2016年10月15日土曜日

OUTな蕎麦屋

日本蕎麦大好きですから、いろいろな蕎麦屋に出かけてみます。

特に、手打ちで店主のこだわりのある店ならなおさら、一度は味を知りたいと常日頃チェックを入れているんですが、中にははずれのというのもあるもんです。

蕎麦50点、つゆ20点、その他30点の100点満点で採点してみます。

まずはあざみ野。


それなりの値段の天せいろ。運ばれてきて、まず愕然とするのは天ぷらが3つだけ。しかも、どれも小さくて小皿で十分。これはせいろに付いてくるおまけとしか言いようがない。

それでも、主役は蕎麦ですから、蕎麦さえ美味しければ・・・

う~ん、確かに手打ちなんでしょうけど、どうも蕎麦が水っぽい。蕎麦粉を打つときの水が多いのか、あるいは茹で過ぎなのか、自分で蕎麦粉を打ったことが無いのでわかりませんが、肝心の蕎麦がこれでは・・・つゆだけは普通。

ということで、15点+15点+5点で35点。これじゃ駅近で昼時なのに、客が少ないわけだ。まぁ、普通は二度と行かないリスト入りです。

次はたまプラーザ。


ここは、店の構えからしてこだわりが強そうな感じで期待できます。 11時半の開店前に並んで、注文したのは鴨せいろです。これも、けっこういい値段をつけています。

注文から5分と経たないうちに運ばれてきました。すでに定番の注文を見越して、開店前にある程度作り始めているとしか思えない。そこが問題。

温かいつゆの中に鴨は3切れ。これ、少なくないですか。まずは、ここで軽くショックを受けます。

蕎麦は美味しい。手打ちらしい粘りの少ないほどよい腰があります。ところが、これをつゆにくぐらすと・・・最初からぬるい。

つゆがぬるいんですよ。当然、蕎麦をつけるたびに、どんどん冷たくなります。温かいつゆにつけろというなら、もっと入れ物を大きくして、簡単にはつゆが冷めないようにしないと。

つまり、鴨の量に見合った器を使っているということで、熱々でもなく、中途半端なつゆの温度のせいか、ただでさえ少ない鴨の香りをより一層消してしまっています。まぁ、普通のざるそばに鶏肉がちよっと入っているような感じ。

40点+5点+10点で55点。ただし、値段を考えるとコストパフォーマンスが悪すぎで−5点で、ぎりぎり50点。

わざわざ並んでまでして、けっこうな値段で食べるほどのものではないなと思いました。というわけで、ここも二度と行かないリスト入りです。

まぁ、自分的には失敗ですけど、こういうチャレンジは楽しいので、またお店をいろいろ探してみたいと思います。