2015年7月15日水曜日

リウマチ講演会 @ ミナトミライ

昨夜は、リウマチ関連の話題の講演会に行きました。製薬会社主催のもので、川崎市立病院の先生と、自分たちにはお馴染みの聖マリアンナ医科大学の山田教授の話でした。

内容としては、特に目新しいものではありませんが、日頃の実地診療において直結する知識の整理のような内容でしたので、聞いていて「おっ、なるほど」と言いたくなることが多く、役立ち度はかなり高かったように思います。

山田先生は、抗リウマチ薬の副作用で困った症例をいくつも提示していただき、ご自分の反省例として、何がいけなかったのか、そして今後何に注意すればいいのかを解説してもらいました。

とにかく、バイオ時代になって、治療効果の劇的な進歩と引き換えに副作用リスクが増大しました。つい先日も、日本リウマチ学会からも注意喚起のメールが届きました。

トファチシニブ(商品名ゼルヤンツ)の使用した患者さんで、死亡例が8例出ているそうです。学会では、使用のため基準を定めていますが、死亡例のほとんどが基準をはずれた使い方によるもの。

欧州リウマチ学会の最新の治療指針でも、トファチシニブはより積極的な使用が認められるようになっていて、今後のリウマチ診療において中心的な役割を果たして行く可能性がある薬です。

しかし、正しい使い方をはずせば、単なる毒薬になってしまうわけで、リスク管理の重要性は病院だけでなく、自分たちのような小さいクリニックでもどんどん増していると言えます。

どうしても、この手の講演会では診断学・治療学の話題が多くなりがちですが、より良い結果を出すために、このようなリスクをどうやって最小にするかは教科書にはなかなかのりにくい部分なので、とても重要で有益な話でした。

ただ、診療が終わってからミナトミライに直行して、夕飯抜きで1時間の講演2本立てはかなりしんどかった。講演が終わったのが9時45分くらいで、もう疲れてぐったりです。

内容がよかったので行きましたが、できればこういう形なら土曜日とかでやってほしかった。即行で帰宅して、コンビニおにぎり食べて、すぐ寝ちゃいました。

まぁ、講演会をやってもらう立場で贅沢は言えないところですが、何しろこっちも年寄りなもんで、睡眠時間がたっぷり必要なんですよね~

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