あすなろ整形外科クリニックからのお知らせ

年末年始は12月29日(金)~1月4日(木)を休診します
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします

2015年2月28日土曜日

駅前のびっくり


いよいよ駅前のビルがパチンコ店で、自分としてはがかっりしたという話は先週書いたばかり。

バスロータリーの下の地下駐車場は、値上げやサービス券の撤廃により、自分たちのような一般の利用客が締め出され、パチンコ店専用状態となったのが、正直一番腹立たしい。


先週とかに、たまたまのぞいたら、駐車場はガラガラで、そりゃこの値段でとめる人はそうそういない。こんな強気の設定がいつまでも続くわけは無いだろうなんて・・・

木曜日には、いよいよ開店したのですが、あいにくの天候でした。開店の時は「長だの列」ができると噂されていたのですが、上から見ると多少群がっているという程度だったので、何だたいしたことないじゃんと思っていました。

ところが、銀行に行く用時があって、雨を避けるために、地下駐車場を突っ切っていこうと言って見て驚いた。な、な、なんと、つい数日前までガラガラだった駐車場でしたが、ほぼ満車ではありませんか。

まじかぁぁぁ、うぅぅぅ、そんなにパチンコ好きが世の中に多いのか、最近では、一番愕然としました。そりゃ、一般の駐車場利用客なんて邪魔なだけ。

でも、金曜日は上から見ると、多少並んでいる人が早朝からいました。まぁ、どうせわんさか人が集まるのは、開店して最初の数日だけだろうと・・・まぁ、何を期待しているんだかという話ですけど。

2015年2月27日金曜日

転勤

自営業であるクリニックの院長には、転勤はありません。それに比べると、サラリーマンは大変。

大きな会社ほど、日本中、場合によっては世界に支店があって、社員はそれぞれの場所に転勤をすることがしばしば。それも、急に転勤の話が出てきて、来週とか再来週という事も珍しくないようです。

たまたま、横浜から青森に転勤という方の話を立て続けに耳にしました。一人は患者さんなんですが、転勤の上、扱う商品も変ってくるそうで、かなりストレスが高い転勤のようです。

こういう場合は、会社からの遠回しの肩叩きというようなケースもあるかもしれません。でも、普通は有用な人物に対して、会社の幹部教育の一環ととらえられます。

会社全体を知る事を目的として、より多くを経験させるために、あえて厳しい転勤の指令を下しているわけで、多少古めかしい表現ですが出世街道として避けては通れない。

医者でも、大学勤務のときは、関連病院への出向というのがありました。小泉改革以後、大学の医局制度というのが批判にさらされ、ずいぶんと変化があるようですが、自分の頃は教授の思惑一つ。

一応、事前に医局長から多少のアンケートはありましたが、必ず希望通りとは限りません。年明けに発表、4月から移動という、準備期間はそれなりにはありましたけど。

病院によっては給与に相当の開きがあり、また公立病院だとアルバイトもできないので、不公平がでないように考慮はしていたようです。

自分の場合は、最初が静岡県。公立でバイト無しでしたが、比較的給料はよかった。ただし、遠いの出引越しをしないといけないし、毎週のように週末は大学に戻って実験などをするので、けっこう大変でした。

翌年は、箱根の山の中。またもや公立。ここは、バイト無しで給料は最低レベル。通勤は、毎日車で片道35キロ。

そのあと大学勤務に戻りましたが、この頃に大学近くから今の横浜市青葉区に自宅を引越し。と、思った途端に、平塚の一般病院へ出向。バイト可能で、給与は普通。通勤は車で片道40キロ。

女子医科大学では、転勤はなく落ち着いて仕事・勉強ができたのはありがたい。そのかわり、給料は最低ランク。なにしろ、同じ年齢の都庁職員の給与の方が高いのには 驚いた。

まぁ、何にしても、転勤というのは、ある意味リフレッシュととらえて、大変だとは思いますが、それぞれの地で頑張ってもらいたいものです。

2015年2月26日木曜日

第13回田園都市リウマチフォーラム

昨夜は、田園都市リウマチフォーラムの講演会。13回目です。もとはと言えば、横浜北部地区でリウマチ診療を実践する自分たちの私的な勉強会から始まり、どうせならもっと仲間をふやそうということになった会。

今までの会の記録は以下の通り。

第1回 2010/11 最新事情
 聖マリ リウマチ内科教授 山田先生
第2回 2011/3に予定していましたが震災のため中止
第2回 2011/5 MTX最新知見
 聖マリ リウマチ内科教授 山田先生
第3回 2011/10 膠原病と腎臓障害
 昭和藤が丘 腎臓内科教授 吉村先生
第4回 2012/2 肺障害
 聖マリ リウマチ内科教授 山田先生
第5回 2012/6 今後の課題
 東京医科歯科教授 針谷先生
第6回 2012/10 リウマチと妊娠
 成育医療センター 村島先生
第7回 2012/2 早期リウマチの鑑別
 聖マリ リウマチ内科教授 山田先生
第8回 2013/7予定 バイオ時代の考え方
 女子医 リウマチセンター教授 桃原先生
第9回 2013/10予定 ステロイドの最新事情
 聖マリ リウマチ内科教授 山田先生
第10回 2014/2予定 課題と問題点 第10回記念講演会
 女子医 リウマチセンター教授 山中教授
第11回 2014/6 iPS細胞を用いた再生医療
 横浜市立大学 谷口秀樹先生
 第12回 2014/10 リウマチ類縁疾患の鑑別
 聖マリ リウマチ内科教授 山田先生
第13回 2015/2 私の考えるリウマチ診療
 日本医科大学 桑名正隆教授

なんだかんだで、よく続いています。他にも似たような会はたくさんあるのですが、一応一定の成果はあげて定着してきたと言えそうです。

さて、今回は日本のリウマチ診療の次世代のリーダーの一人。昨年、日本医科大学の教授になった桑名先生をお招きしての講演会。

顧問の聖マリ、山田先生と旧知の間柄で、無理を言って来て頂きました。日本のトップの一人が、日頃どういうことを感じて診療しているのか興味深い話を聞くことができました。

最初に、リウマチ患者さんの死因ということから、生命予後に関係する注意点を要領よく整理していただきました。その中から、スタンダードとされる治療法の疑問点などが浮き彫りになりました。

ある薬を使うと75%の患者さんに効果がある、というような話はたくさんありますが、薬の効果は使ってみないとわからない。現実に、一人一人の患者さんでリウマチの状態は様々で、統計学的な画一の治療だけではどうにもならないというのが、実地医家の実感です。

クリニック・レベルでの診療だからこそ、患者さんの状態の違いに即した細かい調整のきく治療法が求められます。ですから、今回のまとめとして「個別医療の充実」が必要という話は、たいへん納得できました。

2015年2月25日水曜日

ペンライト

アイドルのコンサートに行って、会場一体となるために高くかざして振り回す・・・じゃなくて、ペンライトも、パーソナル・ベースでよく使う医療器具の一つ。

かぜやインフルエンザで喉が痛い人などの口の中を覗くとき、耳の中をちょっとみたいとき、そして瞳孔反射を確認するときなどに使います。

昔は、製薬会社がくれたりしたものですが、今時製薬会社は「利益供与」については、厳しく自主規制していますので、ペンライトは自分で用意するしかありません。

安いものは数百円ですが、安いものは電球がすぐに切れたり、スイッチがだめになったり、そもそも暗すぎて役に立たないものもあったりして、なかなか長く使えるものが少ない。

かといって、大きい懐中電灯じゃ、簡単に持ち歩けません。一頃流行ったマグライトは、けっこうニーズにマッチしていましたが、今や時代はLED。

LEDタイプだと、まさにペンの太さで、十分な明るさと耐久性があります。そこで、自分がチョイスしたのはGENTOSのもので、ちょっと高めですがamazonで1500円弱ですから、まぁ許せる範囲です。

もっと明るいタイプもありますが、医療の現場で使うには、明るさ19ルーメンであるこのくらいがおすすめ。照射範囲がぼやけているので、明るすぎるときははじだけで照らすとちょうどいい。ちょっと前のものに比べると、色も自然光に近いものになったと思います。

2015年2月24日火曜日

聴診器

聴診器というのは、医者という職業を表す小道具としてはわかりやすい。だいたい、これさえ持っていれば、すぐに医者だろうと思ってもらえます。

聴診というのは、読んで字の如しで、音を聴いて診断すること。聴診器は、音を聞きやすくする道具としてとても便利です。

胸にあてれば、呼吸の時の空気の出入りの音、心臓の動く音、お腹にあてれば腸が動く音などを聞くのが主な用途。ですから、内科の医者が主に使うわけで、整形外科の自分は・・・

実は、学生のときに実習用に聴診器を買いましたが、整形外科医になってからはほぼ触れた事が無い道具でした。ところが、リウマチという病気を勉強していくと、呼吸の音が大変重要で、いつのまにかいつも持ち歩くようになりました。

何しろ、肺の合併症が重要ですから、患者さんと話をしていて、変な咳をしたりしていると、すぐに呼吸の音を確認したくなります。時にはレントゲンを確認したり、CT検査を依頼して詳しく調べます。

今まで、いろいろな病院や診療所で診察をしたことがありますが、聴診器を常備している整形外科外来というのは、ちょっと記憶に無い。今は、自分のクリニックで、すぐ手に取れる位置に聴診器がいつでもあります。

2015年2月23日月曜日

高田さん引退

昔、巨人の外野手、長嶋さん引退後はサードにコンバートされ、後にヤクルトの監督もやった高田さん・・・の話ではなくて、甲高い声で電化製品のテレビショッピングの世界で一躍有名になったタカタさんの話。

今年の1月の会社の創立記念日に、自ら起業してテレビ通販大手になったジャパネットたかたの社長を辞任されたそうです。現在66歳、つい最近もテレビで精力的に商品を宣伝していました。

テレビのデジタル化とエコポイントのおかげて、テレビが爆発的に売れた後、一気に業績は落ち込み、2012年の暮れに、2013年に過去最高利益を達成できなかったら退任すると宣言していたそうです。

実際は、布団クリーナーなどの大ヒットがあり、業績は復活できたそうですが、自分にも「体力」があるうちに、次の世代へ受け渡すことを優先して、宣言通り辞任したそうです。

今後は、自らは自分が惚れ込んで売りたい商品を、いかに消費者に伝えていくかという社員教育などを中心にして、経営そのものは長男の方に任せるのだそうです。

つまり、会社という組織になると、もう個人の物ではないわけで、会社が少しずつ成長しながら長生きしていくようにすることが経営者として求められる手腕なんですね。

ジャパネットたかたという会社の、文字通り「顔」というべき社長ですから、辞するということは会社のイメージが大きく変わることになります。そうとう大きな決意を持って決めたことなんだろうと思います。

また、引き継ぐ側も、今までのイメージ継承しつつも、新しいカラーをどのように加えていくのか、難しいかじ取りを迫られます。そういう意味でも、単純な世襲よりも、けっこう大きな困難を伴うはずです。

残念ながら、ジャパネットたかたから商品を購入したことはありませんが、今回の話を聞いて、この会社の健全性、そしてタカタさんという方は、大変誠実な経営者なのだなと思ったわけです。

2015年2月22日日曜日

復活節前第6主日 ~ 四旬節

キリスト教では、復活祭の46日前の水曜日を「灰の水曜日」と呼び、それが今年は2月18日でした。ここから、復活祭の前日の「聖土曜日」までが、四旬節と呼ばれる期間にあたります。

復活祭は、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」という決まりがあって、年によって3月22日~4月25日までの、およそ一か月間の間で変動する移動祝日です。

当然、四旬節の期間も同じように変動があるわけですが、固定されている降誕祭関連の行事と違って、自分のような非キリスト教徒にはわかりにくい暦の要因となっています。

キリスト誕生を祝う降誕祭の準備をするのが、その前4週間の待降節。四旬節も同じように、復活祭を準備する期間とされていて、この期間は食事の制限と祝宴の自粛が求められています。

そこで、その前に楽しんでおこうというのが謝肉祭、つまりカーニバル。仮装行列などを行ったりするのですが、近年はラテンの国のド派手なものが有名。

そんなわけですから、四旬節の期間に入ると教会でも音楽は禁止、悔い改めの期間となります。大人らしいが語源となる「おとなしい」も、ここでは音無しでのお祈りというところ。

となると・・・バッハの教会カンタータは・・・無い。

バッハとしては、受難週から復活祭、昇天祭と続く最大のイベントに向けて、準備をする期間に充てていたはずで、毎週のカンタータ準備からは解放されていました。

教会暦に沿って、カンタータを順番に聴いていこうと思い立ったのは、ちょうど昨年の今頃。毎週のカンタータが無いことで、宗教曲の一般知識を勉強することができました。もう一度、いろいろと復習をして
自分も復活祭の準備をしたいと思います。


2015年2月21日土曜日

テスラモータース

GMに代表されるアメリカの自動車というと、60年代のイメージとともに、やたらとでかくてガソリンを底なし沼のように消費するという感じが付きまといます。

しかし、地球温暖化問題でCO2排出削減が緊急課題ともなると、世界的にEcologyが重視され、従来のアメリカ車のような車は受け入れにくくなったのは事実です。

その中で、最近までまったく知らなかったのですが、2003年に新しい自動車会社がアメリカに誕生していました。テスラ・モータースという会社で、何とシリコン・バレーを拠点にしている。

主導するのはイーロン・マスクという南アフリカ出身のひと。テスラを起業したとき、まだ32歳。同じ頃に、民間スペースシャトルのスペースX社も作っており、人類を火星に移住させると豪語している。

シリコン・バレーといえば、かつてはパソコンなどの半導体産業の中心地。つまりテスラは、電子部品関連に強みを発揮するベンチャー企業という立ち位置にあって、従来の自動車メーカーとは一線を画すんですね。

2008年に発表された、最初の量産車はテスラ・ロードスターで、なんと完全電気自動車。走行距離は356km、0-100km/h加速が4秒未満、最高速度201km/hとされ、価格は1000万にもかかわらず、1000台程度が売れたようです。

その後セダンのモデルSと、SUV的なモデルXが発表され、現在は日本法人も作られて、モデルSが購入可能になっています。ただし、これも価格は900万円。さすがに、実用的に走れる電気自動車ともなると、安くはなりません。

電気自動車として、面白いのは常時ネットに接続していて、メンテナンスはリモートで行われるところ。つまりスマホのアプリが、ちょこちょこと自動でアップデートされているのと同じ感覚です。

自動車というと、重機械という感覚ですが、テスラは電子機器の一つとして自動車をとらえているのかもしれません。写真からは、なにしろドアハンドルが見えないので、ドアの開閉から電子的に行われるのでしょうね。

トヨタは以前に提携を発表していますが、どうもトヨタが進めようとしている燃料電池車の方向性とは離れて行っているようです。パナソニックは自動車用電池の供給先として、テスラとの提携を行う事にしましたが、大得意先のトヨタとの関係が難しそう。

テスラは電気自動車関連の特許を無償公開して驚かせましたが、これもすべて電気自動車を推進して、自社の優位性を確立するため。ところが、最近トヨタが燃料電池車の特許を同じように無償公開したことで、テスラは怒り心頭のようです。

このあたりは業界の雄は誰かという、一種の覇権争いみたいなものも絡んでいるのでしょう。未来の自動車のあり方は、現実的な実用性だけで決まるわけではなさそうです。

2015年2月20日金曜日

駅前のがっかり

だいぶ、気が早い話かもしれませんけど、今年の桜の開花は、横浜あたりでは3月26日~3月29日という予想が出ています。ということは、4月の第1週が見頃。卒業式には間に合わず、入学式には散りはじめかもしれません。

寒い寒いと思っていても、着実に今年も春がやってくるということですが、桜よりも前に多くの方々が気にしているのが花粉。今年は、去年よりかなりたくさんの飛散が予想されています。

今年の春に期待していたもの・・・って、まぁ、計画が発表された時点で、がっかり感満載だったのですが、そのがっかりの殿堂が完成して、今週開店したのが・・・駅前のパチンコ屋。

センター南駅に隣接する「一等地」は、周囲にいろいろなビルが出来る中で、最後の最後まで更地のままでした。

やっと駅ビルができるかと思ったら、なんとパチンコ屋だと。ほんとかい、と思いましたが・・・本当でした。ネーミングはパーラーならいざしらず、パール・ショップだそうで、真珠でも売っているのかいと。

あとは、インドアテニス。いずれにしても、「駅ビル」と言っていい立地にありながら、利用する人は限られる施設を作るというセンスは・・・無いわぁ。

せっかくのモダンな駅舎は、まったく見えなくなってしまいました。また、その影響で、駅前地下駐車場は驚異の値上げとなり、今やまるでパチンコ屋専用駐車場のような看板がついて、パチンコする人で500台分も埋まるわけがなかろうに。

どうせなら、花輪を山ほど並べて、軍艦マーチでも威勢よく流したらいいんじゃないかと、 嫌味とも愚痴ともつかないことを言いたくなります。

こういうところは、港北ニュータウン構想の現実的な失敗の象徴なのかもしれませんね。

2015年2月19日木曜日

マヌカハニー

理系の人間としては、ましてや医者ともなると、いわゆる健康食品というものについては、まず疑ってかかる気持ちが先に出てしまうものです。

世の中にあふれている健康食品のうち、かなりのものは「まゆつば」的なものであり、「イワシの頭も信心から」の世界に入ってしまうのです。

マヌカハニーと呼ばれるハチミツも、テレビで取り上げられてから話題になって、実はうちにもあったりします。信仰心が無いのに十字架を首にかけているみたいなもので、心苦しいところはありますが・・・

いろいろ説明を読んでも、どうもその製造法などがわかりにくい。例えば「ニュージーランドだけに自生するマヌカの木の花から採取される大変貴重なハチミツです」という感じ。

ハチミツというからには、蜂の巣から採取するはず。花から採るなら「花の蜜」だろうと突っ込みをいれたくなる。

さらに困った事に、マヌカハニーの活性力を示す単位をUMFと呼ぶのですが、これはUnique Manuka Factorの略で、直訳すると特異的マヌカ因子となる。これでは自画自賛みたいなもので、何だかよくわからない。

実際にはメチルグリオキサール(MGO)というのが、化学的な活性物質らしい。ですから、UMFあるいはMGOで示される数字が高いほど、効果が強いということになっています。

まぁ、理屈がよくわからないのですが、とにかく主として抗菌作用については、古くから知られ、確かに何かしらの効果は認めざるをえない。

そこで・・・少し喉が痛くなって、これは風邪のひきはじめかと思うときに使ってみました。確かに痛みが軽くなって、おちついてしまいます。

う~ん、効果がありそう。味は普通のハチミツとかわりはない。使わなくても治ったかもとれませんが、 少なくとも悪い効果もなさそうです。

ネットには、いろいろな会社の製品が山ほど紹介されていますが、問題はまるで「万能薬」のような宣伝をしていること。あくまでも、健康食品ですから、自己責任での使用が前提ですので、あまり期待しすぎないように使うのがいいのかも・・・

2015年2月18日水曜日

永坂更科布屋太兵衛 @ たまプラーザ

なにしろ関東人なもんで、絶対にうどんよりも蕎麦。ですから、もう頭の中にはイメージが出来上がっていて、天ぷらそば、たぬきそば、鴨南蛮そば、にしんそばなどなど・・・

きつね、月見、カレー、鍋焼きとくると、基本はうどん・・・と決め付けていますので、あまり口にすることはない。

蕎麦屋の系列にはいくつかありますが、基本的に更科とつくのは、出所は布屋太兵衛さん。反物を商いしていた太兵衛さんは、寛政元年(1789年)に麻布永坂に信州更科蕎麦処を開店したのが始まりとされます。

更科は、お米で言うところの大吟醸みたいに、蕎麦の実の中心を使用した白くて細めの麺とやや醤油が強めの汁が特徴。

現在は、その更科を名乗る有名店が2つあって、東京都港区の麻布永坂にある永坂更科と元麻布にある更科堀井のいずれも、看板に「総本家」としてあり、そのあたりの関係はよくわかりません。

永坂更科は、缶にはいった汁の販売などもありよく目にします。身近にところで、たまプラーザ東急SCの食堂フロアに店があって、手軽に本家更科の味を楽しむ事ができます。

天ぷら蕎麦は、天ぷらが別皿にのっていて、さくさくした天ぷらの美味しさをしっかり味わう事ができます。衣が汁を吸ってぶよぶよしたのが好きな方は、遠慮せずにさっさと丼に入れましょう。

2015年2月17日火曜日

積み残した青春

・・・って、なんか口にするには、ちょいと恥ずかしい感じのタイトルなんですが、まさにそういう言葉で表現するのがふさわしい話を耳にしたものですから。

青春時代には、何の根拠も無い変な自信があって、何でもやってみるのですが、すぐに壁にぶち当たっての繰り返し。誰でも、そこを通り越して、いつの間にか分別を備えた気になって大人面していくものです。

乗り越えられなかった壁はたくさんあって、いくつかはその後乗り越え直したものもあれば、ほったらかしているものもある。たいていは、そのままで何の問題もないのですが、ずっと心にくさびを打たれたように引っかかっているものも、いくつかはあるものです。

高校スポーツとしては、毎年正月に行われる国立のサッカーと花園のラグビーというのは、青春時代の頂の一つに相応しいイベントです。今回、聞いた話は花園の伝説になった物語です。

今から27年前、昭和63年度の第68回全国高校ラグビー大会は、例年通り高校生たちの白熱した戦いが繰り広げられ、いよいよ日本ラグビーの聖地、近鉄花園ラグビー場での決勝戦を迎えることになりました。

年が明けて、昭和64年、決勝戦は1月7日。花園にそろったの は大阪工大高と茗溪学園の両校。しかし、お互いの青春をぶつけあうつもりの両者を待っていたのは、意外にも試合中止・両校優勝という、あっけない幕切れでした。

これは、まさに昭和天皇崩御による措置で、両校はグランドに集まって表彰式と記念撮影して解散したのです。結果としては優勝ですが、青春時代の大きな壁をひとつを残してしまったことは、それぞれの選手たちの心のどこかにぶら下がり続けるみとになりました。

花園の長い歴史の中で、 大正天皇崩御は大会中止、両校優勝は戦前に一度だけ台湾と満州の外地チームによる決勝戦でありますが、この頃は南甲子園運動場という場所でした。花園が使われるようになったのは昭和38年以降で、花園では両校優勝はこの時だけ。

かつてのラガーマンはすでに、40代なかばにさしかかり、十分におじさんとして熟成しています。彼らのものにこの時の決勝戦のカードを、「関西ラグビー祭り」、花園オールドボーイズとして実施しようという話が決まりました。


すでにラグビーからはだいぶ離れた生活をしているOBのおじさん達は、にわかに集まって練習を再開。おそらく、すぐに息が上がったり、お腹が邪魔して、とても走れないとかなんでしょうけど、彼らの青春の積み残しをきっちりと整理するために頑張っています。


おじさんになると、簡単にできると思っていた事がけっこう大変だったりするものです。
4月26日の試合に向けて、是非ケガをしないように練習してもらいたいと思います。

2015年2月16日月曜日

トヨタ・ハイブリッド車の選び方

当初は、ホンダが従来の自社モデルに次々とハイブリッド・エンジンを搭載して、ユーザーの様々なニーズに答えようとしていました。

しかし、昨日のニュースでは、FIT3の相次ぐリコールの原因として、同一車種の中でのモデル細分化が、全体の仕事量を増やしてしまい、問題点の洗い出しが不十分になったという主旨の発言を社内重役がしています。

そして、その反省から、今後同一車種内の多数のモデルやグレードを、現行の8割程度まで削減し、一つ一つの車作りに集中できる環境にしたいということです。

一方、一人勝ちを続けるトヨタはどうかというと、以前は基本的にはハイブリッド技術を生かすために、ハイブリッド専用車である、プリウスを中心に展開し、従来からある車への応用は比較的慎重であったと思います。

しかし、気がつくと、いくつかの車種で、マイナーあるいはメジャー・チェンジのタイミングで、ハイブリッド搭載型のモデルを持つようになっています。

ハイブリッド専用車は、元祖プリウス、そしてプリウス・ワゴンといえるプリウスα、コンパクト・プリウスであるアクア、ハイブリッド・セダンのSAI、そしてハイブリッド専用車になったカムリとエスティマ、電気自動車に近いプリウスPHVの6種類。

ガソリン車モデルとの平行販売になっているのは、カローラアクシオ、カローラフィールダー、クラウン、ノア、ハリアー、新しい車種のエスクァイア、あとは2種類のトラックになっています。

本来ガソリン車として設計されている車に、より複雑なハイブリッド・システムでエンジンとモーターの両方を搭載することは、スペース的な制約が大きいという難点があります。また、車体重量や空力的な問題から、思ったほど燃費が伸びず、ハイブリッドにかる恩恵が得られ難いとも言われています。

例えば、ハリアーの場合、JC08モード燃費は、2WDガソリン車で16.0km/L、ハイブリッド車だと21.4km/Lで、おおよそ25%アップ。そもそも車が重いので、ここでハイブリッドを選択する必然性はすくないかもしれません。

クラウン・アスリートのJC08モード燃費は、だいぶ違います。2500ccガソリン車で11.4km/Lに対して、2500ccエンジン搭載のハイブリッド車は23.2km/Lで2倍を越える燃費はたいしたものです。

フィールダーも同じ1500ccのエンジンで比べると、 50%ちょっとアップというところのようです。ノアの場合は、ハイブリッド車ではエンジンを落として、なんとか50%増しくらい。エスクァイアも、排気量2000ccのガソリン車に対して、エンジンを1800ccに落として何とか50%アップ。

そうなると、燃費だけで考えると、設計段階から徹底的に燃費向上を目的としたプリウス、プリウスα、アクアは圧倒的に効率がいい。一番中途半端なのがSAIということになるんでしょうか。高級セダンに乗りたければクラウン、価格的に安いものがよければプリウスを選択するほうが賢明かもしれません。

高級感ということでは、カムリの存在意義はあり、最近タクシーに利用されることが増えてきました。もともとクラウンが多かったのですが、実用的な燃費が5km/L程度だったのが、カムリにすると15km/Lくらいまであがることは、待ち時間が多いタクシーには相当なメリットがありそうです。

電気自動車は、実用化に向けて、日産と三菱が力を入れていましたが、電気スタンドの普及の問題と、何より連続で走行できる距離の問題から、現行以上は望めそうもありません。

実用的には、軽自動車レベルで、街乗りだけに限定した使用であればいいのですが、長距離のドライブにはとても使えるとはいえません。今後は、燃料電池車の開発へシフトしていくことは、ほぼ間違いのないところです。

大手自動車メーカーが、水素ステーションの整備に一致団結して協力していくというニュースもありましたが、おそらく5年後くらいから実用的な車が登場し、10年後くらいには中心的な車種となっているのかもしれません。となると、20年後にはガソリン車は博物館でしか見られないかもしれません。

2015年2月15日日曜日

復活節前第7主日

30代なかばにさしかかったヨハン・セバスチャン・バッハは、ケーテンでの恵まれた作曲・演奏環境を捨てて、「整った教会音楽」の完成を求めて1723年、38歳の時にライプツィヒの地に赴任しました。

ライプツィヒでは、前年にトーマスカントルの職にあったクーナウが死去して、その後任の選抜に苦労していました。テレマンなどの名立たる作曲家には断られ、しかたがなくオープン試験をすることになります。

応募してきた中の一人がバッハだったわけで、1723年2月7日、バッハは2つのオリジナルのカンタータをひっさけでライプツィヒを訪れ、採用試験に臨みます。

その2曲が、
BWV22 イエス十二弟子を召寄せて (1723)
BWV23 汝まことの神にしてダビデの子よ (1723)

BWV22は、弟子たちに受難を予言するイエスの言葉と、それを聴いて混乱する弟子たち、そしてエルサレムに向かった後の新生を祈る内容です。合唱も器楽も当時の新しい様式を取り入れて、いろいろなテクニックを披露します。

BWV23では、一転して厳粛な雰囲気を漂わせます。冒頭は、ソプラノ、アルト、そしてオーボエが絡み合い、信仰のある盲人の苦悩をうたいあげます。

いずれも、バッハはライブツィヒ市に自分を売り込むために、古めかしいものから新しいものまで、いろいろな合唱や器楽をいかせる作曲能力を誇示するものになっているわけです。

復活祭前第7主日、五旬節のために、純粋に書き下ろされたカンタータとしては、2曲が残っています。

BWV127 主イエス・キリスト、真の人にして神よ (1725)
BWV159 見よ、われらエルサレムにのぼる (1729)

BWV127は、バッハのカンタータ年巻では第2年(1724~1725年)の最後にあたるもの。受難週を控えて、その予告編的な内容で、魂をうたう第3曲のソプラノのアリア、最後の審判を告知する第4曲が見事です。

BWV159は、マタイ受難曲で結実する作詞家ピカンダーとの最初のコラボレーションで、迫り来る受難の緊張をつづります。第1曲はバスのアリアとアルトによるレチタティーボが絡み合い、第2曲ではアルトのアリアとコラール合唱など、複雑な構成をとります。

2015年2月14日土曜日

リウマチ手指の腱断裂

関節リウマチの合併症として、腱断裂というのがよくあります。腱というのは、筋肉の先の紐状になった部分で、鶏のささみの端っこについているのが腱です。

ほとんどは、手指を伸ばす、つまり手の甲側にそらすための筋肉の腱が切れることが多い。この場合、手首のリウマチによる腫れが親指側中心に長くおこっていた方は、母指伸筋腱断裂を起こしやすく、小指側中心の腫れが長い方は、小指から順番に薬指、中指、まれに人差し指が切れていきます。

また、指を曲げる側の屈筋腱が切れることも珍しくはありません。比較的、親指に起こりやすいのですが、屈筋腱の場合は手首の手のひら側での腫れがきっかけになっています。

治療の進歩によって、リウマチの腫れ、つまり滑膜炎という状態がかなりコントロールできるようになったので、腱断裂の発生頻度はずいぶんと減ったと思います。しかし、ある程度の骨の変形や腫れが出ている人には、それなりの確率で発生する可能性は残っています。

炎症が強い場合には、腱にも波及して、少しずつ細くなっていくような切れ方をするので、だんだん動かしにくくなります。骨の変形が強いばあいには、それに接する腱が動かしているうちにすり切れてしまい、ある日突然指が動かないようになります。

いずれにしても、一定範囲の腱が傷んでいて、切れたからといって、そのまま切れ端同士を縫い合わせるわけにはいかないので、大至急手術をしないといけないというものではありません。あわてる必要はありませんので、切れたかなと思ったら、次の通院の時に主治医に話をしてもらえば、普通は何も問題はありません。

人間の手というのは、なかなかよくできていて、ちょっと問題があっても代替機能がいろいろあったりして、意外に不便がないこともよくあったりします。腱が切れたことで不便があるかどうかは、人によっても違います。ですから、不便かどうか、慣れてきて使い勝手が問題がなくなるかどうか、まずは数か月様子を見てからでも遅くはありません。

さて、やっぱり困るということであれば、いよいよ手術を考えないといけないのですが、リウマチに多い膝や股関節の人工関節の手術は、道具もよくなって、どこで誰に手術をしてもらっても、それほど問題はありません。しかし、腱の手術は、手の手術に慣れている人で、リウマチの扱いに慣れている医者を選んでほしいと思います。

切れ方はいろいろで、指に向かう腱の状態も人によってけっこうバリエーションがあります。このあたりは、皮膚を切って、中を見ないとわかりません。その場での判断が重要になり、適切な再建方法を臨機応変に選択する必要があります。また。腱を縫合する力も、一定の基準はなかなかないので、術者の経験に頼らざるをえない。

このあたりは、どうしても誰でも同じように手術ができるというものではないところ。リウマチを専門に扱っている病院で、手の外科というジャンルを担当する医師がいる病院にお願いするのが無難です。実際、なかなかそういう病院が少ないので、結局今でも年に数人の手術を自分でしているということになってしまいます。

2015年2月13日金曜日

新型プリウスα

昨年末にマイナー・チェンジをしたのはアクアだけでなく、アクアよりも3週間前にプリウスαもしています。マイナー・チェンジしたアクアは、最近見かけた事がありますが、プリウスαはまだまだのようです。

マイナーチェンジ前を前期、その後は後期という言い方もあります。後期プリウスの最大の変更は、一番目立つフロントフェイスの変更でしょうか。

これは、すでにマイナー・チェンジしている30系プリウスのデザインを踏襲する形で行われており、ハイブリッド専用車としての統一感にはつながるものの、好き嫌いはけっこう分かれるかもしれません。

外見の色は増えて、ブラウン系と、アクアで予想外に好評だったのか、オレンジが追加されました。赤は暗めから明るい色に変更されています。

室内の配色は、前期では薄い色と黒を中途半端に使っていたのが不評だったと思いますが、後期ではベージュか黒のどちらかで統一しました。

LEDヘッドランプを搭載した場合、Bi-Beam LEDを採用したのも売りの一つ。これは一つでローとハイの両方を照らせるというもので、省エネ効果が期待できます。

前期では高額・低性能な純正ナビとセットでないと搭載できなかったプリクラッシュセーフティシステムが、単独でオプション設定になったことも注目です。最近は、トヨタ以外のメーカーは、衝突安全性を前面に出したCMを積極的に展開しています。

プリウスαは、プリウスよりも大きくして、家族がゆったりと乗れることをセールス・ポイントにして発売された車です。当初の発売予定が2011年4月で、大震災直後だったため生産がまったく追いつかず、納車待ちの長い行列ができました。

その後、生産が軌道に乗ると、あっという間に巷にあふれかえる人気車種となり、本来のコンセプトからしだいに個性を強調したり、もっとスポーティな使い方をしたいというニーズが増えました。

プリウスのシリーズは、数もたくさん売れていますから、サードパーティによるこれらの変更は山ほどあります。人によっては、カスタマイズ地獄にはまって、相当出費していることでしょう。

2012年10月に、下のグレードのSにも3列シートの設定を追加。2013年4月にダイハツからメビウスとしてOEM供給。2013年8月に特別仕様車で、繰り返しですが、おそらく不評だった内装を黒に統一したものを発売。

そして、今回のマイナーチェンジとともに、大注目なのが、G'sの発売です。G'sは既存の車種をスポーティを走らせたいと思う人に、思い切った外観の変更とサスペンションなどの変更をするシリーズ。

まぁ、言ってみれば、最近よくある、今まで海賊盤しかなかったCDの音源を、正規メーカーが、本気でリマスターして発売するようなもの。

G'sプリウスαは、Sツーリングをベースにしていて、価格は20~40万円ほど高くなります。ただし、通常のグレードを購入して、サードパーティのいろいろなパーツを組み合わせるよりは、はるかに安くすみます。

また、通常グレードでも、一切オプションをつけないならともかく、たいてい何かしらオプションをつけていくと、似たような価格になってしまうことを考えると、十分に選択肢に入ってくるものと思います。

トヨタはこういうのは初めてではなく、昔カローラ、スプリンターが、それぞれスポーツ版でカローラ・レヴィン、スプリンター・トレノ、セリカからセリカXXとなり、レヴィン、トレノ、ダブルエックスとして独立していった流れと同じでしょう。

若者の車離れが自動車メーカーには深刻な問題になっていて、86の発売が象徴するように、若者が乗りたくなるような「かっこいい」車を増やす事が、考え方の根底にありそうです。

ただ、価格が上がりすぎれば、結局若者からは敬遠され、いい年してチョイ悪を気取りたいおじさんばかりが購入するだけになってしまうかもしれませんけどね。

2015年2月12日木曜日

新型アクア

車は何年かたつとモデル・チェンジしますが、数年で外見や内装をちょっと変えるマイナー・チェンジがあります。

トヨタのアクアは、去年12月にマイナー・チェンジしました。これは、先に発売されていたプリウスαよりも早めで、トヨタの車種の中でも売れまくった証かもしれません。

実は、アクアの中身については、すでに2度の改良が加えられています。最初は2013年5月で、これは色の追加程度でたいしたことはありません。問題は、2度目になる2013年11月の改良。

ここでは、ハイブリッド・システムの改良が中心で、サスペンション、タイヤなど車としての重要なバージョンアップがはかられ、燃費アップにつなげているのです。

この改良で、JC08モード燃費が1.6km/L向上して37.0km/Lになったことは大事件でした。 2013年9月に発売された、最大のライバルであるホンダのフィット3ハイブリッドは、JC08モード燃費が36.4km/Lで、アクアを抜いていたんです。

つまり、燃費競走で世界一をホンダに取られたわけですが、わずか1ヶ月ちょっとで奪回したのは、王者トヨタとしての意地だったはず。

さて、今回はマイナーですが、そんなわけで中身のは大きな変化はありません。主として外見の変化が中心で、一番目立つのはボディ・カラーです。新たにX-URBANというグレードが設定され、上下の配色を変えられるようになりました。

もともと、色数は多いアクアですが、通常のグレードでも14色に増え、選択肢の幅が広がっています。ただ、他のメーカーに比べると、トヨタは明るい色ほどくすんだ感じがして、せっかくの色数があっても、ちょっと選びにくい感じがします。

2011年年末に発売されたアクアですが、とにかくあっという間に巷に増え、プリウスよりも見かける事が多い感じがしますので、個性を出すためには外見のデコレーションのオプションがもう少し増えるといいかもしれません。

2015年2月11日水曜日

新型プリウス

今年の11月の予想で、トヨタの主力自動車であるプリウスがメジャーチェンジするらしいです。これが4代目で、10系、20系、30系ときて、プリウスαが登場して40系となりましたから、もしかしら50系と呼ばれるのかもしれません。

噂では、燃費も現行のJC08モードでの30.4km/Lを大幅に超えて、ついに40km/Lに達するのではないかと言われています。

トヨタはアクアの登場の時に、現実からかけはなれた10・15モードで40km/Lを超えると大々的に宣伝して、かなりひんしゅくをかいました。ホンダが、FIT3でアクアを抜いてJC08で36.4km/Lを叩き出しましたが、アクアは早めのマイナー・シェンジで、現在はJC08で37.0km/Lになり世界一を奪回しています。

アクアより大きめのプリウスが40の壁を実現するためには、エンジンとモーターのシステムそのものの進歩と、何よりも車体の軽量化が図られているんでしょうね。

プリウス3は爆発的に売れて、日本にハイブリッド時代を定着させた功績は大きい車ですが、さすがにこれだけ多くなると、交差点で信号待ちで隣もプリウス、後ろもプリウス、向こうにもプリウスみたいな状況になり、ドライバーとしても微妙な気持ちになりそうです。

トヨタの車はエクステリアの遊びが少なくて、「優等生」的なところがありますが、これだけたくさん走っている車ですから、外見のバリエーションを豊富に用意しておかないとつまらない。

色はずいぶんと増え、オプションでの飾りつけの幅も広がったとはいえ、まだまだサードパーティによるエクステンションに頼っている状況です。

最近は、トヨタ公式ののスポーツ版ブランドであるG's(ジーズ)のプリウスが売れているらしい。価格的には20~40万円くらい高くなりますが、いろいろなオプションをつけることを考えれば、かなり他の車とのかっこいい差別化ができるということで人気。

G'sは、アクア、マークXなどはすでにありますが、今月からプリウスαとハリアにも設定が追加されました。こういう選択肢の幅が広くなることは、ユーザーとしても大歓迎でしょう。

新しいプリウスは、プリウスαやアクアといったハイブリッド専用兄弟車の登場、既存の車種のハイブリッド仕様の拡大もあり、30系ほどの売れ行きにはならないでしょうが、それでもすでにプリウスに乗っている人の買い替えの第一選択になるでしょう。

そうなると、登場の時から、色のバリエーションの豊富さや、さまざまなオプションによる自分の車としての個性をしっかり出せるような販売が求められると思います。

トヨタさん、そのあたり当然理解していると思いますが、よろしくお願いしますよ。

2015年2月10日火曜日

アマリリスが開花

毎年、患者さんからいただくアマリリスの球根。今年は年末にいただきました。

水遣りを始めて、1ヵ月半で、どんどん伸びて、ついに開花しました。真紅の花が2輪開いて、今週中が見頃だと思います。

3~4輪の花をつけることが多いのですが、今回は残念ながら2輪。ただ、花の芽は2つ出てきています。遅れて伸びているほうは、週末くらいに開花しそうです。

去年は、2つ出てきた芽から、それぞれ4輪の花が咲くというお祭り状態でした。さすがに、かなりラッキーなことなので、毎年そういうわけにはいかない。

数は少ないですが、真っ赤な色のせいか、存在感はけっこうありますよ。

2015年2月9日月曜日

車検間近

自動車は新車から3年たつと車検というのがあって、これを受けて合格しないと、続けて乗ることができません。そこで、そろそろ車検が迫ってくると、車検を通すかどうか悩むのが常。

ここで、車検を通すと、次からは2年毎に車検があって、だいたい5~10万円くらいの出費が出るわけです。ユーザー車検と呼ばれている、自分で整備して車検場に持ち込めば、問題の無い車なら5万ですが、なかなか一般人には大変。普通は、購入したディーラーにお願いするのが無難。

気に入った車で、そのまま乗り続けたいとか、さしあたって買い換えるお金が無いというなら、話は簡単で、それなりのお金を使って車検を通すだけ。とはいっても、通常は10年10万キロというのですが、同じ車に乗るにしてもそのくらいにしておくことが推薦されています。

タクシーであれば、数年数十万キロというところでしょうが、10年を過ぎると車検も毎年で、メンテナンスだけでもかなりの金がかかるわけです。

もしも、買い替えを考えだすと問題になるのが、下取り価格というもの。たいてい、今の車を下取りしてもらうわけですが、この場合は次の車を買うつもりのディーラーに出す場合と、まったくそれとは関係ないところに出す場合がある。


ディーラーの方が、厳しく査定されて安くなることが多いとよく言われますが、次に買う車の値引きや、また通常のメンテナンスなどのサービスを考えると、下取り価格の額だけで中古車屋を選ぶのが必ずしも正解とも言えません。

3年目の最初の車検前であれば、およそ新車価格の半分というのが目安です。もっとも、年間走行距離が1万キロ程度で、目立った修理を必要とするキズなどがなければの話。

最近は外国からの中古車のニーズが減っているようで、比較的査定は厳してのが現実。人気カラーはいいのですが、珍しい変わった色ともなるとなかなかいい値がつかない。

オプションはたくさんついていても、通常はあまり下取り価格の上乗せにはなりません。ただし、今時ナビは当たり前なので、ナビが有ると無しでは違うらしい。買い替えで、使っているナビを載せ替える場合、ディーラーにお願いしての工賃と下取り価格の減少を考えると、けっこうな額になるようです。

あとは、長く乗れば乗るほど査定額はどんどん減っていきます。例えば車両価格が200万円の車だとして、3年目なら下取りは100万円。5年目なら50万円。7年目なら25万円・・・みたいな感じで、どんなに状態がよくても、10年目ともなるとゼロか、あるいは廃車の手続きにお金がかかる。

あとは、この当たりをどう考えるかは、人それぞれ。長く乗ると、結局整備代はかさみますから、車検の費用も含めて100万円くらいはつかうことになるでしょう。その100万円を使えば、3年目で新車に変えられるという考え方も成り立つわけです。つまり、安い車ほど、早めに買い替えを考えた方が、安全面も含めて効率的なのかもしれません。


納車までほぼ1年も待たされて、やっとのことで手に入れたプリウスαなんですが、早いもので数か月後に3年目の車検がやってくるわけで・・・昨年末にマイナーチェンジして、すでにうちのは旧型。トヨタのハイブリド・システムはⅡからⅢへバージョンアップしている。

他に今乗りたい車というと、トヨタではハリアくらい。ただし、ハリアはトヨペット系列で、うちがずっとお世話になっている神奈川トヨタでは扱っていない。かといって、マークXとかクラウンとかの、お堅いイメージのセダンは乗りたくない。今更ベルファイヤーとか、新しいエスクァイヤーのようなミニバンというのも・・・

ディーラーの方にも指摘されましたが、一度ハイブリッドに乗ってしまうと、わざわざガソリンだけで走る燃費の落ちる車には戻れそうもありませんし、αより狭い普通のプリウスやアクアというの悲しい。

水素自動車のミライは興味はありますが、納車は2年後。2年後には、水素ステーションがあればいいですけど、今のところ何十キロも離れたところにしかありませんし、そもそも値段がバカ高すぎで、論外です。

車は道具と割り切っているつもりでも、どうせなら楽しく運転したいですからね。αには、あまり目立った不満は感じていませんけど、下取りのこととか考えると、ここで替えないと10年乗りそうな気がするし、どうしたものかと、考えている今日この頃なのでした。

2015年2月8日日曜日

復活節前第8主日

どうもこのあたりが、キリスト教徒ではない自分にわかりにくい。教会暦での呼び方は、ここから復活祭に向けてのカウントダウン状態になるのですが、いろいろな呼び方があるようで、なかなか理解しにくい。

今年の復活祭は4月5日。その前の46日間は四旬節と呼ばれ、復活祭の準備期間にあてられ、この間は伝統的に食事の節制と祝宴の自粛が行われています。ですから、四旬節が始まるのは、今年は2月18日の灰の水曜日からとなります。

その直前の2月15日の日曜日が五旬節の主日、さらにその前2月8日の今日は六旬節の主日。先週の2月1日は、七旬節の主日になりますが、復活祭が年によって1か月くらいの幅で変動するため、先週は公現祭後第4主日として紹介しました。

結局、この当たりの数え方は、復活祭が基準なのはかわりないわけで、そこからどれだけ前かということが重要。ですから、今日は復活節前第8主日とすると、わかりやすい。とくに灰の水曜日を過ぎたら、おとなしくすると覚えておけば間違いないようです。

復活節前第9主日(七旬節)のためのカンタータとしては、
BWV144 おのがものを取りて、行け (1724)
BWV92 われは神の御胸の思いに (1725)
BWV84われはわが幸に満ち足れり (1727)

そして、復活節前第8主日(六旬節)のためのカンタータとしては、
BWV18 天より雨くだり雪おちて (1713)
BWV181 軽佻浮薄なる精神の者ども (1724)
BWV126 主よ、われらを汝の御言葉のもとに留めたまえ (1725)

BWV144は、いきなり合唱から入るところが象徴しているように、全体に器楽パートは少なく、全体に勢いのある曲調のわりには地味。BWV92は、コラールを多用するもので、多彩な扱いが面白い。BWV84はソプラノ独唱カンタータ。

BWV18は、ヴァイマル時代のもので、冒頭は印象的なシンフォニア。3曲目にテノールとバスのアリアは、合唱も絡んでくる一番の聴きどころ。BWV181は、珍しくコラールを含まない。BWV126は、ルターの勇壮なコラールを使った、管楽器の目立つカンタータ。



2015年2月7日土曜日

熱湯

そりゃあ昔だったら、熱湯が欲しいと思えば、せっせとお湯を沸かさないといけない。火をおこしてというところからしたことはありませんが、やかんをコンロにかけてというのは、普通にやっていました。

今は、便利なもので、だいたいどこの家でも給湯器がついていて、蛇口をひねれば適度な温度のお湯が出ます。熱湯が欲しければ、自動湯沸しポットがあって、スイッチをピっと押すだけでOK。

ポットはそうそう壊れそうなものではなく、実際クリニックで使っているものは、今のところ何にも問題ありません。ところが、自宅で使っていたものは、20年近く使って、ついに壊れてしまいました。

お湯はちゃんと沸きますが、電動ポンプの部分がどうもだめになったみたいで、空回りしてギーギー音がして、お湯が出なくなりました。ちょっと前のポットなら、手で押せばお湯が出ますが、電動ではそうはいきません。

久しぶりに買い直したのですが、機能的にはどれをとっても大差ないので、今までのと同じようなもので、価格が手ごろなものを選びました。

ところが、意外と使いにくい。何がって、スイッチの位置。20年やっていた動作というのは、体が覚えているもので、自然とロック解除と給湯の二つのスイッチの位置に指がいくんですね。

新しいポットは、ロック解除スイッチの位置に、省エネタイマーのスイッチがついていて、最初にこれを押してしまうんです。すると、10回くらい押さないと、元に戻らない。これが、なかなかめんどうで、いちいちロック解除を押すことを意識しないといけない。

つまらないことですけど、最初に絶対押すスイッチですから、一番手前にあるものをお勧めしたいと思います。さすがに、しばらく使うと慣れてきましたけどね。

何にしても、お湯が手軽に使えることは生活を豊かにする上で、大変大きな功績があることだと思います。おかけで、テレビで熱湯の風呂に入る(ように見せる)芸人さんを見て楽しんだりもできますしね・・・・ (^_^;)

2015年2月6日金曜日

熱情

熱情とは、燃え上がるような激しい感情。また、熱心な気持ち。情熱とは、ある物事に向かって気持ちが燃え立つこと。また、その気持ち。

国語辞典的には、熱情と情熱の違いがよくわからない。実際、使い方もそれほど違いはなさそうで、どちらかというと情熱が一般的でしょうか。

実際、英語だとどちらも"passion"ですが、passionというとイエス・キリストの受難の事であり、またそれを題材にした受難曲もpassionと呼ばれます。

熱情と聞くと、普通はベートーヴェンのピアノ・ソナタ第23番の副題が思い起こされます。ベートーヴェンの三大ソナタといわれているのが、悲愴(8番)、月光(14番)、そしと熱情(23番)ですが、これはあくまで人気順。

音楽としての完成度とか、音楽史上の重要性などを考えると、32曲あるソナタから選ばれるのは、たいてい違う曲ばかりになります。

ただし、熱情はベートーヴェンの全楽曲の中でも、トップテンに入るくらいの有名曲で、ピアニストにとっては避けて通ることは不可能なもの。

原題は"Appassionata"で、イタリア語だと思うんですが、音楽の速度を作曲家が指定するために楽譜に書かれる速度記号で、特に雰囲気を規定するために用いられる発想記号の一つ。

ベートーヴェンが、自分で副題をつけたわけじゃないでしょぅから、後年誰かが呼び名の固有性をはっきりさせるために使い出したんでしょうね。

それにしても、情熱ではなく熱情としたのは誰なんでしょうかね。初めて、ベートーヴェンを日本に紹介した誰かなんでしょうか。気になるなぁ。

2015年2月5日木曜日

熱愛

松潤といえば、嵐。嵐のブレインであり、イケメン。いまや、注目度はSMAPすら凌駕する。その松潤が今年の秋に結婚!! という報道があり、うーん、またかいというのが一般人の感想。

相手は、現在NHKの大河ドラマ出演中の井上真央。比較的、地味な感じですが、着実に力をつけている女優さん。けっこうそもそも、二人が共演したのは、7年前。「花より男子」というドラマで、今活躍しているイケメン俳優総出演状態でした。

以来、幾度と無く二人の熱愛報道があって、たぶんファンの人たちはうんざりしているのでは。最近は、井上の大河ドラマ撮影終了でゴールインということらしいのですか、出所は東京スポーツ。

なにしろ、UFO出現とかを本気モードで報道する新聞ですから。まぁ、この熱愛報道も、ある種、執念みたいなところがあるのかも。瓢箪から駒とか、煙の無い所に火は立たぬなどとも言いますからね。

それにしても、個人情報を声高に叫ばれる時代に、特に芸能人に関してはプライバシーにずけずけと踏み込む話を求めるというのはいかがなものかと。

もっとも、芸能人が一種の「広告」として、自ら切り売りするケースもあるかとは思います。少なくとも、松潤や井上真央が、それをする必要は無いように思います。

まぁ、それで楽しむ人がいて、楽しまれている側が問題にしていないなら、それはそれでいいようなものですが、他人の熱愛なんてほっておくしかないことですから、あんまり騒がないのが一番ですよね。

2015年2月4日水曜日

熱血

今年のカレンダーで、一番売れたのが・・・



売り上げに、ちょっとだけ・・・貢献してしまいました。

熱くてうざいキャラを好演している松岡修造ですが、昔懐かしい青春ドラマの先生は、みんなこんなでした。そういうのを見て育った世代としては・・・嫌いではありません。

ただ、さすがに「まいにち、修造」から、本気で熱い言葉をかけられ続けると、ちょっとうるさいかもしれません。多少、ジョークも混ざっているからちょうどいいんでしょうね。

平成以後、というかバブル崩壊後かもしれませんが、若者を中心に熱血が嫌われるような雰囲気がありますが、だからこそ面と向かって熱い言葉を語れるのは貴重な存在かもしれません。

熱血というとかっこいいのですが、昭和の時代の若者はごく少数の人を除けば、その熱くなれる根拠なんてなかったと思います。ある意味、右向け右、あるいは右に習え的な、集団意識がなせることで、当たって砕けることが多かったような。


でも、今の若者は冷めているわけではなく、熱血を表に出すのをやめてしまっただけなのかとも思います。自分を冷静に見つめて、客観的に分析するようになっただけで、昭和の頃よりも頭がいいのかも。

ただ、自分を見つめすぎて周りが見えなくなると、奇妙な行動に出ることがある。それが、いろいろな迷惑をかけることもありますし、犯罪につながると困りものですが。

2015年2月3日火曜日

節分

1月20日から二十四節気では大寒で、一番寒い頃となっていましたが、実際先週は雪も降りました。大寒は今日までで、明日からは立春です。

ですから、節気が変わるということで、今日は節分。七十二候だと、二十四節気の初候は「東風解凍」で、はるかぜこおりをとくです。ちょいと前に、こういう旧暦の言い回しをたどってみましたが、その中で東風解凍は馴染みのある好きな表現の一つでした。

もともと東風と書いて、「こち」と読みますが、もうだいぶ前に、当時のそうそうたる日本のジャズ・ミュージシャンが集結して、東風というバンドを組みました。日野皓正、菊池雅章を中心に、和のテイストも少し混ざったパワフルな演奏を繰り広げていたのです。

関東では、豆まき。ただし、後片付けが大変だということで、形だけ。本気で、家の内外にがんがんまくなんてことはしません。いつの頃からか、福豆を年の数だけ食べないといけないと言われ、こどもにはあまり美味しいものではありませんでした。

さらに、平成になってからは、関西の習慣だった恵方巻を食べるというのも入ってきた。その年の吉の方向を向いて、黙って太巻きを一本食べるというのは・・・どうも、何度やっても馴染まない。今年は西南西を向くんでしたっけ・・・

そのうち、各家庭でも「なまはげ」をやろう・・・なんてことには、さすがにならないとは思いますが、とにかく春が確実に近づいてきたことに、いろいろな期待を寄せるのは今も昔も同じというところでしょうか。

2015年2月2日月曜日

マリアの潔めの祝日

今日は、マリアの潔めの祝日(Purificatio Mariae)で、キリスト教の固定祝日の一つです。

聖燭祭(せいしょくさい、candlemass)とも呼ぶようで、次の1年間に使用する蝋燭を選別するのだそうです。昔は、その蝋燭を用いて、聖書を読むときに使用したり、葬儀の時などに灯して使用したらしい。

ユダヤ教徒の習慣に従って、聖母マリアは、生まれた赤ちゃん、つまりイエスを、生後40日目にエルサレム神殿に連れていきます。

そこで、出産の穢れを祓う供物を神に捧げ、イエスを一度神に返し、その後再び司祭からイエスを受け取るという伝統儀式も執り行われたのだそうです。

その時に、神殿の近くに住むシメオンという老人がイエスを抱き上げて、この子は神が遣わされた救世主であると見抜いて、喜びの神に感謝する「シメオンの領歌」を歌ったらしい。

そういうわけで、主が登場した日ということで、主の奉献の祝日、あるいは主の迎接祭(Praesentaio Domini)とも呼ばれていて、クリスマスから始まるキリスト生誕のもろもろのイベントは、正式には今日で終了となります。

日本でも、赤ちゃんを生後30日に生まれた土地の神社に連れていくという習慣があり、お宮参りと呼ばれています。時代、場所、あるいは宗教が違っても、親が生まれたこどもの無事な成長を願うのは、ほとんど本能みたいなものなんでしょうね。

さて、バッハのカンタータは、当然このお祝いのために演奏されないはずがありません。

BWV83 新しき契約の喜ばしき時 (1724)
BWV125 平安と歓喜もて われはいく (1725)
BWV82 われは満ち足れり (1727)
BWV158 平安汝にあれ (1735以前)
BWV200 われはその御名を言い表わさん (1742頃)

このうち、BWV158は復活節第3日のための4曲からなる短いカンタータですが、もともと第2と第3曲がマリアの潔めの祝日のために書かれたものと考えられています。また、BWV200はアルトのアリア単独の1曲だけが、自筆譜として残っていて、歌詞の内容から、これも今日のためのカンタータの一部とされています。

残りの3曲はいずれも、バッハのカンタータの中で傑作の呼び声が高いものばかり。

BWV83は、シメオンがイエスにあって感動して、信仰がすべてを救うと明るく歌います。ホルンが加わり、ヴァイオリンも活躍して、華やかで聴きごたえがあります。

BWV125は、ルターのシメオンの領歌に基づくコラールからはじまり、アルトのアリアとテノールとバスの二重唱をはさんで、コラールで終わる構成。アルトのアリアは、フルート、オーボエと通奏低音だけでシメオンの心情を歌い上げます。終始抑制の効いた調子が中心に、イエスの奇跡が死をも凌駕することを伝えます。

BWV82は、バス独唱カンタータとして有名。 主役はシメオンで、救世主を抱き上げたことで、これで安らかに死ねることの喜びと満足を歌い綴ります。なんと、合唱、コラールはありません。

2015年2月1日日曜日

公現祭後第4主日

公現祭後とつくのは、これでおしまい。今日から2月、日本の、それも首都圏あたりでは、例年一番寒い時期になります。ライプツィヒは、北海道よりも北にありますから、今も昔もそりゃ凍えるようでしょう。

嵐の中、船に乗っているイエスが、風と海を叱りつけたら、なんと嵐がおさまったという話が、今日のテーマ。「信じる者は救われる」のバリエーションと言えます。

今日のカンタータは、2曲残っています。

BWV81 イエスは眠りたもう、わが望みはいずこにありや (1724)
BWV14 神もしこの時われらと共にいまさずば (1735)

BWV81は、いきなりアルトのアリアですが、とにかく長く引き伸ばして歌うところが面白い。3曲目のテノールのアリアは、荒れ狂う海を表現し、5曲目のバスのアリアはイエスが「静まれ」と海に云うところ。最後はコラールで締めという、短いながらもドラマ性がはっきりした作品。

BWV14は、1725年のコラール第2年巻を補填するもの。現存するカンタータとしては、バッハが完全書下ろしの新作としては最後のものと考えられています。

冒頭合唱からして、ルターのコラールですが、あまりに複雑な構成に驚嘆します。続く協奏曲風のソプラノ・アリアも明るい曲調が楽しい。さすがに1735年の作品だけあって、円熟の技巧が散りばめられているというところでしょうか。

ガーディナー先生の盤では、この2曲だけでは30分程度ですから、三位一体節後第24主日用のBWV26とモテットBWV227が併録されています。