2016年6月14日火曜日

精華園


盆栽町に行ったからには、まずは美術館、そして盆栽園に寄ってみたいとなる。

現在は少なくなって、町内に6軒の盆栽園が営業しているのですが、美術館から南にある盆栽緑地公園を抜けて10分と歩かないところにある精華園に行ってみました。

なんで精華園なのかというと、先日紹介した最初に購入した盆栽のハウツー本、「盆栽づくり、とっておきのいろは」の著者が、精華園の五代目として彩花盆栽教室主宰として活躍されている方なのだそうです。

この方は、何しろ若いし(それに美人だし!!)、伝統的な盆栽を踏まえたうえで、現代的な、かつ女性らしいイマジネーションも感じられるところがいいんじゃないでしょうか。

巨匠と呼べるような方々のガチの盆栽は、初心者は鑑賞にはいいのですが、とても真似できるようなものじゃありません。

だからと言って、紹介されているものが簡単にできるとはとても思えませんが、とにかく彩花盆栽の実物を見てみたくなるということです。


園のスタッフは、さぞかしおじさん・おばさんがいるのかと思ったら、若い方ばかりで驚きました。それに、皆さん気さくで親切。超初心者のおバカな質問にも、丁寧に答えてくれたのは嬉しかったです。

ちょうど盆栽の教室も開いていて、少し見学させていただきました。 盆栽は実技が重要ですから、確かに本やネットでの情報だけでは、本当にこの枝を切ってもいいのか不安になりますから、教室に通ってみるというのも上達のためにはいい方法だと思います。

いろいろとやってみたくて、いくつかの素材を購入させていただきました。一緒にでかけた家内も、ずいぶんと魅了されたようで、特に苔玉に反応して買い求めたのがこちら。


確かに、いい感じ。こういうのを、簡単に作ることはできませんし、そもそもセンスを磨かないと無理。生け花のような感覚も必要なんだろうと思います。

今度、盆栽町に行くときは、家内は精華園だけでいいと言うくらいお気に入りのようでした。