2016年11月26日土曜日

七志 @ たまプラーザ



豚骨のラーメンというと九州のイメージが強いのですが、何しろ地元横浜は家系の豚骨醤油が有名で、背綿脂の乗ったこってり系が幅を利かせています。

いわゆる博多ラーメンの豚骨スープは比較的あっさりで、有名チェーン店のおかげで、今では一定のファンはいますが、家系ラーメンに慣れた下には物足りないという意見も少なくない。

そういう人にお勧めしたくなるのが、七志(ななし)というラーメン店。横浜、東京で展開する豚骨ラーメンのチェーンです。たまプラーザでは、駅から数分歩いたところにあります。

駐車場は無いので、どうしても行く回数が少なくなるんですが、たまにどうしても食べたくなるお気に入りの一つ。

同じ九州豚骨ですが、博多よりも熊本ラーメンに近い、濃厚な味わいで嬉しくなります。家系ほど脂ぎとぎとではなく、博多ラーメンよりもこくがある。焦がしにんにくの胡麻油、いわゆるマー油が全体を引き締めるポイントだと思います。

家系でもたっぷりの紅生姜を入れたくなるのですが、七志のスープには本当に紅生姜が似合います。テーブルにおいてあるトッピングをケチらず、恥ずかしがらずに使いたい。

テーブルには、他にもニンニク(絞り器もある!!)、豆板醤+長ネギもあります。個人的には、豆板醤は辛くなるだけで、豚骨との相性はイマイチと思います。

ラーメンに直接乗っているトッピングにも工夫があって、ワカメは茎ワカメで、こりこりした食感がうける。メンマのかわりは筍そのもので、こちらもアクセントとしてはグッドアイデアだと思います。