2016年12月10日土曜日

スマホが壊れた!! その2


この前スマホが壊れたという話を書きましたが、今回はその後どうなったかという話。

簡単に言うと、新しいスマホを利用して、ほぼ普通に使えるように戻りました。一安心です。ただ、最初の数日間は、データ通信ができなくて、けっこう悩みました。

とりあえず、使っていたのはXperia Z2という2014年の製品で、キャリアのdocomo。

単純に。ショップに持って行って、あーだこーだと説明すればいいんでしょうけど、修理となるとけっこう高いとよく聞きますし、実は最近流行りのSIMフリーというのにも興味がありました。

そもそも、今までは絶対!! というくらい使わないdocomoのサービスアプリがやまほど勝手に起動して、アンインストールしてもROMから勝手に戻してしまい、うっとおしくてしょうがなかったんです。

SIMフリーだと、キャリアの余計なアプリはないのですっきり。その分、メモリーも軽くなって、動きもいいと想像します。

そこで、海外版のZ2・・・ようするに、同じ機種なんですがSIMフリー版をAmazonで購入。もともと、ハード代金で7万くらいだったと思うのですが、SIMフリーだと新品で4~5万。今回は、中古で2万ちょっとです。

単純に、壊れたZ2のSIMカードを差し替えてみました。そして、本隊設定の中からリセットをして、初期状態に戻してみました。

その結果、もちろんWiFiはすぐにつながります。そして、電話番号はそのままで通話の着信・発信も問題なくできました。あっけないくらい簡単です。

ところが、データ通信ができない。つまり、WiFiがつながらない環境では、LINEのやりとりができないし、ポケモンGOも使えない!! ということで、これは困った事態です。

何度もリセットしたり、設定メニューをさがしたり、ネットで情報を検索してもよくわからない。もう、ほとんど諦めかけていたところで、ふっと思いついた。前のもっと古いスマホにSIMカードを入れてみようと。

Z2よりも古いXperiaは、この中古を購入する前の2日間くらい、緊急退避としてSIMを差し込んで使ってみたのですが、ほぼ問題なくすべてが使えました。ただ、古いので今どき動作は緩慢。

さて、もう一度古いXperiaに入れてみて、モバイルネットワーク設定を確認すると、アクセスポイント名の項目に、なんと新しい方にはなかったものが選択されていました。

docomoのSPモード用のアクセスポイントで、設定項目の値を書き出して、もう一度Z2にSIMを差し替え、新規にアクセスポイントを手作業で入力したら・・・おめでとう!! データ通信復活です。これで、外でも連絡がとりやすくなりました。

ただ、海外版のため使用できる周波数帯が多少狭いらしいので、やや電波状況は不安定な印象がありますが、実働上は困るというほどではありません。

そして自分の中では「悪名高き」docomoメールが使えない・・・ことで、基本的には自分はいいのですが、やはり使う方もいるのでできれば使いたい。

そしたら、今はdocomoメールも外部アプリで送受信が可能なんですね。Androidスマホでは標準のGmailに追加設定したら、これもいとも簡単に可能になりました。

こうなると、わざわざ機種変更とかで、高額な手数料をdocomoに吸い上げられることもなく、本体もリーズナブルな価格でキャリア独特の規格に縛られることもない・・・ということで、めでたしめでたしなのでした。