クリニックの2017年夏季休診のお知らせ

① 8月14日(月) ~ 8月16日(水)

② 9月21日(木) ~ 9月25日(月)

2回に分けて休診いたします。ご注意ください。

2012年10月31日水曜日

かぼちゃが消えた

10月もいよいよ終わりですね。朝晩の冷え込みはだいぶ゛進んで、寒暖の差がはっきりしてきました。受験生は、いよいよ最後のスパートをかける時期というところでしょぅか。

おっ、そう言えばプロ野球の日本シリーズやってます。なになに、巨人が2勝して先行したけど、日本ハムがそのあと2連勝で五分と五分。

東京都の石原知事が突然の辞任表明で、本日退任。「暴走老人」と自らを呼び、話し合いは後からでいいと。行動は大切ですが、さすがに年齢を考えると、話し合いをしている時間は残されていないというのが本音かと。

さてさて、クリニックでは・・・いやはや、どうも事件と考えざるをえないことがありました。今日はハロウィンということで、この時期毎年来院された方にお菓子を配っています。

ハロウィンのかぼちゃのバスケット・・・所詮、お菓子のおまけですから、たいしたものでは無いのですが、実はこれが紛失しました。受付のデスクから忽然と姿をけしたのです。

朝は確かにあったのに、お昼前に受付の台から消えていることにスタッフが気が付きました。そのあとは、もうひとつのバスケットを出して、そのまま菓子の配布をつづけたんですけどね。

クリニック内を探しても当然出てきませんし、それ以上のことは考えたくないのですが、何だかさびしい思いで10月が終了しました。

2012年10月30日火曜日

マーブル・チョコレート

こどもの頃のお菓子の王者といえば、戦後昭和のこどもならこれ。そう、明治製菓のマーブル・チョコレートです。直径1センチくらいの小さい粒で、7色にコーティングされ、とにかく大人気でした。

発売は1961年ということですから、去年で50歳。ちょうど、自分の場合お菓子を認識するころに発売されたというわけで、まさにちょうどズームイン!!

味は・・・まぁ、普通といえば普通。格別のものではないと思いますが、何しろ人気の一番の理由はおまけのシールだったことは否定できません。

ちなみに、これは何年か前に浦沢直樹がリメイクの「アトム」を発表したときの単行本のおまけ。チョコは入っていませんでした。あくまでも空箱とシールだけを復刻したもの。

浦沢アトムは、話が難しすぎて(まぁ、それが得意といえばそれまでですが)あまり面白くなかった。単行本も、このおまけだけ目当てに買ったようなもの。

昔は、勉強机やベッドの周りには、マーブル・チョコレートでゲットした鉄腕アトムのシールをいたるところに貼りまくっていました。

えっ、今でも売ってる? お菓子やさん(今はそんなのないけど)へ急げ!!

2012年10月29日月曜日

近いうちに

明日、あいましょう。 See you tommorow.
近いうちに、あいましょう。 I'll see you again soon.
そのうち、あいましょう。I'll see you later
いつか、あいましょう。 Let's meet sometime.

いろいろ訳し方というのはあるので、絶対これが正解とは言えませんが、だいたいこんな感じでしょうか。似たような言い回しですけど、微妙に違うところ。

誰かと別れるときの挨拶ですけど、次に合うときが決まっている場合は一番簡単。明日とか、明後日とか、あるいは何月何日のようにはっきり時を指定します。

一方、次は未定というより、また会いたいという希望を言う場合は「いつか」となり、この場合は予定はまったく不明で、場合によっては二度と会わないことも含まれます。

「そのうち」なんていうのも似たようなもので、まぁ社交辞令的な表現の一つと言えなくも無い。言われた方も、「そのうち」とか「いつか」の場合はそれほど期待しないものです。

「近いうち」は、その点だいぶニュアンスが違ってくる。基本的に再会することが前提になっていて、その予定はまだはっきりしていない状況が含まれていそうです。

この辺の取り方にはかなり個人差があるところですが、どうでしょうか。個人の予定と言うのは、だいたい1ヶ月先くらいまでは決まっていることが多いのではないでしょうか。1ヶ月以内のことであれば、具体的な日時の指定をするでしょう。

時には半年くらい先の話が舞い込んできたりしますが、そんなに多くはありません。どんなに遅くても、最大でも1年後までの予定はあっても、それ以上となると予定というより「未定」扱いでよさそうです。

そうなると「近いうち」という場合は、数ヶ月後から1年以内までの範囲で実現するようなことに対しての表現という感じでしょうか。個人的には半年以内で、具体的な日程を探すような努力をする時に使う言葉と感じています。

野田さん、どう思います?

2012年10月28日日曜日

昔ながらのお菓子

先日、テレビですべてのジャンルからお菓子総選挙という人気投票をテレビでやっていました。チョコレート、キャラメル、ガム。自分がこどものときのお菓子と言えば、この3つ。

これに、日本を代表するお煎餅とアメリカ代表するポテトチップとポップコーンが高級品として加われば、おやつライフは完璧でした。

今で言うスナック菓子というものは、まだ存在していない。う~ん、なんか歴史を感じる話。もちろん、初めてスナック菓子を口にしたのは、たぶんカッパえびせんだとおもいますけどね。

喫茶店とかに直径10センチくらいの円筒形の灰皿かあって、その下側にガチャポンみたいにレバーがついていました。10円とか入れて、このレバーを引くと、なかかに一口分のピーナッツが出てきたりするのも嬉しかったですね。

チョコは当然明治のミルクチョコが、現在に至るまでもゴールデン・スタンダード。もしかしたら、ロッテのガーナチョコとか、不二家のルックチョコなんてのも、当時からあったかもしれません。

それ以外にも、駄菓子屋さんで売っていたチューブにはいったチョコというものも人気でした。ただこども心にも、これは甘すぎ。

キャラメルというと、当然グリコ。そして、ガムと言えばロッテ。ただし、人気漫画のシールが付いているときは、それにあらず。中にはお菓子ではないのに丸美屋ののりたまのふりかけがエイトマンのシールのおかげで超人気とか、狼少年ケンのシール目当てで粉ジュースにするなんてことも。

なんにしても、時代はかわっても、昔からあるお菓子は今でもそれなりに人気があることがわかって一安心。長く生き残っているものは、それなりに評価されているんだなぁと思ったわけです。

2012年10月27日土曜日

Vertical Limit (2001)

アメリカの山岳映画。父と妹と壁を登っている最中に滑落事故を起こし、ザイルを切ることで父を死なせた主人公は大きな十字架を背負う。暗にそれを批判する妹が、数年後に山で遭難し、主人公は命を賭けて救助に向かうのだった!!

まあ、山岳映画としてはよくある展開で、内容としてはそれほど面白くは無い。面白くは無いのですが、そこに自己保身の強い利益のために登山を計画した実業家が加わり、彼の過去の遭難に疑問をもつベテラン登山家が割って入ってきます。

その他の登場人物にも、一定のキャラクターがしっかりと描きこまれていて、人間ドラマとしてけっこう充実した内容ではないかと思います。

ただし、遭難者の救助のために二次遭難が必然のように起こるのは、おそらく登山家の方々にはかなり奇異な印象をあたえるかもしれません。3人遭難して、救助に向かうのが6人。救助できたのは一人で、救助隊で生還できたのは二人。つまり9人中、6人が死んでしまうのです。

出演者は主役はバットマンをやったクリス・オドネルですが、それ以外はあまり有名人は出ていません。ただし過去の清算のために救助に加わったベテランを、地獄の黙示録、ライトスタッフなどで渋い演技が光るスコット・グレンが演じていて、映画を締めています。

撮影はなかなか見事で、もちろん 山岳シーンはなかなかのもので、手に汗握る映像は、なかなか迫力があります。とりあえず、アクション物として、大自然の怖さを単純に描いた映画としては合格点でしょうか。

2012年10月26日金曜日

敗北宣言

このところ、朝の冷え込みは強くなって秋真っ只中という感じになってきました。周りにも、かぜをひく人が増えたように思います。

さて、外来診療をしているといろいろな患者さんがお出でになるわけですが、その場ですぐ症状の原因を説明できる場合はいいのですが、なかにはなんだかよくわからないということも少なくない。

なんだかわからない場合は、医者側の自分が原因である時と、患者さん側が原因のことがあります。

医者が原因と言うのは、まぁ当然実力不足ということになるんでしょうが、さすがにメディアでよく言われる「神の手」なんてものは現実には存在しないわけで、どうしてもわからないものというのはある・・・と、開き直ってしまえばそれまでですけど。

医者になって30年くらいたちますが、さすがにまったく見たことが無いような患者さんに遭遇することはほとんどありません。でも、ヒトの体は無限の不思議世界みたいなもので、いくら経験してもしきれないくらいの病気があるものです。

なんでも知ってますとか、わかりますみたいなことはありえない。そういう意味で、一生勉強の世界ということ。大事なのは、知らないことを知らない、わからないことをわからないと言えること。

患者さんが原因の場合は、けっこうビミョーなことになってくる。実際、どう見ても異常が無い場合というのが困る。患者さんがウソをついているというのは、医療として基本的にありえない。つまり、医療は性善説に基づくものです。

となると、単なる勘違いとか、気にしすぎとか、思い込みみたいなケースが確かに存在するわけです。ただし、それを指摘すると、たいていの場合は患者さんと医者の信頼関係は作れない。

精神科で相談しましょうというようなことは、基本的にNGワード。症状の原因がわからないときに、それを言ったらおしまいです。ですから、そういう時にも、正直に「わかりません」ということを伝えるが大事と思います。

もちろん、できるだけそういう敗北宣言はしたくないと思ってますけどね。

2012年10月25日木曜日

されどパソコン

パソコンは便利・・・ですけど、そこまでたどり着くのには、いやいや、もううんざり。もともと好きですから、いろいろいじって遊んでますが、さすがに仕事上のパソコンはミスが許されません。

うちのクリニックには、9台のパソコンがあります。これまでにも、ずいぶんこれらのパソコンに苦労させられてきましたが、今回は一番古いパソコンの入れ替え作業の話。

2001年製のタワー型デスクトップで、もう10年以上使用したわけですから、もともと数年前には順当に引退していても不思議がない。

なんと言っても、OSはWindows2000です。これはいいOSでしたね。全体が軽くて、多大なハード・スペックを要求しません。ただし、起動するまでの時間は一眠りできるほどですが、ネットにつなぐ程度の内容の作業については、今でもそれほどストレスはありませんでした。

なんで、いまだに使っていたかというと、会計ソフトの使用のみに限定していたからで、会計事務所との間で専用回線を通してファイルをやりとりするだけ。

まぁ、いろいろ細かい問題があって、夏にいよいよ機種交換することに決め、近くのショップで4万円くらいの安い・・・とは言っても、今時これくらいのスペックならオフィース・ワークには十分すぎるものを購入しました。

ところが、なんとネットにつながらない。どういうこと? 本体はさすがに問題がないようで、ここから泥沼状態に突入。もともと開業時にクリニックLAN工事をしたわけですが、これがどのようにめぐらされているかがよくわからない。

しょうがないので、外に出て行く大元からハブをはさんで、そこからケーブルをひきまわしてみたりしました。無線LANアダプターを構成したりもましした。

で、結局、会計事務所との接続にからむ会社の所長さんにご足労願って、いろいろ調べてもらうことになったわけです。その結果、途中にあるルーターの機種が古いため、どうも接続に対応できないようだということが判明。

今度はルーターを抜いた形で、あらたにケーブルを引き回してみましたが、これもうまくいかない。このへんで、自分はギブアップ。後はルーターそのものを交換するしかないということになり、今日はもう一度所長さんに来てもらい、用意していたルーターをいろいろ設定してもらい交換。

・・・で、どうでしょう・・・う~ん、おっ、・・・つながった!! ファイルのやり取りに成功しました。3ヶ月にわたって、うだうだといろいろやってきましたが、涙涙の完結です。

まぁ、それだけの話なんですけどね。結局、最初に工事をするときに業者任せにしているとこうなる、という典型的な話。5年後、10年後を見据えて、いつでもいろいろな資料を最初に用意しておくという細かい配慮・・・は、専門家でないと無理ということですね。

2012年10月24日水曜日

ダイアルMをまわせ! (1954)

どうでもいいようなリメイク版もありますが、なんと言ってもアルフレッド・ヒッチコック監督の作品として、自分的にはどうしてもはずせない作品の一つ。

もともとが舞台劇が原作で、主人公の家の中からほとんどカメラが動かない。ヒッチコック得意の実験性の高い作品で、しかも当時の3D作品として製作されるという、ストーリー以外の部分でも話題性満載。


さらに主演は、ヒッチコックのお気に入りのイングリッド・バーグマンにかわって、初めてグレース・ケリーが登場。このあと、「裏窓」、「泥棒成金」と立て続けに主演女優としてヒッチ作品に出演するわけです。

こどもの頃にテレビで見て印象が強く残っていたものです。内容は浮気をしていた妻を殺害しようと殺し屋を送ったら、妻に逆に刺殺されてしまうというところからのサスペンス。

ダイアルMというのは、電話機のダイアルに数字に併記されていたアルファベットのこと。そもそも、今時「ダイアルをまわす」ということはないので、「チャンネルをまわす」と一緒で完全に昭和の死語ですから、若い人にはちんぷんかんぷんなタイトルでしょうね。

当時この映画の目玉だったのが3D作品というところですが、当然この作品を3Dで見た人なんてほとんどいないでしょう。首を絞められてもがく妻が、必死に手を伸ばしてはさみをつかむところなどは、そうとう立体感を意識した演出だったりするのです。

さてさて、時代はかわって「アバター」以後、再び3D作品が注目を集め、テレビやブルーレイで3Dを楽しむという環境が整ってきました。このところ機器の価格もだいぶ下がってきて、10万円以下でなんとかなるんですね。

実は11月についにこの映画がブルーレイで登場するんですが、なんと、なんと、3D版が初めて収録されるということで・・・いゃぁ~、見たいです。

「アバター」はまったく興味がないんですが、これは見たい。絶対3Dで見てみたい。無理やり3D変換した「タイタニック」もどうでもいいけど、これは見たい。

去年の車以来、1年ぶりに物欲がじわじわと頭をもたげてきました。

2012年10月23日火曜日

だめ経営者

今日は嵐。突風や、急な豪雨で、雷こそ無かったようですが、クリニックは当然のように閑。そういう日がたまにあってもいいんですが、しょっちゅうだと経営者としては困ってしまいます。

今日は毎月の会計事務所の訪問。先月は8月分の収支の点検で、今月は9月分の点検。実は、2ヶ月前年同月割れで、担当の方から叱咤激励されてしまいました。

まぁ、ちょっと言い訳しておくと、8月は開院して以来初めて1週間丸々夏休みにしました。9月は、たぶん残暑が長かったし・・・

担当の方の話だと、だいたい3年くらいまでは少しずつ収入は増えていきますが特に経営的な戦略が無ければ、そのあたりから頭打ちになることが多いそうです。

何しろ、一人の医者でさばける患者さんの数には限界があります。どこかで、一人一人の患者さんに使う時間を削って行くしかないわけですが、その分患者さんとの関係にも不安要素が増えて行くわけですから、なんでも減らすというわけにはいきません。

美容院とか床屋さんも、1日に一人でさばける客の数は決まってきますから、おのずと収入はある一定以上にはできない。

うちのクリニックの場合は、もともと患者さんが少なく伸びも大変ゆっくりでしたので、5年くらいまでは増加傾向でしたが、その辺からほぼプラトーになってきたかという感じ。

あとは体力勝負みたいなところで、とにかく目一杯働きますでここまで来ました。すぐれた経営者ならば、政略を見直して新たな手法を導入したりするんでしょうが、なにしろこっちはただの医者。経営学については、まったくの素人ですからね・・・

とにかく、おいでになった患者さんを何とかする以外は、まったく意気地が無い。流行の在宅関係に手を出すとか、自費診療分野を取り入れるとか、拡張路線についてはとんと興味が湧かないしなぁ。

地域の住民の数、評判頼りでここまで来て、まぁこれからもそれしか思いつかないもんなぁ。やっぱり、ただの医者ですから、経営者としては失格かもしれませんね。ただの医者であり続けるのも、それはそれで大変ですから、とにかく自分の立ち位置を見失わないことが大切ですよね。

2012年10月22日月曜日

東京エアポート

最近、ややドラマづいています。まぁ、あまりゆっくりテレビの前に座っている時間もないし、そもそもチャンネル権もほとんど無いので、それほど興味を持たなかったのですが、DVDなどで好きなときにパソコンとかでも見れるのはいい。

でもって、リアルタイムのテレビのドラマですけど、今のシーズンはなかなか充実しているようです。今夜始まったキムタクの月9ドラマは「プライスレス」。最近はキムタク・マジックはだいぶ力を無くして来たように思っていていましたが、今回は久しぶりに期待できるスタートでした。

昨日は、香取クンと山ピーのコンビによる「モンスターズ」が始まりました。さすがに人気者同士。タレントの人気に完全におんぶした典型的なドラマですが、それはそれでエネルギーの一つの現れということでしょうか。ただ、香取クンのギャグが多すぎかなぁ。

その同じ時間帯に先週から始まっていたのが「東京エアポート」で、これは自分的には一押しのドラマです。昨年、世界初の3D撮影の連続テレビドラマとして「東京コントロール」が作られ、今回のは続編の位置づけです。

ところが、「東京コントロール」は大変内容的にも評判だったのですが、なにしろCSのみの放送だったせいもあり、自分も含めて見た人はほとんどいないんじゃないでしょうか。関東周辺の空港を管轄する所沢の東京航空交通管制部を舞台にして、様々な飛行機トラブルを解決して行く話。

今回の「東京エアポート」の舞台は羽田、前作よりもより現場に近いところです。主演は深田恭子で、早くも恋人にまつわる過去がふられてたりして、1話完結の形をとりながら、全体の流れも予感させるスタートになっています。

フカキョンはアイドル女優というイメージでしたが、ちょっと見直しました。新人管制官のわりには、ちょっとかっこよすぎというところはありますが、まわりの配役が派手すぎず全体の落ち着きが、より現実的な世界のイメージを与えてくれます。

おそらく一般チャンネルということで、前作よりは視聴率を意識した作りになっているんでしょうが、それでも、派手な殺人事件のようなエピソードはなくても、管制官のリアルな仕事ぶりがより大きな緊張感を生んでいていい感じです。久しぶりに、テレビの連続ドラマを続けて見たくなりました。

2012年10月21日日曜日

Rummel / Shubert Wintereise (Cello version)

音楽が好きだからと言って、いくら何でもかんでもいいというわけじゃありません。こんな音楽は好きだけど、あんなのは嫌とか、この楽器の音は良くても、あっちは嫌いみたいなところは当然あります。好き嫌いは主観ですから、そのあたりは自分の勝手だからしょうがない。

以前にも書いたとは思いますが、好きな楽器の一つはチェロ。管楽器よりは弦楽器の方が、音が柔らかくてキンキンしない、しかもその弦楽器の中でもバイオリンよりもチェロの方が低音域を担当して、人の声に近い感じがいい。

たぶん所有するCDで器楽曲物については、ピアノについで多いのがチェロによる演奏。とは言っても、名チェロ奏者の主立った演奏を集大成したボックスセットのような物が多いので、どれかすてきなアルバムを選ぶというのがけっこう難しい。で、結局こういうマニアックなものになってしまう・・・

シューベルトの作曲で、大きな分野を占めているのが歌曲というのは常識。誰だって野バラとかを聴いたことがないわけがない。ところが、これも度々書いているように声楽がどうしても苦手。

そんな自分にぴったりなのが、シューベルトの歌曲の声楽パートを楽器で演奏したアルバム。音域の関係で、チェロが登場することが多いのも好ましい。以前にマイスキーのものを紹介したりもしました。

今回のは、シューベルトの代表的な歌曲集である「冬の旅」です。歌詞については朗読という形にして、聴きたくなければ飛ばせばいい。音楽は・・・もう、これは癒されるぅ~という感じ。

ヴィオラ版もありますが、やっぱりチェロでしょう。もともと歌詞はわからないわけだし、楽器が十分に歌ってくれますから、何も困ることはありません。

2012年10月20日土曜日

L.Bernstein / Gershwin Rhapsody in Blue

ここに音楽の話を書くと、すぐに飛ばしてしまいたい気持ちになる読者も多くいると思いますが、まぁ自分の文化的趣味の中では音楽鑑賞というのはおそらく一番にくるものなので、勝手にさせてください。

というわけで、その音楽ネタなんですけど、今回はこれ。クラシック音楽については、小学生の頃にレコードを買い始め、中学の頃までは通常名曲・名盤みたいなものはいくつか買いました。

割と周りの子よりレコードをよく買った方だと思うんですけど、特にお小遣いが一杯あったというわけでもありません。実はね、その秘密はね、鈴木さんにあるんですよ。

鈴木さんって誰? と思うのはもっとものことで、世の中に鈴木さんはごまんといる。自分の鈴木さんは、昭和40年代に、渋谷の河合楽器渋谷店に勤めていた鈴木さん。ちょっと目が細くて、顔が三角形で、少しウェーブのかかった長髪。たぶん、今頃は70才台くらいじゃないでしょうか。

鈴木さんは、当時あったレコード売り場の主任だったと思います。河合楽器はピアノを作って売るのが本業ですが、渋谷店には楽器売り場と同じくらいのスペースを使ってレコードもそろえていたんです。

まぁ、ちょっとともだちのつてみたいな物で紹介されて、いつでも2割引の価格でレコードを売ってくれるようになりました。これは超~嬉しい話。その頃レコードは、シングルで400円、LPで2000円というのが普通の価格でしたけど、それが320円、1600円で買えるわけで、人よりもやや多めに買うことができたわけです。

そんな鈴木さんにすすめられたかもしれないのが、バーンスタイン。カラヤン、ベームと並んで人気の指揮者で、フルトベングラーやワルターなどの次世代を担うアメリカ人のマエストロ。

ガーシュインも代表的なアメリカ人の作曲家でジャズで取り上げるスタンダードも数多く作曲しました。ラプソディ・イン・ブルーはジャジーな雰囲気が色濃く漂う代表作の一つ。出だしの長いクラリネットのグリッサンドがとても印象的です。ジャズの造詣に深いアメリカ人のバーンスタインが、自らピアノを弾くこの演奏は自分的にはベストの演奏です。

とにかく楽しい。クラシックで、楽しいという感覚になる物はそうはありません。こういう音楽を教えてくれて、本当に鈴木さんには感謝しています。

2012年10月19日金曜日

報道の不自由

ハシモト知事の過去・・・といっても、本人ではなく祖先のことなどを暴くというタイトルのもとに、家系などの問題点から本人を批判するという記事が問題になっています。

報道の使命として、世の中のことをつまびらかに明らかにするということがあります。当然のこと、言論の自由は憲法で保証された基本的な権利であり、メディアはことあるごとに「報道の自由」ということを叫びます。

また、時代は物事を包み隠さずにすることが正義としています。当事者以外も「知る権利」という言葉があるように、自分たちの医療の業界でも情報のオープン化はどんどん進みました。

その一方で、個人情報の守秘という点についても求められるわけで、隠してはいけないことと隠さなければいけないことの二極化が進んでいます。しかし、それぞれの分岐点についてはやや曖昧で、いろいろな現場で何らかの混乱は避けられません。

ハシモト知事問題は、まさにその分岐点の上にある話。知事という公人であるからには、知事としてふさわしい人材であることを積極的に公にしていくことはある程度義務としてあるはずです。また、本人もそれを報道によって明らかにされることは覚悟しているはずです。

しかし、それはあくまでも本人についてであって、家族を含む周囲の人々まで巻き込んでという話はいきすぎでしょう。まして、すでに亡くなっている祖先まで遡って、本人の「DNA批判」をするというのは、とても一般の支持を得られるものではないように思います。

さらに、大新聞社の週刊誌媒体で、今は100%出資の子会社からの発行であるという理由で親は知らん顔というのは社会通念上は通用はしないでしょう。編集の独立性はあっても、新聞社は連帯する責任を回避することはできません。

何にしても、いろいろな制約をつくってそれを守ることが社会を構成する基本ルールであるからには、大事なのは報道の不自由ではないでしょうか。メディアは自由を正当化する前に、まず襟を正して不自由を明確化することが求められるのだと思います。

2012年10月18日木曜日

一生の不覚

あいやぁ~、やっちゃいましたぁ~

・・・って、いや、もう、本当に申し訳ない。半年ごとにやっている、ヘルパー養成講習の講義を今日すっかり忘れていて・・・連絡受けて。はたと気づいた時には、定刻を30分過ぎている。あわてて会場に到着したのは、1時間たってから。

3時間の講義(けっこう長い)をするところ、2時間にはしょって何とか話すべきところは伝えました。でも、イントロダクションのつかみの部分をけずって、エンディングのまとめをはしょることになっちゃいました。

待たせた上に、話が短いんじゃ、本当に申し訳なかったです。時間での約束というものがそれなりにある世界で仕事をしている身としては、こういうすっぽかしというのは、最もまずい。

信用が大事な仕事ですから、時間を守らないというのは最も嫌われるし、自分でも最も嫌うところ。もう謝るしかありませんが、一応弁解しておくと、夏にスマートフォンを変えたので、スケジュールがもれてしまった・・・ということで。

言い訳してもしょうがない。結果がものを言う世界ですから。一生の不覚でした。
うっ? 何度目かって? そんな野暮なつっこみはいれないように。

2012年10月17日水曜日

Miles Davis / Official Bootleg Vol.2

ジャズといえばマイルス、マイルスといえば音楽そのもの・・・くらいの勢いでマイルス・デイビスに心酔しているわけで、ことジャズに関してはマイルスだけあれば、他はいらないくらいの気持ちです。

オフィシャル盤だけでもかなりの量がありますが、ファンはそれだけでは満足せず怒涛の如く出ては消えて行くブートレッグ(いわゆる海賊版)に一喜一憂しているわけです。亡くなってから20年を超えたにもかかわらずです。

ブートも、昔はいかにも怪しげでもこもこにこもったような隠れて観客席で録音しましたみたいなものがほとんどでした。ところが、この何年かはライブ会場のサウンドボードからの超完璧な音質のものが当たり前。

さらにスタジオの収録時の全過程のテープから、失敗テイクや没テイクなどもブートとして流出するという状況で、法律的なことは横においておいてマニアは狂喜乱舞となるわけです。

オフィシャルを発売する側は、この状態にやられる一方でした。ところが、最近はブートにやられるなら、先に公式盤として出してしまえということか、オフィシャル・ブートレグというのが見られるようになってきた。

マイルスについても、昨年オフィシャル・ブートレグが出ました。今までの公式盤で抜けていた1967年代のライブを集めたもので、マニア的にはとっくにブートで聴いていました的なものですが、公式になったことで音質なども安心で、あらためてコレクションの完成度があがりました。

これはVOL.1とされていて、さらなる続編の登場を匂わせていたのですが、今年の夏前にその第二弾がアナウンスされたのです。マイルス・デイビスのオフィシャル・ブートレック・シリーズVOL.2は1969年代のライブを集めたもので、これもマニアとしてはほぼすでに出てますけどというもの。

それでも、やっぱり踊らされるのがマニアの宿命で、HMVではあっという間に限定発売の予約完売となってしまいました。さらに、さらにですよ、8月に発売予定とされていたものが、1ヶ月前にいきなり発売延期。今となっても、まったく発売予定がはっきりしません。

不思議なのは、ネットで検索してもCD販売サイトでの発売延期のお知らせ以外にはまったく情報が出てこない。これはどういうこと?

実はマイルス物には、過去にもこういう発売が予告されていて、結局中止になったという前科がけっこうあるんです。中には、数年後になんとか発売にこぎつけたものもありますが、そのままお蔵入りというのも珍しくない。

あ~、せっかくオフィシャルで、胸を張って楽しめるに・・・今回も、結局流れちゃいますかね。まぁ、とりあえず、お待ちしておきますけどね。

2012年10月16日火曜日

医学論文

最近話題の集まっているのが、iPS細胞の人への臨床応用・・・実はウソでした、という話。

なにしろ、これほどのウソを流すほうも流すほうですが、それをしっかり一面トップで報じた新聞社もそうとうガッカリものです。そういうメディアの愚かさを言い訳するかのように、取材はやたらとヒートアップしているような気がします。

こういう目的のはっきりしない、なんか虚言癖がありそうな人物のすることですから、できるだけ相手にしないのが一番のように思います。

ただ、少なくとも医者の端くれとしては、このことによって医学の価値が下がるようなことがあれば、そのことのほうに憤りを感じるのです。本当にまじめに研究をしている人は、世界中に大勢いるわけで、そういう人たちに土下座をしてもらいたい。

医学の世界では、論文として認められるのは、きちんとした学会誌・商業誌に載って出版されたものだけというのは常識。口だけでいったもの、それがたとえ学会での口演発表であっても、しゃべっただけではだめ。

何故かと言うと、学会で発表という時点では、一定の審査はありますが、細かい内容をチェックされるものではないのてす。それに対して、学術誌に投稿する場合は、査読というシステムがあり、内容の厳しいチェックが入ります。

少しでもあやふやな表現や、疑問が残るところについては、何度も質問が帰ってきて、書き直しを要求されます。その辺が厳しいものほど、学術誌としての権威が高くなります。その指標となるものがインパクト・ファクターと呼ばれていて、これが高いほど学術誌としても認められ、論文が載ることは著者の名誉となるのです。

自分も、ちょっとだけ論文を書いていますが、英語論文がひとつだけあります。このときは、必死に英作文をしましたが、確か5回くらい駄目だしで戻ってきて、いやもう大変でした。そのかわり、印刷された論文が手元に届いたときは素直に嬉しかったです。

とりあえず、今回の騒動の主は少なくとも医師ではないようですが、いずれにしても世界中の医学に携わるものを敵に回したことは間違いないでしょう。

2012年10月15日月曜日

犬ぼけ

うちのワンコ、けっこう年寄りです。なにしろ、13歳ですから、人間だと立派な高齢者の仲間入り。

以前は、帰ると飛んできてシッポをふりふり。最近は、寝床でじっとしていることが多く、帰っても知らん振りをしている。

起きていている時でも、そこらへんにボーっと突っ立っていて、見た目には完全に思考能力が無くなったかのような感じだったりします。

視覚・聴覚、そしてすぐれた臭覚などがだいぶ鈍くなってきていることは間違いない。今まで、あまり病気らしい病気にもならず、元気な記憶しかないので、こういう様子は心配・・・というより、さびしい感じです。

寿命というのがあるわけですから、当然と言えば当然。家を買ってすぐに我が家にやってきて、こどもたちの成長を一緒に見守ってきたワンコですが、いずれ先に天寿を全うするだろうことはわかっています。

わかっていますが、キャンキャン言って走り回っているのが普通で、漠然とすーっと続くものだと思っていました。何しろ家族の一員のことですから、いつまでも元気でいてほしいものです。

2012年10月14日日曜日

ネットおくて

どうも無節操なブログですから、話題はあっちへ行きこっちに来るわで、しっちゃかめっちゃか。時々、ブログ読んでますと患者さんに言われるのですが、誰か特定の方に向けて書いたことはほとんど無いので、読むとかえって混乱するんじゃないかと。

そもそもブログというネットの利用法は、誰もが簡単に情報発信基地になりえたわけで、5年くらい前が花盛りの頃だったのではないでしょぅか。自分が始めたのは、けっこう遅くてブログという形態が成熟してからです。

数年前にツイッターが人気となりだし、手軽に短い文書を投稿するようになってからブログは下火になったように思います。ただ、ブログもツイッターにしても、基本的に不特定多数を相手にしているみたいなところがあります。

昨年くらいから急激に広まったのがFacebookで、映画になったりもして、ものすごい勢いで人気を獲得したようです。・・・ようです、と言うのは、実は自分はツイッターもFacebookも利用していません。

自分を知っている人は、パソコン・マニアで当然SNSの類は真っ先に飛びついて利用していることだろうと思うかもしれません。なんでしょぅかね、とりたてて使わない理由というのも思いつかないのですが。

元々、パソコンが手軽に使えるようになってパソコン通信という特定の相手とだけネットワークをつなぐ仕組みがありました。これが何かいやだったんですよね。なんとなく、今で言う「おたく」みたいな感じがしていたんです。

そもそも当時は、パソコンはスタンドアローンで使用するのが普通で、他のパソコンとつなげる必要性がなかった・・・というか、そういう発想の使い方はしていなかったわけです。

しかし、今やネットワークにつながらないパソコンなんてありえません。インターネットの普及は、生活の仕方さえも変えてしまったと思います。20世紀末に起こった世界規模の「第二次産業革命」と呼んでもいいかもしれません。

インターネットの特徴は、どこの誰かわからない人と簡単にいつでもネットワークでつながるところ。ですから、インターネット普及の最大の欠点は、社会の匿名性がより重視されるようになった点にあるかもしれません。

匿名性が強まると、当然言いたいことを言い、やりたいことをやる人物が出現してくるものです。ウイルスの問題も、そこらあたりに端を発すると思います。

ですから、逆に匿名性を排除して一定の規律を取り戻そうとしたのがFacebookでしょうし、その人気には安全・安心が担保になっているんでしょう。ただし、でしたら昔のパソコン通信でいいわけで、本来のインターネットの利点がうやむやになっていくような気がするんですよね。

いずれにしても、インターネットの普及スピードが速すぎて、利用するためのルール作りが追いついていないことが、そういう様々な問題へとつながっているわけで、ちょっと下がって冷静に見る目も大事かなと思ったりしているのです。

2012年10月13日土曜日

第6回田園都市リウマチフォーラム @ 新横浜

小さな勉強会をスタートに始まったフォーラムですが、丸2年だって今夜は第6回目。関節リウマチの実地医療を行って行く中で、自然発生してくる疑問をテーマにしてきましたが、今回は当初から是非一度は講演をしてもらいたいと考えていた内容。

関節リウマチは40歳台を中心に、女性により多く発生する病気です。当然、生殖年齢が含まれるわけで、しばしば病気療養中の妊娠・出産が問題になる。

そこで、この手の話の日本の第一人者である、国立成育医療研究センターの村島温子先生をお招きしました。学会の講演でも人気が高く、いつでも立ち見がでるほどなんですが、このような小さな会に来ていただけるというだけでも値千金です。

関節リウマチに限らず、病気中の妊娠の問題は、
① 病気が妊娠をしにくくしていないか
② 薬の治療が胎児に影響しないか
③ 治療経過が妊婦に影響しないか
④ 薬の母乳から胎児への影響はどうか
などが大きな疑問点。

関節リウマチ治療では、実際多くの副作用を伴う可能性がある薬を使用していくので、妊娠と関係がなくとも体への影響をたえず注意している必要があります。

関節リウマチのコントロールが不良の状態は明らかに妊娠しにくく、しっかりとコントロールされている方が妊娠しやすい。特に大量の痛み止めを使用していると、妊娠に対して大変不利であることは事実として認識されています。

薬の副作用を心配して、妊娠を希望する患者さんに対しては治療を中断してから一定期間をおいて妊娠を許可するという考え方があり、自分も漠然とそういう話し方をしていたと思います。

しかし、目からうろこみたいなところですが、コントロールがまだついていない状態で治療を中断すると、病気の勢いが増して妊娠もしにくくなり、また母体も体調がどんどん悪くなるだけで、結局希望する結果を得られる可能性を低くするわけですね。

ですから、治療を中断するのは母体・胎児の安全を考慮してという理由をつけますが、実は医者自らの安全あるいは安心のための選択かもしれない。自分の行った医療行為の結果を、少しでも悪くしたくないという気持ちの表れが含まれている。

さらに、患者さんが男性の場合は、理論的には薬そのものの影響はほぼ無いということも目からうろこPART 2 でした。挙児希望の場合には、男性側の薬の影響は妊娠するかしないかに関与することはあっても、奇形などの問題を起こすことはないということはないのです。

一番の問題は、もちろん薬の使用をどうするかということです。薬の催奇形性 - つまり、奇形児を作ってしまう可能性は、動物実験によりある程度判断されていますが、ほとんどのリウマチ薬は当然妊婦に対しては禁忌となっている。

ただ、ここで重要なことは、病気がなくても自然流産の確立は15%、奇形の発生率も3%あるということです。薬を使っていた場合は、何か起こると100%の気持ちで薬のせいと考えがちです。また、薬さえ使わなければ100%問題なく出産できると思い込みやすい。

昨日の講演では、各論としていろいろな薬の影響について説明を聞きましたが、患者さんのしっかりとした理解が得られるならば、十分に注意して治療を継続して行く可能性があることを示していただけました。

具体的な内容をここに書くことは控えますが、リウマチの患者さんが少しでも安心して妊娠し出産できるように自分たちもしっかりと知識を整理しておかないといけないわけです。

生育医療センターでは、妊娠した方を登録していろいろな問題点に対するアドバイスと調査を行っています。これは、現在妊娠した方が安心して出産できるためのお手伝いであると同時に、将来妊娠するかもしれない方への更なる有益な情報提供に役に立ちます。

自分たちも、そのような場合には積極的に連絡をとるようにしたいと思いますし、患者さんからも積極的にまずは電話をしてみることをお勧めいたします。

国立生育医療研究センター
妊娠と薬情報センター
TEL 0120-41-2493 (携帯からは 03-3415-0931)
受付は平日10-12時、13-16時

2012年10月12日金曜日

期待はふくらむ

なんか、アイピー何とか言う偉いことがノーベル賞いただけるんだって? 京都の立派な先生の仕事だそうね。これで私の磨り減った膝も元に戻るんでしょう。あれぇ、生きていてよかったわ。

・・・と、今日外来をやっていてお年寄りに言われたんですが・・・

残念ながら、まだまだ実際の治療に利用できるまでには、もう少し時間がかかりそうです。早くて5年、誰もが手軽に利用できるようになるには10年くらいはかかるんじゃないでしょぅか。

ありゃりゃ、10年たったら、あたしゃ90だからね。そこまではもたないわぁ。せっかく楽しみにしていたのに、残念なこと。

本来からだの中では再生できない軟骨ですからね、まだまだ簡単にはいかないと思います。整形外科の基礎研究は、一度壊れたら治らない神経と軟骨の再生が究極のテーマなんですよ。もう何十年も前からね。

じゃぁ、とりあえず、また油をさしておいてもらおうかしらね。つくづく、残念だわ。

というわけで、そりゃまぁ期待しますよね。iPS細胞の研究は、医学を守りから攻撃に大きく舵を切り返すものです。整形外科に限らず、多くの診療科にとって根幹を変えてしまう可能性を持っています。

医学を志すものにとっては、勉強しないといけないものは、ものすごい勢いで増えていて、自分たちのような昭和の医者はついていくことが大変です。

ただ、そういう新しい知識を作り上げている人も同世代であることは間違いない。今日のお年寄りのためにも、なんとかついていけるように、努力を続けないといけないなぁと思います。

2012年10月11日木曜日

コンピュータウイルス

ウイルスというのは微小な病原体で、それ自体では増殖できず生物として生き残ることができません。他の生物の体内に侵入して、増殖を繰り返す過程で、さまざまな病原性を持つわけです。

コンピュータ・ウィルスというのは、生物ではなく単なるプログラムですから、もともとウイルスと呼ぶのはおかしいわけです。ただ、知らないうちにパソコンに入り込むところや、時に勝手にいろいろな挙動によってたいていパソコンのオーナーにとって不利益をもたらす点が似ています。

コンピュータウイルスの歴史は、そのままパソコンの歴史と重なるようです。当然、パソコンが一般化するのに合わせて、ウイルスの存在も知られるようになりました。

それでも80年代は、基本的にパソコンはスタンドアローンで使用されていて、ごく一部でパソコン通信という独立性通信回線を使用していただけでした。

しかし、80年代なかばにWindowsの普及とともにインターネットの利用が増えるにしたがって、不特定多数間の通信が拡大し、それととともウイルス被害が現実的な脅威になったわけです。

それでも、90年代はそれなりに気をつけて使用していれば、つまりいかにも怪しげなサイトを閲覧したりしないとたいてい問題を抱え込むことはありませんでした。

しかし2000年以降は急速に脅威がひろがり、しかも悪意があるにしても感染したパソコンが使用できなくなるなどの単なるいたずら程度のものから、パソコン内の情報を勝手に送信したり勝手に他のサイトに書き込みをするなど犯罪に進展する脅威を備えてきました。

さすがに、何らかのウイルス対策ソフトウェアに何がしかの投資をしないと安心してパソコンを使用できなくなったわけで、生活の中にどんどん必要性を増やしてきたパソコンのジレンマがありそうです。

薬も主作用と副作用が必ずあるものですが、主作用の強いものほど副作用の危険も大きくなるのが普通です。世の中にはベネフィットだけということはない、必ずリスクを伴うということをあらためて認識しておかないといけませんね。

2012年10月10日水曜日

隣人との距離

世田谷の閑静な住宅街で、殺人事件がありました。以前より、ゴミの出し方などでトラブルを起こしていた近隣住民同士が被害者と加害者で、加害者も自殺という最悪の結果をもたらしました。

森田健作が窓越しに「吉川くん」と声をかけていたのは、昭和の「古き良き時代」の話。親やその前の世代から隣同士で、遠くの親戚よりも近くの他人の方が、よほど気がねのない仲だったりしたわけです。

マンションが増え、親との同居をすることが珍しくなり、だんだん隣は何をする人ぞ状態が普通になってきました。特に都会では、お互い干渉せず、無関心になってしまったのです。

そうなると、お互いの価値観を共有することができなくなって、何か衝突が起こったときには今回のような事件が暴発する下地が山ほど潜んでいる可能性があるということでしょう。

自分の自宅と隣は、かなり近接しています。プライバシー保護の時代ですから、窓の位置は微妙にずれていますから、森田健作のようなことはできません。

幸い、うちにとっては顔を見れば挨拶をしたり、どこかに行けばお土産をいただいたりすることがある関係・・・今時、つかず離れずの隣人で、特別なトラブルはありません。

向こう三件両隣とまではいきませんが、両隣とお向かいと後ろまでは特段問題なく近所付き合いができていることは、もしかしたらけっこう幸せと考えないといけないような時代なんでしょうかね。

2012年10月9日火曜日

ノーベル医学賞

今日は、京都大教授山中伸弥教授のノーベル医学賞受賞というニュースでもちきり。

山中教授の研究は、守りの医学を攻めの医学に大きく転換させる世界的・歴史的なもので、受賞の価値は十二分にあるものです。

自分も医学のはしくれで生きている立場ですから、大変嬉しく同じ日本人として誇りに思います。また、同年代の受賞には感慨深いものがあります。

特に感じるのは、ノーベル賞というと「過去の業績」が評価される名誉賞的な感じがしていたのですが、山中教授は年齢は50歳。現役バリバリの研究者であり、受賞は未来の業績に対する評価が含まれているところが素晴らしい。

昔がんばった人に対して、何らかの名誉を付与して行くことは悪いことではありません。ただ、そこから新たな業績は出てこない。今がばっている人を評価することは難しいことではありますが、さらなる発展を支える糧となることは間違いない。

医学では内科本道・外科外道という言葉があって、内科が中心に語られることが多く、自分のような整形外科医はマイナーとしてのコンプレックスが少なからずあるものです。

もともと整形外科医だったという山中教授の再生医療というテーマは、整形外科的な発想が根底にあるだろうことは十分にうなづける。軟骨の再生というテーマは、これまでの整形外科領域の根底にある大きな問題なのです。

当然、山中教授には整形外科の名誉のためなんていうちっぽけな発想はないでしょう。そんな枠にはまっていたら今回の受賞には到底つながらなかったことでしょう。ただ、整形外科医にちょっとだけ、コンプレックスの解放感を与えてくれたかもしれません。

それにしても、あのヤンキーっぽい眼鏡・・・何とかならんかなぁ。

2012年10月8日月曜日

自宅の治療

今日は体育の日。ふっと気がついたのは、テレビのアナウンサーなどが「たいくのひ」と発音していることが多いようです。もちろんね正確には「たいいくのひ」ですし、そう入力しないとパソコンで漢字変換はされません。どっちにしても、月曜日休みというのはうれしい。

8月はじめにトイレの取替えに始まり、フェンスの交換、ベランダからの雨漏り補修、外壁補修・塗装と続いた自宅の「中~長期修繕計画」がやっと完了しました。

一軒家でも、マンションでも、家はしだいに傷むもの。5年で短期修繕、10年で中期修繕、20年で長期修繕というのは一般的なメンテナンスのサイクルです。

うちは中期修繕のタイミングでクリニックを開業して、経済的に困難だったので、大幅にタイミングが遅れてしまいました。 ですから、どちらかというと長期修繕を前倒ししたような感じになりました。

それにしても、業者選びから、計画の相談、塗装の色指定など、細かい点にいろいろな難しさがありました。どれを決めるにしても、何を基準にするか自分たちのような素人にはわからない。また、その結果にしても何を評価するかということもはっきりしないわけです。

ある意味、医療も同じ。専門性が高すぎて、一般の人にはすべてを理解してもらうことが難しい。目で見えない結果を伴うことが少なくないので、患者さんにとって何が良かったのか悪かったのか評価するのはとても難しいことでしょう。

となると、医者も建築業者も、どこまで信用してもらえるかという点にかかっているわけで、そのためには誠実に対処して行くしかないわけです。世の中には、楽な仕事なんてありませんね。

2012年10月7日日曜日

夕焼け小焼け


・・・の赤とんぼ。赤とんぼの羽をとったのは、

あのねのね。

・・・で日が暮れて、山のお寺の鐘が鳴る鳴る法隆寺。

山寺の和尚さんは、鞠をつきたし鞠は無し。
 しょうがないので、枯れ葉を掃いた。

焚き火だ、焚き火だ、落ち葉焚き。
だんだん寒くなってきた。

冬が近づいてきたんだね。
お手々つないで、皆帰ろう。

何とも、字数もめちゃくちゃな、意味のない連想でした。

2012年10月6日土曜日

センター南医療ヴィレッジ

このタイミングで・・・という、特別な理由は無いのですが、ふっと自分のクリニックの入っている医療ビルの状況について書いておきます。

・・・というのは嘘とは言いませんが、実は今センター南駅の東急側に医療モールが作られています。ここには、すでに都筑区で開業している先生方が、駅前に引っ越してくることになっています。今までは、センター南はうちのビルだけだったのですが、ある程度の競合はどうしても起こるでしょう。

うちのビルは3階と4階部分を、ある医療関係の会社が医療モールとして計画して平成17年春に完成した、都筑区では最初の医療モールです。横浜市営地下鉄センター南駅前で、バスロータリーに面していることから、かなりの好立地条件と思われました。

しかし、当時は人の流れが駅の反対側、港北東急SCがある側に集まっていました。朝と夕方のバスの乗り降りの人だけが行き来するだけで、昼間はほとんど人通りがないような状況だったものです。

最初に入居が決まったのは、センター南こどもクリニック、そして木村泌尿器皮膚科です。数ヶ月間はこの二つだけでしたが、暮れが近くなってアキコ・ルミエール眼科、そしてあすなろ整形外科クリニックが開院し、なんとなく医療モールらしくなりました。

平成19年2月にただ内科、平成21年8月にいなば耳鼻科が開院して、やっとモールのすべてのテナントが埋まったんですね。ここまでで、大きかったのはビルの道路をはさんだ反対側にホームセンターコーナンが開店したことと、センター北との中間にショッピングモールのミナモが開業したこと。

センター南の人の流れがこちらのビル側にも集まるようになって、ビルの認知度が高まることにつながったわけです。さらにスーパーの食品館あおばのオープンも大きかった。

特に感心しているのは、最後に開業したいなば耳鼻科のすごさ。あっという間に患者さんが増えて、夜10時近くまで診療が終わらないということもめずらしくない。イナバ先生、よく体力もちますね、ちゃんと休んでいるかしら。

小児科と泌尿器科は8年目に突入、眼科と整形外科はもうじき8年目、内科は6年目、耳鼻科は4年目に入ったところという状況で、あと何年くらいこういう形が続くんでしょうかね。クリニックは、基本医者一人ですから、しだいに年を取っていくとどうしても守りに入る部分もあり、体力的にもしんどいことが増えてきます。

少なくとも、それなりの形で継承されて地域の医療を支えていけるような状況が望まれていると考えたい物です。 それにしても、駅前の最後の一等地(今は駐車場)もついに建築がきまったようです。ただし、1階にパチンコ店が入るらしい。なんだかなぁ~

2012年10月5日金曜日

Glenn Gould Bach Edition

先日、ピアニストの患者さんが来院され、「ホロヴィッツよりグールドみたいに弾くほうが腕の疲れが少ないかもしれない」というような説明をしたところ、「大変わかりやすい」と言っていただきました。

これは、単に自分がグレン・グールドのほうが好きということだけの話かもしれません。グールドのゴールドベルク変奏曲によって、今のクラシック音楽ファンとして開眼したというところがあるので、原点みたいなものなんです。

数年前にオリジナル・ジャケット・コレクションという、80枚くらいのCDのセットでグールドのColumbiaへ残したすべてのアルバムを含むボックスが出て、買うか買わないかかなり悩みました。

でも、結局購入は断念。バッハ以外、特にシェーベルクなど現代音楽ものも代表的なレパートリーなんですが、このあたりが自分はまったくわからない。すべてを揃えるというマニアの意気込みとしては、嫌いなものも持っていて当然・・・なんですけどね。

限定版ですから、当然最近は手に入らない。中古もかなりのプレミアがついていて、新品の値段の2倍以上の高額になっていて、さらに買う気になりません。あ~、やっぱり最初に買っておけばよかった後悔することしかり。

そんなおり、そんなグールドコレクションから、J.S.バッハの演奏だけに特化した豪華ボックスが登場しました。しかも、音楽CDだけでなく、大量にのこされている映像関連もDVDとして含まれているというもの。

自分のようにグールド大好き、特にバッハ物が大好き、他のはそれなり持っているみたいな場合にぴったり過ぎるセットです。もちろん、音としてはグールドのバッハの大多数はすでにCDを所持していますから、音の中身としては新鮮味はありません。

ただし、かなりしっかりした豪華な入れ物、付属の分厚い美麗な解説本はマニアの心をわしづかみですし、何しろいつものHMVで、ポイントセールをうまく利用すると、実質8000円くらいという価格は超魅力的です。

あらためて、ひとつひとつのアルバムをじっくりと聴きなおしていくことにしたいと思います。

2012年10月4日木曜日

オイド

流通評論家、金子哲雄さんが2日に急死。ホンマでっかTVなどで、この数年しばしば顔を見ることが増えていたタレントジャーナリスト。

少なくとも、とにかく大変がんばる人という印象をもっていました。亡くなってから、急にやせたこの1年くらいの闘病中の話や、自ら葬儀関係を手配していたことなど、周りに大変気を気張る人だったことがわかってきました。

実際、死を宣告されて冷静でい続けることは 相当な強靭な精神が必要なはずで、金子氏も葛藤の毎日であったろうと想像します。

亡くなった原因の肺カルチノイドという病気については、テレビでもずいぶんと解説されました。もちろん、自分は呼吸器専門の医者ではないので、テレビで説明された以上にコメントできることはありません。

ですから、病気そのものではなく病名のことについて、一言追加しておきたいと思います。カルチノイドというのはカルチ+オイドという二つの言葉が合わさったもの。

カルチは、カルチノーマ(carcinoma)で癌のこと。悪性腫瘍は上皮性と非上皮性に大別され、上皮性のものを癌腫 carcinoma と呼びます。非上皮性のものは肉腫 sarcoma で、整形外科が関係するものはほぼすべて肉腫です。

医学用語は多くの接尾語がついていることがよくありますが、・・・oma というのは腫瘍のことです。カルチノイドの・・・oidというのは、・・・に似ているものという意味。ですから肺カルチノイドというのは、肺ガンに似ているものという意味です。

関節リウマチはRheumatoid arthritisというのですが、rheumatoidはリウマチみたいなという意味。arthritisの前半分は関節を意味していて、後ろ半分の・・・tisは炎症のこと。ですから、厳密には邦訳するとリウマチ様関節炎となります。

骨腫瘍のひとつに Osteoid Osteoma というのがあるんですが、osは骨のこと。となると、どういう意味がおわかりでしょう。つまり、骨みたいな骨の腫瘍ということになって、日本語では類骨骨腫(るいこつこつしゅ)と呼びます。

なんにしても、金子氏の41歳で急死というのは、とっくにその年齢を通り過ぎている身としてはけっこうこたえる話です。

2012年10月3日水曜日

SP 革命篇 (2011)

SPはフジテレビの深夜ドラマからスタートし、放送時間帯としては驚異的な視聴率をマーク。おそらくもともとの計画として、映画化を視野に入れられていたようで、いろいろな伏線が張り巡らされていました。

こういうドラマがヒット→映画化というメディア戦略は、最近では当たり前のようになって珍しくありませんが、ここまで惜しみなくネタを搾り出す作品は他にはありません。

SPは要人警護を専門とする警察官をテーマにしていますから、普通なら警護の難しさ、あるいはテロに襲われた場合に身を挺して要人をガードする職責の重さなどに焦点が当てられるのが普通。

ドラマ版では、そういう観点からは4つのエピソードが含まれ、SPの「かっこよさ」と「苦悩」が描かれています。しかし、登場人物たちの知らないところで、それぞれの事件が実は有機的なつながりがあり、見ている側は何が起こるかわからない緊張感が高まって行きます。

全11話のテレビドラマ版を壮大なプロローグとして、ついに「野望篇」と「革命篇」で本当のテーマに向かって怒涛のエピソードが爆発していく感じです。

真のテーマを進めていくためには、主人公がSPである必然性があるわけですが、劇場版ではSPという仕事そのものよりも、巨大な権力により踏みにじられた2つの家族の話が中心にあります。

それぞれの生き残った家族は、別々の方法で真実を追究していく。もちろん、所詮映画ですから、そんなことできないだろう的な大きな話の展開になっていくわけですけど、その嘘っぽさを感じさせないリアルさがドラマ版から積み上げられているのです。

昨年公開の完結篇とされる「革命篇」は、まさに大震災の日が公開だったので、フジテレビとしても大々的な宣伝ができず、さぞかし苦戦したことでしょぅか、実際の興行はそれなりの結果をのこしました。

しかし、話の終盤、いくつかの謎が解明されましたが、エピソードの裏側に隠れた部分がまだまだあることを匂わせて終わっています。「復讐篇」とか「再生篇」といったタイトルの、真の最終章が用意されているような気がします。

2012年10月2日火曜日

一区切り

プロ野球のペナントレースも、日本ハムの優勝が決まり、やっとセパの今年の覇者がやっと決まりました。日本ハムは経験の無い新しい監督、大黒柱のダルヴィッシュの移籍などの不利な条件の中がんばりました。

ただし、ただしですよ、いつからでしたっけ、クライマックス・シリーズ。ペナントレースの上位3チームが戦い、最終的に日本一をきめる日本シリーズに出場できるというもの。

いろいろ意見はあると思いますが、たくさん楽しめていいと思う方もいると思います。自分はどうも逆で、半年かけたペナントレースの結果は何だったのと考えるほう。

もちろん、クライマックスシリーズは、順位によってシードのアドバンテージがつけてはありますが、どれだけ差がついていてもペナントは3位でもOKというので、ペナントレースの目標はだいぶさがるでしょう。

そりゃ、セパ両リーグにチームがたくさんあるならいいでしょうけど、たかが6チームずつですからね。1/6をめざすことから1/2をめざすでは、だいぶ違いますよ。

ついでにいうと、長い長いセパ交流戦も興味を下げる一因なんです。長すぎだと思うんですけど、どう思います?

結局、だったら1リーグ制でいいんじゃないの? という考えが表に立ってしまいます。ただし、その場合は日本シリーズのような最終決戦という盛り上がりはなくなりますけどね。

どっちにしても、何度も何度もビールかけを見せられるのは、もういいんじゃないかと思ってしまいます。

2012年10月1日月曜日

早くも年末の予定

さあ、10月です。台風も過ぎ去って、今日はまさに台風一過の好天・・・って10月だというのに、30度はこたえますね。

10月になると、気温はともかく、年末が近づいてきたという雰囲気がそこはかとなく漂うものです。自然と年末に向けて、忘年会はいつにしようかとか考えてしまうわけです。

ところが一番の問題は、実は年末年始の診療。何て気が早いと思われるでしょうが、自分だけでなくスタッフのいろいろな予定がありますから、できるだけ早めに決めておきたいところ。

うちのクリニックでは、基本的に12月30日までスタッフに勤務をお願いしています。一昨年までは、家族の力を借りて、12月31日にも午前中だけ診療、午後は大掃除というやり方をしていました。

大晦日にも診療をするというのも、新規開業クリニックの認知度を高めるためであったのですが、何しろほとんど全部が初診の患者さんで、しかもけっこう遠方からここしかやっていないということで来院される。

これって、かなり大変なのです。レントゲン撮って、処置をして、紹介状を用意していると、時間がかかり、たいてい11時半までの受付なのですが、診療が終わるのは午後2時くらい。

こどもたちも大きくなってきて、それぞれに用事もできてきますし、そうそうクリニックを強制的に手伝わせるわけにもいかなくなってきます。それよりも、こちらが体力的にだんだんしんどくなってくる。去年は、ついに大晦日の診療はやりませんでした。

ところが、今年は何と12月30日が日曜日になっているじゃありませんか。うちはカレンダーの赤い日に休みというのが原則でして、となると12月29日で終了となるのでしょうか。

う~ん、これは最終決定ではありませんが、そうせざるをえないような気がします。そのかわりと言ってはなんですが、例年1月5日を仕事初めにしていたのですが、来年は1月4日を仕事初めとするのが妥当なチョイスかと。

何か鬼が笑い出しそうな話ですけど、クリニックの経営者としてはそれだけのことを決めるにしても、思慮深く反復熟考することが求められているのです。

今までにもこのブログで書いていますが、クリニックを休診にすることに対する強迫観念のような恐怖心みたいなものがどこかに潜んでいるんですからね。