2013年1月12日土曜日

ときどきゴシップ

昔からゴシップ記事というのがあって、有名人の私生活に関連したある事ない事を興味方位で書いたようなもの。たいていは噂レベルのもので、ほとんどがデマであったりするものです。

ネット社会では、匿名性の高さから、さらに無責任にゴシップが垂れ流しになる事が多く、チェーン・メールなども似たようなものだったりします。

最近テレビドラマを割りと見ていたら、それにまつわるゴシップに遭遇しました。この前まで「月9」ドラマでやっていた木村拓哉主演の「プライスレス」では、予定に無かった映画化が今年決定したとか。

何でかというと、フジテレビ系のドラマのドル箱というと、「踊る大捜査線」と「海猿」。両方の映画が昨年公開され、 興行収入は最初の数ヶ月でそれぞれ60億、70億と大ヒットしています。ただし「踊る・・・」はシリーズ終了。「海猿」に今後の期待がかかっている・・・

のですが、ゴシップ的な話として、原作者とフジテレビがなんだかもめて、激怒した原作者が打ち切りを宣言したとか。あわてたフジテレビは、なんとか人気を保ったキムタクに託すしかなく「プライスレス」を今年の映画と決定したらしい・・・ほんまかいな。

正月にスペシャルが放映された「ラッキーセブン」も、1年前のドラマの放映の時に謎があったらしい。主役の一翼を担う瑛太が中ほどでいなくなり、最終回で再登場するものの、他の出演者とのからみが異常に少なかった。

主役の松本潤より目立つので松本サイドから横槍が入ったとか、「家政婦のミタ」で再ブレークした松嶋奈々子がそれほど話題にならず視聴率が期待より低迷したからとか。実際は、もともと瑛太は舞台の予定があったので決まっていた事なのに、フジテレビの対応が悪くいろいろな噂が出た事に瑛太が激怒したとか。

こういう噂話は、誰が流すのかわかりませんが、もともと内部の制作に携わる人が情報を流したか、まったくのでたらめを誰かが創作したかなんでしょうか。いずれにしても、話が伝わっていく中で無いようにいろいろな尾ひれがついて、どんどん話が変質していくことは間違いない。

それで「ラッキーセブン」のスペシャルは録画しておいたものを、やっと今日見ました。正直な感想としては、人気のある人を大量に出演させて力が入っていることはよくわかりますが、そういうたくさんの出演者が絡むシーンが少ない。

結局、人気タレントのスケジュール調整が難しいということなんでしょうけど、それによって話が盛り上がらないし、どうも薄っぺら感が漂いつづけるんですね。それぞれが単独で話を進めているだけで、全体の展開に無理がある。

そこんとこで、レギュラーシリーズでも、いろいろ噂を生んだはずなのにね。民法では視聴率至上主義ですから、内容よりも人気者を揃えた話題性が番組作りに優先しているということなんでしょうかね。ゴシップも、そういう話題性に貢献している部分もあるのもしれません(まったくほめられませんけど)。