2013年4月29日月曜日

文化的GW

さすがに酒ばっかり飲んでいるわけにはいかない。

今日は、なんとひょんなことから国立劇場へ行ってきました。国立劇場というと、皇居のお堀に面していて、隣は最高裁判所というロケーション。

今まで、何気なく歌舞伎専門のように思っていたのですが、実はいろいろな古典芸能の会が開かれていたりするんてすね。落語だけは多少知識があるつもりで、その流れでその他の古典芸能についても、まったく知らないわけではない・・・と、思っていました。

今日の会は日本舞踊。これは、さすがにまったくわからない。花柳流の大きな会だったのですが、日舞には4つの流派があって、花柳流が最っも大きな組織だと初めて知りました。

しかも、見てびっくりしたのは、踊りというより、ほとんど一人歌舞伎と呼んだほうがぴったりという感じだったこと。ストーリーがあって、それに合わせて所作が決まっている。舞台の情景を作るために雪も降ってくるし、邦楽は長唄で、唄い手4人、三味線4人、鼓などで5人、拍子を打つ人がいたり、歌舞伎で言うところの黒子の役をする人もいます。

着物を引き抜いての速変わりもあり、特に3連続というのもあって、元々着ていた着物の重さはいったいどんだけ? と心配してしまいます。さぞかし、膝には負担がかかっているはずで、整形外科的にもそのハードさには驚愕物でした。