2012年12月3日月曜日

年末総選挙

ローマ法王もツイッターを使う時代になり、どうも見えないところでの人と人のつながりだけは活発です。スマートホンやタブレットの普及も加速され、個人レベルでインターネットを意識せずに利用する環境はどんどん拡大中。

そんな中で、いよいよ総選挙が始まります。自民党から民主党への「政権交代」で沸いた前回から、初めての民主党に対する評価が下されます。

民主党も、所詮、反自民で出てきたグループが群雄割拠する集団であり、それぞれのグループが利害を求めて、さらに離反してやせ細る一方です。これは自民党の派閥構成と同じですが、歴史がないだけに共通の利害が形成されていないところが弱かったのでしょうか。

自民党は、この間目だった成果を・・・あげれなかったと思うのは誰しも同じではないでしょうか。何しろネガティブ前総裁と、ゾンビ現総裁に率いられては、何を言っても言葉に力を感じられません。

政権は交代しても、政治は交代しなかった民主党を批判すると、結局はその前の自民党政治時代の批判に必ずつながるわけですから。自民党は、この数年間に自分たちの過去の政治を総括しておくべきだった。

第×極という集団もぞろぞろでてきていますが、みかけの勢いに勘違いして後悔したことは国民はすでに経験済み。選挙直前に、むりやり意見をすりあわせて集団化しても、国民のためあるいは政治家としての個々の信念のために立ち上がったわけではないことが見え見え。

投票用紙には「拒否」という選択項目もあってもいいんじゃいかと思ったりもしますが、一度今の政治家をリセットしたいと思うのは自分だけ? でも、しばらくは国民も忍耐が必要なことも確かで、何をするにしても大きいことほど時間をかけていくしかないかもしれません。