2012年7月24日火曜日

賃貸か? それとも一戸建て?

そりゃ、もちろん家の話。

うちは、地域で標準的な区画からするとかなり狭めではありますが、一応一戸建てです。もともとマンション住まいだったのですが、こどもの学校のことなどもあって・・・

と、いうのは表向き。実は、マンションの一時金がとんでもないことになって、そうそうに手放したというところ。毎月管理費を取られ、そこから修繕計画が立てられていたのですが、築10年目の中修繕で予算不足のため、各戸あたりの一時金が30万円くらい必要でした。

このときに、このままでいくと20年目の大修繕では各戸あたりの一時金が100万円以上という試算がでました。 しかも、管理費を今の倍に値上げしてです。これには、さすがに驚いた。20年たつと資産価値もかなり下がっていて、その上家賃みたいな額の管理費を毎月払い、その上100万円以上なんて・・・もう無理無理。

それで、建売を探してこの土地に流れてきたというわけなんですが、結局30年住宅ローンというものを背負ってしまいました。70歳近くまで、借金を返し続けるというのは、もう人生決められたみたいなもので、かなりの自由をなくしたようなものです。

それてせも、自分の持ち家というのは、とりあえず所有欲を満たしてくれることは間違いない。少なくとも、この土地だけは誰かと共有とかではない自分のもの。ところが、マンションでは管理組合に任せきりでよかった、家の管理というものを 自分で考えないといけなくなりました。

木のフェンスが崩れてしまいました。木材を買ってきて、1日かけて自分で新しく組み直し、ペンキを塗って3万円。外の照明が壊れる。これは、なくてもいいから放置。風呂場の目地が割れてきた。自分でパテを塗って修理。このくらいはまだよかった。

湯沸かし器が壊れてシャワーが使えなくなる。はい、新しいのと交換で20万円。水道の蛇口の水漏れが止まらない。はい、これも交換で5万円。トイレなどの壁紙がボロボロ。いろいろ取り混ぜて、修理代は20数万円・・・

いやもう、どっかん、どっかんと出て行くもんです。あらかじめ、家の整備用に貯金でもしていればいいんでしょうが、なかなかそんな未来を見据えた生活設計をしていません。

10年目で外装工事をすべきだったのでしょぅが、クリニックを開業したばかりで資金がなく、ここまでずるずるとほったらかしにしていました。いよいよ、不都合がでてきた。この前の大雨の時には、ついに雨漏りまで経験してしまい、これ以上放置するわけにはいかなくなりました。

結局、外装工事・防水工事・フェンス工事、そして便器取替えなど、いよいよ立ち行かなくなってきた部分の修繕をすることにしたのですが、見積もりはざっと150万円。結局、マンション住まいで一時金が出て行くのとさして変わらない結果になっているような・・・

どうです? 賃貸でもいいんじゃないかと思いませんか?