2012年4月29日日曜日

スマートキー



車のエンジンをスタートさせるのに、たいていハンドルの横にある鍵穴にキーを突っ込んでまわすというのは昭和のスタンダード。

平成になってリモコンスイッチがつくようになって、ドアの開閉が鍵を差さなくてもできるようになりました。ドアハンドル付近は、鍵をぶつけて小さな擦り傷がけっこうついたりするので、そういう意味でねずいぶんと楽になったものです。

ハイブリッドカーの普及とともにさらに車の鍵は進化して、いまやスマートキーは普通の存在になってきたようです。

ポケットや鞄に入れてさえいれば、ドアハンドルに触れるだけでドアロックが解除されます。さらに、車のスタートも鍵穴はなく、かわりのPOWERスイッチを押してONにするだけ。

スマートキーというと「鍵」というネーミングがついていますが、もはや鍵ではなく単なるリモコンスイッチ。もしもの時用に鍵部分が内蔵されているものの、純粋な電子機器と言うことが出来ます。

物理的な鍵と違って、無くしたり壊れたときには若干不安を感じないわけではないのですが、とにかく便利なことは間違いない。ただ問題はこのスマートキー、けっこうでかい。あまり小さくて無くしてしまうよりいい・・・かもしれませんが、いやいやかなりポケットの中でかさばる。

どうせかさばるなら、いっそのことケースにいれて、しっかりと存在感をだしてしまうのはどうだろう。精密機器であることを考えると、そのまま持ち歩くのも気が引けますから、アクセサリー的にしてもいいんじゃないかと。

そこでケースを探してみると・・・あるわ、あるわ。その中から選んだのが帆布製のケース。色もいろいろ用意されていて、なかなかいい感じです。

それにしても、昔ながらの鍵を回す動作にノスタルジーを感じてしまうのは、おっさんだからでしょうか。