2013年6月24日月曜日

釣銭

クリニックは一般的な商店とは違いますが、患者さんとの間に金銭の授受があります。となると、必要に応じておつりがあったりするわけです。おつり用のお金をどれだけ用意しておくか、というのはなかなか難しい事があったりするんです。

初診の方は、けっこうお金を用意してきて、1万円札を出される方が多い。整形外科ではケガの処置でもしないかぎり、5千円をこえることはそうそうありません。もちろん、窓口で支払う自己負担金の話ですけどね。

となると、おつりとして5千円札が出て行く確率が大変高いということで、毎月たくさん両替しておくのですが、時々足りなくなっておつりは千円札ばかりでということも珍しくありません。

一番出て行くことが多いのが500円玉。これは初診・再診に関わらず、千円札を出される事が多いからでしょう。両替に行って500円玉50枚の包みを手にすると、けっこう重い。

メインバンクにしている三井住友銀行は、キャッシュカード一枚につき1日で硬貨・お札合わせて50枚までという、けっこう不便満載の決まりがあって、なかなか欲しいだけの両替が一度ですまない。

しょうがなく、何度か出直すことになったりして、かなりめんどうくさい。ついでに、ぐちると他の銀行より圧倒的に手数料が高い・・・と思いませんか? まぁ、いろいろな事情があるんでしょうけど、どうも何となく納得できないところ。

話を戻すと、大多数の再診の方で、最初からいくら払うか知っている方は、小銭を用意してくる事が多い。そうなると100円玉や10円玉がどんどん増えてくるわけで、中には5円玉ばかりで払う方もいたりする。

先日、金庫の電子ロックの番号を誤って押してしまい、金庫をロックさせてしまいました。いや~、あせった、あせった。このまま開かなかったら、明日の釣銭がないということになってしまいます。

家中の小銭を集めたり、何ヶ所もコンビニをまわって、ちょっとしたものを買って小銭を集めたりと大わらわ。とりあえず、午前中をしのげば銀行にいけますから・・・と思っていたら、あっさり翌朝金庫は開きました。

くだらないことですが、こんなちょっとしたことに踊らされる事が多く、クリニックの院長なんてハラハラドキドキの毎日です。