2015年10月16日金曜日

すすき、です。

どこでも生えてます。珍しくありませんが、秋を感じる代表的な植物ですよね。

北海道、札幌にはすすきのというところがあります。うちの近くにも、すすき野という地名があります。まぁ、もともとすすきがあたり一面に群生していたからついた名前なんでしょう。

すすきは別名はかや。茅と書くので、日本橋の茅場町(かやばちょう)とか、長野県の茅野市(ちのし)なども、すすきが関係した地名なわけです。

薄を使うけどすすきとは読まない地名なら、もう日本中いたるところにあったりいますね。

昔の日本の家屋の屋根は、藁葺とか茅葺と呼ばれるように、 すすきをどっさり使っていたわけで、日本の文化上では大きな関わりがあります。

枯れすすきともなると、歌謡曲に出てくる。枯れすすきは枯尾花とも言うらしく、幽霊のかわりになったりも・・・

そんなわけで、この辺で見事なすすきの群生を見たければ、やはり定番は仙石原でしょう。何となく、箱根のメインに行くときの通りかがりみたいな感じかしてしまうのですが、ちよっと止まってじっくり秋を眺めるのは悪くありません。