やたらと飛びますね。
日本の初戦は、カメルーン。1-0で勝ち点を奪取。後半は攻められ過ぎという感じでしたが、逆によく守ったということ。
いろいろ言われましたが....
結局、求められているものは勝利のみ。勝てば官軍です。
がんばれ、NIPPON !! \(^o^)/

2010年6月14日月曜日

入梅

今年は遅いんだそうです。

でもね、ブログを書いていると便利なのは、去年はどうだっけというのがわかること。去年は6月11日のブログで入梅を書いていました。

まぁ、世界の気候変動とかいう話はいろいろありますから、だんだん昔の話というのが通じなくなっているところはあるんでしょうけどね。

でも、暑いような寒いような天候が続いたので、やはり体調管理は難しい。5月後半から最近まで、やたらと腰痛が多いように思っていたのですが、それも天候不順の影響なんでしょうか。

正直に言うと、自分も5月最後の週が忙しくて、そのあたりからちょっとテンションが上がらないのです。多少健康面で不安を感じることもないわけではないのですが、6月以降は多少持ち直してきていますが、この梅雨入りでパワーダウンしないようにと思っているのです。

それにしても腰痛は多いです。整形外科の外来では一番多い症状なのかと思います。若い人から、お年寄りまで、原因はさまざま。

やはり、人間が立位歩行をする二足獣になったことのつけのすべてがここにあるということでしょうか。腰の部分の背骨は、補強される要素が無いわけで立位をとって上半身の体重を支える力は無いわけです。

愛しいペットの犬が抱きかかえられることが多いために椎間板ヘルニアになるという話は、まさに「人間の失敗」の実証かもしれませんね。

月恋のキムラ君、ついに何もかも失いそうな雰囲気になってきました。ここから、スーパーマン木村拓也が、一気に男を上げる後半戦へ突入するということでしょうが、いゃぁ~今から人気を回復できますかね。

2010年6月13日日曜日

Jeff Beck / Emotion & Commotion

50年代ならチャック・ベリー、60年代ならベンチャーズがギター小僧のアイドルだったはず。少なくとも70年代のロック小僧にとっては、ロックギターの神様と呼べる人が3人いたわけです。

イギリスのサイケなのかブルースなのか中途半端なバンドだったヤードバースに参加していたギタリストで、初代のエリック・クラプトン、二代目のジェフ・ベック、そして最後にちょこっと参加していたジミー・ペイジ。

クラプトンはブルース調が強かったのが、ドラッグ中毒から復帰してからは歌うことを覚えて、かなりポップに成功しました。ジミー・ペイジはレッド・ツェッペリンの大成功でハード・ロック界の頂点に立ちましたが、まぁ最近のことは知らないことにしておきましょう。

でもって、肝腎なのはジェフ・ベックです。この人は、最初の頃から無口で気難しそうなキャラ全開のまま今に至っている、超マイペース人間なのです。

ヤードバーズ脱退後はロッド・スチュワートをボーカルに立てて最初のバンドを結成。どちらかというと英国版ブルースバンドという感じでしたが、2年くらいで嫌気が差した。

続いて、黒人を多用して新しいグループを結成。これはかなりブラックなのりで、自分としてはけっこう好きなんです。ドラムにはまるで弟みたいなコージー・パウエルがいました。ところが、これも2年でやめちゃう。

それからカクタス出身のカーマイン・アピスとティム・ボガードとギター・トリオを結成、BB&Aとして初来日をはたしました。そりゃもう史上最強のギターバンドだったんじゃないでしょうか。ところがこれも2年くらいで仲間割れ解散。幻の2作目は現在ネットに流出したので聞くことができますが、まあ確かにたいしたものじゃない。

ジェフ・ベックは2年で飽きるというのが定説になって、もうジェフは引退でも考えているんじゃないかと巷で噂が出始めたときに突然出てきたのがBlow by Blowというボーカル無しのギター・アルバムでした。これは現在に至るも、ギター小僧のバイブル、永遠の金字塔と言っても過言ではありません。

その後はひたすら孤高の世界を好きなときに好きなだけ進み続けたジェフ・ベックですが、今年久しぶりにスタジオ・アルバムが発売されました。最近打ち込みサウンドに突っ走りまくって、なんか音楽がとげとげしくなっていた感があったのですが、今回はだいぶ変わった感じ。

ついに還暦を過ぎて丸みがでてきたのでしょうか、オーケストラを使ったり、ギターの音も昔の得意だった泣きに近いフィーリングです。昔からのファンにとっては、なかなか悪くないアルバムに仕上がっています。

2010年6月12日土曜日

万亀@たまプラーザ

たまプラーザ・・・たまにはプラプラしてみます。今夜は焼き鳥の美味しい万亀。

当然、本来は串の話題にいくべきところなんですが、それも"はつ"がめちゃ旨い。でもね、今回紹介したいのは"お通し"です。

生ビールを注文しただけですが、こんな立派なお通しがついてきました。

右は里芋の上に煮蛸、真ん中はミニトマトときゅうりをあしらったもの。左はよくわかりませんでした。そにしてもどれも、しっかりと作りこんでるのが感動しました。

たかがお通しですから、言ってみればおまけみたいなものです。そこを手を抜かない姿勢は拍手喝采ものではないでしょうか。

こういうところが人気店の理由のひとつなんでしょうね。見習わなければいけないと思いました。

2010年6月11日金曜日

ジャイアントクラッシュ

そんなわけで、昨日のネタに続いて患者さんへの説明についての話。

医者の使う言葉というのは、だいたいわかりにくいことが多い。これは、どの世界でも一緒だと思いますが、専門性の高いの集団では自分たちしかわからないような言葉をしばしば使うものです。

祇園の世界なんて・・・自分は行ったことはありませんけどね・・・素人にはまったくわからないような符牒で話すらしいじゃないですか。ただし、医者の場合はそれを一般人である患者さんに説明しなければいけませんから、どうやって理解してもらうかいろいろ考えるわけです。

そこで、最近良く使うお気に入りのパターンというのが、いくつかあるわけです。その中のひとつで、いろいろと年を取ってあちこちに痛みが出てきたときの説明はこんな具合です。

そうそう、VS嵐見てます? ジャイアントクラッシュってゲームやっているでしょう。マッチョ君という大きなロボットみたいなので、ブロックの上に立っていて、マッチョ君を倒さずにブロックを抜いていくやつですよ。

あれは微妙なバランスの上になりたっているんですよね。バランスを崩してしまうと倒して負けちゃうわけですよ。こういう痛みも同じです。大事なのはバランス。

ほら、レントゲンでいろいろ年をとったときの変化が出ているでしょう。でも、変形が出たからといって、すぐにその分だけ痛みが出るわけじゃないんですよ。痛いところを支える筋肉の力が大事なんです。そして、もうひとつ、かけている負担の大きさも忘れてはいけません。

足腰の痛みは老化と筋力と負担のバランスが崩れたときに出てくるんですよ。老化はしょうがない。これは受け入れるしかありませんけど、昔は都市を取って負担も素直に減ったからよかったですよね。

現代人は年をとっても頑張らないといけないので、なかなか負担がへりませんね。そうなると、何とか抵抗できるのは筋力しかありませんよ。筋力を付ければ、変形があっても痛くないことはよくありますから、是非頑張ってください。

どうです? 理解してもらえました? また、いろいろなシナリオを考えたいと思います。

2010年6月10日木曜日

ローリングコインタワー

患者さんにいろいろと説明をするときって、医者の頭の中ではだいたいシナリオが決まっているもんです。患者さんの具合によって、あるいはその時の混み具合とかで多少のバリエーションはありますけどね。

それでも、何十年とまったく同じセリフを言っているわけではありません。その時々の新知見を加えていったりして、しだいに内容は進化しているものです。それに流行を取り入れて、いつでも新鮮な雰囲気を漂わせれば完璧です。

例えば・・・最近好んで使っているフレーズは、
「20歳代、30歳代は何でもガンガンやっていても体は大丈夫。でもね、40歳代からは自分は若いと思うのは勘違い。50歳代になると勘違いもしてられない」というもの。

膝や腰の痛みの説明に入るための前ぶりみたいなもので、このあたりでぐっと患者さんの気持ちを鷲掴み・・・できればいいんですけどね。まぁ、医者の仕事時間の大半は喋りですから、話術についても多少は考えることがあるんです。

もう一つ、最近のお気に入りがありましたよ。ローリングコインタワーです。もちろんVS嵐の中でやっている競技種目です。最近の嵐の活躍はめざましいものがありますね。本当にメンバーの仲が良さそうなところが、見ていて嫌味がないところが人気の原因でしょうかね。

でもって、腰が痛い人がいるとしてます。背骨は鮭缶を積み重ねたような構造をしているので、ちょうどローリングコインタワーを想像するんですよね。

まっすぐ積み重なっていけば安定性がいいけど、間のクッションの役目をしている椎間板が痛んで傾くと不安定になります。タワーは最後には倒れてなんぼのテレビ番組ですけど、さすがに背骨が倒れたら笑い事ではありません。

でも、さすがにお年寄りには「ローリングコインタワー」のたとえ話をしても、まったく反応がない事がありますし、若い人にはかえって白けられて完全にすべってしまうこともあるので、使うときにはよく相手を見極めないといけません。

2010年6月9日水曜日

黒坦々 ~ バーミアン

スカイラーク系の中華レストランと言えばバーミアン。まぁ、はっきり言ってそんなに美味しいとは言えませんし、意外と安くないと思うんですけどね。

最近は坦々麺を売りにしているようですよ。赤坦々、白坦々、黒坦々という3種類の坦々麺を用意しています。赤は一番普通の坦々麺みたい。白は唐辛子の赤を除いて味噌味だけになっている。

それで、黒坦々はどうも味の想像ができませんでした。ですから、注文してみました。

なんで黒いかというと・・・まさに黒さは黒ゴマでした。味もまさに黒ゴマ。味としては、悪くはないと思いました。ただし麺がいけません。バーミアンラーメンと同じ、細麺なんです。

坦々麺のような味の濃いこってりしたつゆでは、麺は太くないとちょっときつい。麺に汁が絡みすぎてしまいますよ。やはり、キット化したメニューを出すファミレスですから、味によって麺をかえたりするような器用なことはしてくれません。

それに肝腎のひき肉は有るのか無いのかよくわからない。まぁしょうがないか。でも、これならバーミアンラーメン並みの値段にしてもらいたい・・・と思うのは自分だけ?

2010年6月8日火曜日

リウマチ勉強会@鴨居

医学の勉強会にはいろいろなものがありますが、1週間くらい前に行った学会は整形外科分野では最も大きな学会で、日本でも名の売れた早々たる偉い先生方の講演を聞くことができます。

学会はだんだん小さくなると、東日本、関東、神奈川、横浜という具合に対象となる地域が狭まっていきます。このような会では、専門医の継続に必要な単位がだいたい付いてきて、むしろこれが参加の大きな理由になってしまうのです。

そのほかに製薬会社が主催の会というのがあります。これは無料で有名な先生の話を聞くことができて、さらにたいてい懇親会とかがついてきてお腹も満たされます。ただし、聞ける話は製薬会社の関連したものに限られますので、時にはまったく興味がわかないものがあるわけです。

だいたい大きい会ほどつまらない。ただ人の話聞いているだけでなく、もっといろいろな疑問についてディスカッションすることに意味があるわけです。大きな会だと、「なんだ、そんなことも知らないのか」と思われそうですから、なかなか質問するには勇気が要ります。

そんなわけで、小さい勉強会が意味をもってくるわけです。今夜はいつものメンバーによるリウマチの勉強会。今回は鴨居のあゆみクリニックへお邪魔しました。

普通なら、そんな簡単な症例を出しても「だから何」ということで終わってしまうようなものでも、大いに意見交換をして盛り上がれます。またそこからいろいろな実地医療のTIPSみたいなものが浮かび上がってくるので、大いに役に立つということです。

楽しくて勉強になるのですから言うことありません。こういう会は単位とは関係なくても、ずっと続けていきたいと思うわけです。

2010年6月7日月曜日

忘れ物

土曜日に待合室に忘れられていた帽子。
何か、昔に桜田淳子がかぶっていたような
どちらかというと、かわいらしい帽子です。

たぶん、あの患者さんのかな、思いました。
いつも帽子をかぶっているのはあの人くらい。

今日、またおいでになったので、
これ忘れたでしょう、と言ったら
自分の帽子は持っていた。

あれれ、じゃぁもこの帽子は誰のでしょう。
かあさん、あの帽子どこにいったのでせうね。
懐かしい映画の場面を思い出します。

そういえば、先週は日傘の忘れ物もあったっけ。
日差しが強くなってきたということでしょうか。
それも2本です。

雨傘の忘れ物はたいてい、持ち主の下には戻らない。
2週間くらいは、そのまま傘立てにおいておきます。
数ヶ月はそのまま奥で保管しています。

でも、それ以上になっても持ち主が不明の場合は、
急な雨のときとかに患者さんに使ってもらっています。
たいていはビニール傘なのでもこちらも気楽。
もらう方も気楽に受け取れるでしょう。

でも、日傘はそうはいきません。
けっこう、ちゃんとしたもので、きっと値も安くはない。
そしたら、どちらの日傘も今日無くなっていました。

あー、ちゃんと持ち主の元に戻ったんだろうな。
大切にされているのでしょう。一安心です。

帽子も早く持ち主の元に戻れるといいんですけどね。

2010年6月6日日曜日

Elly Ney Complete Late Recordings

Elly Ney・・・エリー・ナイというピアニストについては、新米クラシック・ファンの自分は、つい先日までまったく知りませんでした。

というのも、40年以上前にすでに亡くなっているわけで、現在ほとんどCDなどの話題も無いのです。いつものHMVでも取り扱っているのはわずかに数枚のCDのみ。

純粋なドイツ人で、反ユダヤの信奉者であり熱烈なヒトラー支持者であったという過去が影響しているのは否定できません。

クラシック音楽を聴く上での指南書として愛読している本にその名前を見つけてから、興味を持っていましたが録音が古いと言うこともあって今まで手を出していませんでした。

さすがに最近ちょっとマニアックな方向性が強まりすぎているCD収集ですので、もう少し名演奏を聴いてみてもいいかなと思いました。ナイの晩年期の録音集成を購入してみました。

もとからバリバリのベートーヴェン弾きとして名を馳せた人ですから、CD10枚のうちの大半がベートーヴェンなのです。1882年生まれですから、ほとんどが1960年以降の録音なので80歳を超えているということになります。

これはすごいことです。さすがに素人耳にも指がおぼつかないようなところもあるのですが、80歳ごろからの晩年10年弱の中での録音とはとても思えません。

全体にゆっくりめのテンポのソナタで、年齢的なところから来る部分もあるのでしょうが、それが強い確固たる意志による表現手法であるように聞こえます。

高齢とは思えない強靱な運指に支えられ、自分にとってのベートーヴェンはかくあるべきという信念が感じられるのです。

ケンプのベートーヴェン、アラウのベートーヴェン、グルダのベートーヴェン・・・そして、ネイのベートーヴェンというようにかつての巨匠の演奏には、いずれも自分だけにしかできない解釈という物が合ったように思います。

最近の現役ピアニストの演奏は美しい録音ではあるのですが、そういう冒険心のようなところがちょっと足りないかもしれないと思ったのは自分だけでしょうか。

2010年6月5日土曜日

ナメクジ

いや~、この季節、もう一つ嫌がられている奴がいました。こんなことばかり書いていると、このブログも相当嫌われそうですが・・・

どうも、うちの周囲はナメクジもけっこう出てくるのです。先週あたりから、だいぶ目立つようになってきました。

ナメクジは、やはりカタツムリの仲間ということで、陸上に生息する巻き貝の殻が退化した物だそうです。でも殻があるかないかで、だいぶ嫌われ方が違うという所は大変お気の毒な感じですね。

一般的には塩をかけることでやっつけるわけですが、当然これは浸透圧の関係で体内の水分が出てしまうから。かなり劇的にしぼんでいくので、退治の達成感がかなりあるように思います。

昔は「おしっこ」をかけるといいとか言って、そこら中大変なことになったなんてことがありま・・・いえありません。ビールに寄ってくる性質が何故かあるらしく、ビールを置いておくと一網打尽にできるという話もありますが試したことはありません。

それにしても、ナメクジにしたって何も嫌われたくて生きているわけではありません。本当に気の毒な存在だとは思いますが、さすがにペットにするわけにもいかず、人目に触れないところで生き抜いてくれればいいのにと思ってしまいます。

2010年6月4日金曜日

ゴキブリ

残念ながら・・・ゴキブリの季節となってまいりました。我が家では、この時期レギュラーなのです。

黒光りした流線型のスマートボディ。どうどうと駆け回っています。もちろん歓迎するわけはなく、壮絶な戦いを挑むことになります。

スリッパを手に持ってバシっと行くのがスタンダードではありましたが、これだといろいろと後始末が大変だったりします。スプレー式の殺虫剤を噴霧するのは臭いし、だいいち本当に退治したのかわからない場合があります。

台所近辺なら、料理用においているカセットボンペ式のバーナーを使うという過激な方法があるのですが、場所を考えないと後が大事になります。

そこで、登場するのは熱湯。ポットのお湯を少しとって、さっとかけるのです。これは当たりさえすれば、ほぼ瞬殺が可能というすぐれ技なのです。しかも、水ですから濡れるだけであまり問題を残しません。

あちらも、生き抜きたいだけで気の毒だとは思うのですが、残念ながらわれわれ人類と共存しているにもかかわらず、邪魔者扱いです。仮に生まれ変わるとしても、なりたくないものBEST10に必ずランクインすることは間違いない。

中学生頃だったか、部屋の隅にスリッパ攻撃で追い詰めたことがありました。さぁ、この一振りで勝負を決めてやると思ったその瞬間でした。なんとゴキブリが180度反転して、こっちに向かって突然飛んできたのです。

思わず悲鳴をあげて、その場にしゃがみこんでしまいました。ゴキブリは顔をかすめて、自分を飛び越してそそくさと消えて行ったのは言うまでもありません。

確かにゴキブリは羽を持っていますが、まさか本当に飛ぶなんて思ってもいませんでした。ゴキブリが飛ぶということは、じぶんに強い精神的ダメージを与えたといっても過言ではありません。以来、いつでも飛ぶかもしれないという恐怖と戦いながらの決戦に挑んでいるというわけです。

2010年6月3日木曜日

ネタ

毎度おなじみ、都筑区ドクター・ブロガー四人衆(あざみ野棒屋先生ドクターMドクター・フリッカー、そして自分)。さすがに民主党のどたばたに反応して、あまり楽しくもない政治ネタに手を出してしまいました。

毎日ブログを書くというのは、けっこうなエネルギーを必要とするわけで、こういう大きなニュースに飛びつくのは少しでも楽をしようという気持ちの現れ・・・というのは自分だけかもしれません。

季節のネタを使うと、書いているうちに「あぁ~、これ去年書いちゃった話だ」とか思い出したりして、キーボードを叩く指に力が入らずひたすらBSキーを押し続けたりします。

音楽の話を書くと、完全にMy Way状態で、数少ない読者の方には興ざめでしょう。かといって、あまり露骨にクリニックの宣伝めいたことを書くのも気が引けるし。

食事の話も、さすがに次から次へと新しいメニューに挑戦するわけではないので、完全に尽きてしまいました。といって、外食ばかりもしていられません。

思い出話もそうそう人様に披露できるような面白いものは無いもので、波乱万丈ではない自分の人生が寂しくってくるだけで、だんだんめげてしまうのです。

先週のように出歩くことが多いと、とりあえず写真さえ撮っておけば何とか書くことができるのですが、今週のようにイベントがないとどうにもならない。

でもって、結局ネタが無いことをネタにするみたいな、こんな記事を書いてしまうというわけです。まぁ、自分のための日記だと割り切って、平々凡々に日々を過ごしていることを記録しておくということでしょうか。

2010年6月2日水曜日

引き際

総理大臣がやめるそうです。うんっ? いつなった総理でしたっけ。

もう、日本国民はこういう時代には慣れすぎてしまいました。任された期間を全うできる大臣はいましたっけ。

まぁ、今やめるか、参議院選挙の後にやめるか、どのみち結果はそうかわらないかもしれません。支持率20%を下回るようじゃ、どうしようもありません。

選挙前の引き際を逃して、完全につぶれたのが麻生さんでした。それに比べれば、小沢さんを道連れにできただけでも、鳩山さんのほうが賢いかもしれませんね。

自民党を倒した時点で、すべてをひっくりかえす最大のチャンスがあったはずなのに、たぶんほぼ逃しましたね。その最大のポイントは基地問題だったのかもしれません。

結局は、もともと自民党から分裂した人たちですから、根は一緒ということでしょうか。私たちは選択をまちがったと思ったとしても、すでに自民党は事実上「解体」された状態であり、もう次の選択しはないのです。

もはや、民主党にたくすしかない現状・・・当然社民党や共産党には何も期待できないわけで、もともと自民党とは関係のない人にがんばってもらいたいと思うのはじぶんだけでしょうか。

衆議院選挙に勝ちたいために掲げた民主党のマニフェスト。本気で検証してもらいたいですね。参議院選挙を馬鹿にしちゃいけません。元金メダリストを担ぎ出してもらいたいなんて。誰も思ってないでしょう。

2010年6月1日火曜日

Xperia

さてさて、話題のXperiaを手に入れて10日間。いろいろいじくっていて思ったことをまとめてみました。

ネットのうわさ、電池のもちが悪い。本当にもたない。フル充電されて、そのまま待ち受けていてもだいたい1日で、電池低下アラームのお世話になります。

これは、けっこう問題です。ちょっといじっていると数時間でほとんどなくなってしまう。先週は学会で、どこかで充電できないか真剣に悩みましたよ。さすがに音楽プレイヤーとして使ってみようとは思いません。たぶん数時間ともたないように思います。

電話が来たり、メールが来たときのお知らせ機能が貧弱。もともとスマートフォンは、自分に必要なソフトを導入して機能拡張をはかることができるのですが、このあたりのソフトは割りと少ない。

とりあえずマルチタスクでソフトが動いているようなのですが、実質的な画面はシングルタスクになっている。ですから,意外にとりあえず使わないソフトがバックグラウンドで動き続けていたりすることがあるようです。

一番困っているのが文字入力。フリーソフトを領して、携帯式も可能ですし、iPhoneのフリック式もできるのですが、いずれもタッチパネルの感度がお世辞にもいいとはいえないので、なかなか思ったように文字をいれにくいというのが正直な感想です。

逆にいいところもたくさんあります。これは主としてiPhoneと比べてということになりますが、まずは外部miniSDカードが使えるということ。デフォルトでは16GBが付属しているのですが、ネットのうわさでは32GBも問題なく使えるらしい。もっとも。今のところ32GBは値段が高すぎてとても買う気がしませんが。

カメラの画素数が800万画素あるので、写真の質はかなりよい。これは画素数よりもレンズの良し悪しが重要ですけどね。付属の撮影ソフトはちょっとさびしい感じがします。フリーではまだ代替のソフトが見つかりません。

でもネットに転がっているフリーのソフトの多さには驚かされます。とりあえず、いろいろとっかえひっかえ入れてみましたが、でも結局使いそうなものというのは、だいたい限られています。

Googleの無料サービスをフルに利用できるので、PCではGoogleのカレンダー(予定表)と連絡先(住所録)を整備して、自動で同期できるのはうれしい。ワンセグはありませんが、YouTubeとの連携が普通の機能として含まれているので、だいたい見たい動画は手に入ったりします。

まぁ、とりあえずアナログ手帳を持ち歩かなくても大丈夫なようにできました。まだまだシステムアップの余地はかなりあるようなので、相当楽しめそうですよ。