2010年6月17日木曜日

クリニックの舞台裏

クリニックの受付というのは、なかなかいろいろな仕事をこなしているところで、診察室が心臓なら受付は脳かもしれません。ここからあらゆる指令が出て、そしてその結果をまとめあげているのです。

患者さんが見える受付の表側というのは、それなりにきれいにして飾っているのですが、内側から見るとけっこう雑然としている・・・かもしれません。

うちの受付はいかがでしょうか。スタッフが仕事をしやすいようにいろいろと工夫をして、普通ならぐちゃぐちゃになりそうなところを、うまく整理してくれていると思います。

最初は、電子カルテと会計を連動して行えるパソコンといろいろな紙媒体をスキャンするためのパソコンの2台を用意しました。次第に患者さんが増えてくると、患者さんの登録や会計をするのが1台では足りなくなってきました。

そこで、もともとレントゲン室で使っていた電子カルテが入っているパソコンを受付に移動して、受付の2台のパソコンはどちらでも受付・会計ができるようにしました。

ところが、もともと中古でそろえたノートPCですから、やはり5年ものになってきてだいぶしんどいことになってきました。基本的にはパソコンは消耗品ですから、いつ突然ぶっ壊れても不思議はありません。

そこで、思い切ってパソコン本体を取り替えることにしました。この写真が「最後の雄姿」みたいなものです。今日は昼で外来が終わってから、この受付のカウンターを全部撤去して、新たなセットを並べて電子カルテ会社の方にセットアップをしてもらいました。

すでに大体のプログラムを入れてあったのですが、それでもたっぷり3時間くらいかかりましたでしょうか。メインプリンター、処方専用プリンター、診察券プリンターなどをばらばらに設定するだけでもけっこう大変のようです。

その間、水槽の掃除をしたりしていましたが、電子カルテ会社の人は黙々と作業をしていました。こっちは簡単に入れ替えてとお願いしますが、実際やるほうは大変です。でも、そのうちまた次のパソコンが駄目になり・・・まあ、その繰り返しなんですよね。