2011年3月18日金曜日

東日本大震災から1週間

先週の金曜日、午後の診療を始める直前に発生した大地震。直後に停電し、結局回復の見込みが立たないために午後は休診。

夜にはあちこちに外出していた家族を車で迎えに出て、信号も消えた真っ暗な道を黙々と歩いている人の列を見て並々ならない事態が起こったことを実感しました。

翌日、土曜日は朝から診療を普通に開始しましたが、続々と入ってくる東北の様子がテレビでわかってくるにつれ災害の深刻さが伝わってきました。

夕方に診療を終えて、店ですでに懐中電灯や単一乾電池がすでに売り切れ、さてガソリンを入れようとスタンドによってガソリンが売り切れという状況にすでになっていることで、自分たちの生活にすでに大きな影響があることがわかりました。

たまたま、小さなスタンドでガソリンを満タンにすることができたのは、本当にラッキーだったと思います。と、言うのもどうしても日曜日に名古屋に行く用事があったのです。

津波注意報が解除されたとはいえ、駿河湾の荒波をもろに受ける可能性のある由比を通過しなければならない東名高速を避けて、日曜日は朝の5時に出発して中央高速に使って名古屋へ出発。

夜、新幹線で新横浜に戻りました。夜、家でニュースを見て福島原発のトラブルを知ってびっくり。総理の会見で、月曜日からは停電の可能性が示され、クリニックの診療がどうなるのか心配しなくてはならなくなりました。

月曜日と火曜日は、とにかくバスと電車で早めにクリニックへ行き来して右往左往。火曜日の夜に家内が名古屋から帰宅しました。途中で、何回も給油してほぼ満タンで帰ってきたのは「でかした」という感じです。その他の生活物資もいろいろと持ち帰ってくれたので、かなり助かりました。

計画停電回避区域に指定され、水曜日からはクリニックの停電の心配はなくなったので精神的にはかなり楽になりました。それでも木曜日には、計画外の停電の心配が浮上し、よりいっそうの節電が必要となりました。

とにかく、一週間と予想していた非日常でしたが、まだまだ回復するには時間がかかりそうなことは必至の情勢です。まだしばらくは、なかなか落ち着かない日々が続きそうです。