2012年10月8日月曜日

自宅の治療

今日は体育の日。ふっと気がついたのは、テレビのアナウンサーなどが「たいくのひ」と発音していることが多いようです。もちろんね正確には「たいいくのひ」ですし、そう入力しないとパソコンで漢字変換はされません。どっちにしても、月曜日休みというのはうれしい。

8月はじめにトイレの取替えに始まり、フェンスの交換、ベランダからの雨漏り補修、外壁補修・塗装と続いた自宅の「中~長期修繕計画」がやっと完了しました。

一軒家でも、マンションでも、家はしだいに傷むもの。5年で短期修繕、10年で中期修繕、20年で長期修繕というのは一般的なメンテナンスのサイクルです。

うちは中期修繕のタイミングでクリニックを開業して、経済的に困難だったので、大幅にタイミングが遅れてしまいました。 ですから、どちらかというと長期修繕を前倒ししたような感じになりました。

それにしても、業者選びから、計画の相談、塗装の色指定など、細かい点にいろいろな難しさがありました。どれを決めるにしても、何を基準にするか自分たちのような素人にはわからない。また、その結果にしても何を評価するかということもはっきりしないわけです。

ある意味、医療も同じ。専門性が高すぎて、一般の人にはすべてを理解してもらうことが難しい。目で見えない結果を伴うことが少なくないので、患者さんにとって何が良かったのか悪かったのか評価するのはとても難しいことでしょう。

となると、医者も建築業者も、どこまで信用してもらえるかという点にかかっているわけで、そのためには誠実に対処して行くしかないわけです。世の中には、楽な仕事なんてありませんね。