2015年11月30日月曜日

ポインセチア


そんなわけで(って、昨日のネタのこと)、いよいよクリスマス・シーズンが始まり、自分も含めてキリスト教とは無関係な人が多い日本も、年末に向けて盛り上がっていくわけです。

ポインセチアは街中のお店でもたくさん飾ってあって、この季節の代表的な園芸品種ですよね。そもそも上の方の葉が真っ赤になるのが、イエス・キリストの流した血に例えられるらしい。

そういう意味では、最近白っぽいのとか、斑点があるものも出回っていますが、シーズン的には真っ赤な方が見栄えもいい。

もともとは、寒いところのものではないので、耐寒性には不安がある。寒いとせっかくの葉が落ちてしまうので、注意が必要です。

ちなみに・・・実は毒があるので・・・絶対に食用にしてはいけません。

2015年11月29日日曜日

さぁ、バッハのカンタータを始めよう

おいおい、もうクリスマスの話かい、ずいぶんと気が早い・・・と、思うかもしれませんが、そうじゃない。

巷では、ずいぶんとフライング気味にすでにクリスマスの話題が出始めていますが、今日から正式にクリスマス・シーズンとなるんです。

キリスト教で親分のイエスの誕生日は12月25日とされ、この日をクリスマスとして盛大にお祝いします。その前の4回の日曜日を含む期間かアドベント(advent)、待降節と呼ばれてクリスマスの準備期間とされ、今日が待降節第一日曜日にあたるというわけです。

また、アドベントが始まることで、教会の暦は新しい年度を迎えるわけで・・・そうです、つまり音楽の父と呼ばれるヨハン・セバスチャン・バッハがたくさん書き残した教会カンタータを聴き始めるにちょうどいいわけです。

去年の春から1年間かけて、約200曲あるカンタータをガーディナー盤で教会歴に沿って聴き通しました。

キリスト教のことは、ほとんど勉強していなかったので、いきなりキリスト教のクライマックスみたいな受難週になってあわてましたが、やはり順番に聴くなら今日からが最適です。

バッハのカンタータは大きく分けると、若い頃のばらばらに作られたもの(35曲くらい)、ライプツィヒの聖トーマス教会のカントル(音楽監督)に就任してから、教会歴を意識して通年の日曜日礼拝用に連続的に作られたもの(カンタータ年巻と呼ばれ、おおよそ5年分くらいある)、そして後年散発的に作られたものに分けられます。

いくつかあるカンタータ全集のCDは、作曲された順番、教会歴に沿った順番、または後年整理のために付与されたBWV番号順のいずれかで収録されています。

本当は数十年かけて、実際にバッハが作曲したタイミングに合わせ、なおかつ教会歴にも沿うように聴くのが理想的ですが、さすがにそれではあまりに長いプロジェクトになってしまいます。

教会歴の順番でまとめていくと、かなり年代の違うものが混ざってくることがあるので、作風の違いがかなりある場合も珍しくない。

また、たまたま何かの楽器の名手や優れた歌い手がライプツィヒに滞在している間は、続けざまに彼らに活躍の場を提供する曲が登場したりする。何年の作曲かを意識していないと、そのあたりはわからくなってしまいます。

キリスト教徒でもなく、またドイツ語の歌詞を聴き取って即座に意味を理解できるわけではない自分のような者には、同じような曲に聞えやすい。ですから、やはりこの日にはこれを聴くというのがはっきりしやすい教会順が一番わかりやすい。

自分の場合、とりあえず一度は全部聴き通したので、とりあえずあまり肩肘はらずに気楽に再スタートしたいと思います。



年末・年始のクリニックの休診のお知らせ

12月29日(火)~1月3日(日)は休診します。
年内の診療は、12月28日(月)までです。くれぐれもお間違いないようにご注意ください。

2015年11月28日土曜日


♫ 幸せが 住むという 虹色の湖・・・

とか・・・

♫ 虹のむこうは (真理ちゃん!)、
   晴れなのかしら (真理ちゃん!)・・・

とか・・・

♫ Somewhere over the rainbow
   Way up high ・・・

とか、昭和の人間としては、虹というと頭に浮かんでくるメロディがあったりします。

数日前、雨模様の朝、一瞬晴れ間が広がり虹をみることができました。

わずか、5分程度だと思いますが、クリニックの裏手、北側のビルの間にかかっていたんですが、半分だけでも見えると嬉しくなります。

なんか、いいことありそう・・・

って、実際はいつも通り。普通に一日が終わったんですけどね。









2015年11月27日金曜日

お多福南天

南天というのは、赤いかわいらしい実をたくさんつける常緑の低木で、普通に家の庭とか垣根に植えてあるので、よく目にします。

園芸品種として南天から派生したのがオタフクナンテン。お多福南天とも書きます。

こちらは、実はならない。そのかわりといっては何ですが、寒くなると葉が真っ赤になります。背も高くならないので、たくさん植えてあれば春まで赤い絨毯のような感じがなかなかいい。

ほとんどが地面に這うように広がっているのに、一本だけ、すーっと伸びている枝がありました。何かを主張しているのかしれませんが、さしずめ「寒くなったぞ」ということでしょうか。

2015年11月26日木曜日

ディスクフィルム

カメラを趣味にしようと再開してから、せっかくなので昔の写真のネガ整理を始めました。

フィルムカメラについては、一眼レフのような「高級」カメラは使ったことはなく、いわゆるバカチョンと呼ばれていたようなカメラか、あるいは大流行した使い切りカメラがほとんど。

いずれにしても、年月はフィルムを少しずつ劣化させていて、もっと早くなんとかしておけばよかったと思うようなことが多いです。

ネガというくらいで、フィルム面の色は反転していますから、パソコンに取り込んだ後は最初に反転しないと、何が写っているのかよくわかりません。ただ反転しただけでは、まず普通の色になっていないので、いろいろ調整して少しでも自然な色にするのがけっこう大変。

そんな中で、こんなフィルムを発見しました。直径10センチ弱の円形のフィルムで、そこに1周15コマの撮影ができるようになっています。

これは1982年にKODAK社が発売したディスクフィルムで、一つの撮影面はだいたい8mm×10mm。つまり、普通の35mmフィルムに比べると撮影面積は1/9程度となりますので、とにかく画質が悪い。

またフィルムがペラペラしてはまずいので、フィルム自体の厚みがけっこうある。そのせいか、光の透過もやや良くない感じです。最大で15コマ以上は写せません。

フィルム自体の値段も高めで、現像料金も高かった・・・などなど、コンパクトという以外はまったくメリットが無い。

出てきたフィルムは、同じ時に撮影した2枚だけ。自分でこのカメラ本体を持っていた記憶は無いので、たぶん誰かに借りて持って行ったのか、あるいはディスクだけもらったのか思い出せません。

発売されてから、10年のたたないうちにカメラは姿を消し、1998年にはフィルムの製造がされなくなったとのことですから、まぁ世界"失敗作"遺産として登録されてもいいかも的なもの。

そういえばKODAKは1992年からフォトCDというのも始めていて、フィルム画像を独自規格のCDに収めるサービスでした。今でもあるようですが、2000年以降は最初からデジタルで撮影する方が圧倒的になったので、フィルムの需要が無くなるのと並行して忘れられた感がありますね。

なんとか、いろいろな手を考えて生き残ろうとするKODAKという会社には敬意を払いますが、やや残念という感じは否めません。

2015年11月25日水曜日

年末・年始の休診のお知らせ

年末・年始のクリニックの休診のお知らせです。

年内の診療は、12月28日(月)までです。通常通り、午前・午後の診療です。
年始は、1月4日(月)から通常通りに診療をします。

12月29日(火)~1月3日(日)は休診します。

休診の間、ご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、くれぐれもお間違いないようにご注意ください。よろしくお願いいたします。

2015年11月24日火曜日

初心者は修正もありかな

基本的にプロの写真家の方々は、カメラの中ですべての撮影作業が終了することに誇りを持っているんだと思います。

Photoshopのような有名な画像をいじれるツールがあり、ほぼできない写真の修正は無いと言っていいくらい、画像をいじり倒すことは可能ですが、プロからすれば邪道と考えるのは当然のこと。

ですから、プロはその場で確認できないフィルム撮影の時代から、同じ被写体の写真を条件を変えていくつも撮影したり、時にはカメラを変えてみたりと、元の写真が気に入らない場合に代替えを周到に用意することを忘れません。

素人の場合は、失敗写真のほうが多いし、いくらデジタルで何枚も撮り直しが利くからと言っても、なかなかそこまでシャッターを切りまくるというわけにはいきません。いくつか、構図の勉強のために修正をしてみましたが、やっぱり初級者のうちは、若干の補正・修正はしかたがないところ。

そこで、ある程度の画像の修正のための知識というのも、時には必要です。写真全体を一度に修正するだけならば、写真専用の「現像ソフト」と呼ばれるものがあります。

Adobe Photoshop Lightroomは、市販品としては代表的なもの。細かい部分の修正や合成などをするのは、通常のPhotoshopが限りなく便利なのですが、Adobe製品は昔から高価で手が出しにくい。

現在では、フリーウェアで優秀なものがありますので、Adobe製品でなくてもいくらでも同等、時にはそれ以上のことが可能です。現像ソフトとしてはRawTherapyが代表的ですし、修正・合成ソフトとしてはGIMPが有名です。

さて、次の失敗写真を見てください。
この写真で意図したのは、上野動物園に向かう道沿いの紅葉・・・のはずだったのですが、何しろまだ紅葉がたいしたことがない。これは時期と天候と問題ですが、何しろ一番いい時にまた来るというわけにもいきません。

空が明るすぎて、露出がオーバーになってしまい、白く色が飛んでしまいました。もっと絞らないといけなかったのですが、この状態でも樹々と歩いている人々は逆に露出アンダーで暗くなっていて、これ以上絞ったら真っ黒でしょう。

構図だけは、ちよっとまし。地面は下1/3に入り、上野動物園の文字が左下交点にきています。右側の紅葉の樹々は対角構図で手前にダイナミックに伸びてきていて、立体感があると思います。

となると、このまま捨てるにはちょっと惜しい感じなので、修正を加えてみます。テクニックとしては、HDR合成と呼ばれるものと、彩度の修正作業です。

カメラにはHDR機能がついてるので、最初から露出のことが頭にあれば機能させて写真を撮ればよかったのですが、どうも初心者はそこまで頭が回りません。

HDRとは、High Dynamic Rangeのことで、明るいところと暗いところの差が大きいこと。風景ではしばしば、そのレンジの差を写しきれないため、明暗のバランスの悪い写真ができたりしやすいと言われています。

そこで、明るいところは暗く、暗いところを明るくするようにして、広いダイナミック・レンジを一枚の写真に描くように合成するということが時に必要になるわけです。

そして、写真の中で最も見せたい部分・・・それをヴィジュアル・ウェイトと呼びますが、色づきの弱い樹々の紅葉を鮮やかにしたいので、色調を調整して彩度を上げるという作業をしたい。

そこで、明るすぎる空と、暗すぎる地面、彩の悪い樹々というように写真を分割します。それぞれのレベル補正と色相・彩度調整を行った写真がこちら。
 わかりやすくするため、多少オーバーに強調して修正したので、だいぶわざとらしい感じですが、失われていた青空と雲が見えてきましたし、樹々も紅葉らしくなりました。

実際に、写真を撮るときに見えていたイメージに近い修正をしたことで、天高い秋空のもと、紅葉の道の進んで動物園に行くというイメージが湧いてくる感じがしませんか? 

2015年11月23日月曜日

開き直って日の丸

カメラ初心者としては、どうしても被写体を真ん中に置いてしまうもの。あっ、これいい、と思うと後先を考えずにシャッターを切ってしまうからなんですが、記録的な要素が強い日常のスナップ写真はそれで何にも問題ありません。

ただ、多少なりともアートな気分で見ると、被写体がでーんっと真ん中にあるだけの何か平凡で残念感が強い写真となってしまうわけです。そういうのを、日の丸構図と呼ぶわけで、あらためて以前の写真を見るとそんなのばかり。

初心者的には、当然しょうがないんだと開き直って、どうせ日の丸なら、しっかり真ん中でとらえるというのもありらしい。もっとも、基本をおさえた上でのことですけどね。

少なくとも、水平・垂直はしっかり意識して、斜めになることは不安定感をわざと出したい時以外は避ける必要があります。

被写体によりますが、できるだけ写真は明るい方がいい。そして、当然のことながら撮りたいものはシャープにピントがあっていること。

また、人間の視覚は縦より横の方に広がるので、通常は画面は横長が一般的。縦にする場合は、被写体の長さを強調したいとか、あるいは空間的、あるいは時間的な流れを作りたい時などです。

そして、一番これだっというところを真ん中にしてしまえばいいだけなんですが、当然一度真ん中に視点が行くと、もう周りには行きにくいわけで、周囲がうるさいと邪魔になるだけ。

日の丸構図の目的は被写体を目立たせることなんで、周辺については色数的にも、色相的にも目立たない方がいい。また、複雑な模様ではなく、できるだけ単純な方がさらにいい。余裕があれば、周囲はうまくボケさせたいもの。
例えば、このひまわりの写真を見てどうですか? 花と横に伸びた葉を全部入れようとして、画面が斜めになっているのがそもそも気持ち悪い。周囲も、色はおとなしいのですが、壁とか柵とかの構造がうるさくて、花を中心に考えると背景がうるさすぎです。

そこで、本当は撮影した時にちゃんと考えていればよかったのですが、素人の浅はかなところで写真のこの一枚しかありません。しかたがないので、画像編集ソフトで加工してみます。
周りのうるさい背景を思い切り減らしてみました。撮りたい中心の花の一部が欠けてもいいくらいなんですが、その方が当然中心が強調できます。さらに周囲は違和感がない程度にぼかし効果を追加し、コントラストも明るめに修正しています。

どうです? ひまわりの写真としては、下の方がいいと思います。最初からこんな風にとれれば、いよいよ初心者からの脱却なんでしょうけど、まだまだですね。
 これはどうでしょうか? 水族館の写真は、光が少なく、魚に動きがあるので難しいと言われています。ですから、これはほとんど偶然の構図なんですが、けっこういかしていると思いませんか。

イワシの群れの中を泳ぐサメとエイというだけですけど、何でいい感じなのかというと、これも一種の日の丸構図。一番の対象になるサメとエイがほぼど真ん中にいます。イワシは大量に周囲にいるわけで、比較的均一に散らばっているので背景としてテクスチャーとして機能しています。

そしてもう一つのポイントは、この写真が三分割法にもなっているというところではないでしょうか。二匹の魚は偶然、右向きと左向きにほぼ水平になっていて、しかもちょうど三分割の線上にいるんです。格子線を重ねてみると、こんな感じ・・・
 いやぁ~、なかなかいいじゃないですか。これが意図して撮れれば完璧です。ついでにもう一つ。よくある街角で撮影するスナップ写真です。きれいなお姉さんがいたので、思わずパチリっというわけですが、お姉さんはど真ん中で一種の日の丸構図。
 背景がしっかり写っているのですが、人物に重なって縦の木のラインと横にひろがる幕のラインがちよっとうるさい。右下には別の人の頭が中途半端に写りこんで邪魔。そこで、いっそのことお姉さんだけをトリミングして、中央1/3を占めるようにしたらどうでしょうか。
背景はぼかしをいれてあります。また、せっかくのプロポーションですから、あえて縦長にしてスマートな感じが出るようにしてみました。

こんな具合に、とにかく写したいものが一つはっきりしている場合は、積極的に日の丸構図を使用してもいいようです。ただし、いくつかの基本事項は忘れないことが大切ですし、日の丸構図の場合は被写体がはみ出すくらいの思い切りがあった方がいい。そして、構図の王道である三分割法も意識しておくことができれば、かなり上達しそうな感じです。

2015年11月22日日曜日

基本は三分割法

なんとなく綺麗とか、面白いとか思ってシャッターを切っているうちは、いつまでも初心者の域を脱することはできないらしい。

確かにそうでしょう。偶然の一枚にかけてもいいんですけど、できるならこういう風に撮りたいと思って撮った写真が、意図した出来上がりになれば、カメラが趣味ですと声にできるというものです。

そのためには、しっかりとした道具や、カメラの構造や扱い方の知識も大事ですけど、写真の構図をしっかりと考えないとダメ。

構図とは、被写体の要素をどのように配置するかということ。ぱっと見たときに、安定感がある構図というものは重要。見た目に安定感があると美しさに通じるというのは、いわゆる黄金分割という理論にまとめられています。

簡単に言えば、片方を1、もう片方を2に分けるのが最も美しく見える構図で安定感があるというもので、古来優れた画家の作品では、その比率が好まれたそうです。

最も普及した写真用フィルムの画面サイズは、24mm×36mmで、縦横比は1:2。これが、デジタル化した現在でも基本サイズになっていて、通称フルサイズと呼ばれています。

さて、いろいろな本やネットで構図について調べてみると、間違いなく誰もが基本中の基本と考えているのが「三分割法」と呼ばれるもの。


 なんか、ごちゃごちゃしていますが、上の絵が写真の構図の基本をすべて取り込んだイメージとして自分なりに用意してみました。

全体の枠は縦2、横3です。太いオレンジ色の線が、縦、横それぞれを三等分します。その交点には、オレンジ色を丸を置いてわかりやすくしました。

これが三分割法で、被写体の要素を、それぞれの線の上、あるいは交点に配置していくという、説明するだけならいとも簡単な話です。

縦・横に水平・垂直な点線は、それぞれを四分割するもので、三分割だと被写体が中心に集まりやすい場合には、ここまで広げてもOKというもの。隙間をたくさん作ることで、写真にストーリー性を出すことができるんだそうです。

そして、赤い点線は、対角構図、日の丸構図とよばれる配置の仕方を示したもの。対角線上に並べることで、時間的・空間的な流れを作ることができます。問題は日の丸構図で、初心者が一番無意識にやってしまうもの。

つまり、日の丸構図は被写体を画面の真ん中に置いてしまうことで、視点の移動が無くなってしまいます。一般的には、面白みに欠ける写真になってしまうわけです。そこを逆手にとって、ポイントを強調するというのが上級者のワザということなんですが、初心者はできめだけ避けたほうが無難なんでしょう。



とりあえず、夕闇迫るスカイツリーの写真を撮ってみました。左側は、スカイツリーを真ん中にどーんっと置いたもの。下の街並みは、スカイツリーからすると邪魔なだけで、面白みには欠ける写真です。

とは言っても、この場所からは街並みを排除するわけにもいきませんし、積極的に構図に取り込むように、三分割法を意識して構図を変えてみたのが右側の写真。

とりあえず、街並みが全体の構成要素になったことで、街並みの中からにょきっとそびえるスカイツリーが際立つ感じがします。どうせなら、もっと街並みを主役にするくらいでもいいんじゃないかと思ったので、さらに構図を変えてみます。


この写真は、半分偶然、半分意図して、比較的うまく撮れたと思っているものです。どうですが?

自画自賛みたいなところですが、三分割法と対角図法の融合によって、この道をぐんぐん走って行くとスカイツリーに到着する感じが表現できているように思います。この写真に構図の基本線を重ねてみます。
 スカイツリーは見事に三分割と四分割の線の間にはいっていて、一番目につく展望台がだいたい交点の近くにきています。下1/3は夕暮れの混雑し始め動きのある道路、それに対して上2/3は静のの空間です。さらに、建物が対角図法になっていて手前からスカイツリーに向かう遠近感を出しているつもり。


もう一つ、構図の上で大事なことは、被写体の水平・垂直を写真の上で崩さないことだそうです。斜めに写ったものは、不安定な感じが強く、時には不快な気持ちにさせるものです。

基本をおさえた上で、あえてそれを壊していくのも時には大切みたいなことも言われています。まぁ、初心者のうちはあまり冒険せず、とにかく基本をしっかりと習得するのが無難でしょうから、当面は三分割法を意識した写真を練習していきたいと思います。

2015年11月21日土曜日

まずは構図から考えてみた

写真に限らず、絵画とか彫刻とか、あるいは動画にしろ、視覚芸術と呼べるものが誰かに何らかの感動を与えるためには技術が必要です。

しかし、いくら技術が秀でていても、それなりのインパクトを与えるだけの画面の構成力が無ければ、面白みには欠けるものになってしまいます。

つまり、そこには天性の閃きのようなもの・・・センスと呼ばれる感覚的なものが必要なわけで、場合によっては技術的な減点を補うことも可能だったりするものです。

センスは生まれつきのものだと思いがちですが、育った環境などの後天的な要素によって磨かれる部分が大きいのではないでしょうか。言ってみれば、経験の蓄積から形成されていくもので、場数を踏めば踏むほど得られる臨機応変の対応力に通じるように思います。

なんか難しい話になってしまいましたが、駆け出しの素人カメラマンの自分としては、別に個展を開こうなどという野心はなく、自分で見て楽しむだけです。せいぜい、たまたまこのブログにたどり着いた人に多少の好感を持ってもらえればいいという程度。

誰かに感動を与えるところまで良質な写真が撮れなくても困ることは無いんですが、少なくともただの日常を切り取るだけなら、スマホのカメラ機能で十分。一眼レフカメラを使うのであれば、、少なくとも自己満足だけでも得られるくらいの写真は撮りたいものです。

ところが、当然のことながら、今のところシャッターを切りまくっても、たまにいい感じの写真が撮れるだけで、それは間違いなく偶然の産物でしかありません。大多数が、わざわざ何十メガも消費して保存しておく価値がある写真ではありません。

そうなると、とにかく経験を増やしていくしかないので、重たくてもいつでもカメラを持ち歩いて、できるだけシャッターを切ってみるしかない。幸い、デジタルの時代になって、100枚撮ろうと、1000枚撮ろうとお金はかかりません。

とりあえずカメラさえ手元にあれば、誰でもオートの設定にすれば少なくとも最低限の写真は撮れるわけで、カメラを扱うための知識と技術の大多数は、とりあえず横に置いておいてもかまいません。初めから知っていて困りませんが、頑張って続けれはそれらを習得していくのは必然です。

そこで、むしろまず構図というものに注目したいと思いました。構図というのは、画面の中に対象物をどのような配置するかということですが、やみくもにやってもダメ。誰かが感動しなくても、少なくとも見ていて安心感のようなものを醸し出すには、それなりの理論が存在します。

とりあえず、食事に行ったりして、食べ物の写真を撮るなんていうことはよくあるシチュエーションですが、背景や照明については自由が利かない環境ですし、そう何枚も写真を撮るわけにはいきません。

ですから、後から写真を見て「美味しそう」と思えるように撮影するのは意外と難しい。おそらく、そこで一番重要になってくるのが構図なんだろうと・・・



 とりあえず、90度ずつ回転してずらしながら、こんな写真を撮影してみました。どうでしょう、一番美味しそうに見えるのはどれだと思いますか。人それぞれ好みというものがありますから、おそらく絶対的な正解は無いのかもしれません。

この場合、色がはっきりしているイチゴとスペアミントがアクセントです。少なくとも、イチゴが真後ろで隠れてしまうのはさすがに却下でいいと思います。

最初の写真は、食材のすべてが写りました。したの2枚は、アイスクリームと生クリームとどっちかが隠れてしまいました。

後から、何を食べたのかという記録としてなら、一番上がベストかなと思います。でも、アクセントが右側に偏りすぎ、そして両クリームが主張しすぎているせいか全体的に白っぽい印象で、あまり美味しそうではない。

逆に2番目は、アイスクリームが影になってしまい何が主役なのかがぼけてしまいました。三番目は、アイスクリームが隠れてしまいましたが、写真としての全体の色の配分は安定感があるように思います。

同じものを撮影するにしても、ずいぶんと雰囲気が違ってくるものだと思いました。 これからも、いろいろと試行錯誤を繰り返しながら、「面白い」写真を撮れるように考えていきたいと思います。

2015年11月20日金曜日

モネ展

9月から東京都美術館で開催されている、ルノアールと共に印象派の代表的な画家、モネの展覧会に行ってきました。

最初にいきなりですが、文句の一つも言いたくなるのが・・・この展覧会の最大の目玉は、印象派という呼び方のきっかけになった「印象、日の出」という1872年の作品の展示なのですが・・・ですが・・・それが、、、、無い!! !! !!

入るや否や、いきなり展示は終了しましたって書いてるじゃありませんか。いやぁ、そりゃ無いだろう、って思わず声に出してしまいそうになるのをねぐっと飲みこんで・・・かなりテンション下がりました。

確かに、改めてよぉ~く、ホームページなどを見てみると、「印象、日の出」は期間限定の出品で、展示されたのは最初の1か月間だけとなっています。それにしても、ずっと目玉はこれですって宣伝しているわけで、何かだまされた感がある。

実は9月に箱根のPOLA美術館に行った時も、セザンヌの特別展示が箱根山の噴火の影響で早々に終了していて見れなかったんですよね。どうも、やっぱり印象派とは縁が無いのかもしれません。

もっとも、西洋絵画の中で印象派と呼ばれる一群の作品が、特別に大好きというわけではなく、知的好奇心を満たす知っておくべき事柄と思っています。モネの作品は興味深いのですが、自分にとって絵画では絶対的な対象はレオナルド(ダ・ヴィンチ)ですので、時代も方向性もだいぶ違います。

それはともかく、もう目玉の展示が無いせいなのか、比較的混雑はしていなくて、会場内はあっさりしたものでした。とりあえず進むと、最初に展示されていたのは「モネ」さんそのものの絵。これって有名ですけど、書いたのは親友だったルノアール。

これはこれで、見るべき価値があるものなんですが、モネ展の最初が他人の作品から始まるって、何か違和感があります。ざっくりと見て歩いていくと、最後のコーナーは晩年の自宅の庭を描いたものが中心。

自宅の庭というと、一連の水連の作品が有名です。ところが、白内障で視覚に異常を来していたため、色は赤と緑が中心で、タイトルが無ければ何を描いているのかよくわからないものばかり。

「年をとっても情熱を失わず」という表現は間違っていないと思いますが、「さらに前衛的に進歩」しているというような解説文は、違和感を感じました。

絵画史的な評価としてはそうなのかもしれませんが、自分には訴えかけてくるものはあまりなく、かえって「不安感」のようなものを掻き立てられるようなところがあって、好きにはなれませんでした。

というわけで、にわか美術ファンにとっては、ちょっと満足感の少ない展覧会・・・というと、モネのファンの方には申し訳ないのですが、とりあえず秋にしておきたいことの一つを達成したというところでした。

2015年11月19日木曜日

ネタ切れ

あっ、今日はネタ切れ・・・

日頃から、これはブログにいいかもと思いつくことは、ちょこちょこあるんです。ところが、年を取って、どうも物覚えが悪くなり、いざパソコンに向かうと思い出せない。

そういう時は、ニュースを検索したり、昔の写真をあらためて眺めたりして・・・それでも思いつかないときは、いさぎよく撤退。

とは言っても、あたためているネタは無いことはない。このブログの内容は、今や自分のためのメモ書き的な側面が強いので、現在はカメラ関連で書いておきたいことはたくさんあるんです。

ただし、ちゃんと勉強してからでないと・・・まだ早い。それに、ある程度書く順番というのもありますしね。基本から順番に書かないと、あとで自分が見ても役に立たない・・・

そんなわけで、昔の写真をひとつ出してお茶を濁す木曜日なのでした。
20年前のディズニーランド、シンデレラ城前のアラジンのショー。ネガフィルムからスキャンしてデジタル化、Photoshopで色調補正したもの。古いネガは、どんどん劣化していてこれが限界かも・・・

2015年11月18日水曜日

安全な都市


今や、世界中で安全な場所なんてものはあるのだろうか?

あらためて、そう思わざるをえない事件がパリで起こりました。一般市民を巻き添えにしてはいけない国同士の「戦争」と違い、テロリストの行動は自由で標的は誰でもいい。

テロリストは宗教的な問題が根本にあるように振る舞いますが、宗教問題は仲間を増やすための道具でしかなく、その根にあるのは貧困などの生活の不満であり、一度権力を握った物の支配欲ではないでしょうか。

イギリスの雑誌''The Economist'''に世界の安全な都市ランキングというのが発表されていて、今年の2月の時点では、第一位は東京、第二位はシンガポール、そして第三位が大阪となっています。

犯罪に対する個人の安全性だけでなく、このランキングではサイバー・セキュリティ、医療・健康管理の安全性、インフラの安全性という観点から総合的に判定をしています。

個人の安全性だけでみると、シンガポール、大阪、東京の順で、以下、ストックホルム、台北、香港、トロント、メルボルン、アムステルダム、シドニーが続きます。

昔から、日本の警察力の高さは高く評価されていますが、もちろん国民性の基盤があってこその安全性でしょう。いずれにしても、無差別に起こされるテロ行為に対しては、日本の警察といえど安全を確保できるかは未知数です。

2020年のオリンピックのような国際的に注目されるイベントは、テロリストにとっては格好の行動の場になることは間違いありません。宗教問題だけならば、日本をターゲットにする理由は大きくありませんが、今後はどうなるかまったく想像できないところです。

2015年11月17日火曜日

我が街


我が街とは・・・ずいぶんと大げさなタイトル。

単に住んでいる場所というほどの意味なんですけど、「食う寝る処、住む処」というのも何ですし。

以前から、そして今でも、例えばタクシーに乗って帰るというときに、いつも困るのが家の近くに運転手さんの目標になるものがほとんど無いというところ。

家を買う前に初めて来た時に、自分もどこを走っているんだろうという感覚だったことを覚えています。今でこそ、何にも気にせず走りますが、その時は同じ景色ばかりで、ずいぶんと距離が長く感じました。

もっとも、初めてのことは何でも勝手がわからないので大きく長く広く感じるものです。ゴールがわかったことに関しては、終わりが想像できるので初めての印象より小さく短く狭くなる。

それはともかく、改めてちょっと高いところから街を眺めると、ここが横浜? という光景がのどかに広がり、見渡す限り2階建ての家と樹々ばかり。田園都市というよりは、田園宅地というところでしょうか。

ここに住むようになって20年弱ですが、引っ越してきた当時は、周辺には空き地がたくさんありましたが、今ではほぼ空き地はなくなりました。全部を、2階建ての家が埋め尽くした感じです。

しかたがないので、タクシーに乗るときは、いちいちそこを右、次の四つ角で左、まっすぐ行って止まれの標識のところで下してください、などと細かい指示をしないといけない。

最近は、タクシーもナビを入れているところが多くなりましたので、そういう時は最後の最後まではのんびりしていられます。

2015年11月16日月曜日

The Beatles 1+ (2015)

ついに世界中のファン待望の登場!! というところ。

音源そのものは、すでにあるビートルズ「究極の」ベスト盤。リマスターとはいっても、この数年でビートルズの全音源がリマスター発売されているので、特に目新しいものではありません。

何が待望かというと、付属しているミュージック・ビデオです。

でも、ちょっと待てよ、っと。ビートルズの活躍した時代は1960年代。ミュージック・ビデオなんてあったっけ。基本的には無いでしょ。

ビートルズほど世界中で人気を馳せた人達ですから、そりゃもう記録映像は山ほどあるわけですし、そもそも何本かの映画やテレビ・ショーにも出演しました。それらは、すでにアンソロジーという形でまとめられて、発売されています。

さてさて、どんな内容なのか。興味津々ですが・・・・

正直、本当にミュージック・ビデオといえるのはごくわずかで、予想通りというとそれまでですが、あまり面白くはない。まぁ、動いている4人の姿を見れるというのは、それなりの価値はありますけど。

つまり、曲に合わせて、最適な映像を選んでうまく編集したということ。音楽と合うようなシーンをよくぞ探し出したと褒めてあげたいところですが、大多数はよく見るとビミョーに音楽と口の動きや手の動きが合っていない。

明らかに、これは音楽に合わせた当時の撮影と思えるものもあるのですが、ここで悲しいのは何もすることが無いリンゴ・スター。他の3人は楽器を持っているのですが、ドラムだけは用意されていなくて、ただ座っていたり、何故か自転車を必死にこいでいたり。

まぁ、当時のリアルタイムのプローモーション映像以外の大多数は、そんなのもあるかということで、編集した方々の努力は讃えたいと思います。まぁ、音だけより画があって悪いわけではありません。

2015年11月15日日曜日

Windows10 メジャー・アップデート

11月13日から、Windows10の初めてのメジャー・アップデートが始まりました。

ご存知のように、Windows10は7月に公開され、Windows7、Windows8搭載機器では、アップグレードが無料でできるというMicrosoftの太っ腹の対応が話題になりました。

ただし、原則としてすでにWindowsが稼働している機種に対しての上書きインストールのみで、クリーン・インストールはできません。

OSそのものを入れ替えるという感覚からすると、以前のバージョンの「ゴミ」が残る上書きは嬉しくない。できることならクリーン・インストールしたいという気持ちは抑えられませんので、いろいろと自分も試してみました。

基本的には上書きインストールをすると、自動的にハードウェア構成をもとに認証が自動的に行われ、同じハードではクリーン・インストールが可能になるということでした。しかし、一部の機種では、認証されたと安心して、HDDのフォーマットを含むクリーン・インストール作業後に認証できない事態にも見舞われています。

先月、開発者向けのWindows InsiderにBuild10586というのが公開され、これでは以前のプロダクト番号さえ入力できれば認証が通るように変えられたので、確実に作業ができるようになりました。

そして、いよいよ一般向けのBuildの公開となったわけですが、Windows本体をそっくり入れ替える作業になるので、通常のWindows Updateからアップデートを行っても、初めてのインストールと同じような過程を必要として時間もかなりかかります。

何かの作業の途中に知らない間に行われている通常のアップデートとは規模がだいぶ違う。もっとも、それだけの変化はあるわけで、特に日本語版では初期Buildで搭載が見合されたコルタナが使えるようになったのが大きいかもしれません。

コルタナはPC内、ネットなどから得られる情報の総合検索ツールで、音声検索が可能。より人に近いインターフェースになっていて、なかなか面白いツールです。音声の質問に対して、天気予報などては音声で答えを案内してくれるのが楽しい。

その他には起動時間の短縮、Skypeが統合されたり、Edgeが改善されたりといろいろあるらしいのですが、変わったところは細かいところでたくさんあるようです。ぱっと見た目に気がつく目立つところは、スタート画面でのアイコンの配列が中アイコン3列が単位になっていたのが、4列に変更されたこと。スタート画面の整理がしやすくなりました。

Windows10にしてから、3か月間が経過していますが、主としてデスクトップ・ユーザーの自分としても今までのWindowsの中では最も使い勝手がいいと思います。今後のアップデートにも期待がもてるというものです。

2015年11月14日土曜日

ヴェネツィアン・グラスのアクセサリー

まぁ堅いことは言わずに、気楽に書くと「ベネチアン」なんですけど、よりネーティブな感じだと「ヴェネツィアン」となるらしいのですが、実はこれ和製外国語。

本家イタリア語では Venetiano、あえてカタカナで書くとヴェネツィアーノ。英語だと Venetian、ヴィニーシャンと発音する感じ。この二つを合わせたのがヴェネツィアンになるわけで、どうせならやはり簡略化したベネチアンと書いた方がすっきりするかも。

ヴェネツィアはイタリアの北東部、「アドリア海の真珠」とも呼ばれる水上都市で、運河が縦横に走り、大小の島々がたくさんあることは有名です。

その中でムラーノ島で始まった、伝統的なカラス工芸品が、(日本では)ヴェネツィアン・グラスと呼ばれています。そんなわけで、ヴェネツィアン・グラス を用いたペンダント型のアクセサリーを並べてみました。

とは言っても、これが本当にヴェネツィアン・グラスなのか、あるいは「それ風」なのか、はたまた他のものなのか、自分にはよくわからない。

一日中放送している大手のテレビ・ショッピングで、そう紹介したんだからそうなんでしょうとしかいいようがない。いずれにしても、可愛らしければそれはそれでいいかというところなんですけどね。

2015年11月13日金曜日

外苑銀杏並木

黄色に色づく銀杏並木は、この時期の風物詩として多くの人になじみ深い。特に、都内では北青山の神宮外苑、国道246号から絵画館に至る並木が有名です。

昨日の午後は、大学(東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター)に行く日だったので、大きな期待をしながら寄り道をして外苑に出かけてみました。

・・・だったのですが、う~ん、まだまだ黄色というには早すぎる。ちょっとだけ、黄ばんできたという程度。

しょうがないので、Photoshopで加工しました。少しは葉が黄色になって、雰囲気は出たかもしれません。実際の感じは、一番黄色く見えるところでこのくらい。

写真を撮ってみて気がついたんですが、歩道の両端にある銀杏は、絵画館に向かって右側では枝が上に伸びて間の空が見えます。

ところが、左側は枝が広がっているのでまさに銀杏並木のトンネルになっているんですね。絵的にも、左側の方が見栄えがいいのか、通り抜ける人の数が、左の方が多い。

もっと黄色になって、1/3くらいの葉が落ちて歩道も黄色になった頃が一番きれいです。今月末くらいなんでしょうか。週末はいちょう祭りということになっていますが、ちょっと早いかもです。

2015年11月12日木曜日

山茶花


さざんさ、さざんか、咲いた道
 焚き火だ、焚き火だ、落ち葉焚き・・・・・

有名な童謡の2番の歌詞。山茶花が登場します。

山茶花と椿を掛け合わせた園芸品種として広まったのが、寒椿。通常の椿よりも早く、今頃に開花します。

日頃から園芸にうとい自分としては、どっちが山茶花でどっちが寒椿なのか、はたまた本当の椿との違いはどうなっているのかはよくわかれません。

雨に濡れて水滴がつくだけで、情景としての雰囲気が上がります。天気が悪い時は、アップで見たほうが発見が多いようです。

2015年11月11日水曜日

オブジェ

オブジェ objet はフランス語。

英語で言ったら object ですが、主として芸術用語として使われ、「物体」、「客体」ということらしい。まぁ、そんな難しい言葉は置いといて、本来は関係のない物でつくられた象徴的な物体のことを指して使う感じでしょうか。

さて、それではこれは何でしょう。


何だかアルミ製っぽい。円錐状のオブジェ。これは、クリニックの中のどこかに開院以来置いてある物です。誰にでも、目に触れることができる場所にありますが、お気づきでしょうか。

本当は、もっと目立つ場所に置きたかったのですが、先端の仕上がりが思ったよりとんがっていて、触るとけっこう痛い。ケガするとシャレにならないので、簡単には触れないところにひっそりと置いています。

実は、これはうちのクリニックのロゴを立体化したもの。開院時に、遊び心から試作したんですけど、本当は意図したものとちょっと違うんです。

ロゴは自分が一から発想したもので、本当に何かを見て考えたものではありませんけど、上の緑色が樹、下の茶色が土で、あすなろの木が大地にしっかりと根付いたイメージ。そして境界を丸くしたのは、整形外科らしく関節を表したつもりです。

ですから、このオブジェでも上下の境界は丸い形にしてもらって、磁石の力か何かで、バランスよく上の部分が浮いているように仕上げてもらいたかったのですが、さすがに相当高度な技術を要することでかなり大変。

さすがに、ただでせえかつかつの開院予算を、遊び心でたくさん使うわけにはいかなかったので、こんなところでおちつきました。それでも、アルミ削り出しで、見た目にはそれなりの高級感があったりします。

まぁ、クリニックの足を運ぶことがあったら、どこにあるのか目で探してみてください。

2015年11月10日火曜日

クモ

蜘蛛です。

蜘蛛と聞いて最初に想像するのは・・・小説「蜘蛛の糸」とか映画「蜘蛛巣城」とか、やはり昭和の人間の発想なんてこんなもんです。

平成では「スパイダーマン」というところでしょうが、どうもアメコミ物は苦手で、「スーパーマン」と「バットマン」くらいしか馴染みがない・・・というのも、いかにも昭和的。

こうやってマクロの世界で見てみると、胴体だけで3mm程度の小さい蜘蛛ですけど、種類はわかりませんが透明感があって意外ときれい。蜘蛛の巣も芸術的です。

何となく忌み嫌う生物ですけど、ちよっと親しみが持てました。

2015年11月9日月曜日

必須カメラ・アクセサリーも忘れずに

一眼レフカメラについては、基本的に初心者。しかも一度あきらめた前科があるのに、昨日は偉そうに長々とカメラ選びの話などを書いて、なんじゃこいつはと思われたことと思います。

しかし、めげつにさらに続きを書こうという・・・厚顔無恥とはこのことか。何を言われても気にしないで、先に進みたいと思います。何故って、これはあくまでも自分用のメモみたいなもの・・・と開き直っていますから。

さて、レンズを順に選んでカメラを選んで、最低限はこれで写真は写ります。一応、最低限のカメラ用語くらいは知らないと話にならないので、教科書も一冊くらいは用意しました。

写真自体はパソコンに取り込んでしまえば、これはもう自分のテリトリーみたいなもので、画像処理については特に心配はありません。もちろんパソコンが不得意という方は、いわゆる現像ソフトと呼ばれるものがあったほうがいいわけですが、フリーウェアでも、十分に使えるものがあります。

そのあたりの話は、またいつかするとして、とりあえず写真機材として必要なものがまだいくつかあるんです。

カメラは埃や湿気を嫌う精密機械です。レンズやイメージセンサーが汚れたりしたら、せっかく写真も台無しです。したがって、日頃のメンテナンスは無視できません。

メンテナンスのためのツールとしては、空気をシュポシュポと出して誇りをとばすブロアー、隙間ごみを除くためのブラシ、全体を拭くためのクロスなどは最低限必須のアイテムです。

そして、カメラの心臓部であるイメージセンサーにゴミが付着した場合には、カメラに備わったクリーニング機能を利用します。それでもダメな時は、専用のクリーニング液とスワブで掃除をするのですが、かなりの慎重さが要求され、それなりの覚悟が必要です。

そこを何とかやり遂げたら、さぁカメラを持って外に出かけてみようということになります。

カメラは重たいですから、手にそのまま持っていて落としたら大変です。ストラップは絶対に必要。軽ければどんなものでもいいのですが、何しろ下手すると1.5kgくらいになることもあるので、できるだけ柔らかくて幅広のネックストラップがお勧め。

リチウムイオン電池は、たぶんプロ並みにカシャカシャ撮らなければ一日くらいは十分にもつと思いますが、やはり予備を一つくらいは用意しておきたいものです。相当タフに使い込むという場合は、カメラの下部に取り付けるバッテリーパックがオプションで用意されていますが、さらに重たくなりますからよほどでないと必要はないでしょう。

そして、たいていの方が装着しているのがレンズフィルター。レンズの周径に合わせた、透明なものをレンズの汚れや傷を防止するために使用します。慣れた方に言わせると、余計なものという意見もありますが、素人が屋外でレンズ交換などをすることを考えるとつけていて困ることはない。

記録するのはたいていSDカードが主流になっていますが、画素数の増加とともにファイルのサイズも膨大になっていますし、フルHDでの動画でも撮ろうものなら、すごいことになってしまいます。写真だけ、しかもJPEGでの保存でよければ、最低16Gくらいは欲しい。写真をRAWデータで保存したり、動画も撮るなら64GB以上はあったほうがよいでしょう。

そして、カメラといえば三脚。手持ちだけですませるなら必要ありませんし、最近のカメラは手ぶれ防止機能もかなりしっかりしています。しかし、接写でのマクロ撮影、一定の位置での複数の撮影をする場合、動きのあるものを連写するときなどには必須のアイテム。

ところが、安いものはアルミ製で大きい。屋内でゆっくり使いだけならそれでもいいのですが、持ち歩くとなるとなかなかいいものが少ない。素材がカーボンとかだと軽くて丈夫ですが、数万円するので購入するのに勇気がいります。

大きさはほとんどのものが、畳んだ状態で40~50cmくらいになりますから、カバンに簡単にはいらないかもしれません。地面に直接置くような脚の短いものはありますが、基本的に自分の目の高さにカメラを設置できるくらいのものでないと使い道は限られてしまいます。

 そこで、一番人気があるのがVelbonというメーカーのULTREKシリーズ。伸ばすと140cmくらいになり、畳むと30cm以下。本体重量も1kgちよっとですから、確かに持ち歩く場合には最適かもしれませんね。

重さや長さも大切ですけど、三脚を選ぶときに忘れてはいけない重要なポイントは、耐荷重です。通常のデジタル一眼レフカメラを載せるなら、1.5kg程度になるわけですから、重さに負けて倒れてしまっては元も子もありません。

通常は耐荷重は1kgくらいは余裕をもった積載重量のものを選びたいものです。ちなみにULTREKの一番安いUT-43Qは2kgまでで、通常の一眼レフより軽いミラーレス一眼向け。同じシリーズのUT-53Qなら2.5kgまで、そしてUT-63Qなら3kgまでとなっています。その分、本体重量や長さは増えていくのが悩みどころ。

このくらいまで機材がそろったら、あなたもいっぱしのカメラ小僧なんですが、最後にもう一つ用意したいのがカメラバッグ。ハードからソフト、腰にぶらさけるもの、ボストン型、ショルダー型、リユック型などさまざまですから、これはもう好きなものをどうぞということになります。

ただし、自分が普段持ち歩く機材の量をよく考えてください。カメラ本体とレンズを最低でも2本、場合によっては三脚も含むと3~4kgくらいになることだってあります。いつも使っている、パソコンも入る書類カバン程度ではかなり無理がある。

あと、是非忘れずに用意しておきたいのが、カメラを購入した時についてくるマニュアル。ただし、そのまま持って行ってもいいですが、たいていメーカーのHPからPDFでダウンロードできますので、スマホに入れておくのが邪魔にならずおすすめです。

2015年11月8日日曜日

デジタル一眼レフカメラの選び方


何をするにしても、道具をそろえることは重要です。

道具をそろえるのに、とりあえず「初心者用」の安さ重視の「低品質」のものを中心にするという考え方と、最初からお金はかかってもできるだけ「高品質」のものを選ぶという考え方があります。

さて、一眼レフカメラを使ってみようという場合は、少なくとも数万円のコンパクトデジタルカメラのようにただ写真を撮れればいいということでは満足していないわけですから、より高品質で最大の特徴であるレンズを交換しながらのいろいろな写し方をしたいと考えます。

最近はスマートホンを一人一台持つような時代ですから、カメラはそこに付属していて、ただ撮るだけならそれで十分です。従来、コンパクトカメラを使っていた一般人は、そのニーズをスマートホンに置き換えるか、あるいは少数派だとは思いますが上級機種に移行する選択もありということ。

自分の場合は、もちろん普段のイベントなどの記録としてとりあえず撮れればいいという使い方が中心なのですが、ブログに写真を載せたりしていると、どうしても見栄えのいい写真が欲しくなる。

スマートホンがいくら画素数を増やしても、やはり所詮電話機の「おまけ」機能の域は超えることはできません。素人が何気なく撮影しても、一眼レフカメラを使用した場合とは比べ物になりません。


「初心者用」をそろえるのは簡単。最低限の機能が備わった、一番価格が安いものを探せばいい。デジタル一眼レフカメラの場合は、Nikonだったら最下級モデルのD3300でレンズが付属するものにすれば4万円ちょっとで手に入ります。

最下級モデルと言っても、よほどのこだわりが無ければ、通常一眼レフカメラで楽しみたいと思うことは普通にできる。もちろん、プロのカメラマンがこれを使っていたんでは、メンツというものもありますし、出あがった写真の品質というものに満足はできないでしょう。

じゃあ、最上級モデルだとどうなるか。D4sというモデルが選択され、カメラのボディだけで60万円弱。そこに数十万円するようなレンズを何本も用意していくとなると、もうお金がいくらあっても足りないことになってしまいます。

となると、自分のニーズをきちんと考えることが大切になってきます。わざわざ被写体を求めて、あちこちに出向いていくのか。風景のような動きが少ないものを写したいのか、それとも動物やスポーツのような動きがあるものを撮りたいのか。近づいて大きく撮影するのか、離れて広い写真にしたいのか。

素晴らしい写真を撮影できるとはいっても、一眼レフカメラにはデメリットもあります。おそらく最大の難点は、きれいな写真が撮れるものほど大きくて重たい。カメラ本体の重さは、D3300なら410gですが、D4sだと1180g、1kgをゆうに超えてしまいます。

手持ちで使えるレンズは、軽いもので500g、重たいものだと1kgくらいになりますから、本体と合わせると、D3300でも1kgくらいは覚悟しないといれません。レンズ数本を持ち歩くことを考えると、D4sなら少なくとも3~4kgの荷物になってしまうわけです。

そこで、一度一眼レフカメラに手を出して結局使わなくなってしまった自分が、あらためてカメラ選びをするにあたって、いろいろ考えた条件は・・・


□ 自分はわざわざ写真を撮るためだけに出かけてはいかない。
□ ふだん、普通に撮るスナップ写真をよりきれいなものにしたい。
□ どこかに出かけたときは、風景が主な撮影対象になるだろう。
□ ブログに乗せる写真は、物だったり料理だったりが中心。
□ できるだけいつでも持ち歩けるようにできるだけ軽いほうがいい。
□ できるだけ少ない機材で、多くの機能をカバーしたい。
□ プロカメラマンになることはない。
□ 少しでも安いにこしたことはない。

だいたいこんなところでしょうか。

まず最も重要なデジタルカメラの心臓部、イメージセンターのサイズを決めないといけません。従来の35mmフィルムサイズの大きさがフルサイズ(36mm×24mm)と呼ばれるもので、NikonだとFXフォーマットと呼ばれるもの。

当然、センサーのサイズは大きいほうが画質はどんどん良くなる。デジタル専用サイズはAPS-Cという一回り小さいもの(23.6mm×15.8mm)で、NikonだとDXフォーマットと呼びます。コンパクトカメラになるとさらに小さくなり、スマートホン搭載のものはフルサイズの面積の1/16程度です。

高級機は当然フルサイズですが、圧倒的に重たくなってしまう。一番安いフルサイズ機と最上級のAPS-C機との画質的な差はかなり縮まったといわれていますから、ここはFXを使ってみたいところですが、重さと値段を考えるとAPS-C機を選択するのが妥当でしょう。

DXフォーマットにすると腹をくくれば、選択できる機種は半分になります。安くしたければ、旧型や中古も選択肢に入ってきますが、旧型は画素数が少なくなったり、画質や機能面での劣勢は避けられません。

現役の機種としては、D7200、D5500、D5300、D3300の4つです。画素数はどれも同じ2416万画素です。D7200以外では、一部のレンズはオートフォーカスが作動しないことがあります。これは素人的には、けっこう辛いかもしれません。D7200だけが記録用のSDカードを2枚挿入できるのも、けっこう利点です。

ファインダーをのぞくとD7200は視野率が100%ですが、他のは95%。視野率は、実際に写される写真の範囲が正確にファインダーで見えているかということ。100%以下の場合は、ファインダーで見えていない部分が写真に写るということですから、当然100%のほうがいいわけです。

またD7200はファインダーにはペンタプリズムを使った像が見えますが、他の機種ではペンタミラー方式で、より画像が小さく暗くなりやすい。


実際の写真がどんな感じになるかをシャッターを切る前に確認できる、プリヴュー機能はD7200にしかありません。 露出が適正なのかは素人が一番悩むところですから、暗すぎるか明るすぎるかをある程度判断するのには大変便利な機能です。

シャッター速度は最短がD7200は1/8000、他は1/4000。撮影に重要なISO感度はD7200とD5500は最大25600、D5300とD3300は12800。ぎりぎりで撮影するようなことは無いでしょうけど、余裕があるのにこしたことはありません。
フォーカスポイントは当然上級ほど多くなり、ピントが合いやすくなります。 連射スピードはどれも4~6枚/秒ですが、動きの多いものをあまり撮影する予定はないのであまり気にしません。

D3300だけがWiFiは内蔵されておらず、GPSはD5300のみに搭載されています。 使用するリチウムイオン電池が違うので、D7200は1100コマの撮影が可能ですが、他のものはその2/3程度になっています。

大きさはD7200は約135.5×106.5×76mmですが、他のものはそれぞれ10mm程度小さい。重さも電池などを入れた本体のみの重量はD7200が765gで、他のものは500g弱。

大きさは一番考えどころですが、当然DXフォーマットの最上位機種であるD7200は、圧倒的に機能面での優位性が高い。しかも、より高度なことができる高機能であると同時に、素人がより簡単に使えるようにするための機能がたくさんあるということがわかります。

写真は一瞬を切り取るわけですから、まったく同じ写真は二度と撮れません。ここと思った瞬間に失敗しない確率を増やすための機能は、素人であればあるほど必要です。

あとは予算が許せば、ということになるのですが、そこで選択肢として残しておきたいのが中古です。大手のカメラ販売店は、それなりに査定していますし、「カメラは、本体は消耗品、レンズは資産」と言うくらいで、カメラの趣味を続けるなら本体についてはいずれ買い替えるだろうということで良質な中古もOKと思います。

ただし、D7200は今年の5月に発売になったばかりなのでまだまだあまり中古市場には出回っていません。価格コムなどでこまめにチェックする必要があります。

最終的に自分は、中古のD7200を10万円弱で手に入れました。まだ使い始めたばかりですが、こんな便利な使い方ができるのかと毎日驚いている状況です。FXフォーマット機に比べると、やや胸がはれないところはありますが、DXフォーマット機の最上級機種であることの満足感は高いですし、 一番気にしていた重さも意外と苦になりません。

こんなところが、これから一眼レフカメラを選ぼうと考えている誰かの参考になるかもしれない話です。繰り返しますが、道具をそろえることはやはり重要ですよね。

2015年11月7日土曜日

越前蟹

誤解してました。エチゼンガニという種類の蟹がいるんだと・・・

だって、そう思うじゃないですか。まぁ、言い訳ですけど、結局のところズワイガニのことなんですね。福井県の越前漁港に水揚げされたものに対してのブランド名ということらしい。

例えば鳥取県の境漁港は、日本一ズワイガニの水揚げ量が多くて、その中で身がぎっしりつまった雄を「松葉蟹」というブランド名にしているというわけ。

まぁ、どっちにしてもズワイガニは美味しいので、名前はどうでもいいと言えばそれまでですが、どこから出荷されたかということがわかるのは悪いことではありません。


知人から金沢のお土産で、越前蟹をいただきました。そのまま冷凍されていたわけですが、さばき方の説明が入っていたのでやってみました。

意外だったのは、硬い殻で包まれた脚のところ。白い側は、殻が意外に柔らかくて、包丁ですーっと削ぐように切れるんですね。これをやっておくと、食べるときが楽ちんです。

名前はどうでもいいとは言ったものの、やはり「越前蟹」と思って食べるのは格別で、おかげでビールが進むことに・・・

2015年11月6日金曜日

club harie

あえて漢字で書くと、玻璃絵倶楽部となるのだそうです。

もともとは、「たねや」という滋賀県の近江八幡にある和菓子店。60年ちょと前に洋菓子部門を作ったのが始まり。そして40年前からバウムクーヘンつくりを始め、一躍有名になったということらしいです。

基本的に店舗は滋賀県が中心なのですが、バウムクーヘンを中心にしたclub harie B-studioという店舗が各地の高島屋などに出店しているので、日本橋、横浜、名古屋、大阪、博多など各地で買うことができるのはありがたい。


昨今はバウムクーヘンは人気の洋菓子として定着した感があり、いろいろなお店がこだわりぬいたものを売りにしています。

club harieのバウムクーヘンは、いちばんの特徴はふっくら感でしょうか。日本のバウムクーヘンの元祖みたいな有名店のものに比べて、ふっくら感と優しい甘さが半端ない。


もう少しでスポンジケーキになっちゃうギリギリのところ。ですから、周囲にかぶせた固まったシュガーシロップとのバランスが絶妙というところなんでしょう。


B-studioの面白いのは、各店舗で焼き上げるショップ・イン・ファクトリー。焼きたて、作りたてを買うことができるわけです。おみやげにするなら賞味期限1週間ほどある普通のパッケージですが、今日食べたいというなら絶対焼きたてがお勧めです。

2015年11月5日木曜日

うに清@ 真鶴

例えば、海の近くに行ったとします。何か美味しいキノコ料理はないかしら、と考えるとはないでしょう。

そりゃそうです、せっかく日常と違う処に出かけて行ったんなら、その場所で一番美味しいものを食べたくなるのが当たり前。海だったら、当然海産物に目が行きます。

相模湾に突き出た半島というと、東は三浦半島で西は伊豆半島。ところがもうそとつ半島があって、小さいので忘れがちなのが真鶴半島です。先端には名勝三ツ石なんてものがあったりして、観光スポットとしても押さえておきたい場所。


半島沿いの道を走っていくと、いくつか海の幸を食べれるお店がありますが、何といっても一番有名なのがこちらのうに清というお店。休日ともなると、かなりの待ちの列ができるらしい。

値段は一人前2千円くらいからいろいろですが、やはりここまで来たからには是非5千円は覚悟してほしい。そうすると伊勢海老や鯛の活き作りがのった船盛がでてくるんです。


豪勢でしょう。見た目だけでも、それなりの値段を出す価値があるってもんです。味については、まずいはずがない。海の幸を満喫できるというものです。

他には、サザエのつぼ焼き、焼き海老、カマスの塩焼き、船盛に出てきた伊勢海老の頭を使った味噌汁などがでてきて、潮の香の大名行列です。

昼時に行くなら予約もできるようですが、そうでないなら少し時間は早めに行ったほうがよさそうです。

2015年11月4日水曜日

延命地蔵尊

比較的近くにある、ペット専用の葬儀をして墓地を用意しているところです。だいぶ前に飼っていたウサギが死んだときにお世話になりました。

ペット産業は大変勢いのある業界ですが、特に少子化とともにさらに盛んになっているように思います。

しかし、お子さんがいてもいなくても、家庭にペットがいるというのはいろいろな効果があるわけで、大多数のペットは家族の一員として、亡くなった後もそれなりに扱ってあげようというのは当然のこと。

こういう動物霊園に入るのは、大多数は犬か猫ですが、ここに有名犬が一匹眠っています。まさお君は、10年くらい前にテレビで旅をする犬として人気だったラブラドール・レトリバー。


たくさんの塔婆が並んで、思わず知人の犬のもの探したりしてしまいました。