2016年10月14日金曜日

レンズ再々考 (3)


Nikon D7200 1/80 f4.5 8mm ISO400 / SIGMA 8-16mm DC HSM

あー、そう来たか・・・う~ん、残念。

何がって、SIGMAの新しいフルサイズ用の超広角ズームレンズのこと。先月末に発表された、12-24mm F4 DG HSM ARTの発売日と価格が昨日公表されました。

先週からアメリカのamazon.comでは$1,599となって出ていました。日本での価格とは、違うことがあるので、もしかして15万円以下の価格設定になるなら、1年くらいしての中古価格で10万円を切るくらいでしばらく我慢というのもありと思っていました。

日本での発売日は10月28日で、なんと価格は22万円だそうです。これだと、当面新品の実売価格は、アメリカと同じで17~18万円くらいになりそうです。1年落ち中古でも15万は切らないでしょう。

確かにSIGMAの新しいARTシリーズのレンズは、概ね好評で、場合によってはNikon純正をも凌駕するという評価があります。特に12-24mmの焦点距離の超広角は純正にも無いラインナップで、一度12mmの世界を見ると癖になりそうな面白い画角が得られます。

ですが、ですがですよ、基本的にサードパーティという立場のSIGMAですから、純正と変わらない価格設定をされると・・・・いや、もう、心が萎えます。

だったら、Nikon純正のAF-S NIKKOR 14-24mm f2.8G EDを買います。14mm始まりですが、F2.8でSIGMAより明るいですし、発売されてからだいぶたちますが、その描画性能は他のメーカーの超広角よりも圧倒的に素晴らしいといわれています。

しかも、何て言っても純正ですから。純正というのは、多少のことは切り捨てて我慢できてしまうくらいの魔法の言葉です。自分のように、純正が高すぎて手が出ないと思っている者が、サードパーティに求めるのは、コストパフォーマンスですからね。

Nikon D7200 1/4000 f4.5 8mm ISO250 / SIGMA 8-16mm DC HSM 

・・・というわけで、現状ではフルサイズ用の超広角レンズがなくて、風景中心の撮影には物足りなさが残っていたので、この新製品に期待して待っていたわけです。が、このA作戦はものの見事に断念するしかなく、さっそくその時のためのB作戦を決行しました。

B作戦は、SIGMAの超広角レンズの現行モデルです。それは、SIGMA 12-24mm f4.5-5.6 II DG HSMで、もちろん、画質はARTシリーズの次期モデルの方が改善されていると言われていますが、実はレンズの大きさ・重さを考えると、こっちの方が取り回しははるかにいいだろうと思っています。

APS-C専用モデルのSIGMA 8-16mm f4.5-5.6 DC HSMをすでに使用してきましたので、性能も大きさもほぼそのフルサイズ版ですから、使い勝手はだいたいわかります。これなら中古で5万円台からありますから、実際に手が出しやすい。

ケチケチ・カメラ・ライフ中の駆け出しとしては、身の丈に合った物をチョイスしましょう。それに、この前ケチをつけた標準ズームレンズのSIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM ARTも、だんだん使い慣れてきて、これはこれで気に入ってきました。

超広角(12-24mm)が手に入ると、標準ズーム(24-105mm)、超望遠(50-500mm)と合わせて、だいたいの画角は網羅できます。ただ、いずれもF4よりも暗いレンズばかり。

しっかりとボケたい明るい単焦点レンズは、一つは持っていたい・・・わけですが、それを変わり種のSIGMA 20mm F1.4 DG HSM ARTにしてしまったのが、正解だったのかどうか・・・広角好きとはいえ、まだわからないところ。50mm前後の標準単焦点が欲しくなる・・・かもしれませんね。

4 件のコメント:

knys さんのコメント...

いやいやいや‥SIGMA はもうそういうメーカーではありませんからw

Asunaro Clinic さんのコメント...

そうなんですよね。確かに、我が道を行くSIGMAになってきているのはわかります。それがいいところですけどね。

ただ、サードパーティとしてのニーズを忘れては困ります。いよいよタムロンも選択肢に入れようかな、と考えるこの頃です。

knys さんのコメント...

SIGMA の利益に全然貢献できてない単なる SIGMA ファン (山木ファン) の私が言うのもアレですが‥。

CP+ で山木 CEO のプレゼンを聞いていますけど、SIGMA の立ち位置は CEO 自身がよく理解されていると思いますよ。

価格第一のユーザーのために Contemporary line を用意しているけど、Art line の拡充を望む世界中の声に応えるために限りある人的資源を Art line につぎ込んでいるのが現状‥ということではないでしょうか。

売れなきゃ始まらないということを一番理解しているのは SIGMA 自身だと思いますが、SIGMA の最高技術を投入しているのが Art line でもありますからね。赤字垂れ流しで低価格にするわけにも行かない‥かと。

Asunaro Clinic さんのコメント...

最近のARTシリーズで出てくる新製品は、いずれも興味深いものばかりで、いろいろ期待させられます。SIGMAが、単なる「サードパーティ」に甘んじるつもりが無いことはわかります。

自社で一眼レフを出した時点で、ニコン、キャノンに次ぐ第三勢力として、独自のカラーを出すことに力を注いでいますね。

SIGMAは本社がけっこう近い所(川崎市麻生区)にあって、そういう意味でも身近に感じるんですよね。