2015年10月11日日曜日

レコード盤

音声を記録した円盤がレコードであり、世界で初めて実用化させたのは1877年、エジソンによってでした。自分が買いだした1970年ごろには、もうすでに完成された技術で、音楽を楽しむ上で無くてはならないアイテムでした。

当時は直径17cmで1分間に45回転させるのシングル盤、直径30cmで33 1/3回転のLP(Long Play)盤がありました。シングルは基本は片面に1曲で、裏面にもう1曲。メインの方をA面(Side A)、反対をB面(Side B)と呼んでいました。

外側から始まる細~い溝が、ずっとずっと内側にまで続いているんですよね。しかも、その溝は浅かったり深かったり、細くなったり太くなったり、そこを針がトレースしていくと、不思議なことに様々な音が聞こえてくるんです。

CDになってデジタル信号になってからは、そういう音が流れてくる道筋は見えなくなってしまいました。それがいいのか悪いのかは人それぞれですけどね。