2013年6月29日土曜日

あっという間の半年

クリニックの診療は、今日で6月は終了。早いもので今年は半分終わってしまいます。

週明け月曜日は忙しい事が多く、その勢いで火曜日までがんばると、水曜日はちょっと息をつける。木曜日は半日で、金曜日をがんばると、土曜日は平日よりも少し早く終われて、日曜日になる。すると、週明けの月曜日は忙しい事が多く・・・

という具合に、あっという間に1週間が終わり、一ヶ月が終わり、そして一年も過ぎていくわけです。もう少しかわったことが、時々あると違うのかもしれませんが、まぁあまり贅沢なことは言っていられません。

それでも、いろいろな症状の患者さんが来ると、医者という仕事も患者さんには申し訳ありませんがちょっと楽しいものです。

つまり、診断というのは謎解きみたいなところがあって、患者さんの症状という状況証拠と、検査結果という物的証拠から犯人を割り出すわけです。しかも、裁判官の役目も治療という形で行うことが出来るのですから、なかなかスリルがある。

もちろん、整形外科に来院される方の大多数は加齢性変化による痛みだったりすることが圧倒的に多く、診断に苦労することはありません。しかし、リウマチ性疾患はなかなか診断には慎重になるし、また治療も試行錯誤でやっていくところがあります。

いずれにしても、正しい判断をしていくためには勉強は欠かせない。新しい知識を取り入れる努力を怠ると、経験だけで古い治療を漫然とするようになり、時代遅れになってしまいます。

もう少し勉強の機会を増やすと、毎日が変化に富んで長く感じられるかもしれませんね。