2016年7月19日火曜日

一眼レフカメラ フル・サイズ


さてさて、自分が使っているのは・・・偉そうに言ってもAPS-Cフォーマット。

やはり、一眼レフを使うからには35mmフルサイズを使用してみたいというのは、素人カメラの憧れみたいなところがあるわけですが、何しろカメラやレンズの値段がかなり違う。

自分のはNikonのD7200なんですが、それでもAPS-Cの型の中では最上位機種でして、それが唯一の拠り所・・・だったわけなんですが、4月にNikonはD500という製品を出したんです。

Nikonのフルサイズは一番下の機種がD610ですから、それよりも初心者用に手の出しやすい機種を出したのかと思いきや、実はD500はAPS-Cなんですね。

しかも、D7200よりも圧倒的に性能アップしたもので、APS-C最上位機種というタイトルを、あっさり明け渡してしまいました。

ISO感度はD7200が最高25600なのに対してD500は51200、連写はD7200が6枚/秒なのに対してD500は10枚/秒。さらにD500は動画で4K対応になりました。

最も性能に差がでるのは自動焦点で、D7200がフォーカスポイントが51点なのに対して、D500は153点という。この差は動いているものを撮るときには、圧倒的な違いになってきます。

・・・とか言っちゃっても、そのほとんどの性能を駆使した写真なんぞを撮ることはほとんどないので、ちゃんとした方からは、おとなしくしていろとお叱りを受けることは当然ではあります。

そこで、いっそのこと憧れのフルサイズ・・・という気持ちがむくむくともたげてくるんですよね。本当はD810と言いたいところですが、せめてD750・・・

ただし、そうなると一番使用頻度が高い単焦点、望遠ズーム、広角ズームのレンズがAPS-C専用なので新たに用意しないといけない。

マクロと超望遠は最初からフルサイズ用なのでそのまま使えますが、これらはいつでも使うものではない。カメラ本体にレンズまでとなると・・・はぁ、冷静に考えればやはり無理ですね。それだけの投資をするだけの使い道があるとは到底思えません。

カタログを眺めて、溜息ついて、まぁ、明日になれば気持ちも落ち着くというものです。