2013年12月10日火曜日

安堂ロイド Part 2

10月から始まったドラマ・・・相変わらず、安堂ロイドは一押しなのです。先日の第9回で、ほぼ謎が解き明かされてきて、いよいよ次回は最終対決となる。

視聴率だけでいえば、同じ枠の「半沢直樹」がビッグすぎてかなり見劣りするのですが、このドラマに限っていえば、マニアックな楽しみ方ができる伏線が多く、少し時間がたってから評価が高まるんではないでしょうか。

 前半は、2113年という未来との通信、そもそも100年後からアンドロイドがやってくるという奇想天外な展開に対して説明はほとんどなく、物語のベースが不明なまま「戦隊物」のようなストーリーが繰り返されます。

すなわち、アサヒさん襲われる → キムタク登場 → Asura OS起動してパワーアップ →「安堂あさひが死ぬ事は禁じられている」の決めセリフとともに悪を殲滅

これ、ほとんど水戸黄門の世界。このまま最終回までいくと、さすがに幼稚すぎと思っていたのですが、中盤はだいぶかわってきた。

毎回どこかが壊れるキムタク・アンドロイドを直す役目のサプリが消滅、人間の中にも事態を知るものが増え始めてきました。AKB枠でついでに出ているのかと思っていた大島優子の存在が鍵になってきました。

まぁ、通常のタイムスリップの話では、過去を変えることは禁じられているわけですが、この話では最初に積極的に過去を返ることができるというところを大前提として許しておく事がポイントかもしれません。

来週までに、録画した第一回から全部を見直しておきたい・・・と思うのですが、さすがにそれだけの時間はないかなぁ。前にも書いたように、10回分では長すぎてだれるところもあるので、4回~5回くらい分に編集すると緊張感のあるドラマになるし、場合によっては映画のほうが生きるかもしれませんね。