あすなろ整形外科クリニックからのお知らせ

年末年始は12月29日(金)~1月4日(木)を休診します
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします

2012年8月31日金曜日

田園都市の頼れるドクター

田園都市ドットコムが、田園都市周辺の開業医を紹介する「田園都市の頼れるドクター」がもうじき出版されます。今年の版で、ついに5年目、毎年でているので5冊目ということになります。

実は、この前にプロトタイプがあるので、もしかしたら6冊目ということになるかもしれませんが、うちのクリニックはすべての号に記事を載せていただいています。

田園都市ドットコムは、紹介する医者のキャラクターを紹介するクリニック検索のポータルサイトとして成長してきました。クリニックの場所や診療時間などだけを紹介するサイトはけっこうありますが、医者そのものを紹介するところは他にはありません。

患者さんがクリニックを探すとき、医者の雰囲気と言うのはよくわからない。人によって合う合わないというのはも必ずあるものです。少しでも医者のキャラが事前にわかれば、クリニック探しの情報としてはとも役に立つはずです。

この本は、載せたい医者が掲載料を払っているわけで、実質的には広告なわけです。ただし、しっかりと取材をしにきて、ライターの感性で原稿を作っています。自分も、間違いなどの校正をしますが、基本的にはおまかせしています。

特にうちのように、毎号だしているとライターの方には、書くネタがだんだん無くなって、さぞかし大変だと思います。そうそう、クリニックで毎年のように新機軸が出てくるわけではないので、ライターさんは原稿に悩むでしょうから同情します。

ただし、今回はうちのクリニックでは関節リウマチ診療に威力を発揮する超音波検査機器を昨年導入したので、多少はよかったんではないかと思います。

とにかく、駅の電飾看板とともに、この本がうちの現在唯一の宣伝媒体ともいえますので、多少なりとも効果をだしているのだろうと期待しています。

2012年8月30日木曜日

茄子とひき肉のカレー @ DAI in あざみ野

あざみ野は、東京にやや近いちょっと賑わった街。おしゃれな街なら他にもありますけどね、まぁ悪くない街ですよ。そんな街にある、トロピカルなお店がダイ(Dai)。

以前にもクリニックの宴会で使ったことがありますが、ちょっと南国テイストのおしゃれなお店で、若い人から多少年寄り(自分?)まで、何度か行きたくなるところ。

ここのメインの料理はカレー。いろいろな美味しいカレーが味わえますが、お店の人気メニューでカレー料理で一番人気なのが、茄子とひき肉のカレーです。

ちょっと甘みのあるこくのあるソースが絶妙。こくの秘密は、ソースに混ざっているチーズだと思います。人気があるのがうなずけます。


2012年8月29日水曜日

関節エコー検査ワークショップ

今日は田園都市リウマチフォーラムの会。だいたい1年に三回ほど講演会を行って、関節リウマチ診療についての勉強会を行っています。前回が6月、次回は10月の予定。

じゃあ、今夜は何かと言うと、まぁ言ってみれば増刊号。この会は、自分たちが臨床の現場の中から本当に勉強したいこと勉強するために、いろいろ企画している会なのです。

関節エコー検査は、関節リウマチの早期診断のための主義として数年前から注目を集めていますが、とにかく自分でやらないと理解できない手技。自分も昨年やっと機器を購入することができて、今年の初めから本格的に利用しています。

関節リウマチのエコー検査は、横浜私立大学が日本の中でも普及に力を入れているので、今回は無理にお願いしてワークショップを開かせていただきました。

まず教授による講演、そして3人の先生方に実技指導をお願いして、エコー機械の会社にお願いして用意した実機を使用してのワークショップとしいう構成です。

大きな学会などで、これに近い会はないわけではないのですが、人数も多いですしなかなか直接手にとって気楽に手馴れた先生に質問しながらエコーをやってみるというのはありません。

参加していただいた先生方には、おそらく大変満足していただいたのではないかと思います・・・って、ちょっと手前味噌ですかね。

2012年8月28日火曜日

ブログ投稿

ブログに新しく記事を書き込むときには、パソコンでブログを開いてログイン、そこから書き込んでいくのが基本ということになっています。

自分が使っているbloggerというサービスは、googleが提供している無料のブログ。もともとどこを使おうかと思っていた時に、一番カスタマイズできそうな点が気に入って選びました。つまり、自由度が高いということですね。

毎日何かを書くと決めてみると、パソコンがないとだめで、なおかつネットにつながっている必要があることがけっこうネック。もっとも、テキストとしてとりあえず文書を保存しておくというやり方もありますけれど。

ところが、メール投稿というサービスがあることがわかりました。これまでに、出先から何度か投稿した事があります。ただ、メールなので、あまり長い文章には向いていないので、とりあえず投稿して後で手直しする感じ。

これはこれで便利なことは間違いないのですが、最近もと楽ちんな方法があることにきがつきました。


それはスマートフォン用の無料の投稿専用のソフトウェアで、今日の話しもそこから書いています。スマートフォンは、言ってみればミニパソコンですから、このくらいのことは朝飯前なのです。

過去のタイトルリストからの参照・修正なども可能ですし、下書き保存も可能なので助かります。ただスマートフォンの文字入力は、どうしてもタッチエリアがせまいために時間がかかるのはしょうがない。

ずいぶんと、世の中は便利になりました。その分、ますます毎日書けと言われているようで、それはそれで大変ということでしょうか。

2012年8月27日月曜日

おじさんもAKB48について考えてみた

夏休み最後の日曜日が終わり、8月も残すところあと数日。今日から2学期が始まった学校もあるようです。しかし、まだまだ残暑は厳しくて、とても勉強に専念したくなる気温ではありませんね。

AKB48の前田敦子も今日卒業。テレビでは生放送で、最後のライブを中継していて、好むと好まざるとにかかわらず・・・まぁ、見てしまいました。

さすがに、いい年をしたおっさんですから、AKBファンとはいえませんが、それにしてもこの娘たちの最近の活躍ぶりはすごいもんだと認めざるを得ない。

狭い劇場から東京ドームの巨大ステージ、数人から数十人のパフォーマンスの流れ、次から次へとでてくる新曲と、覚えなければならないことは膨大です。それらをそつなくこなすためには、相当な量の練習を積んでいるわけでしょう。

もっとも、プロデューサの秋元康の凄さは、それらを上回るものがあります。どうやったら、人々が注目するか知りぬいた上での、いろいろな仕掛けは目を見張るものがあります。

ただ、最近の東京ドームでのメンバーの移動発表についてはやや疑問を感じたのです。少し前にメンバーの一人が、禁止されていた交際が発覚して博多へ「飛ばされた」わけですが、これもひとつの話題つくりとしては成功しました。

しかし、建前としてはペナルティの「左遷」です。ところが、今回の発表で、何人かが移動を命じられ、中にはジャカルタや上海まで行けといわれている。じゃぁ、最初の博多へのペナルティは一体何だったのかということ。

飛ばされたメンバーは、その後のAKBと行動を共にする機会が目立っていて、東京ドームも今夜の劇場でのライブにも参加していました。まぁ、それぞれの娘が一生懸命がんばっているわけで、おじさんからはどこに移動しようとどうでもいいことですけどね。

まぁ、要するに感じたことと言うのは、秋元さんの「ぶれ」みたいなところとでも言いましょうか。頭脳明晰な敏腕プロデューサのことですから、何か次の手を考えた上での布石なのかもしれませんね。

2012年8月26日日曜日

McCoy Tyner / Fly with the Wind


マッコイ・タイナーのキャリアは60年代から始まり、マイルスの元から独立したばかりのジョン・コルトレーンによって世に出ると共に、コルトレーンの急速な成長を支えた存在です。

基本的にはかなり手数の多いピアニストであり、バド・バウェル系でありながらコルトレーンからの影響は色濃く、 そのフレーズは他に類をみない斬新さがあります。

コルトレーンの強力なクァルテットを離れた後は、ブルーノート・レコードでソロ活動をはじめましたが、オリジナリティが発揮されはじめたのは70年代にマイルストーン・レコードに移ってから。

このアルバムは、マッコイとしてははじめてのストリングス・オーケストラとの競演。プロデューサーのオリーン・キープニュースの肝いりで、マッコイ・タイナーのアルバムとしては番外扱い。

通常のマッコイのアルバムとしては、あえて聴かなくても特に困らない異色の存在ではありますが、後にも先にものこれ一枚だけのまったくの別の作品としてものすごくインパクトがある。のびやかなストリングスに対して、たいへん切れのあるマッコイのピアノが対照的で絶妙のバランスです。

さらにこのサウンドを支えているのが、本当に一人で叩いているか信じられないくらい早業のビリー・コブハムのドラム。とにかくかっこいい。ヒューバート・ローズのフルートも、マッコイとビリーの音の洪水とゆるやかなストリングスの間で、適度なアクセントになっていて素晴らしい。

リアルタイムに1976年に初めて聴いたときは、とにかくぶっ飛びました。あまりのすごさに、結局マッコイにとってはこのサウンドは二度と作らなかったということでしょぅか。今から考えると、だからこそこのアルバムの価値が大きく膨らんだということでしょうか。

2012年8月25日土曜日

重たいドラマ

久しぶりに、テレビドラマをしっかり見てしまいました。

日本テレビは、今日は24時間テレビということで、嵐の二宮君主演の話。設定が胸髄損傷で、下半身の麻痺のために歩けなくなった青年となっていたため、整形外科医としては興味が湧きました。

内容はけっこう重たくて、ほとんど笑い声のないドラマでした。登場人物も、すべて何らかの心の重荷を背負っています。制作者は、見る者がそれぞれの視点で何かを考えて欲しいと思っているのでしょう。

脊髄損傷の患者さんの治療は、急性期から慢性期までずいぶんと関わってきました。一生手足が動かないという現実は、それ自体笑える要素は皆無です。我々医者ができることは、とにかく患者さんを前向きな気持ちにさせること。

最初に歩けないことを宣告するのは、医者も相当にストレスはあることです。もちろん患者さんは、医者以上に精神的なダメージを受けることは言うまでもありません。

そして、まず否定するところか戦いが始まります。続いて、何とかしろ医療サイドを攻撃してくる。それが無駄だとわかると、あきらめの気持ちになり、絶望するのです。

しかし、このステップ経て、やっとリハビリに本当に取り組むことができるのです。医者は、そのタイミングをしっかりと見逃さないようすることが大事。適切な時期に適切なリハビリ提示出来れば、想像していた以上の効果が期待できるものです。

今日のドラマでは、そのあたりの心の変化はうまく描かれていたように思いました。医療系のドラマはたいてい嘘っぽくてしらけてしまうのですが、今回はけっこう最後まで目が離せませんでした。

2012年8月24日金曜日

キリスト像修復により?

今日のネットニュースで、ある意味一番興味深かったのがこれ。

スペイン北東部の町の教会の壁に19世紀に描かれたキリストのフレスコ画が、地元の80代の女性により「修復」され、原画とは程遠い姿に変わり果てたとして、地元のメディアで大きく取り上げられている。

 自称画家のヒメネスさんは、国営テレビの取材に対して、教会から修復の許可を得ていたとし、作業中に誰にも止められなかったと主張している。しかし、あまりの絵の変わりように、ネットでは賛否両論が巻き起こっているというもの。

実際の絵の状態については、こちらのCNNのニュースを見れば一目瞭然。 絵を見る目のない自分には、元の絵にどれほどの価値があるかはよくわかりません。ただ、おそらくキリストに対する信仰心から実直にキリスト像を描いたものだろうと想像できます。

「修復」されたとされる絵は、ほとんどオリジナルの片鱗すらなく、どう贔屓目に見ても修復ではなく改変としか言いようがない。しかも、アートとして評価する価値観もあるかもしれませんが、こどもの書いた父の日のお絵かきみたいな感じで、とても芸術として評価できるようなものではない。

この改変された状態を支持して、原画を復元する計画を思いとどまるよう求めるオンライン嘆願書には5000人もの署名が集まったということにも驚きです。嘆願書サイトを立ち上げたユーザーは、修復された絵は「教会の天地創造説を巧みに批判し、新たな偶像の復活に疑問を投げかけるものだ」とコメントしているそうです。

しかし、これは絶対に誤りだと思います。もとが、ヒメネス女史のオリジナルの仕事であれば、つまり模写として世に出てきたのであればそういう考え方はあってもいい。しかし、修復という作業は、原画を忠実に復元することであって、作業する人の主観が入ることは許されません。

なんにしても、世界中にはいろいろと面白いニュースが転がっているものです。

2012年8月23日木曜日

電線

・・・に、雀が三羽とまってた、それを猟師が・・・というのは、懐かしい伊東四郎と小松政夫のギャグ。今回、とまっていたのは鳩が二羽。

まぁ、何がとまっていようとどうでもいいことではありますが、ふと見上げて電線を見ていて思ったことは・・・

とにかく住宅街では、視野に電線が入ってこない空というものがない。これはなんか悲しいことですね。電線は、電気・電話、そしてケーブルテレビの信号を送ってくる線が複雑に交差して、ものすごい量が張り巡らされている。

景観を考えて、これらのケーブルを地価埋設することも進められているといいますが、どこの国の話かしらという感じです。

何も安心して凧揚げをして遊ぶためとは言いません、単にこんな雲ひとつない青空をすっきりと見上げたいと思うだけです。

電線がなくなるためには・・・これも、今まで便利に使っていたもののいくつかを我慢しないといけないんでしょうね。つくづく人間と言うのはわがままな存在なんでしょう。

2012年8月22日水曜日

患者さんへの説明

整形外科の外来診療をしていると、患者さんの訴えとして多いものは圧倒的に腰の痛み、首の痛み、そして膝の痛みです。

腰は、若い人は重たいものをもってのぎっくり腰、中には椎間板ヘルニアというような深刻な状態も含まれます。首は圧倒的に肩こり。年をとってくると、変形性脊椎症と呼んでいる、加齢性の変化を基盤にした腰や首の痛みが多い。

膝は若い人ではスポーツからみの怪我、特に多いのが内側側副靭帯損傷と半月版損傷。年をとってくると、関節表面の軟骨が磨り減ってくる変形性膝関節症による痛みがほとんどをしめてしまいまます。

このあたりは、整形外科医としては、もう一日に何度も患者さんに説明して、30年近くたってくると何千回と繰り返してきたことかもしれません。

でも、ずーっと同じ説明をしてきたかというと、実はすこしずつ使う言葉はかわってきています。できるだけわかりやすい説明をしようと思って話をしますから、こっちのほうが簡単な言葉だと思うといつのまにかそちらを採用したりするわけです。

また、できるだけ多くの患者さんの診療をしようと思うと、説明の時間をみじかくしたい。少しずつ要らない言葉を削っていったりして、エッセンスを絞りこんで行くことも、説明がかわっていく大きな理由だったりします。

最近、加齢性の問題を説明するときによく使うのは、「形の変化、かける負担、支える筋力の3つのバランスがくずれている」とい説明です。

いくら老化現象で骨が変形しても症状がない人もいれば、変形のない若者が老人のような痛みをうったえることがあります。これは、どの程度の負担をかけているかということと、その負担を支えるための筋肉の力がどの程度あるかというバランスの問題。

この中で、仕事とかをすぐやめられるなら負担を減らすことができますが、なかなか簡単ではない。となると、現実に調整が可能なのは筋力ということになります。ですから、筋力強化を強くお勧めすることがおおくなるわけです。

どうです? わかりやすいですか? 自己満足的な話ではありますが、自分でも今まで使っていた説明の中で、最も説得力があって理解してもらいやすいのではないかと思っています。

そのうち、もっと良い説明を思いついたら変わるかもしれませんが、ここしばらくはこういう説明を続けて使っていることでしょう。

2012年8月21日火曜日

餃子の王将

それなりに有名な外食ブランドの一つに、餃子の王将があります。 実は、食べたいと思いつつも、ほとんど行った事がありません。

たぶん10年以上前に、東名高速道路の三島インターを降りたところで入ったことがあるくらい。今ほど有名ではなかったと思います。メニューはほぼ餃子のみだったように記憶していますが、どんな味だったかは覚えていませんでした。

最近ちょうど行く機会があって、「王将の餃子」をじっくり味わうことができました。まぁ、王道を行く普通の餃子と言えますが、味はしっかりしていて評判になるだけのことはあると思いました。

それにしても、びっくりしたのがメニュー展開。餃子だけでなく、中華定食屋という感じで、人気のある料理をいろいろ取り揃えていました。なるほど、この辺でファミリー層をうまく取り込んで成長してきたわけですね。

2012年8月20日月曜日

夏休み終了

毎年クリニックでは、夏季臨時休診というのを設けています。今年は先週の1週間を丸々休診としましたが、2005年に開業して以来ぶっつづけで1週間という休みは、年末も含めて初めてです。

実際、休んでみるとそれほど有意義に使えたかは疑問が残りますが、まぁ少なくともそれなりにリフレッシュできたことは間違いありません。今日の休み明け初日は、予想通りかなりの患者数でしたが、けっこうテンション切れずにがんばれました。

まぁ、人間ですから働くだけではなく休むことも時には大事と言うことでしょぅか。座右の銘というほど大げさなものではありませんが、「緊張と緩和」というのが好きな言葉。

何事も、緊張しっぱなしではどこかで息がつまってしまいます。必ず緩和が必要で、そこでテンションのバランスをうまくとっていくことが大切ということ。

これ、誰から教わったかと言うと・・・談志です。五代目の立川談志は、しっちゃかめっちゃかな言動や行動ばかりが際立っていましたが、実はけっこう冷静に計算しつくされたものだったように思います。

他にも、「平等とは同じ扱いをすることではなく、互いの差を認めること」というのもあります。これも、けっこう心にぐさっと響いた言葉でした。

まぁ、夏休みが終わったというだけで、何もそんなにあらたまっての話ではありませんが、これから年末に向けてまたがんばっていきたいと思います。

2012年8月19日日曜日

Anita O'day / Sings the Winners

クリニックは明日(8月20日月曜日)から通常診療を行います。



ジャズで、男性ボーカルというと正直フランク・シナトラとか、トニー・ベネットくらいしか思いつかず、それもなんか野太い声であまり好きになれなかったりします。

それに比べて、女性シンガーにはいい感じの人が多い。黒人では、ビリー・ホリディ、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ボーン、ダイナ・ワシントン・・・すぐに何人も思い出せます。白人でもたくさんいますが、中でもお気に入りはヘレン・メリル、ローズマリー・クルーニー、そしてアニタ・オデイといったところでしょぅか。

アニタ・オディは2006年に87才で亡くなったのですが、最初はジーン・クルーパーの楽団で注目され、オスカー・ピーターソンのコンボをバックに軽快に歌う1957年の"Sings the Most"、そしてオーケストラの伴奏での1958年のこのアルバム"Sings the Winners"で人気を不動の物にしました。

さらに1958年にのニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演し、この模様をとらえた映画「真夏の夜のジャズ」で世界中に知られるようになったわけです。

ちょっとハスキーな声で、スキャットをうまく使った乗りの良いリズム感が彼女の魅力だと思いますが、そう言う意味でアドリブができる数少ないシンガーと言うことができます。

そのあたりの魅力が満載で、なおかつ誰もがよく知っている曲ばかりがつまっているのがこのアルバムです。

オーケストラは、マーティ・ペイチとラス・ガルシアが半分ずつ受け持っていて、どちらもけっこう開けっぴろげなのりのりの演奏を披露しています。

その後薬物中毒の関係で60年代半ばには姿を消してしまうのですが、70年代に入ってカムバックしてからは、積極的に日本のレコード会社も後押しして、その頃に初めてリアルタイムにアニタ・オディを聴くことになりました。

50才台になって、円熟の唱法でジャズ・ボーカルとはこれだと思わせてくれたのがアニタ・オディだったわけです。とにかく思い切りスイングするジャズ・ボーカルを聴きたければ、このアルバムは一押し。怖いもの知らずのアニタの若き歌声を是非!!

2012年8月18日土曜日

もったいないと断捨離

いざ丸々一週間休もうと思うと、随分と長いこと休むような気がします。ところが、実際休んで見ると、これがまたあっと言う間のことで、今日は早くも土曜日。

この一週間何をしたかと振り返ってみれば、いつもよりまとまって大きなゴミを捨てて、家の中が多少こざっぱりしたというのが一番の成果というところでしょうか。

先週の日曜日は外回りをせっせと片付けて、月曜日には粗大ゴミを処分。家の中の捨てるに捨てられずに場所を取っていた古本は、ブックオフにもっていくのも面倒なので、今日の資源ゴミに大挙し出してしまいました。

どうしても運べないような大きなものだけ、来週粗大ゴミでとりにきてもらいます。 実際、壊れてしまったものなどは、ゴミとして出すことあまりためらいはありません。ところが、まだ使えそうなものなどは「もったいない」という気持ちが沸くものです。

断捨離という言葉は、去年くらいからよく耳にするようになりました。これはやましたひでこさんの提唱する生活スタイルで、登録商標だそうです。無断で商用利用することはできません。

お茶碗によそったご飯は、最後の一粒まで食べなさい。お百姓さんに感謝しなさい。残したらバチが当たる、などと教わってきてんですが、今ではお腹が一杯になると、平気で残飯として捨ててしまいます。

物となるとなかなかそうはいかない。一見大事とか、いつか使うかもしれないとか思って捨てるに捨てられないものは、身の回りに山ほどあります。そういうしがらみから精神的にも解放されることが大事だというコンセプトです。

確かに、長い間出しもしない、見もしない、まして使いもしないものはこの先も同じで、生活の中では不必要なものと考えてほぼ差し支えない。

もったいないと思っても、そういうものが家を狭くして、また何か行動するときに手かせ足かせになることもないとは言えません。場合によってはそれをストレスに感じることだってあるかもしれないのです。

もともと手に入れたときには、必要だと思い欲しいと感じたからはずなのに、どうしたわけでしょう。生活が豊かになった反面、そういう無駄な部分も増えているわけですかね。

 断捨離ではただ捨てるだけではなく、今度また些細な物でも手に入れるときには、本当に自分に必要なのかよく考える習慣も身につけることが一番大事ということなんでしょう。

2012年8月17日金曜日

Jozsef Eotvos / Goldberg Variations

J.S.BACH・・・と軽々しく呼び捨てにしていますが、実際300年も前の偉人ですから、本来相当な敬意をもって接する必要があるわけです。ところが、勝手に呼び捨てにできてしまうというのも、直接お会いしたことがない気楽さというか、本当の凄さをまだまだ知らない無知の強みと言うか・・・

そんなバッハ大先生の作った音楽は膨大な量が残されていますが、特にゴールドベルグ変奏曲については、クラシック音楽界すべての名曲ベスト10には間違いなく顔を出そうという超有名曲。

世の中にはこの変奏曲にはまりきってしまい、古今東西の演奏を集めて喜んでいる人が数多く存在します。自分も小学生の頃以来、ほとんど聴いていなかったクラシック音楽を再び聴くようになったきっかけがゴールドベルグ変奏曲であり、その演奏者であったグレン・グールドはある種アイドル的な存在になっています。

クラシック音楽の場合、原則として楽譜通りに演奏するわけで、演奏者による違いはそれほど多くはありません。ただし、いろいろ聴いていくと演奏者の解釈の仕方によってテンポや強弱、あるいは装飾音の違いなどがあって、演奏に個性があるところが面白くなってくる。

ゴールドベルグ変奏曲の場合も、同じピアノの演奏でもグールドのものとケンプのものでは、一瞬同じ曲か? と耳を疑いたくなるくらい違う印象をうけたりするのです。

さらにこの変奏曲の面白さは、もともと楽器の指定がなくいろいろな演奏家がいろいろな楽器で演奏しているところにあります。今までにこのブログでもオルガン版ハープ版を紹介しています。楽器が変わると、全体の雰囲気が変わっていろいろと聴く楽しみが深まっていくわけです。

今回紹介するのは、自らの編曲によるギターでの演奏。ハンガリーのギタリストで自主制作版(?)CDをいくつかだしているのですが、正直言って正確な名前の呼び方がわかりません。
Jozsefはジョセフかヨーゼフでしょうが、Eotvosはエオトヴォスでしょぅか。eとかtを発音しないことがよくあるので、最短でオーボスかもしれません(ヨージェフ・エトヴェシュが正解?)。

知ったきっかけはYouTube自身のサイトではCDあるいはMP3を購入することができます。 最大で一度に10声を出せる両手で弾くピアノでも難曲といわれるこの曲を、ギター1本で聴かせるというのは並大抵のことではありません。必要な音を絞って、かつ音楽の厚みを損なわない編曲が素晴らしい。そして、それを弾ききる演奏力がすごい。

鍵盤楽器以外のゴールドベルグ変奏曲の演奏としては、自分の中では一押しです。音楽ファン、特にクラシックのファンなら何が何でも聴いておくべき演奏のひとつに推薦したいと思います。

2012年8月16日木曜日

イタ車

クリニックは今週は夏季臨時休診です。ご迷惑をおかけいたしますが、通常診療は8月20日から再開いたします。

先週半ば、8月9日頃から患者さんの数が減り始めましたので、巷ではお盆休みが始まったかなと思ったわけです。8月12日の日曜日を中心に休みを取った人が多いということです。横浜市北部は、基本的にお盆のころには帰省していく人が多い地域ですから。

当然、8月15日を過ぎると途端にUターンラッシュというのが始まるわけです。規制していた人々が、一斉に帰ってきた空や陸の交通は混みまくる。道路も当然、すごい渋滞となるわけです。


ところが、今年は8月15日が週の真ん中にある関係で、どうも8月15日の前の1週間を休む人と、8月15日の後の1週間を休む人、そしてうちのクリニックのように8月15日を中心に1週間休む人にばらけているようです。

一昨日と昨日は高速道路は上りが激混みだったようですが、今日はそれほどではなく、むしろ反対の下りが激混みでした。走っていて、思わず「××までは詰まってますよぉ~」と教えてあげたい感じ。

そんな中で、初めていわゆる「イタ車」なるものを発見しました。イタリアの車ではありません。いたい車ということで、車中にアニメの萌え萌えイラストが描かれ、まぁはたから見ているとなんとも楽しそうな車です。

運転中の撮影ですから、さすがにしっかりし撮影できていません。もっとも、しっかりでないにしても、運転中にこんなことしていることが問題ですけどね。後ろからですから、じかに見たときの感動ほどのことはありませんけど、その片鱗はうかがい知ることができるでしょぅか。

2012年8月15日水曜日

お盆休み

日本の古い風習ですね。
比較的、保守的な昭和の日本人のつもりですが、お盆のイベントを真面目にやっているわけではありません。

今日も休みをいいことに、都会の喧騒とはかけ離れた日本の某所で、遠く山並を望みながらビールを一杯・・・

天気はイマイチ。時折ざーっと雨が降り、雲が低く垂れ込めています。おかげで、気温はそれほど高くはありません。

昼寝なんて、何年ぶりかでしてしまったし、もうあと数日、のんびりさせてもらいましょう。


2012年8月14日火曜日

鎮守の杜

うっそ~・・・とした鎮守様の社がある森です。神々しいとは言い過ぎですが、ととろくらいがいてもいいんじゃないかと・・・


2012年8月13日月曜日

掃除の一日

暑い!! 熱風が吹きまくる感じで、もはや日本は温帯地域とはとても呼べません。

そんな中、日ごろなかなかできない家の外回りの片付けをしました。まさに草ぼーぼーで、いつだか使ったバーベキューの炭の残りとか、もうたくさんのごみがでてきたりしました。

外においていたストッカーもボロボロだったりと、中に入っているものもいったい何年使っていないのだろうとか、ゴミごみゴミ・・・

普通に出せないものは、粗大ゴミとして焼却場へ直接持参です。あまり大きいものは、さすがに車に乗せられないので、取りに来てもらうようにインターネットで申し込み。

ずいぶんとこざっぱりしたかんじですが、おかけで汗はたくさんかいて、熱中症にならないように水をガブガブ。まぁ疲れましたが、充実の休日だった・・・というか、もっと休みを休みらしくすごしたいものだと思ったりもします。

2012年8月12日日曜日

ロンドン・オリンピック閉幕

2週間にわたって繰り広げられた2012年ロンドン・オリンピックは、今夜の男子マラソンで競技日程が終了しました。

今回は、時差の関係でなかなかリアルタイムにテレビで応援するわけにはいきませんでしたが、日本の選手の方々は悲喜こもごもありましたが結果としては大変がんばってよい結果だったと思います。

個人技もすごいのですが、やはり団体戦になると応援する側も気合がはいりますね。前半では、体操団体や水泳のメドレー・リレー、そして後半では男女サッカー、女子卓球、女子バレーボールなどでは、思わず眠いのを忘れてテレビを見入ってしまいました。

メダルの数は史上最多の38個という結果ですが、思わぬ拾い物もあれば予想に反するものもあったりしました。金メダルにあと少しで手が届くというものも、ずいぶんとありました。いつでも予想通りにいかないのが勝負の行方ですから、それはそれでしょぅがない。

それぞれの問題点は、各スポーツの協会が考えることでしょうから、自分がどうのこうの言うことではありません。ただ、いままでメダルが取れるのが当たり前と思っていた種目での敗退は、見ているだけの一般人からするとただただ残念でした。次回の奮起を期待しましょう。

とにかく、やたらの暑い夏をさらに熱いものにしてくれたオリンピックでしたが、参加した世界中の選手の方々には素直に拍手をして、「ご苦労様」と声をかけてあげたいと思います。

2012年8月11日土曜日

明日から夏休み

明日から1週間は夏休みで、8月19日(日)までクリニックは休診です。

クリニック開院以来、丸々1週間休むというのは初めてのこと。きっと、いろいろと患者さんにご迷惑をかけることもあるかもしれませんが、ご容赦ください。

今日は、けっこう混みましたが、明日から休みという気持ちの張りがあったせいか、テンションを1日保ち続けて、最後までけっこうきびきびと診療を行うことができました。

その分、終わってからどっと疲れた感があり、今はだいぶぼーっとしていたりするのは・・・認めたくはありませんが、年のせいでしょうか。

何人かの患者さんに、1週間も休んで海外旅行ですが? と尋ねられたのですが、残念ながらほとんどいつものエリアから出ることはありません。

家の補修をした関係で、大量のごみの整理などをしなければいけません。いつもの当直バイトもありますし、なんとなく1週間が過ぎてしまうのではないかと思っています。

来年からは、もう少し休みらしい休みをしっかりと計画しておきたいと思うのですが、根が無精者で休みは家でダラダラするのが好きなもんで、いつもかみさんに怒られてしまうわけです。

とにかく、それなりに気持ちをリフレッシュさせて、休み明けはまたがんばります。

2012年8月10日金曜日

国道246号線


今日も眠い・・・というのも、早朝からなでしこVSアメリカの決勝戦を見たから。今回のオリンピックの時差は、辛いものがあります。明日がんばれば、クリニックは夏休み。もうちょい、気合を入れねば。

さて、話は変わって、自分の半世紀とちょっとの人生、一番かかわりの深い道路は国道246号線。

国道246号線は、皇居の外堀から始まって青山通りと呼ばれ、ちょっと流行の先端を行く文化の集中するモダンな道路。渋谷からは玉川通りとなって瀬田までが東京都。神奈川に入ると厚木街道となり、しだいに田舎にはいっていきます。

小さいときは、青山通りから入ってすぐのところに住んでいました。大学の関係で、本厚木に住むことになって、やはり246から数分のアパート。大学も当然、道路のすぐ横。

緑区の病院に勤務していたときも、通勤に利用していたのは246。今住んでいるところや、クリニックの場所も246をはさんで、青葉区と都筑区ですから、もうお世話になりっぱなしの道と言うわけです。

青山通りは片側4車線、玉川通りは片側3車線、厚木街道は2車線、お江戸から離れれば離れるほど、どんどん狭くなっていくんですよね。これが本当に同じ道で、繋がっているのか疑問に思うほどの変化です。

いろいろな人生が通過していった、そして交差していった道路なんだと思うと感慨深いものです・・・なんちゃって。

2012年8月9日木曜日

眠い!!

昨夜は、オリンピックで女子レスリングが始まりました。比較的早い時間からはじまった、小原と伊調の試合でしたが、緒戦から見てしまったので、ついつい最後まで・・・

と、思ったら、決勝戦になるところで時間がだいぶあいてしまいました。え~、いったい、決勝はいつからあるのぉ~と思い出したら、気になって気になって・・・・

3時過ぎまで、なんとも寝付けず。5時半にいつもの時間に起きたら・・・終わってました。結果は、みなさんご存知のとおり。二つの金メダルには、裏にドラマがたくさんあって、できることならリアルタイムに見たかったですね。

今夜の吉田は、もう三連覇は間違いないはずですから、早くに寝かせていただきます。それより明け方のなでしこがきになりますしね。ロンドン・オリンピックも終盤。夏の甲子園も始まりました。

2012年8月8日水曜日

マックが自主回収

マックはマックでも、ハンバーガーのマクドナルドの話。

マクドナルドは6月に、ロンドンオリンピックの記念グラスのプレゼント・キャンペーンをしていました。こういうオマケがつくと、どうも普段それほど食べないのについついつられてしまいます。

このガラスのコップですが、実はけっこう薄くて割れやすい。この前のサッカーのワールド・カップのときも、ほぼ同じ形のコップのキャンペーンがあって、4つくらいそろえた過去があります。

ちょっとぶつけると、簡単に割れてしまい、半年もたたないうちにすべて消えてしまったんです。今回は、3個手に入れましたが、いったいいつまでもつことか。

そんなグラスのふちが、凸凹になっているものが混ざっていて、怪我をした方がいるんだそうです。台湾のメーカーが作って、金型が不良だったということで、マックは自主回収を発表したわけです。

とりあえず、我が家の3個については、そういう問題はないようで一安心。まぁ、オマケの景品ですから、不良品であってもあきらめはつきますけどね。

2012年8月7日火曜日

エルビス・オンステージ(1970)

自分の場合は、音楽を聞くようになったのは小学生高学年になったころから。時は60年代末、日本の音楽シーンに限らず映画・テレビドラマなどは、ほぼアメリカからの輸入品が幅を利かせていました。

そんな中で、当然アメリカでトップスターの地位を獲得していたのがエルビス・プレスリー。50年代半ばにデヴューして、最初のファンになった方だとプレスリーはロックン・ロールのアイドルみたいなもので、日本での加山雄三のイメージではないでしょぅか。

初期の録音にはハートブレイク・ホテル、監獄ロック、ラブ・ミー・テンダーといった大ヒット曲や、GIブルース、フルー・ハワイ、青春カーニバルなどの映画が山ほどあって、ファンからすると次から次へと出てくるメディアに心躍ったことでしょう。

自分がプレスリーを知ったのは、70年に公開された「エルビス・オン・ステージ」でした。今でもエルビスのそっくりさんの外見イメージの原型となったのは、このドキュメンタリー映画からでしょぅ。

もみあげ、おおきな襟、スカーフをして大きく方をぐるぐる回しながら横向きになってうまいまくる。このイメージは絶対的です。小学生からすると、ラスベガスのホテルでショーをするおじさん。汗をふいたハンカチを、客の女性が狂喜して奪い取る。いったい、何者なんだろうと思ったものです。

なんといっても、自分にとっての最大のヒット曲は「この胸のときめきを」、あとは「バーニング・ラブ」でしょぅか。やはりリアルタイムに聞いたことが大きい。その後はロックに走ってしまったので、エルビスに入り込んだのはわずかに2年くらい、買ったレコードも「ラブレター・フロム・エルビス」の一枚だけでした。

今から聞き直すと、やはり時代を感じます。エルビスの登場と突然の謎の死は、ベトナム戦争前後の混乱したアメリカの世相を反映していたのかもしれません。いまや誰でも簡単にカリスマと呼ばれる時代ですが、エルビス・プレスリーは真のカリスマと呼ぶにふさわしい存在だったんですね。

2012年8月6日月曜日

時代のハイテク

これ何だかわかります?

すでにお宅にあったりしますか。

そうなんです、トイレ。便器というと味気ないですが、今度我が家にやってまいりました・・・けっこう安い方の、最新のウォシュレットなんです。

この値段で、なんかすごいハイテクで、はぁ、びっくり。機種選択の希望としては、ウォシュレットであること、リモコンが使えること、自動洗浄ができることくらい。

なんか、トイレに入ると、自動で便器の中にライトが転倒して、無菌水とかいうのが流れて便器を洗浄してくれたりするんです。一体型の高級機種になったら、一体どんな機能がついているんでしょぅか。

そもそも、何でトイレが新しくなったかと言うと、もちろん今までのがこわれたから。もともとたぶんごく初期のリモコン・ウォシュレットでしたが、リモコンで水を流すところが壊れ、手動のレバーを使っていたらレバーが折れました。

なんとか紐をつけてひっぱって使っていましたが、いよいよそれもだめになってきたので、今度家の外装などの修繕するので、一緒にオーダーしました。

こんなところにも、時代の進化があったりするものなんですね。

2012年8月5日日曜日

史上最高の映画


イギリスにSite & Soundという雑誌があるんですね。いやいや、まったく知りませんでした。イギリス映画研究所が発行していて、なんと1962年以来、10年に一度史上最高の映画(The Greatest Films of All Time)を世界の評論家の投票できめているというじゃありませんか。

今年の投票は846票中191票を獲得して、アルフレッド・ヒッチコック監督の「めまい」が見事第一位に選出されたそうです。過去5回では、オーソン・ウェルズ監督の「市民ケーン」が5連覇していたといことで、昨年の2位からの逆転だそうです。

なんとなく不思議な感じがするというのは、過去のフィルムについては一度投票すれば、その優劣に対する評価は確定するわけですから、順位が毎年変わるというのはどうもよくわかりません。新しい作品が、順位の中に食い込んでくるのは理解できますが、長い歴史の中でそうそう最近のものが入ってくるとも思えない。

投票する人が変わってくると、映画の評価の基準というものが変わってくるということなんでしょうか。時代によって、価値観が変わるということと同じかもしれません。とは言っても、順位の変動はわずかなもので、史上最高の映画に顔を出す作品はだいたい決まっています。

1.「めまい」(58/アルフレッド・ヒッチコック)
2.「市民ケーン」(41/オーソン・ウェルズ)
3.「東京物語」(53/小津安二郎)
4.「ゲームの規則」(39/ジャン・ルノワール)
5.「サンライズ」(27/F・W・ムルナウ)
6.「2001年宇宙の旅」(68/スタンリー・キューブリック)
7.「捜索者」(56/ジョン・フォード)
8.「これがロシアだ(カメラを持った男)」(29/ジガ・ベルトフ)
9.「裁かるゝジャンヌ」(27/カール・テオドール・ドライエル)
10.「8 1/2」(63/フェデリコ・フェリーニ)

一番新しいもので2001年宇宙の旅ですから、70代以降は傑作がないということでしょうか。自分的にはそれでもいいのですが、所詮好き好きというのは個人個人の主観的な判断ですし、まして映画を仕事にでもしていないとすべての映画を鑑賞するなんてこともありません。

ですから、こういう投票結果は「評論家が映画好きの方に是非見てもらいたい作品」として選んだものくらいに考えていればいいんでしょう。

個人的にはヒッチコック・フリークを気取っているので、「めまい」が一位というのは素直に嬉しい。もっとも、好きなヒッチコック作品は別にありますけれど。さらに日本人としては小津作品が3位につけていることも誇らしい感じがします。

2012年8月4日土曜日

GETZ / GILBERTO


今日は久しぶりの一雨で、さぞかし涼しくなるかと思えば、むしろ湿気が増えて蒸し暑くなっただけ。やはり、地球温暖化ということを体で感じる夏ということでしょうか。

夏の音楽というとラテン系のものが似合う。よりいっそう熱く盛り上がるのであれば、サンバの強烈なリズムが最高。一方、涼を求めて静かに夜のとばりに身を委ねるのならボサノバがぴったりです。

ボサノバはサンバの一種でアントニオ・カルロス・ジョビンが元祖とされていますが、アメリカではテナーサックスのスタン・ゲッツ名義のこのアルバムの大ヒットによって、広く知れ渡ることになります。

すでに白人ジャズ奏者として人気を得ていたゲッツが、ジョアン&アストラッド・ジルベルト夫妻と共演した作品で、一曲目の「イパネマの娘」は世界的に大ヒットとなりました。

ゲッツもこのヒットに気をよくして、このあとラテン系のアルバムを立て続けに出していきます。これはこのアルバムを作成したVerveレコードの当時のプロデューサであるクリード・テイラーの意図がかなり入っている。

彼はその後独立してCTIを創設して、今で言うフュージョンのはしりとなるレコードを多数制作しました。つまり、ジャズのエンターテイメント部分を強く出して、誰もが大人の音楽として楽しめるようにしたかったということです。

ひとつ間違えると、単なるムード音楽と化してしまうところを、ゲッツの知的なテナー・ソロがジャズとしてのラインに踏みとどまらせているのが素晴らしい。 寝苦しい夜のBGMには最適です。

2012年8月3日金曜日

オリンピック 最初の1週間

先週開幕したロンドン・オリンピック。そろそろ半分くらいの競技が終了してきて、朝のニュースで日本の選手たちの活躍に一喜一憂するパターンに慣れてきました。なにしろ時差があって、なかなか夜中にリアルタイムに観戦とはいきません。

日本は、全体的にはメダル獲得数もまぁまぁ。けっこうがんばっていると評価できると思います。金メダルが少ないのは・・・やはり柔道壊滅がもっもと影響していることは間違いない。

4年前の金メダリスト石井選手が、オリンピック後に電撃的な柔道引退したことは記憶に新しい。そのときは、石井選手の風変わりな面ばかりが目立っていました。しかし、今考えてみると、石井選手が柔道を続けたくなるような状況がなかったことが今回の結果につながっているような気がします。

柔道は、国際ジュードーと袂を分けて日本古来の伝統の中で生きていくのか、それともしっかりとモダン柔道を受け入れて世界の中で戦っていくのか、そろそろしっかりとした決断が必要なようです。

それにしても、すでに前半だけでさまざまな問題が噴出している今回のオリンピック。

開会式では、インド選手団の列に関係ない女性が混ざって行進。日本選手団は誤って退場させられる。ポール・マッカートニーの演奏では、事前に録音されていた音声が、生演奏にかぶってながされたり。これは大会運営上の不備。

競技会場ではスポンサー企業の優位性がはっきりしてあって、例えば会場内のSUSHI店では、スポンサーになった企業がないという理由で醤油がおけないらしい。ホンマでっか? という話があったりします。

柔道の審判制度のジュリーの存在は、見ている側からは大変わかりにくく、直接判断をしている審判の存在意義が無くなっている。これは柔道競技そのものの問題。

同じく、審判の採点の不備が露呈したのが体操の団体競技。日本が抗議して銀メダルとなりましたが、結果としてメダルからはずれたチームにとっては納得できないこと。適正で公平なジャッジ・システムの問題は、なかなか難しい。

なでしこジャパンは予選リーグで、トーナメントを優位にすすめるために意図的に引き分け。サッカーでは普通の戦略ですが、佐々木監督がそれを口にしてしまったのはまずかった。もっともサッカー連盟からはお咎めなし。

その一方で、バドミントンでは無気力試合という理由で4チームが失格。これも、トーナメントの有利な枠を獲得するためでしたが、確かになんともあからさまなひどい試合です。あきらかに点を取らないように、負けようとしているとしか見えない。これはバドミントンの問題であるととともに、予選リーグと決勝トーナメントという制度上の問題もある。

それにしても、オリンピックでこんなことが公然と起こるのかと目や耳を疑ったのがボクシング。日本の清水選手の試合で、どう考えてもありえないような判定がされました。清水が何度もダウンをとっても、スリップとして扱いカウントをとらない審判。会場で直接見ている観客も、あまりの状態にブーイングの嵐です。

さすがに、清水選手の提訴が認められ判定が後から変更され、主審は追放されたということでしたが、いくら何でもひどすぎる。相手選手は巨額な賄賂を贈っていたという話も出ています。競技そのものの正当性、あるいはオリンピックの価値さえも脅かしかねない話です。

2012年8月2日木曜日

高速の壁

いつ頃からでしょうか。高速道路は、高~い高~い壁で囲まれるようになりました。目的は防音。道路沿いの住居への騒音を減らすためですよね。

正確には、遮音壁というらしいのですが、何度か設置を繰り返して、どんどん高くなりました。以前は、窓みたいなものがついている壁だったときもありました。

最近は、もうひたすら高いだけの壁になって、高速道路を運転している側からすると景色がまったく見えなくて面白みが無くなりました。

もっとも、交通事故予防ということからすると、脇見運転をすることはよくないですから壁があろうとなかろうと関係はないわけです。

ただ、ずっと単調な運転をしていると、それはそれで眠気を誘ったりしてよくないわけで、ある程度の景色は見えたほうがいいんじゃないかと思ったりもします。

高速の外側から見ても、なんとも味気ないもので、実用性と景観とは比例しないものですね。

2012年8月1日水曜日

電話で焼き鳥

おっと、今日から8月。こどもたちの夏休みも、1/3終了。美味しいものをたくさん食べて、暑さを乗り切っていますでしょうか。嫌いな人はいないと思う食べ物のひとつが焼き鳥。

ねぎ間、もも、皮、砂肝、はつ、せせり、ぼんじり、つくね、軟骨・・・たれでも、塩で、もうたまりません。この季節ですから、ビールをくぁっ~っと飲んで、串をがっつりかぶりついて・・・

近所の大衆焼き鳥の大吉もいいし、もうちょっと高級串焼き店も当然OK。でも、家でゆっくりと食べるのも悪くない。

パンツ一丁で座り込んで食べたっていいんですから、もう親父モード全開です。そういうときに頼りになるのが、近くの持ち帰り専門の焼き鳥屋さん。

特別に電話番号を大公開。だいたい1時間くらい前に電話をしておくと、ちょうどよい頃合でできあがっていたりします。場所は・・・内緒。