2015年6月30日火曜日

Sensation III

今日で6月はおしまい・・・なんですが、今年は、すでに真夏のような暑さだったりで、明日から7月になると、どうなることやら。

そんな暑さを吹き飛ばす、カッコいいミュージックは、これだ!! っちゅうところで、紹介するのがSensationというバンド。

こういう一般名詞のバンド名だと、いまどきネット検索がしにくいんですよね。なかなかお目当てにたどりつけないので、もう少しバンド名にひねりがあってもよかったかも。

そういう、外見に無頓着風なところが、むしろ音楽家としての中身に集中している感じで、つうには好感をもたれるところかも。って、自分がつうだと、言っているみたいですけどね。

一言でバンドの特徴を言うと、インスト・ロック。つまりもボーカルのないインストゥルメンタル中心のロック・バンドです。

これって、それぞれのメンバーのテクニックが売りなわけです。確かに、メンバーはいろいろなミュージシャンのサポートをしたり、楽曲を提供したりと、裏方的に大活躍している。

一番目立つのはギターで、 大賀好修。もう、そのテクニックはお墨付き。知る人ぞ知る、スーパー・ギタリストです。

今の日本を代表するロック・ギターと言うと、一番にあがるのはB'zの松本 孝弘。大賀好修は10歳若いといっても、もう40歳はこえていて、これまでに多くのキャリアがある。

最近で、一番知られているのが、実は2011年からB'zの隠れメンバーだということ。どうしても松本のギターが注目されてしまいますが、ライブのビデオを見ると、大賀のサポートがあってこそのB'zサウンドであることがよくわかります。

Sensationは、がーっと音の洪水が襲ってきたかと思うと、すーっと波が引いて水滴の落ちる音が静寂の中に響き渡るみたいな、メリハリのきいた曲が並びます。ホーンレスのフュージョンという説明でも、伝わる感じ。

ホーンレスのフュージョンというと、日本にはカシオペアという大先輩がいますが、Sensationもカシオペアに近いかもしれませんが、よりロック・テイストが強めというところ。

特に車、特に夏には、絶対に用意しておきたい必聴のサウンドだぜ!! というわけで、中年のおじさんにも大受けなわけです。