2013年6月9日日曜日

介護職員初任者研修

最初に始めたのは、2008年5月のこと。以来、年に2回、介護の仕事をしようという方々のヘルパー2級研修会の講師を続けてきました。昨年の秋まで、計10回、毎回3時間ずつ喋ってきたわけです。

ところが、今年は制度が変更になって、介護職員初任者研修というものになりました。今まで、いろいろな資格がごちゃごちゃになっていて、介護関係の資格を取ろうとすると勉強すべきことが一部重複していたのを統合整理したものだそうです。

さて、こちトラはお役目御免かと思っていたら、続けて講師をするようにということで、今日は行って来ました。って、今日は日曜日じゃん、と思ったあなた、あなたは正しい。

そうなんです。今日は日曜日です。というのも、なんと話さないといけない時間が、2倍の6時間になってしまったんです。とても、平日では対応できないので、日曜日の朝から夕方までかけてこなすことになりました。

老化とは何ぞや、から始まり、老化の原因、老化による生理的変化、そして老化に伴う病気の解説というカリキュラム。自分の専門の整形外科の範囲は、全体の1/4で、あとは体全体の内科的な話が主体です。

カリキュラムにはないのですが、生命兆候・・・ヴァイタル・サインというものが重要ですから、心肺蘇生の話を含めた話も人枠用意しました。

何しろ、こんなに長く講演をすることなんて生まれて初めてですから、ペースがわからない。脱線するにも、どこまで雑談していいか見当がつかないので、手探り状態です。話す内容を落としてはいけないので、レジメを用意しておいたのですが、なんと27ページという膨大な量です。

時計とレジメとをにらめっこしながら話を進めて、30分ほど早かったのですが、終了としました。なにしろ、喋るこっちも疲れますが、ずっと聞いている側も相当疲れたと思います。

いやはや、皆さんご苦労様でした。こっちは、次は秋までありませんが、研修している方々は8月までこんな講義がまだまだ何回となくあるんですね。本当に大変だと思います。

でも、高齢化が進む今の日本では無くてはならない仕事になっていくわけですから、是非がんばって資格を取ってください。