2011年8月31日水曜日

明日から新学期

さぁて、8月31日です。もう時間はありません・・・って宿題です。夏休みに宿題、一杯出たでしょう。自分の経験では、始業式に宿題をまとめて提出だったので、もう8月31日は必死でしたよ。

うちのこどもについていうと、どうものんびりしていて、夏休みが終わるというのにけっこう平気。何でかというと、宿題の提出はそれぞれの授業の1回目。だから、まだ数日あるというわけなんです。

最後の日曜日なんて、どんだけ親が手伝わないといけないかと覚悟してるわけです。ところが、いがいとお呼びでない。なんか肩透かしを食らったみたいだったりします。

まぁ、皆さん自分のペースでうまいことやってくれればいいんですけどね。社会人になって医者だと、夏休みの宿題とも縁がきれました。ところが、年中別の意味で宿題が出てしまうんですよね。

例えば、大学の医局に在籍していた時は、毎週カンファレンスという会があったのですが、入院の患者さんや手術した患者さんの紹介をしたりするのですが、その後に必ず英語の雑誌の抄読会というのがあるんですよ。

これが順番に当番が回ってくるのですが、けっこう恐怖。なにしろ雑誌一冊を丸々どんなことが書いてあるかを説明しないといけないので、多いと数十編の英語論文を読んでおかないといけないわけです。年に数回は、この宿題に向かって必死になるわけです。

年に数回は学会の発表をすることになったりするわけで、そうするとこれに向かって準備が大変。だいたい3~4週間前に予演会の予定を決められる。自分のいた大学では、本番よりも予演会の方が怖かったんです。

もう、5分間の発表に対して30分間にわたって、上の先生から下の先生までとにかく細かいところを突きまくってくるんです。で、結局、「ハイ、また来週やり直しなさい」と言われて、本番まで毎週ダメだしが出続ける。

もっとも、そのおかけで、本番はまったく楽勝であることがほとんど。質問されそうなことや、突っ込まれそうなことはたいてい予演会で練習できているわけで、なんとかしのげるようになっているわけです。厳しくすることが親心だったりするわけで、それはそれでよかったんでしょうね。

とにかく、新学期です。席替えもあるかもしれませんしね。新たな気持ちで頑張りましょう。

さぁ、明日から9月ですよ!!

2011年8月30日火曜日

総理大臣

いや、どうも、最近のクリニックの患者数は日によってばらつきが激しくて困ったものです。昨日は一日中まったりとすごしたかと思えば、今日は歴代にせまりそうな患者数でもう激疲れです。

もう少し患者数がいつでも安定していると、いろいろと診療以外の雑用なんかもこなしやすくなるのですが、何しろそういう計画はなかなか立つもんじゃありません。

それはともかく、昨日は世界陸上の話にするか・・・民主党代表選挙の話にするか・・・

それほど悩んだわけではありませんけど、まぁ詰まらん話は後回しにしようかと。で、今日は民主党の話。

まぁ、最初に正直に告白しますが、あまり野田さんって知らない。えっ? 54歳、へぇ~そうなんだ。自分と大して変わらない。う~ん、そうか、世が世ならば自分も総理大臣・・・になれるわけがありませんが、自分たちの世代が日本を引っ張っていく年代になってきたことに感慨深いものがあります。

もう巷ではいろいろと言われていますから、わざわざ政治的な話題に自分がクビを突っ込むこともない。誰がいいとか悪いとか、そんなことは立場が違えば様々な意見が飛び交って当たり前。

おそらく、野田さんが好きな人も嫌いな人も、あるいはよく知らない人も、少なくとも一般国民はみんな「今度こそ、しっかり長く仕事をしてね」と思っているのではないでしょうか。

政治家間のなわばり争いみたいなことはあきあきです。ちゃんとした仕事をするには、どう考えても最低4年間は必要だと思うんですよね。

最初の年は、手さぐりで問題点の整理と仕事をしていくための環境作り。2年目には、自分の仕事を始めていくのですが、試行錯誤でちょこちょこと微調整をしていくわけです。3年目には、ある程度の結果が出てくるわけで、そして治すべきところは治して、4年目に最終的な成果をまとめる。

1年程度の総理大臣には、後で見るべき仕事なんてあるわけがない。野田さん、そこんとこよろしく。自民党ではなく民主党に政権をゆだねた、国民の期待をつなぐ最後のチャンスだと思ってもらいたいものです。

2011年8月29日月曜日

世界陸上 @ Daegu


やってますねぇ~、世界陸上。

もともと陸上は日本人は得意ではないので、マラソンを除いてオリンピックでもあまり目立った成績は記憶にありません。

しかし、最近はスプリンターでも注目される逸材が男子・女子とも出てきていて、だんだん陸上競技でも注目が集まっています。

しかし、そうはいっても、全体に活躍している選手は圧倒的に黒人が多い。身体能力の違いは歴然としていて、簡単には遠い祖先から脈々と伝わる遺伝子パワーは乗り越えられそうに無い。

昨日は、なんと男子100m決勝で、世界記録保持者のボルトがフライングで失格という波乱がありました。いつも本気で走っているのかわからないようなボルトですが、これにはさすがに本気で悔しがっていました。

今日は、ハンマー投げで室伏が日本人初の金メダル。ほとんど他の選手を寄せ付けない完璧な優勝は、本人だけでなく日本人としても大変嬉しいニュースになりました。

それにしても、室伏の首の太さは・・・

2011年8月28日日曜日

プリウスα ~ やっと試乗

プリウスαを注文しているディーラーの担当から電話をいただきました。
「試乗できる車がありますよ」
「はい、すぐ行きます」ってんで、すっ飛んでいきました。これまで、なかなか自分のスケジュールと合わないために、展示車は多少みましたが、実際に運転してみたことがなかった。

もっとも、すでに注文だしているので、順番がぐちゃぐちゃであることはまちがいない。とはいえ、まだまだ納期は未定状態で、キャンセルもありうる状況ではあらかじめ、実際に運転してみることは大切です。

とにかく、納期がまだまだだいぶ先という状況では、いろいろな情報をあとから目にして耳にして、いろいろなことを考えてしまいます。ネットで言われているようなことが本当かどうか。

結論からいうと、いろいろな「あーだ、こーだ」とささやかれているの大多数は、自分のような一般ドライバーには関係ないということを確認できました。少なくとも、現状よりははるかに上質の乗り心地だし、ハイブリッドだからと言って、特に加速が悪いということも無い。

電池の充電スピードも思っていたより早く、回生ブレーキもそれほど気にならない。

ネットでよく言われていることは、ハイブリッドだからといって燃費のことに神経質になりすぎているところが大きいように思います。そこまでガソリンの消費に気を回すなら、そもそも自転車にするか、完全な電気自動車にしたほうがいい。

それはともかく、確かにその通りだなと思うこともいくつかありました。

まず、ウィンカーの音。これはかなりさみしい感じです。担当の人は、トヨタの音というよりダイハツの音という表現をしていました。

インテリアの安っぽさもよく指摘されているのですが、内装色グレーであれば下のグレードでもまぁガマンできる範囲。内装色アクアは、下のグレードではかなり貧弱は否めない。上のグレードでは許せるギリギリのところでしょうか。少なくともシートカバーは何か考えたい。

しかし、インパネの一部、ステアリングスイッチのカバーなどに使われている銀色のプラスチックだけは、実物をよく見るとさすがにこれはないだろうという質感です。数百円のプラモデルじゃないんだから、もう少しなんとかならんのかと思わざるをえない。

担当者は相変わらず納期については慎重で、口が裂けても早まるみたいなことは言いません。実際の受注台数と生産台数は公表されないのですが、メディアにリークされている情報ではそれなりの増産が行われているわけで、実際の車体番号もそれを証明しているようです。

となると、9月以降リチウムイオン電池の増産体制が稼動すれば、三列車についても納期が早まることが期待できます。1年といわれていた納期が9~10ヶ月程度になるかもしれません。

2011年8月27日土曜日

ゲリラ豪雨

今日はさほどではなかったですが、連日いつ豪雨になるかと思うと、うかうかと洗濯物を外に干したり出来ませんね。昨日も午後の診療が始まった直後に、ものすごい集中豪雨で、センター南駅のロータリーの向こう側のマンションさえ霞んでしまいました。

夕立というと風情がありますが、昨今のものはそんな生易しいものではありません。いつどこで起こるかわからないのでゲリラ豪雨とはよく言ったものです。昨日のは風もあったので、外にいた方はさぞかし大変だったでしょうね。

この写真は、患者さんも来なくてひまだったのでリハビリ室から駅のほうを撮ってみました。雨を写真に撮るのは難しい。雨の線を写しこむには、シャッタースピードを早くしたいのですが、そうすると全体が暗くなってしまいます。

スピードを遅くすると、明るい写真になりますが雨はただのぼけた光景になってしまう。そこで、ここではAdobe Photoshopの力を借りて、続けて撮影した3枚の写真を重ねて使ってみました。中心は合わせて、離れていくと微妙なずれがでてぼけた効果が出てきます。

一枚は色調を上げて色彩を強調、そして一枚はフィルターで斜めに流れる線を入れて雨らしくしてみました。どうでしょう、なんとなく豪雨の雰囲気が出たでしょうか。

まぁ、ヒマだとこんなことして遊んでしまうわけで、もっと生産性の高いことをしろとスタッフに怒られてしまいそうですが・・・

2011年8月26日金曜日

マックよどこへ行く

はっきり申し上げますと、私はマックが嫌いです。特に、あのうすっぺらなバティが・・・いやいや、違う違う。マックというのは、マッキントッシュのこと、つまりアップルコンピュータ。

確かにDOS勢がやっとDOS/Vで喜んで、Windows2が出始めたころに、マッキントッシュは先進のGUIで、かっこいいコンピュータであったことは間違いありません。そのかわり、値段は大変高かった。普通の感覚ではとうてい買える値段ではなかったですね。まさにもっている人のステータスという感じでした。

WindowsがVer.3になって、やっと使えるインターフェースになり、しだいにシェアを伸ばし始めたとき、日本のアップルの代理店だったキャノンZero-Oneショップのやった作戦・・・もうあきれはてました。なんと、ソフトを自ら違法にコピーして、顧客にばらまくという前代未聞の営業。

この時がマッキントッシュを嫌いになった最初ですかね。もっとも、これは日本の販売代理店の問題であって、アップルの責任ではないかもしれません。その後、業績が不振で、ついに宿敵マイクロソフトから援助を受け、OSもFreeBSDというUNIX系を取り込み、ハードも完全に個性を失くしてしまった。

これでパソコンとしてもオリジナリティが無くなってしまい、自分のマッキントッシュ嫌いが決定的になりました。今や、マッキントッシュは外見上の精錬されたデザインだけのものであり、中身についてはほとんど優位性と呼べるものはありません。

・・・と、まぁ、ずいぶんとアップル党の皆さんからすれば、「おー、おー、てめぇ喧嘩うってんのかぁ!!」と怒鳴られてしまいそうなことばかりを書いてしまいました。でもね、そうはいってもスティーブン・ジョブスの仕事については敬意を払っているんですよ。

そのジョブス氏が、健康上の理由でアップルの表舞台から引退を表明しました。

ビル・ゲイツはMS-DOSを学生の時に作ってマイクロソフトを作り上げた。でも、その後のMicrosoftの製品は多くのスタッフが作っているわけで、ゲイツのカラーではないでしょう。

アップルは・・・ジョブスのブランドです。ジョブスがいない間低迷したアップルを復活させたのは、戻ってきたジョブス。ジョブスがいなくなれば、またアップルは・・・どうなるんでしょうか。多方面に伸びたアップルの現在の製品は、求心力を失い、バラバラになって消えていってしまうようなことにならないことを祈っています。

2011年8月25日木曜日

医者が大事にしない物

・・・なんてものが・・・あるんです、実は。

それはね、ボールペンです。たぶん、医者なら誰でもたいてい否定できないと思いますよ。

ほんと、申し訳ないと思うんですが、ボールペンはどこの製薬会社も宣伝用に大量に配りまくってくれるんです。ですから、いつでも医局の自分の机の引き出しには、山ほどボールペンがたまってしまう。

仕事で使う分には、たいていは黒と赤の二色ボールペンで足りることなんです。まぁ、黒だけの一色でもいいと言えばいいのですけど、一色ボールペンは貧相なのが多くてあまり使う気にならない。

3色とか4色なんて豪華に物もありますけど、青インクはまだしも、緑はさすがに使い道がないですね。圧倒的に黒インクが真っ先に無くなるわけで、そうなるとすぐに次のボールペンに変えてしまうんですよね。

一番使い勝手のいいのは、黒インクと赤インクの二色プラスシャープペンシル。時々、どうしても鉛筆を使いたい瞬間があったりするんです。

あちこちで、ちょっと使っては置き忘れてきて、失くしてしまう事もしばしば。失くしても失くしても、机の中のボールペンの数は減らないんです、いや、ほんと。これは、まじ申し訳ないことです。物を大事にしないというのは、ボールペンであってもよくないことはわかっているんですけどね。

開業してからも、ボールペンはずいぶんともらえるもんですから、どうもボールペン無駄使いの癖だけは直らない。とは言っても、さすがに失くす場所は限られているので、そのまま消えてしまうことは無くなりました。

ところで、最近その書き味の良さで大変気に入っているのが三菱のJetstreamシリーズ。油性インクで、その滑らかな書き心地はもう絶品です。ところが、これはほとんど薬屋さんの景品としてもらうことがない。そこで、医者になって初めてくらいのことですが、amazonで購入しちゃいました。

黒・赤・青+シャーペンの豪華版です。いや~、けっこう高いもんですね。ちゃんと使わないといけません。今までのボールペンさまにごめんなさい。これからは大事にしますので、どうかよろしくお願いします。

ところで、1週間後は・・・・あっ、もう9月だっよぉ~!!

2011年8月24日水曜日

アレックス

あれ? もう24日ですか。8月もあと1週間じゃないですか。生徒さん、学生さん、夏休みの宿題、大丈夫ですか。さすがに、もう始めないとまずいですよ。

こちらは、大人ですから。夏休みの宿題なんてものは、まったく無縁。とにかく、毎日せっせと働くだけです。どっちがいいか、ってなかなか難しいですが、学生のほうが気楽かも。

さて、話は変わりますが、今使っている車。トヨタのAllex(アレックス)という車種。RUNX(ランクス)と兄弟で、昔のカローラⅡです。つまりカローラのハッチバック。エンジンの排気量も1500で、だいぶ安い車と言わざるをえない。

ぶっちゃけ、女子医勤務の時に買ったのですが、何しろ給料が少なくて・・・大きな声じゃ言えませんが、女子医は安月給で有名で、医者になって20年、東京都庁職員よりも少なくて・・・トホホです。

それでも、そろそろ10年10万キロが近づいて、今回車を買い替えることにしたのですが、それで下取りはというと、何と3万円。確かに、あちこち傷がついていますし、まじめに洗車もしていなかったので、つやもない。

それにしても、3万円というのは・・・急にこの車に申し訳ない気持ちになってきました。何だかんだ言っても、ずいぶんと頑張って走ってきてくれたわけですから、もっと丁寧に扱っていれば相場なら12万円くらいだったはずです。

そこで、今更と言えばそれまでですが、ひさしぶりに頑張って、内も外も綺麗に掃除をしてみました。きずを埋めるパテを使って、見苦しいところを修正し、コーティング剤で艶をだす。中の石ころやゴミを取り出して、汚れもせっせと拭き取りました。

お~、まるで新車のよう・・・にはなりませんが、ちょっとは見栄えがよくなりました。今までほったらかして、ゴメンね。あと、半年くらいですが、できるだけきれいに使って、気持ちよく送り出したいと思うわけです。

2011年8月23日火曜日

からまった銀行口座

おやおや、せっかく秋の気配が・・・午後からは、何となく夏の日差しがぶりかえしてきました。クリニックの患者数も、いつもなら午前中はそれなりに混んで、午後はヒマというのが最近の傾向だったのですが、今日は完全に逆転。午後は、患者さんが続けて来院されて、終わってみれば過去最高記録には及ばないものの、歴代BEST5には入りそうな状況でした。

・・・と、いうことは、院長をはじめスタッフ一同激疲れということで、経営者としては嬉しいものの、労働者としてはしんどかったというのが本音です。

何しろ個人経営のクリニックですから、院長のやる気がすべて。患者数を増やすのは至難の業ですが、減らすのはいとも簡単。もちろん、そんな選択肢はありませんから、とにかく精一杯がんばるしかありません。

ちょうど、今日は昼に税理士さんの月に一度の定期訪問でした。毎月、成績を評価されるわけで、経営者としては、試験答案を返される学生みたいな気分になります。

今月は夏休みとかで診療実日数がすくないので、よりいっそうがんばるように言われたところ。少しずつですが、経営的には楽になってきているのですが、その分労働量が増えているということで、年齢とともにきつさも増加傾向。

今日は、一体うちの借金がどうなっているのか質問してみました。自分で借金していて、そんなこともわからないのかと怒られそうですけど、昨年法人化して銀行口座などをいろいろ変更したため、正直ごちゃごちゃになっていてなんだかよくわからない。

もともと、開業の資金のうち内装工事費用などの施設整備費を大手都市銀行から、主な医療器具などにかかる費用を公庫から、さらに運転資金も公庫から個人として借りています。都市銀行の分は法人化により返済の必要があるので、先月借り換えで返済。借り換え先に新しい口座ができてしまいました。

公庫の分は一部は法人の借金に移せたのですが、一部は個人の借金のままで、元々使っていた口座を閉めるわけにはいかない。古くからの個人の銀行口座には、住宅ローンの返済がついているし、もう一体どこの口座にいくらあればいいのかよくわからなくなってしまったのです。

リースの分の引き落としは昨年終了し、運転資金の分についてはもうじき返済が終了するので、ちょっと楽になります。

できることなら法人の口座は一つにして、個人の口座も生活用と学費用の二つとかにまとめられるとわかりやすいのですが、そう簡単にはいきそうもありません。結局7つある銀行口座のなかで右往左往している状況は当分つづきそうです。

2011年8月22日月曜日

ベルギービール

ビールというと、本場はドイツということになるんでしょうが、実際のところ日本のビールの美味しさは世界に誇れるものだと思います。オランダものではHeinnekenは、飲み口がソフトで好きですが、アメリカの有名なBudweiserは水っぽい感じでいまいち。

ベルギーもビールではいろいろと種類があるのですが、だいたい香りが強いものが多い。アロマなビールというわけですが、ちょっとワインのような甘い匂いは、時にはなかなかいけている。

ここで紹介したいのは、右側。日本語で白濁(しろにごり)というもの。特別な白生酵母を発酵・熟成の二段階で使用し、最後に濁りをとらずに香りを強く残したものだそうです。以前に紹介した八海山ビールと似ているかもしれません。

最近、我が家でちょっとしたブームになっているのですが、何しろ発泡酒とかに比べて、当然だいぶ高価なので、あまりガブガブ飲むわけにはいきません。

2011年8月21日日曜日

マイルスを聴け!

「マイルスを聴け」は、スイング・ジャーナル元編集長だった中山康樹の大ヒット・シリーズの書名。自分がこの本を知ったのは2001年版で、改訂第5版というもの。

その後も、2年ごとくらいに改訂版が出され、第6版と第7版は続けて購入。しかし第9版はスルーして、もういいかなと思っていたのですが、今年第9版が出されて、ついつい買ってしまいました。

そもそも、これがどういう本か説明しないと話がわからない。つまり、これはジャズの帝王マイルス・デイビスの完全ディスコグラフィを目指した本であって、マイルス・ファンにとっては今や聖書に匹敵するほどの価値がある。

そもそも1992年、マイルスが亡くなった翌年にはじめて刊行されたのですが、最初は単行本のシリーズだったのが、だんだん分厚くなってきたためか、2001年からは文庫サイズになりました。しかし、2009年の前バージョンでは、ページ数1172という驚異的な量になり、今回ついに分冊ということになったのです。

なんで、そんなに改訂版が出続けるか・・・それはブートレグ、海賊版がマイルスの死後怒濤の如く出現しているからなのです。もうそれは、マイルスの大量に行ったツアーのすべてが出てくるのではないかという勢い。

それでも、20世紀のうちはオーディエンス録音の、いかにも海賊版らしい音質のものが出回っていましたが、21世紀になるとサウンドボード録音、つまりライブの音量を調整するミキサーからの直接の出力を記録した物が出てきた。

これは、もうオフィシャル並の音質ですから、マニアならずとも聴くべき演奏がたくさんあるわけです。なかには、完全未発表のスタジオ・テイクもあり、特に発売寸前で中止になったアルバムの音源などはファンとしては垂涎のアイテムです。

そんな状況ですから、中山氏もいつまで立っても本が完結できないわけで、ついにバージョン9まできてしまったというわけ。今回は1945年から1967年までの主としてアコースティク期に的を絞ったもので、しかも初めてオールカラーという内容。

さすがに、最近はもう出尽くした感があって、新しい音源はあまり見かけなくなってきました。ですから、おそらく中山氏としても、没後20年を期に総仕上げにかかっているのでないかと思うわけです。

そうだとすると、エレクトリック・マイルスとなった1968年からColumbia時代の1985年までをPart 2として、ワーナーに移籍して新境地を開いた1986年から亡くなる1991年をPart 3とするのが、量的にも適当なのでしょうか。

しかし、あとがきで「分冊の一冊目にあたる」としながらも、後が続いて出るかは現段階では未定としている。まぁ、やりかけたなら他のつまらない本を量産する暇があるんだから、何とか完成してくださいよ。

何にしても、今なおマイルスのファンが存続できるのは、この本のお陰ということは否定できないわけで、ずいぶんと迷惑な・・・いえいえ、ありがたい本なのであります。

2011年8月20日土曜日

あすなろ淡水魚館 ~ 素人管理

あすなろ水族館は二つ。一つは淡水魚館で、もう一つは海水魚館。海水魚館でも、最近事件がありましたが、数日間の手当の甲斐があってか、また元の平和な世界に復帰しました。

海水魚館は60cm水槽で、住民は魚はカクレクマノミだけ。シライトイソギンチャクは、最も古参でもう少しで丸2年になろうとしています。あとはヤビワサンゴヤドカリとハナサンゴ。その他はライブロックに付着して入ってきた、何とも言えない小動物が若干。

それに比べて淡水魚館は45cm水槽で、魚は88匹ですから、魚口密度の差たるや相当な物です。このへんが、海水と淡水の大きな違い。いろいろと失敗を繰り返してきたので、海水についてはほんと気を遣います。

淡水に入れたのは小型カラシン。熱帯魚飼育でも、初心者でも扱いやすいネオンテトラが一番多く入っています。写真はカージナルテトラで、ネオンテトラの腹の赤色が尾側に偏っているのに対して、カージナルは腹全体が赤い。一番少ないのはグリーンテトラで、腹の赤色がほとんどありません。

淡水では海水と違って、水草をうまく配置して楽しむことも重要なファクターになってきます。ところが。水草をきれいに管理するのは、ある意味魚よりも大変。

植物ですから光合成をするわけで、光と二酸化炭素は必需品。ですから、きれいな水草水槽にするためには、けっこうな光が必要ですし、ボンベからCO2添加するようなことも一般的に行われています。

これには、けっこうな出費がかかるわけで、おいそれとできるもんじゃない。そこで、自然と枯れてくるものはあきらめて、何とか生き残った物をうまく定着させるしかありません。ですから、かならずしも見栄えが良いとは限らない。

なかなか素人の付け焼き刃的な管理能力では。理想と現実のギャップは開く一方なのですが、何とかしたいといろいろな努力をしていることで許していただきたいと思うわけです。

2011年8月19日金曜日

プリウスC

天気予報では、今日から気温が下がります・・・って、今日は午前中から前も見えないような豪雨になり、患者さん方も呆然と待合室から見ているしかありません。

時折、雷も轟いて、いやもうお祭り騒ぎのような天気でした。さすがに、気温も下がり、午後8時で22度。昨日は、この時間で35度あったわけですから、そりゃ涼しいです。

最近は、だいぶプリウスαを見かけるようになって来ました。今日も帰りがけに白のαをみかけました。一番ショックだったのは、うちのすぐ近くの屋外駐車場に一台シルバーが置かれていたこと。

今納車されている連中は、ほとんどが5月13日の発売以前にフライングで注文した方々。カタログもなく、実車を見ることも触れることも無く契約という勇気にあふれた方々です。

とはいえ、自分も発売から1ヶ月遅れで、やはり実車確認していないわけですから、一緒のこと。このおよそ2ヶ月の差が、なんと8~10ヶ月の納期の差になってくるとは、まったく予想もしませんでした。

最初に注文した2列車のままだったら、9~10月には納車されていたでしょう。エコカー減税にも余裕で間に合ったかと思うと、ちょっと悔しい。注文しなおした3列車については、いまだに生産予定がはっきりせず、どうなることやら。

そうこうしているうちに、ヴィッツ級プリウスのPRIUS Cが年末に発売されそうな話になっています。これは、10・15モード燃費はなんと驚異の44km/Lと言われており、この点については他の追従を許しません。

さらに価格についても、HONDAのFITをターゲットにしている関係で、160万程度とハイブリッド車としては、かなりお手頃な額に抑えられそうと考えられています。

車体は、事実上20系プリウスの流用で、そういう意味では性能的には1エンジン(1500cc)+2モーターで安定した性能が期待できるといいます。とにかく、これまでのプリウス・シリーズ以上のヒットとなることは間違いない。

PRIUS Cは東北工場での生産が決まっていて、ノーマルPRIUSやPRIUSαを作っている豊田市の堤工場とは別枠のラインになります。

例えば12月1日に発売するとしたら、1ヶ月前の11月1日には、ディーラーで仮注文が始まるのかもしれません。となると、αの例から考えても第一号の注文とかであれば、長くても4ヶ月以内に納車。うまくいくと、エコカー減税にひっかかるという可能性も出てきます。

いっそのこと、αをキャンセルして・・・そりゃ、ちょつと車が違いすぎですから。いずれにしても、いろいろな意味で魅力的な話で、目が、いや耳が話せませんね。

2011年8月18日木曜日

あすなろ淡水魚館 ~ 回帰

今回、淡水魚館の崩壊というショッキングな出来事があって、完全リセットをすることになりました。残念がっていてもしょうがないので、それをバネにして、さらにステップアップ・・・といけばいいんですが。

さて月曜日に新たに組んだ45cm水槽で、ネオンテトラ50匹+グリーンネオン10匹を投入したわけですが、何しろ体長が2cm程度しかないので、それだけの数がいても、まったく映えないんです。

水量を考えると、通常の飼育では十分すぎる数のテトラがいるわけで、プロからはお叱りを受けるのは重々承知で、火曜日にさらにカージナルテトラ30匹を追加投入しました。

さすがに90匹となると、水槽全体に広がって、いかにもテトラ水槽という感じがします。もっとも、大量に入れた理由は見栄えだけではありません。一度に多くの数を購入するため、どうしても元気そうなのばかりを選んでというわけにはいきません。

経験的にも、中にはかなり弱々しい魚が必ず混ざっていて、自然と減少していくことは避けられません。さすがに、何十匹となると、個々の魚をケアするというのは至難の業です。

さしあたって、水曜日に1匹死んでいるのを発見。今日は、何事も無く残りの魚は楽しそうに泳いでいます。大量・過密飼育とわかってやっていることですから、その分少量の水交換は当分まめにしないといけません。

ところで、今回ネオンテトラ中心のテトラ水槽にしたのは、ネオンテトラは熱帯魚飼育の基本魚とされているということがあります。きちんと基本ができないと応用がきかないのは熱帯魚も同じこと。

しかし、比較的飼育は容易と言われていますが、水温が低いと簡単に白点病になったり、ネオン病というのもよく起こるといわれています。

当面、もう一度熱帯魚飼育を一から始めるつもりで付き合っていきたいと思っています。

2011年8月17日水曜日

CASIOPEA vs THE SQUARE Live

おそらく80~90年代の日本のフュージョン音楽シーンの双璧といえるバンドの競演。

カシオペアは野呂のトリッキーなギター演奏を中心に、向谷のキーボードが隙間を埋め尽くしていく。どちらかというと、メロディよりものりを重視した、テクニックでうならせるバンド。

一方、スクエアは、メインは安藤のギター。そして伊東のリードがからみつき、和泉のキーボードが底辺を支えるのが基本。メロディを重視し、歌詞さえあればいつでもボーカル曲になりそうな親しみ安さが売り。

一見、まったく違う方向性が見えてくる2つのバンドには、それぞれの味があって、少なくとも一緒にステージに立つと言う事は想像だにしませんでした。

ところが、2003年にこの2つのバンドが一緒に演奏するという、もう軌跡のようなライブがあったのです。DVDもあるので、映像として楽しむこともできますが、やはり全員が音楽的なスペシャリスト集団ですから、じっくり音楽を聴き込むなら、むしろ映像は無いほうがいいかもしれません。

それぞれの単独パートもありますが、もちろん一番の聴き物はメンバーが入り混じってのそれぞれのバンドの有名曲の演奏。カシオペアはカシオペアらしく、スクエアはスクエアらしく、そこへ普通なら聞こえてこないような音が入り込んでくるあたりは新鮮です。

野呂と安藤がアコギだけで演奏するカピオラニの通り雨。慣れ親しんだ曲なのに、こんな新しい感覚で聴けるのは楽しいものです。

もちろん、こんな豪華な顔合わせは一種のお祭りみたいなものですから、毎回こうなると何が何だかわからなくなるでしょう。一回限りだからこそ、とにかく理屈抜きで楽しめるといえます。

どちらのバンドのファンでも、是非一度は聴いてみてもらいたい。とにかく楽しいことうけあいの、伝説のライブの記録がここにあります。

2011年8月16日火曜日

あすなろ海水魚館 ~ 事件

この話は、なかなか前提となる説明を長々としないとわからない。うちのクリニックのエアコンは、大きく分けてあって、待合室とリハビリ室、そしてスタッフ室と受付になっています。

で、昨日のことなんですが、いつもは開けっ放しにしているそのエアコンの分かれている間の扉をできるだけ閉めて、受付側だけエアコンを入れて淡水魚館のセットアップをしていたのです。それで・・・

さぁ、終わった、エアコンを消して、さぁ帰りましょう。っていうのが、最低限の話。これだけじゃ、何が言いたいのかわからんですよね。それじゃ、早速今朝の事件の話。

朝、クリニックに行って数日振りの再会の準備を始めてたところでびっくり。なんと、海水魚館のほうで、唯一の魚のカクレクマノミ君が、なんと水流モーターの吸い込み口にとらわれて動けなくなっている。

こんなことは今までありません。昨日だって、普通に水槽内を泳いでいたのです。すぐに、救助したものの、もうなんか虫の息状態。ふらふらして、色も白っぽく、相当なダメージを受けています。

なんでだろう。どうして、こんなことになってしまったのか。水槽の水温がなんと30度ちかくなっていることにきがつきました。夏場の対策のため、しっかりとした冷却クーラーを25度で設置しているのに・・・

とにかく、クーラーが故障していないようなので、リセットして再稼動。水温を下げるために、水をあらたに追加。酸欠にもなっていると思い、空気のブクブクを急遽設置して酸素付加をしました。

午前中の診療をしているうちに、なんとか元気を回復してくれたようで、しっかりと泳ぐようになりました。ちょっと一安心ですが、それにしても水温かいきなり上がってしまった理由がわかりません。

今回は、少なくともヒーターの故障は関係ありません。その後のクーラーの状態を見ても、これも壊れたわけではありません。

で、結局考えられうる結論は、待合室と受付を仕切っている扉です。いつもは開けたままにしているこの扉を、昨日閉めた。そして、そのまま帰ったわけです。すると、水槽を置いている待合室は一面南向きの窓がついていますから、完全に温室状態になったわけです。

いやいや、ほんとに気が抜けません。なんにしても生き物を飼うというのは大変なことです。ところで、カクレクマノミ君ですが、一度体調を崩したことで、夕方からひれに明らかに白い点々が出てきました。そうです、白点病です。

過去にこれで、何匹死なせていることか。とにかく、早めの対処が大事なので、パラサイトリムーバーという添加剤をすぐに投入。しかし、水質が酸性に傾くため、イソギンチャクには不利なので、pHの調整剤も入れながら・・・

あ~、一難去って、また一難とはこのことです。しばらくは、目が離せません。

2011年8月15日月曜日

あすなろ淡水魚館 ~ 復活

えっ? 早い? いえいえ、そんなことはありません。
事故で初代の水槽が全滅してから、時は流れ、新しくセッディンクしてから1週間。水もそれなりに馴染んできたということで・・・

先週は、何も泳いでいない水槽をみた患者さんに、これ何? 的な反応をされました。お子さんが一生懸命のぞいているのに、確かに水草だけというのは情けないものです。

休み明けからは、そういう皆様の期待を裏切るわけにはいかないという、切羽詰った事情というのもあるわけです。

前にいたトランスルーセント・グラスキヤットなんてのは、骨しか見えないようななまずの仲間で、整形外科的にはなかなかいいかんじでした。ラスボラも悪くは無い。ただ、色のアクセントが少なかった。

そこで投入したグッピーがすごかった。とにかく産むわ産むわで、ベビーがどんどん出てきてしまい、もう手がつけられなくなりました。1年弱でしたが、いったい何世代になっていたのやら。どんどん色が同じ方向になり、弱くもなっていたように思います。

そこで、今回は・・・熱帯魚飼育の初心者の定番、ネオンテトラです。ちょっと水槽からすると多めなのですが、60匹を一気に投入。その分、水換えを頑張ればいいわけです。

さすがに、こんだけいるとちょっと見ごたえがあります。一般に繁殖は難しいといわれていて、まぁ勝手にどんどん増える心配はないと言っていいでしょう。

さぁて、いっぱい休ませていただいたので、また明日からは頑張って仕事をしよう!!

2011年8月14日日曜日

渋滞


この時期に移動しようとすると、結局こうなる。

こっちも、あっちも、のろのろのろのろ・・・・

まぁ、少なくとも東北道だけは利用することは無いのが助かりますけどね。

2011年8月13日土曜日

プリウスα 〜 ドレスアップ


まあ、普通なら気にしないのですが、納期がいつになるかもわからないので、よけいなところを考える。

意外と身近なところに、いわゆるアフターパーツの有名な店がありました。Grazio & coでして、エンブレムだけでも、相当カッコいいものがいろいろ。

これつけて、あれつけて、まだない車をドレスアップする空想を楽しむこともよしとするです。

ただし、今回は乗っている自分が気持ちよく運転できるように、インテリアに凝りたいと思っていますけどね。

2011年8月12日金曜日

どん兵衛35周年


きつね。
でも、そば。

しかも、普通より、

太い!!

2011年8月11日木曜日

夏の空

あー、やっぱり夏なんだ、、、

暑いわあああ

2011年8月10日水曜日

綱渡り

クリニックは8月11日(木)~8月15日(月)は夏季休診になります。ご迷惑をおかけいたしますが、くれぐれもご注意ください。

今日は夏季休診前のせいか激混み・・・ではなく、一日中間断なく患者さんがおいでになり、終わってみたら100人の大台を軽く超えていました。他のスタッフもだいぶ疲れたようですが、正直自分もヘロヘロでした。

初診の患者さんだけで30人くらいで、初診の場合どんなに急いでも一人に10分程度かかるので、それだけでも300分、5時間です。午前と午後で8時間の診療時間のなかで、さらに再診患者さんが40人くらいだったので、ほとんど丸々喋り続けでした。

話は違いますが、7月の電気使用量の案内がビルの管理会社からきました。昨年7月と比べると、25%の節電になっていました。患者さんは、昨年よりも多かったので、実質的にはさらに節電できたと思います。

患者さん方には、暑い思いをさせて申し訳ありません。そのかわりと言ってはなんですが、待合室にはうちわをたくさん置いています。リハビリ室には扇風機を2台使用して、少しでも涼を取っていただけるようにと思っています。

昨日と今日は、さすがに盛夏の気温で、電気使用量も鰻上り。下手すれば計画停電もあるかもというような綱渡りの状況でしたが、明日以降はお盆休みが増えてくるので、とりあえず来週なかばまでは心配ないようです。

こういうところで、日本人はしっかりと全体の協調を考えて行動しているんだなあ、とあらためて感心します。無秩序なのは政治家だけで、国民はけっこう冷静に何をすべきが考えているということでしょうか。

男子サッカーも、なでしこに負けてはいられないと思ったのか、韓国に3-0で圧勝しました。とにかく、日本人は元気です。それぞれが、それぞれの場所で、できることをがんばっているということです。

2011年8月9日火曜日

CURRY

クリニックは8月11日(木)~8月15日(月)は夏季休診になりますので、ご注意ください。

夏と言えば辛い食べ物。辛い食べ物といえば、やっぱカレーでしょう。

カレーライスは、今ではラーメンと並んで日本の国民食。こどもからお年寄りまで、嫌いな人はまずいない。もちろん、うちも一家そろって大好きです。

昔は・・・って、学生の頃ですが、妙にカレーに凝った事があるんです。美味しい店を探して・・・ちゃうちゃう。カレーを作るほうです。それも、カレー粉を作るところから始めるんです。

クミン、コリアンダー、ローリエ、グローブ、カルダモン、シナモン、ブラックペッパー、レッドペッパーなどを、適当に・・・そう、もう雰囲気で混ぜ合わせます。これをフライパンで炒る。ちょっと、煙が出て焦げるくらいが香ばしい。これでカレー粉が出来上がりです。

たまねぎを多量にみじん切りにして、オリーブオイルでたっぷり1時間は炒めます。全体がとろっとした、茶色のペーストが出来ればOKです。そこへ、またもや適当ににんにくと生姜を入れて、さらに隠し味的に桜海老を細かく粉末状に砕いたものを混ぜちゃいます。

水を適当にいれて、ここに肉を入れて煮込みます。できれば牛肉、なければ豚肉でもいいのですが、できるだけ大きめにの塊でいれたいのです。小さいと味がしみすぎて、肉の味がなくなってしまいます。どんなに安くて硬い肉でも、数時間煮込めば、それなりに柔らかくなるものです。

コンソメスープの素を入れて味を調えたら、カレー粉をザザザっと投入。さらに1時間くらい煮込むと完成です。お好みに応じて、いろいろな野菜を入れてもいいのですが、できれば具は肉だけにしたい。

カレーのトロっとした感じは、基本のたまねぎ炒めだけですが、それではどうしても物足りないという場合は、カレー粉を入れたときに、小麦粉を水で溶いたものを適量入れてもOKです。

お味のほうは・・・いゃ~、めっちゃ、美味しいやんか。

ただし、鍋1回分のカレーを作るのに5000円くらいかかってしまうのが難点。出来合いのカレールーを使えば、1000円もかからないのにね。もう、完全に趣味の世界になっています。

2011年8月8日月曜日

オスカー・ピストリウス

クリニックは8月11日(木)~8月15日(月)は夏季休診になりますので、ご注意ください。

南アフリカ、ヨハネスブルグ近郊で1986年に誕生。生まれつき両側下腿の異常があって、1歳になる前に膝下で両足を切断。彼は両足義足という、重いハンディを背負うことになる。

そして、10秒91。何だと思います? 驚愕の数字です。ホットドックの早食いではありません。これは陸上短距離100mの自己ベストの記録だというのです。

2008年の北京パラリンピックでは、100m、200m、400mの3種目で金メダルという活躍をみせました。そして、今月韓国で行われる世界陸上の南アフリカの代表選手として出場するというニュース。これは障害者レースではありません。

もちろん世界記録からすれば、メダルの可能性は低いと言わざるをえません。また南アフリカだから出場できると考える人もいるでしょう。しかし、それにしても、健常者に混ざって戦うという気持ちは並大抵のことではありません。

自分も整形外科医という立場で、多少なりとも義足については知っているつもりです。膝上での切断だったら、競技レベルで走ることは到底不可能だしょう。膝下の切断だから、ピストリウスには一つの希望が残されたと思います。

実際、うまい義肢製作者が真剣に作った義足は素晴らしい能力をはっきするものです。しかし、それにもまして、使う本人の意欲が大きな要素となります。彼は、かなり高い精神力を持っているにちがいありません。

世界陸上では、またボルトの走りが話題になるのかもしれませんが、自分はピストリウスの走りに注目していたいと思います。

2011年8月7日日曜日

夏休みの取り方

クリニックは8月11日(木)~8月15日(月)は夏季休診になりますので、ご注意ください。

夏休みというのは、学校に行っている頃には1ヶ月半くらいあって、その間は建前としては勉強するわけですが、実際は遊び放題でとらかくワクワクして過ごしたものです。

医者になってから、というか社会人になると、日本ではそんな長期の休暇をとるという習慣はありません。ただし、大学病院勤務のときは、交代要員がそれなりにいますから、ばらばらではありますが2週間とか休んだりできました。

でも、現実には1週間はしっかり休むとしても、たいてい自分が休みの時に手術を入れたりして、まぁ休んでいるんだか仕事をしているんだかよくわからない。みんなが通常業務を休んでいる人(自分ですけど)の分まであくせく頑張っているところに、のんびり出現して手術だけして、「あとはよろしくね~」とか言いながら去っていくというのも、なかなか乙な物ではありますけれど。

こどもが小さいうちは、親の都合で日程を決めて、あっちだこっちだと出かけたりできるんでいいんですが、しだいにこどもの予定の方が優先されるようになってくる。そうなると、必ずしもこどもに合わせることが難しい場合も少なくない。そうなると、なんか「とーちゃん無駄に休んで、家でごろごろしている」みたいなことになってしまうんです。

一般病院に出向していると、休みはせいぜい1週間ですから、いつ休むかというのはなおさらこどもの予定が重要な要素になってくるのですが、どうもこども予定というのは、けっこうぎりぎりまでわからない。そんなわけで、キャンプに行くというのは、比較的急に思い立っても何とかなる夏のイベントとして便利なんですよね。

開業医になってみると、いつ休むかは今度は周りの状況が関係してきます。結局世間がお盆休みをとるころに、合わせて休むのが一番いいちといことになる。となると、どこへ言っても混雑しているわけで、ますます遠出をしたくなくなる。というか、年を取ってきて家でゆっくりするのが一番気楽でいいと思ってしまうだけなのかもしれませんけどね。

2011年8月6日土曜日

二八

クリニックは8月11日(木)~8月15日(月)は夏季休診になりますので、ご注意ください。

昨夜は1ヶ月くらい前にいったばかりのたまプラの寿司屋さん、鮨ぎん。年に数回集まりのある、東海大学関連のご近所さんの食事会

開業してすぐの頃に呼ばれて、以来ずーっと出席させてもらっています。30年近く前からの知り合いの会ですから、気楽に楽しいこと辛いことなどを話すことができて、大変に助かる。

先週はワイン飲みすぎで二日酔いだったりしたので、昨夜はビールだけ。お陰で今日は、すっきり仕事をとはりきって・・・

ところが、今日はずーっと暇な一日でした。昨日は、うちのクリニックでは珍しい三桁の患者さんで、激疲れだったのに(おかげで食事会も遅刻)。帰りの道も、いつも渋滞するところもスイスイでした。プリウスαも、まったく見かけません。

つまり、今日から休みを取る人がぞくぞくいるということでしょう。節電の関係でお盆の休みをなるべく集中しないように取るということが言われていますから、今年はこれから2週間くらいは全体的に患者さんがすくなくなるのでしょうか。

よく言う「二八(にっぱち)」と商売の落ち込む月のことを言いますが、確かに8月は毎年患者さんが減ってしまいます。暑くて外に出たくないので、たいしたことがなければがまんしてしまうのでしょう。もっとも、自分も何日か休んで診療実日数が少ないわけですから、経営的には落ち込むのは当たり前。

間節リウマチ患者さんには、いろいろと話したいこともあるので、患者数が少なくてゆっくりとしゃべれることは悪くはありません。特に診断がついて、治療を開始する時には時間が一杯あるにこしたことはない。

いずれにしても、天候も安定せず、なんともテンションが上がりにくい時期ですが、なんとかがんばっていきたいものです。

2011年8月5日金曜日

あすなろ淡水魚館 - 全滅!!

クリニックは8月11日(木)~8月15日(月)は夏季休診になりますので、ご注意ください。

なんということでしょうか。2年にわたり、ほぼ安泰な状態を続けていた、あすなろ淡水魚館がなんと全滅してしまいました。

昨日帰るときには、まったくなんともなかったのですが、今朝クリニックにきてびっくり。

水槽内が濁っていて、触ったらあっちっち状態。なんと、熱帯魚が煮魚になってしまったのです。当然、原因はヒーターの故障だと思います。

なぜかサーモスタットがいかれてしまい、ヒーターが暴走したため、水槽内が熱湯状態になったとしか考えられません。

いや~、もう泣きしかありません。朝から水槽の片付けで汗びっしょり。

意外だったのは、よくおいでになる患者さんでも、水槽が無くなっていることにけっこう気がつかないものなんですね。

とりあえず、来週になったら、またよ~く考えて、再開発計画を立てたいと思います。

2011年8月4日木曜日

夏の思い出

クリニックは8月11日(木)~8月15日(月)は夏季休診になりますので、ご注意ください。

♪夏が来れば思い出す・・・
といっても、思い出は楽しいものも哀しいものも、いろいろありますね。

それほど波乱万丈でもないこれまでの人生ですから、さして大きな話もないのですが、高校生の時の部活の合宿は、それなりに楽しくてよかった。

文科系のクラブだったので、本来合宿をする特別な理由もないのですが、とにかくみんなででかけてワイワイ楽しく数日間を過ごすだけのもの。

通常、バンガローを借りて数人ずつのグループこどに宿泊。グループこどにハイキングに行ったりするわけで、食事も自炊で盛り上がる。

最終日にキャンプファイヤーをするんですが、この火祭りの間に、マヨネーズ爆弾とかケチャップ光線銃でファイトしたりするわけで、はたから見ればただの馬鹿騒ぎ。もっとも、馬鹿騒ぎだから楽しいわけで、少なくとも周囲の方々に迷惑をかけなければ、ある程度は許してくださいね。

そういえば、ある年にコカコーラの500mlのビンが初めて登場したんです。それまでは、180mlのビンでしか見たことが無い。まだ缶ジュースなんてものは無い時代です。

その大きさにたまげた。今から考えれば、ぜんぜんたいしたことはないわけですが、一気飲み競争も当然やって、みんなでゲプゲプしていたよなぁ~。

今日は国道を走っていて、白とクレーメタリックの2台のプリウスαと遭遇。だいぶ、納車ペースに勢いがついてきたのかと。前からは30系プリウスかと思うけど、よく見るとフロントの空気の取り入れ口がエンブレムで分割されていないのでαと気がつきます。ふぅ~、うらやましい。

2011年8月3日水曜日

プリウスα ~ 納期情報

今日は、いわゆる「ゲリラ豪雨」というのでしょうか、昼ごろから雨が降り出したかと思ったら、クリニックの昼休み時間中怒涛の降雨でびっくりでした。また、夜もクリニックが終了の時間から、またもや物凄い雨で、帰りは時には車の視界がなくなるほどでした。

さて、毎度の話ですが、トヨタの新車プリウスαの話。

震災で遅れて、5月の発売の時点で、すでにバックオーダー数万台。発売1ヶ月の6月中旬で、受注数が5万台を超えていました。当初のトヨタの生産予定は、月に3000台ですから、これだけをさばくだけで納車されるのは1年以上先の話。

その後、震災により遅れていた部品調達の目処がついてきて、生産台数も増加。7月半ばには、エコカー減税の適用期間を視野に入れて、秋から大増産というリーク情報が新聞にのりました(中日新聞)。

ディーラーで確認してみると、これはあくまでも2列車5人乗りに限った話。2列車は、荷室のしたにハイブリッド用のニッケル水素電池を搭載します。

一方、3列7人乗りについては、3列目を作るために運転席と助手席の間によりコンパクトなリチウムイオン電池を設置している。このリチウムイオン電池が、どうにも調達できないようです。秋からは3倍に増産できるという報道が出ていますが、それもまだ確定的ではない様子。

2列車については、順調に納期が短縮され、納車まで半年程度になっているので、今ならギリギリ減税対象になりそうな状況になってきました。ところが、3列車については、まったく情報がない。自分の場合も、6月注文で来年5月以降の納車予定という話から、まったく変更はありません。

8月1日にプリウスαのHPに納期についての新しいお知らせが掲載されましたが、8月以降の注文については2列車は来年4月以降、3列車については来年8月以降ということになっています。実際、2列車は現時点で4~5ヶ月程度の納期となっているようなので、トヨタとしても安全のために数ヶ月のさばを読んでいるみたいです。

となると、3列車は・・・やはり電池が無いことにはどうしようもないので、まったく増産の予定がたたない。秋からの電池増産が本当に可能になるならば、数ヶ月の前倒しが可能になるので、自分の場合は、もしかしたらギリギリ減税に間に合うかもしれません。

トヨタとしても納期を確約できないのはしょうがないとしても、せめて現時点での受注数や生産台数くらいを公表してくれれば、じぶんの納期をおおよそ想像できるのですけどね。これについては、トヨタは一切発表していませんし、また公表しないと明言しています。

クリニックでは、待ち時間というのがしばしば問題になるのですが、通常黙って患者さんが待っていてくれる時間は20分間といわれています。それ以上待たせる場合は、何らかの対策が必要と言われています。可能な範囲で「あと××分くらいお待ちください」とお知らせするんですが、混んでいるときはスタッフも手一杯で、なかなか難しい。

ですから、それなりにわかっているつもりですが、それでもある程度の納期の目安がわかれば、相当安心できるというのも間違いないところ。そこのあたりを、トヨタももう少し理解していただけないでしょうかね。

どうも、精神衛生上あまりよくないので、いっそのこと注文したことを一切忘れてしまうというのも、一つの解決策かもしれません。とはいえ、実際走行しているαを目撃すると、そうも言ってはいられない。あ~、何とももどかしい。どうにかしてくれませんかね、トヨタさん。

2011年8月2日火曜日

犬歴

小学生の頃、いつだったか低学年の頃だと思いますが、最初に家で犬を飼うことになりました。名前はバーク。よく吠えるのでバーク・・・だったらしいのですが、実はそのころ人気のあったアメリカのテレビ・ドラマ「バークにまかせろ」から来たのではないかと思っています。

犬種は、う~ん、よくわからない。たぶん雑種。柴犬系のような面構えでしたが、けっこう見た目は可愛らしい。その反面、まぁ、名前の通りよく吠えました。実は、けっこう成長してからうちにやってきたので、馴染むのに時間がかかったのかもしれません。

一度、脱走して捕まえにいきました。近くの団地の土手のところで、やっと捕まえて、手は噛まれて血だらけになりました。今でも、その傷跡は手の甲に残っています。

10年くらい飼っていたと思いますが、自分が高校生の時に死にました。最後は、年を取ってだいぶよれよれになっていました。最後に遠吠えのように吠えて息を引き取りました。自分の子供時代のほとんどを一緒にすごした犬ですから、さすがに哀しかったですね。

さて、その次は・・・ヨークシャーテリア。いゃ~、これも、なんで家に来たんでしょうかね。よくわからない。また、犬を飼いたいとか言ったんでしょうか。実際のところ、ヨークシャーはチビっちゃい。いつも親父の懐にもぐりこんでいました。親父が連れてきたのかもしれませんね。

そのあと、大学に入って、家にいる時間も減って、そのうちアパート暮らしになったので、ヨークシャーはいつの間にか死んでしまっていて、最後はよく知りません。えっ? 名前ですか? なんか、すごくありふれているんですが、ジョンという名前でした(^_^;)。

それで、こどもたちの希望もあって我が家に来たのが、自分とっては3匹目の犬ということになります。ケンネルで、売れ残っていた一匹で、なんか目と目がぴぴっとあったんですよね。ミニチュアシュナウザーのメスで、それなりにおとなしくて賢いやつです。

でも、この8月で12歳になります。もう、しっかりおばあさん。以前より足は弱った感じがしますし、目も白内障が始まっています。あと何年生きるんでしょうか。うちのこどもたちにとっては、犬と過ごしたことはきっとプラスになっていると思います。それぞれが独立して、一家を構えたときに、きっと犬を飼うだろうと思います。

2011年8月1日月曜日

葉月

古代ローマにおいて、シーザー暗殺後、義理の息子が初代ローマ皇帝の地位についた。その名は、アウグストゥス、紀元前27年のことでした。

そして亡くなったのが紀元14年、アウグストゥス Augustus は神格化され、その付月のカレンダーにAugustと記されました。さらにジュリアス・シーザーも神格化され、前の月にJulyとして記されたのです。

日本では葉月と古来呼ばれていたわけですが、本来バカンス・シーズンであるわけで、有名な祭りが目白押し。青森のねぶた、秋田の竿灯、高知のよさこい、徳島の阿波、岐阜の郡上踊りなど、日本人なら聞いたことがある祭りがいろいろあるわけです。

その一方で、広島・長崎に原子爆弾が投下され、8月15日が終戦記念日となってから、襟を正すことも忘れてはいけないようになりました。日本人にとっては、いろいろな感情が錯綜する季節です。

こどもたちにとっては、夏休みが始まって1ヶ月以上もあると余裕で遊んでいたのが、8月になったとたんにあと1ヶ月を切ったという気持ちになってしまう。実際お盆を過ぎると、あっという間に新学期です。

日本でも、9月を新年度として学校を始めようという動きが出てきています。これは、諸外国の事情に合わせて、留学などをより円滑に行いたいということのようです。しかし、いろいろな日本の行事が、1月または4月を始まりとしているため、なかなか簡単には変えられない。

しかし、日本がグローバルな視点で物事を見る事が出来る、国際人を輩出するためには是非努力してみる価値があるように思います。