2014年10月10日金曜日

5年連続の世界制覇

すごい事です、内村航平選手。

昨夜、中国で行われている世界体操で、個人総合で5連覇を達成しました。21歳の時から勝ち続けているわけで、体操競技としては前人未踏、快刀乱麻、質実剛健、金剛不壊。

ちょっと前に書いた、「今年のスポーツ」の中に記憶しておかないといけません。演技の安定感は抜群でした。

内村本人が日頃から目指している「美しい体操」を見事に具現化していたと思います。まだまだ、ピークを維持できていて、次のリオ・オリンピックまでは期待できそうです。

また、田中佑典が3位に食い込んだ事も、一緒に拍手喝采したいと思います。田中三兄弟の末っ子として、ついに結果を出してきました。

先日の団体が、もう金は決まりかと思っていたところに、最後の最後、中国の驚異的な鉄棒演技により逆転されました。いゃぁ、残念でした。

内村自身もよく言っているように、団体での優勝は彼らの悲願ですから、内村選手が現役のうちに、何とか達成しておきたいことでしょう。

そういう意味では、次世代の台頭が心配なところ。今回も、団体の床などに白井クンが登場しましたが、まだまだオールラウンダーとはいえません。そもそも、彼以外に次の選手があまり見えてこないことが心配ですが・・・

そういえば、昨日はもうひとつの五連覇のニュースがありました。村上春樹のノーベル文学賞が非選出5年連続・・・これは周りが騒ぐだけで、勝手に受賞の期待を寄せている話。本人はいい迷惑みたいなところかもです。