2016年8月15日月曜日

オリンピック前半終了


女子マラソンが終わると、半分終了したと思いますよね、オリンピック。

今大会では、始まる前からいろいろありましたが、始まってからもいくつか問題が出てきて、ある意味ハラハラさせられる大会になっています。

一番は、水泳プールの藻の問題と、その対処法。一夜して緑色に変色し、塩素剤の大量投入という安易な方法で、選手にとっては最悪を超えたコンディションはありえません。

中国選手からは今大会初のドーピング陽性が出ており、これまで大きな問題になっているにも関わらず使用するというのは、いい度胸です。その度胸を、正しい方向で発揮できれば・・・

まぁ、影の部分はこの際きにせず、日本人選手の活躍に目を向けてみると・・・とりあえず快進撃という言葉が出てくるのは嬉しいことです。

朝一番では、錦織圭選手の銅メダルの速報が入ってきました。登場したのは、普通の大会並みの選手ばかりですから、ナダルを撃破してのメダルは十二分に価値がある結果です。

女子マラソンは・・・そんなもんでしょう。今の日本の力では、かつてのようなメダルは到底期待できません。とりあえず、出場した三人の選手が完走できただけでもよしとしましょう。

前半で一番の興奮度だったのは、内村航平率いる体操。団体で12年ぶりの金メダルをとり、そして個人総合でも内村選手は金をとりました。

やっと、内村選手も長年の夢を叶え切ったのではないでしょうか。最後の大逆転は、もう素晴らしいとしか言いようがない。記者会見で外国メディアからは失礼な質問がありましたが、他の出場選手が一蹴したことがすべてを語っています。

柔道は・・・復活と諸手を挙げて喜んでいますが・・・確かに男子全階級でメダルは素晴らしいのですが、圧倒的に多いのが銅メダル。まだまだ、課題はありそうですが、少なくとも無策だった前監督に比べれば、井上康生監督の働きを大いに評価してあげたいと思います。

ブラジルは丸々12時間の時差があって、さぞかしテレビ観戦は大変と思っていましたが、現地の朝の試合は、日本の夜8時くらいからだし、夜の試合は日本の朝なので、現地真昼間を除けば、ロンドンの時よりも比較的楽なのかもしれません。

さぁ、ここから後半戦。いよいよ、レスリング、陸上などが始まります。まだまだ、楽しみは続きます。