2016年8月17日水曜日

伊勢志摩巡り(2) 鳥羽~二見


昨日は、フェリーで鳥羽に渡り、志摩を中心にまわりました。さて、一夜明けで、まずは的矢湾に上がって来た朝日を拝みました。

これは、観光スポットとは違いますが、何か神聖な土地に上がって来た太陽は、初日の出ではなくても十分に気持ちが引き締まる感じがします。

さて、今日は的矢湾を出発して鳥羽に向かいます。その途中で、時間がたっぷりある方にお勧めなりはスペイン村。アミューズメントパークですから一日いて楽しむ、最低でも半日はいたくなりそうな場所ですが、今回はそんな時間は無いのでパスしました。

代わりと言ってはなんですが、海沿いを走るパールロード。その道沿いにある面白展望台に寄り道。


ここは的矢湾を一望できる、あまり有名ではないのですが、なかなか美しい景色を眺めることができるポイントです。雲が厚かったのが残念。

的矢湾をぐるっと回って上がっていくと、最初に行ったのが「石神さん」です。


天照大神を祀る神明神社が正式な名称ですけど、この中に小さい社があり、これが通称石神さん。女性の願いを一つだけ叶えてくれると言われています。

この地は、海女さんが活躍することで有名。海での安全を祈願する気持ちが大きいことが、女性専用社の価値を高めたのでしょうね。

パールロードに戻って、さらに北上。今度は鳥羽展望台があります。


ここから見渡すことができるのは太平洋です。 この頃には、だいぶ雲が消えてきました。素晴らしい景色が広がります。さらに北上して、海の博物館に行きました。


地味な博物館ですが、実際行ってみるとなかなか面白い。海での漁業の歴史が、いろいろな模型を含めてよくわかります。

特にいろいろな木造船が所狭しと並んでいたのには、息をのみます。荒波にもまれて、大漁に喜び、中には命を落とすようなこともあったかもしれない漁師や海女さんの仕事が目に浮かんできます。

さて、再び鳥羽に戻ってきました。小さいお子さん連れなら鳥羽水族館がおすすめ・・・ですが、こちらはちょうど昼時でお腹を満たす方が大事。またまた、お店を調べていきましたが、この時期どの店も昼時は長蛇の列。並ぶのは覚悟しないとしょうがない。

そして、腹ごしらえがすんだら、ミキモト真珠島に上陸です。


離れ島とは言っても、歩いてすぐですから、陸続きのようなもの。 狭い島ですが、ぐるっと回って真珠養殖の歴史をゆっくり見て回りました。

御木本幸吉さんのことは、小学生のときから有名な話。あらためて、真珠貝養殖の苦労がよくわかります。また、ここでは海女さんの作業の実演が行われており、昔ながらの作業を見ることができました。

そして、女性の方はなんといっても、ショップをはずすことはできません。ここでは、全国のMIKIMOTOブランドの店でも購入できる真珠だけでなく、ミキモト真珠島だけで販売されている真珠もそろっていて、もう皆さん目が一粒一粒から離れなくなってしまうようです。

さて真珠島を出たのが午後4時。いっきに夫婦岩まで行ったのですが、夕闇の夫婦岩目当ての大混雑。


そんなわけで、まずは二見海岸の宿に。またまたゆっくりと温泉につかり、そしてまたまた海の幸を楽しみました。


翌朝、昨日行きそこなった夫婦岩にまず出かけます。 正式には二見興玉神社ですが、猿田彦大神を祀っていて、ここもパワースポットとして外せない定番の場所です。

最終日は、今回の旅行のメインイベントである伊勢神宮に行くわけですが、その前にどうしても寄り道しておきたいパワースポットが松尾観音寺です。


日本最古の厄除け観音寺であり、竜神伝説が残る場所。何しろ本道の床に龍が浮かび出ていることで有名。簡単に近づいて、触れることができます。素晴らしい。

さぁ、最後は伊勢神宮です。