2015年6月23日火曜日

ガラス・コーティング

愛車をピカピカにしたいというのは、昔から車好きのヒトが思っていたこと。

昔は、ワックスがけだけでした。せっせと塗ってはふき取りを繰り返すのですが、よく塗ったままで乾くのを待ちきれず走っている車を見かけたものです。

しかし、なにしろ油脂系のコーティングは、安いのですが長持ちしない。よくて数ヶ月、梅雨時で雨が多かったりすると、あっという間に流れてしまいます。

続いて出てきたのは、樹脂系コーティング。ポリマーとかフッ素コートとかですが、やはり長持ちしない。だいたい半年、よくても1年。ワックスよりはましですが・・・

最近のコーティングで、最も効果がしっかりしていて人気なのがガラス・コーティング。含まれているガラス繊維が硬化して、数年以上の効果の持続が期待できます。

ただし、価格が高価で、下処理が大変重要ですから、素人が簡単に作業できるものではありません。専門の業者に数日間車を預けてお願いするのが無難で、費用も数万円以上かかる。

何しろ薄いガラス被膜が付着するので、ゴミや汚れをしっかり取らないと、それらも全部コーティングされてしまいます。表面の細かいキズも、きれいにしておかないといけない。

しかし、時間的、経済的に節約しようと思うと、自分でやるしかないわけで、実際自分でできるものがいくつか売られています。あまり安いものは、ガラス成分を含んでいても、実質的には樹脂系だったりしますので注意が必要。

そこで、おすすめなのはAQUADROPSというもの。メーカーの宣伝を鵜呑みにするなら、専門業者が使用するものを小分けして売っているということらしい。

揮発性が高いので、一度に広い範囲に塗らず、少しずつ塗ってはすぐにふき取るようにして使うのがポイント。可能であれば、数日後に二度塗りを行うと、5年は効果を持続させることができるというもの。

走ったすぐ後や、夏だと車が熱を持っているので、すぐに揮発してしまいますので避けたほうがいいようです。

とりあず、使ってみました。雨がふっている間に、雑巾で大雑把な汚れをとって、表面の脂分を取り除きたいので食器洗い洗剤でしっかり洗車。雨がやんだので、付属の下地処理剤を使ってさらに拭き取り。

いよいよ、コート剤。付属のスポンジで50センチ四方くらいずつ、できるだけ薄く塗り広げて、すぐに拭き取ります。全体に塗り終わるまでに、洗車開始からだいたい3時間くらいかかりました。

コート剤が硬化して安定するまでに、2日間程度は必要らしいのですが、数時間後からまた雨が降り始めました。それでも、撥水性はかなりあって、表面に水アカがほとんどつかないことで、効果を確認できます。

できるだけ早くに、2度目のコーティングをしたいとは思いますが、う~ん、いつのことになるやら。