2011年7月15日金曜日

親の心 子知らず

小学生の時に学級委員とか、やったことはあります。
でも、クラスの人気者でもなかったし、スポーツで活躍したわけでもなく、
特別勉強ができたという記憶もありません。

中学に入っても、やはり勉強はダメ。
赤点ばかりで、親をやきもきさせたに違いない。
高校もその延長。まじめに学校には行きますが、
成績は中の下。

バンドをやっても、皆をあっといわせるほどのテクもなく、
文化祭でも女の子の気を引くこともない。

浪人して、毎日渋谷の百軒店でジャズ喫茶に入り浸り。
一杯のコーヒーで何時間も居続けて、
勉強したのはフォービート。

かろうじて、大学ではテニス部で頑張った。
名目だけかもしれないけれど、主将というのは大変で、
終わったときには開放されて涙がでました。

浪人した分、留年だけは絶対出来ない。
たまには再試験も受けたけど、国家試験までストレート。
研修医生活も踏ん張って、賞をもらって有頂天。

なんとか医者らしいところを親父に見せられた。
それが、育ててもらった恩返し。
なんとか開業したことをお袋に見せられた。
それが、唯一の親孝行。

今では、自分がこどもに勉強しろと言っている。
世間の親並みに、就職どうするのかやきもきしていて、
親の気持ちは、親になって初めてわかるのかもしれません。

そんな自分もプリウスαを買えるくらいまでになりました(話が急にちっちゃ!!)。