2016年5月4日水曜日

本来は平日


・・・でした。

昭和天皇が崩御、つまり亡くなったことにより4月29日の天皇誕生日の祝日が消滅するはずだったわけですが、長らくゴールデン・ウィークとして飛び石連休になっていたので、4月29日を「みどりの日」として祝日として存続させることになったわけです。

それと同時に、飛び石連休だったのを、5月4日も休みにしちゃった。祝日の名前は無くて、単に「国民の祝日」という、何だかよくわからないもの。

2007年からは、4月29日は「昭和の日」と呼ぶようになって、みどりの日は5月4日の呼び方に移動して、現行の状態で落ち着きました。

みどりの日は、「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ためのものだそうで、まぁ、年間通していつになっても問題はありませんけど、農家の方なら一年中がみどりの日みたいなもの。

都会にいて消費する側にいると、自然に親しむためには混雑の中を気合を入れて出かけないといけません。中には途中の平日を全部休みにして、最大10連休という強者もいるようですが、アンケートではそれは数%くらいだそうです。

3月、4月と春が芽吹いて、色とりどりの花が咲きほこりました。花が散って、葉が勢いを増してくるのが5月。白・赤・黄などから、青・緑が中心になって、5月の花は青いものが多い気がします。

風情のある藤棚も見頃になっていました。周りを見渡すと、あやめも咲いています。

いずれ菖蒲か杜若・・・という言葉ありますが、確かに素人目にはどっちかよくわからない。ショウブやカキツバタは湿地に生えるらしいので、そこらの畑の隅にあるのはアヤメなんでしょうが、そもそも菖蒲と書いて「アヤメ」とも「ショウブ」とも読みますからね。

このあとは、青の主役は紫陽花が代われるように準備中というところでしょうか。