2012年10月29日月曜日

近いうちに

明日、あいましょう。 See you tommorow.
近いうちに、あいましょう。 I'll see you again soon.
そのうち、あいましょう。I'll see you later
いつか、あいましょう。 Let's meet sometime.

いろいろ訳し方というのはあるので、絶対これが正解とは言えませんが、だいたいこんな感じでしょうか。似たような言い回しですけど、微妙に違うところ。

誰かと別れるときの挨拶ですけど、次に合うときが決まっている場合は一番簡単。明日とか、明後日とか、あるいは何月何日のようにはっきり時を指定します。

一方、次は未定というより、また会いたいという希望を言う場合は「いつか」となり、この場合は予定はまったく不明で、場合によっては二度と会わないことも含まれます。

「そのうち」なんていうのも似たようなもので、まぁ社交辞令的な表現の一つと言えなくも無い。言われた方も、「そのうち」とか「いつか」の場合はそれほど期待しないものです。

「近いうち」は、その点だいぶニュアンスが違ってくる。基本的に再会することが前提になっていて、その予定はまだはっきりしていない状況が含まれていそうです。

この辺の取り方にはかなり個人差があるところですが、どうでしょうか。個人の予定と言うのは、だいたい1ヶ月先くらいまでは決まっていることが多いのではないでしょうか。1ヶ月以内のことであれば、具体的な日時の指定をするでしょう。

時には半年くらい先の話が舞い込んできたりしますが、そんなに多くはありません。どんなに遅くても、最大でも1年後までの予定はあっても、それ以上となると予定というより「未定」扱いでよさそうです。

そうなると「近いうち」という場合は、数ヶ月後から1年以内までの範囲で実現するようなことに対しての表現という感じでしょうか。個人的には半年以内で、具体的な日程を探すような努力をする時に使う言葉と感じています。

野田さん、どう思います?